Re: 専用キーボードの重要性 (@総角)他1件
親指シフトにおけるキーボード
http://agemaki.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-e088.html
現在はエミュレータ使って親指シフトする人が多いのでしょうけれど、親指の位置は専用キーボードじゃないと使いにくいと思います。
専用キーボードの親指キーは親指の微妙なずれを考慮した大きさになっていますから、他のキーボードではこのあたりは制約になりそう。
親指シフトを使って入力をするのに専用キーボードを使うかどうかは大きな選択肢といえます。特に親指シフトのシェアが少なく、専用キーボードの選択肢が限られ、値段も高いという現状では自分で使うにしても人に勧めるにしてもある程度(かなり?)の決心がいるのは確かです。
右手関節,右指が痛い.(@Doctor's Blue -医療崩壊先進県,シニアキャリア-)
http://blog.goo.ne.jp/medicalgaia/e/63db9bf96ee0ef9b744c2b6e722eb0da
それで,さらに考えていた親指シフトキーボード
これはソフトでも変えられるが,これだけ,朝から晩まで打ちまくると
それ用のキーボードがあったほうが良い.USBでつながるものが一応出ている.
金に糸目は全く付けないので,すぐさまオーダーした.
今のキーボードも18000円したが,それより1万円高い.
とはいえ、状況が許せば専用キーボードを使う環境を用意することも必要ならばやる親指シフトユーザーも多いでしょう。
自分が使うキーボードをどれにするかは個人的な選択ですから他人がとやかく言う問題ではありません。人にアドバイスを与える場合でも、間違いがないように説明した上で最終的にはユーザーの選択に任せれば良いわけです。
私自身が、親指シフトを使いたいと考えている人(特に初めて親指シフトにトライしようとしているような人)からキーボードをどうしたら良いかと聞かれた場合はおそらく次のように答えるでしょう。
「親指シフトは現在、使っている人が大変少数派なので、使おうと思えばそれなりにやらならければならないこと もあるし、妥協をしないといけないこともあることを最初に理解しておいてください。
親指シフトの入力方法は人間の生理的構造に素直なように考えられているので、本来は専用キーボードを使うのが一番良いのですが、残念ながら選択肢が少なく、値段もそれなりにします。また、将来も専用キーボードが販売され続けられるか保証があるわけでもありません。
このため、専用キーボードではなく、普通のJISキーボードを親指シフト用に流用する方法が開発されており、それを使っ て親指シフト入力をしている人も多くいます。既に述べた通り、親指シフトを実現するには専用キーボードが一番良いと私は信じていますし、コストだって親指シフトを使えるようになることで取り返せると思います。
なるべく簡単、手軽、安価に親指シフトを試したいというのだったら、JISキーボードを使って親指シフトをやってみるというのも手かもしれませんが、それがあまり快適でなかった場合は、もしかしたら、それは使っているキーボードのためかもしれません。私がお願い したいのは、完全に性能が発揮できない状態で使って良くなかったからといって、親指シフトという考え方が間違っていると言ってほしくないのです。」
これだと少しハードルを高くしているのではないかという気もしますが、私の基本的なスタンスとしてはより長期的に見て親指シフトに対する理解を高めることに力を振り向けたいのです。このようなやり方が親指シフトコミュニティーとして望ましいものかどうかは分かりません。ただ、私の率直な気持ちは、キーボードの選択という問題で親指シフトに対する評価を落とすようなことはしてほしくない、ということなのです。
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コメント
専用キーボード脱落かも……。
実は、メンブレンの打ち過ぎで、腱鞘炎になってしまいました。かなりハードなお仕事でしたm(_ _)m
メンブレンのタッチは好みでしたので、愛用していたのですが、こんな所に職業病とは……正直、泣けます。
東プレさんにお願いしましょうかぇ。
取り敢えず、B下のスペースを二分割で。
投稿: 門松一里 | 2009/12/26 00:11
本当に親指シフトが必要なら、専用キーボードを購入すべきだと思います。
28000円は高いと思いますが、普通に使っていれば、5、6年は持ちます。
しかも、キーボードは規格が廃れて使えなくなるということは、ないので安心して使えます。
5年使うとして、1日平均15円。
そう考えれば、購入のハードルは低くなるのではないでょうか。
投稿: 顔のない旅行者の日記 | 2009/12/26 19:26
門松一里さん
腱鞘炎とはつらいですね。具体的にはどのキーボードでしょうか。私は最近FMV-KB232をメインで使っています。これもメンブレンだと思いますが、キーのタッチも軽く、とてもよくできていると感じています。機会がありましたらお試しください。
顔のない旅行者さん
このあたりの計算は確かにおっしゃる通りですが、それでも結構納得して買ってもらうのは至難のわざではないかと感じています。何か良い宣伝方法はないですかね。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2009/12/26 22:01
FMV-KB231です。タッチは最高に合っているのに残念です。
232も検討していますが、リベルタッチの様に、ラバーを簡単に交換出来るのでしょうか。宜しければご教授下さいませ。
前にスタッフ用にリベルタッチを買ったのですが、音が気に入りませんでした。
追補ですが、マウスも使えなくなり、タッチパッドにしました。
投稿: 門松一里 | 2009/12/27 05:11
>232も検討していますが、リベルタッチの様に、ラバーを簡単に交換出来るのでしょうか。
交換用のラバーは用意されていません。ただ、リベルタッチと基本的なところは同じなのではないかと思いますから交換部品を調達できれば交換することは可能かと思います。なお、232については一番軽いタッチのラバーを使っていると聞いたことがあります。実際、232を使っていると大変軽く打鍵できます。この軽さの良さが分かるのは親指シフトをよく知っている人だけだと思います。
打鍵のタッチは個人差あるいは好き嫌いが大きいので、実際に試されることをお勧めします。東京付近でしたら表参道のアクセスにあります。社長さんに会えれば懇切丁寧に教えてくれると思いますよ。
>追補ですが、マウスも使えなくなり、タッチパッドにしました。
トラックボールもあるかもしれません。私は左手でトラックボールを使っています。これは232の右側部分がテンキーなどで大きくなり右手でマウスを操作するのがやりにくいことが原因ですが、左手での操作も少し慣れれば大丈夫です。もし腱鞘炎が右手だけなら左手でのマウスやトラックボールの操作を選択肢に入れる手もあるかと思います。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2009/12/27 10:11
いつもありがとうございます。
参考にさせて頂きます。
投稿: 門松一里 | 2009/12/28 00:08
偶然ですが、この記事で引用している医師の方は、左手でのマウス操作を考えているようです。これも参考になると思われます。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2009/12/28 09:33
感謝です。
左も試しましたが、ある一定量を打つと、両手ともNGですね。均等に動きません。
取り敢えず、紹介して頂いた232を試してみます。
投稿: 門松一里 | 2009/12/28 12:30
あまり無理をなさらないように。
232を試して落ち着かれたら感想などお聞かせください。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2009/12/28 16:13