Re: Intelマック(SnowLeopard)で、富士通の親指シフトキーボードが使えた!(@思い沙汰)
親指シフトは細かいところまで考えられている。
http://senzaki.blogspot.com/2010/08/intelsnowleopard.html
しかしとにかく、ほんとうにローマ字入力というのは鬱陶しい!
日本語をいちいちローマ字に頭の中で変換しなけりゃいけないし、特に面倒なのは、「、」と「。」が右下隅に隣り合って位置していること。
すごくよく使うのに、右下隅で、しかも隣り合っているとはなんたることか。
(親指シフトでは、右上と左上の打ちやすい位置に分かれています)
親指シフトの良さについてはこれまでもずっと述べてきていますが、ここで少し細かいところについて考えてみます。上記の引用のうち、「、」と「。」の位置についての記述は、親指シフトについての議論されるときにもあまり触れられることがないところの様な気がします。
確かに、ローマ字入力の場合、句読点を入力するのに「,」と「.」を使うわけですが、これが隣り合っていて、しかも、使いにくいと考えられるキーボード下段で中指と薬指という、どちらかといえば区別しにくい指で打鍵しないといけません。私の経験でも、結構うち間違えることがあるような気がします。
キーボードの打ち間違いがどのような場合に起こるかについて、そんなに詳しい訳ではありませんが、こと句読点について言えば、上記の引用にもあるように親指シフトの方が打ちやすいと思います。
もう一つ、句読点に関して言えば、親指シフトは打鍵で「、」と「,」、「。」と「.」が区別できます。ですから、これらに関してはかな漢字変換の対象とする必要がありません。これら4つの記号が出てくる文書を作る場合には、大変ありがたく感じます。これは親指シフトの隠れた大きな利点と言えます。
親指シフトはその他にも日本語で良く使う記号(~や二重かぎかっこなど)がワンタッチで入力できるようになっています。
これらはコンピューターで日本語を入力する技術について根本から検討したからこそできたことです。間に合わせで済ませないという、親指シフト関係者の強い意志を感じ取れます。
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コメント
はじめまして。記事で取り上げていただきました「思い沙汰」の書き手です。
このたびはコメントありがとうございました。
マックで親指シフト、という実に狭き門を通っている私としては、当然のごとく様々な情報を調べてきていますので、ぎっちょんさんのお名前は知っておりました。
何やら、有名人とコンタクトできたような、嬉しい気持ちです。
今後とももろもろ、よろしくお願い致します。
投稿: 先崎 | 2010/08/14 01:26
先崎さん、いらっしゃいませ。
私は現在はマックを使っていないので分からないのですが、みなさんいばらの道(笑)を通っているようですので、先崎さんの記事も大変役立つものとして感謝している人がいると思います。
「有名人」と言われると面はゆい限りで、単なる「親指シフトのセールスマン」として扱っていただけたらと思います。今後もよろしくお願いいたします。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2010/08/14 09:46