Re: 競技的タイピングの勧め (@電脳如是我聞 - 長尾メモ8 weblog) 他1件
親指シフトと入力スピード
http://d.hatena.ne.jp/memo8/20110301/p1
親指シフトについては散々書いているけれど、文字入力が快適になるのはいいとして、さらなる欲を抱かせるというか、まだまだ早くなれそうなバッファを感じるのが、親指シフト(や、その他オリジナル配列)の魅力。多分、現時点では、時間当たりの打鍵数は、ローマ字入力をしていた頃より、かなり少ないのだ。だから、あの頃の打鍵数まで、親指シフトで到達出来れば、それは文字数になればとんでもないことになるのではないか。そう感じる。
ところが、親指シフトはやはり特殊な方法であって、コンペティティブに遊びながら学ぶ方法が少ない。例えば、タイプウェルという著名タイピング練習ソフト(と、ランキングサイト)があるんだが、これは親指シフトではランキングに参加できない。
親指シフトの良さを説明することが難しいことはこれまで何回も書いています。理由はここにある「文字入力が快適になる」ということを他人に対して説得的に説明するのが難しいからです。個人的な感覚をうまく伝えるのは大変なことです(ただし、そのように言う人が親指シフトユーザーで多いことは、真実に近いはずだという傍証にはなるでしょう)。
だから入力スピードのような客観化しやすい指標で見せるというのも一つの考え方です。ただ、競技的タイピングの現状では親指シフトを取り巻く環境はここにあげられているように、必ずしも好意的(あるいは少なくとも公平な)ものとは言えないようです。
それでも親指シフトユーザーがこうした場所で入力スピードを試してみることは意義があることかもしれません。他の入力方法との比較ということでなくても、自分の(そして親指シフトの)ポテンシャルがどのくらいなのか、たまには気にかけてもいいのでしょう。
自分のペースで働ける喜び (@花&ロザフィ日吉教室 莵座(うさぎざ) Ogのブログ)
http://ameblo.jp/usagiza/entry-10824126021.html
私の入力中の様子を見たりキーボードの音を聞かれたりしたかたは、みなさん驚かれます。というかどん引きに近いかも。「親指シフト?あんなの競技用」などと揶揄されるくらい、速いんです。
このように親指シフトが早く入力するのにも役立つということを実際に示すことも大事なのかもしれません。考えてみると昔あった(今でもある?)ワープロコンテストでも親指シフトの速さは圧倒的だったはずです。
親指シフトの良さをどのように伝えるか、これは親指シフトコミュニティーの永遠の課題といえます。一つの正解はないかもしれませんが、できることからやっていくことが大事なのです。
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