親指シフトを始める人がいる。親指シフトをやめる人がいる。
http://shiology.com/shiology/2011/07/2423-110630-3-4.html
4月1日に親指シフトを始めて3ヶ月。
ローマ字入力より、はるかに楽で速い。
ステキな入力方法です。
実際に入力速度を計測していませんし、調子に乗って打っていると間違えるので、トータルで本当にローマ字入力より速いかはわかりませんが、体感的には明らかに速いです。
最近、親指シフトのことをshiologyに書いていませんでしたが、それほどまでに「当たり前」になったということ。
親指シフトよりほぼ2倍の打鍵数を必要とするローマ字入力にはもう戻れません。
キーボードで、ホームポジションのある中央の段(左端に「A」のある段)だけで日本語の5割以上、その段と1つ上の段(左端が「Q」の段)を合わせると日本語の9割以上を入力できます。なので効率的だし、親指シフトを始めてから指が位置を覚えるのも速いです。
ローマ字入力から親指シフトに変えて3ヶ月での感想です。親指シフトユーザーだったらその通りと感じるところが多いのではないでしょうか。
入力速度に関しては公平な条件の下で客観的な数字を出すための実験はあまりされていないので、いきおい、断片的な情報やユーザーの感覚に頼らざるを得ないところがあります。私の個人的な感覚ではローマ字入力に比べると親指シフトは入力速度(打鍵速度ではなく文章の仕上がりまでの速度で)3~4割早いのではないかと思います。もちろん、これは人により違いがあるはずですが、両方を経験した方はたいていの場合、親指シフトの方が速いと感じています。
それと同時に、ここにあるように実際の入力速度が分からなくても「体感的に明らかに速い」と感じるのはどうしてでしょう。私の仮説は、入力方法としての親指シフトの「自然さ」によるのではないかというものです。これは例えば、文字の出現頻度などを考慮した合理的な配列や、1打鍵が1かな文字に対応するという規則性が貢献しているのではないかということです。このあたりは、理論的に解明されているとは思えないのでさらに研究が必要かと思います。
なお、細かなことですが、「親指シフトよりほぼ2倍の打鍵数を必要とするローマ字入力」というのは少し数値が大きすぎます。文字部分だけを比べたら平均すれば1.7倍くらいでしょう。また漢字変換のためのキー操作(両方の入力方式で同じ回数が必要だとして)を考慮すればこの差はさらに縮まります。
ご報告 (@舟歌が聞こえる)
http://tozan28.blog.ocn.ne.jp/blog/2011/07/post_9b74.html
最近、始動スイッチオンから、画面展開の動作が非常にニブクなる。原因が、標準キイボードの打鍵を書くより早いワープロ時代からの親指シフトに変換した十年以上も古い年式のOASYSソフトのインストールファイルの荷重負担・・・
今は、寄稿の仕事も少ないし、膨大な不要なファイルも機内に溜まっているはず。
日夜よく働いてくれたパソコンを楽にしてやろうと、ソフトウエアをすべて初期化をして機内機構を原点へ戻し キイボードの打鍵をローマ字変換で再スタート・・・
打鍵が不馴れで、もう少々お待ちを・・・・・・
パソコンの機種変更や、この方のように初期化をするときは、いろいろなものを整理するチャンスです。使わなくなったソフトやファイルも整理の対象となります。ここにあるように古いソフトが仕事の能率を下げているのだったらそれもしょうがないところはあります。
でも、でも、「親指シフト」は捨てなくても良かったのでは。親指シフトはワードなどのソフトでももちろん使えます。親指シフトのためのソフトは例えばJapanist2003を使えば良いだけです。OASYS全部をインストールする必要はありません。
このような時に、親指シフトから離れて行ってしまう方がいるのは大変残念なことです。きちんとした情報が伝わっていたら結果は変わっていたのではないかと思うとなおさらです。これが親指シフトの課題なのです。
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