Re: 2010/07/13:ニホンゴ、ダイジョーブ?(@Android★SQUARE)
親指シフトが普及しないのはどうしてなのか。
http://blog.livedoor.jp/an_square/archives/51488256.html
たとえば親指シフトキーボードなんて覚えると入力が楽しいなんて話は聞くけど、今は使う事すらできませんからね。
これはイカンですよ。
(「親指ぴゅん」とかで強引にやる方法もあるけどね。)【補足】
アクセスさんにて親指シフト関連機器を取り扱っています。
「使う事すらできない」というのはちょいと言い過ぎだったようです。正直言って今の劣悪な日本語入力環境は、技術者の怠慢が招いた事態だと思う。(もちろん何もしていなかった訳ではない事は重々承知の上での発言です)
補足で書かれている通り、親指シフトはいまでも使うことができます。私が指摘したわけではありませんが、補足を書かれたことに感謝します。もちろん、使われているといっても親指シフトが普及していないのは私も認識しているし、それは残念なことだと思います。
ただ、親指シフトが普及しないことを含めて、今の日本語入力環境が劣悪であるのがどこに原因があるかというと、ここで書かれているような「技術者の怠慢」とすることには違和感があります。物事が普及するということは社会で受け入れが進むことです。それはすぐれて社会的な現象であり、技術の問題だけではないと私は考えます。
技術者としても、社会が欲しがっていないと思うようなものを作ることはやりたくないはずでしょう。
親指シフトが普及しないのは技術的な問題ではなく、社会がそれを受け入れるという態勢になっていないからなのです。もちろん、それは売り込みがうまくなかったということもあるでしょう。富士通以外のメーカーでの採用が進まなかったこと、規格(JIS)化ができなかったことなど、今から言えば後知恵のそしりは免れませんが、もっとうまくできなかったのだろうかと思うこともあります。
親指シフトが普及しないのは技術の問題ではなく、社会的あるいは、 -あえてこういう表現を使いますが- 政治的な問題なのです。だからその解決には技術以外の面での知恵が必要なのです。
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