« 2010年11月 | トップページ | 2011年1月 »

2010年12月の記事

2010/12/25

Re: 『難民探偵』 (@紙魚)

親指シフトが使いやすいのはどうしてだろうか。
http://gnxshop.blog.so-net.ne.jp/2010-12-22

親指シフトキーボードを使用していた。初めて見た。噂には聞いたことがあったけど、まさか現在も作り続けられているとは思わなかった。前世紀の遺物だと思った。前世紀でだって異物だろう。

(中略)

親指シフトを使いやすいという人は、親指シフトを使う人だ。誰だって自分が歩んでいる道がベストだと思いたいですよね。

引用部分の前半については特に言うこともありません。現在、親指シフトキーボードのことを知っている人は大変少数でしょうし、実際に販売されているということを知っている人はさらに少数だというのは間違いないでしょう。

後半については、確かに親指シフトを使わない人には親指シフトが使いやすいかどうかはわからないでしょう。しかし、次のことを考えてみる必要があります。親指シフトユーザーはほとんどの場合、親指シフトとローマ字入力を併用しています。そうせざるを得ない状況があるからです。その上で、ほとんどの場合、親指シフトの方が使いやすいと言っています。考えてみれば、親指シフトの方が使いやすくなかったら、それを捨てて多数派のローマ字入力で統一してしまえば良いわけですから。

親指シフトが使いやすいというのは理論的、実際的な根拠があることなのです。親指シフトをやめてしまえば、ハードウェアの選択などどんなに楽かもしれません。OSのバージョンアップのたびに親指シフトが使い続けられるかどうかはらはらするなどといった苦労とはおさらばできます。それでも親指シフトを使い続けることを選択している人が多くいるのです。この「事実」の持つ意味は大きいのです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/12/13

Re: Ubuntu10.10セットアップ (@日記風の近況報告)

親指シフトとUbuntu10.10
http://tobiuofeiy.exblog.jp/15102521/

思ったよりも軽いOSで、OS動作の設定を軽くすれば5年以上前のPCでも十分動かせそうです。あと、長年愛用している入力方式の親指シフトが、何も設定 せず標準で入っているところがすごい!(iBus+Anthy)。iBusの設定メニューから言語バーを表示させる設定へと変更して、更に言語バーの 「R」というボタンを押して入力方式を親指シフトへと変更すればOKでした。

これはもしかしたら親指シフト on Linux向きなのかもしれませんが、そっちではもう書いているし、せっかくブログに書いてくれた人がいるので、こちらに載せておきます。

そうなんです。最新のLinuxの各種ディストリビューションで採用されている日本語入力プログラムiBus-Anthyでは、とても簡単に親指シフトが使えるようになっています。ここで引用されているUbuntu10.10でもFedora14でも問題なく親指シフトが使えます。

これがもっと知られるようになったら、親指シフトのためにもリナックスのためにも良いことだと思うのですが、このことを意識している人は残念ながらまだ少ないようです。

親指シフトの倉庫でも言っているのですが、親指シフトが使える環境は昔に比べれば広がっています。そして、ここにあるように、いろいろな意味でユーザーフレンドリーになってきています。これこそが親指シフトの素晴らしいところだと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年11月 | トップページ | 2011年1月 »