Re: DVDオーディオ 負け規格の悲哀 (@Aliciaのブログ)
親指シフトは負け規格か。
http://blogs.yahoo.co.jp/skysensorsony/5483194.html
私は かつて8mmビデオを持っていた。
私は かつてセガサターンを持っていた。
私は かつてVHDを持っていた。
私は かつて親指シフト入力ワープロを持っていた。デファクトスタンダードになれなかった悲哀。
きっと ビデオのベータマックス所持者も
その悲哀を味わったであろう。
多分 HD DVDオーナーも。
MDにDCCは規格争いをしたが、どちらも負けだな。
一瞬MDの勝ちかに見えたが 今 MDは消滅している。
親指シフトを使っている人が少ないという現状、そして、JISのような公的な規格になっていない(ただし、Nicola配列はJIS規格で参照されています)ことからすると、ここに出てくるような使われなくなった規格と比べたくなる気持ちは理解できないでもありません。
しかし、この比較は2つの点で違いがあります。
最初に、親指シフトは現在でもハードウェア(専用キーボードや専用キーボードを搭載したノートパソコン)が販売されています。つまり、現役で使えるものとして維持がされているのです。
もう一つは、親指シフトはキーボードを使った文字入力の方法という、コンピューターを使う上での最も基本的な部分に関する技術であることです。このため、技術の寿命は必然的に長くなるという特徴があります。実際、親指シフトは30年以上、その基本的なデザインを変えずにサバイバルに成功しています。この間に、例えばパソコンのOSがどんなに変わったかを考えれば、驚くべきことです。
もちろん、最初に述べた通り、親指シフトを使っている人が少なく、そしてさらに減少していくようだったら、究極的にはサバイブできません。存続のためのエコシステムをどのように作っていくかが親指シフトのコミュニティーの課題です。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
記事を引用して頂いたAliciaです。
私は親指シフト強力支持者ですよ^^
でも、負け規格だとは思っています。
投稿: Alocia | 2012/05/19 19:51
Alicia様
こちらへようこそ!
>私は親指シフト強力支持者ですよ^^
うれしいですね。これからもぜひごひいきに。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2012/05/19 19:55