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2012/04/12

Re: Japanist2003 (@ヤミヤミ≒ヨマイヨマイ)

親指シフトはワープロ時代からパソコン時代になってどのように変わったか。
http://www.crazyfenrir.com/archives/3263

やはり親指シフトを使うためには専用の親指シフトキーボードが必要だというのが、よくなかったんだろね。
ワープロ専用機のときはそこそこのシェアがあったけど、それがすたれてPCでワープロを使うようになると、専用キーボードの普及がネックになってしまった。
富士通のPCにしか親指シフトキーボードは付いてなかったし、単体で買うにしても結構高かった。
つーか今でもばか高いけど・・・

親指シフトを使うのに専用キーボードが必要かどうかというのは、親指シフトユーザーのなかでも議論があります。私自身の立場は、親指シフトを使うには専用キーボードが最も簡単だし、問題が起こりにくく、特に初心者にとっては技術的には一番ハードルが低いと思われることなどから、専用キーボードを勧めるというものです。

一方で、これは現状ではコスト的にハードルを高くしていることは確かです。コストがいくらかかってもかまわないという太っ腹な人はそうそう多くないでしょう。どのようにすればこのコストを下げられるかは親指シフトにとり大きな課題です。

ただ、親指シフトの専用キーボード自体にコストアップ要因があるということでもないと私は思います。なぜかといえば、ワープロ専用機の時代には同じ機種なら親指シフトキーボードとJISかなキーボードのどちらを選んでも価格は同じだったからです。これは教訓として覚えておいて良いものです。

パソコン時代になり、親指シフト専用キーボードは確かにJISかなキーボードに比べて高価なものになっています。でも、私は一つの事実を強調したいと思います。それは、「専用キーボードを使いさえすれば事実上どのようなパソコンでも(つまり、ウィンドウズでもマッキントッシュでもリナックスでも)親指シフトを実用的に使える」ということです。つまり、パソコン本体の選択は基本的に自由なのです。

だから、コストパフォーマンスの良いパソコン本体は自由に選べます。技術的なライフサイクルが短い本体を買い替えるのも自由です。一方で、専用キーボードは買い替えずに引き続き使い続ければ良いのです。

そして、親指シフトを使うことによるメリット(楽に早く入力ができる)は長く享受できます。

物事の選択に当たってはメリット・デメリットを細かく分析する必要があります。親指シフトに関してもそれは同じことで、なるべく広い視点で見ることが必要なのだと私は思います。

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