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2009年12月の記事

2009/12/25

Re: 専用キーボードの重要性 (@総角)他1件

親指シフトにおけるキーボード
http://agemaki.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-e088.html

現在はエミュレータ使って親指シフトする人が多いのでしょうけれど、親指の位置は専用キーボードじゃないと使いにくいと思います。
専用キーボードの親指キーは親指の微妙なずれを考慮した大きさになっていますから、他のキーボードではこのあたりは制約になりそう。

親指シフトを使って入力をするのに専用キーボードを使うかどうかは大きな選択肢といえます。特に親指シフトのシェアが少なく、専用キーボードの選択肢が限られ、値段も高いという現状では自分で使うにしても人に勧めるにしてもある程度(かなり?)の決心がいるのは確かです。

右手関節,右指が痛い.(@Doctor's Blue -医療崩壊先進県,シニアキャリア-)
http://blog.goo.ne.jp/medicalgaia/e/63db9bf96ee0ef9b744c2b6e722eb0da

それで,さらに考えていた親指シフトキーボード
これはソフトでも変えられるが,これだけ,朝から晩まで打ちまくると
それ用のキーボードがあったほうが良い.

USBでつながるものが一応出ている.
金に糸目は全く付けないので,すぐさまオーダーした.
今のキーボードも18000円したが,それより1万円高い.

とはいえ、状況が許せば専用キーボードを使う環境を用意することも必要ならばやる親指シフトユーザーも多いでしょう。

自分が使うキーボードをどれにするかは個人的な選択ですから他人がとやかく言う問題ではありません。人にアドバイスを与える場合でも、間違いがないように説明した上で最終的にはユーザーの選択に任せれば良いわけです。

私自身が、親指シフトを使いたいと考えている人(特に初めて親指シフトにトライしようとしているような人)からキーボードをどうしたら良いかと聞かれた場合はおそらく次のように答えるでしょう。

「親指シフトは現在、使っている人が大変少数派なので、使おうと思えばそれなりにやらならければならないこと もあるし、妥協をしないといけないこともあることを最初に理解しておいてください。

親指シフトの入力方法は人間の生理的構造に素直なように考えられているので、本来は専用キーボードを使うのが一番良いのですが、残念ながら選択肢が少なく、値段もそれなりにします。また、将来も専用キーボードが販売され続けられるか保証があるわけでもありません。

このため、専用キーボードではなく、普通のJISキーボードを親指シフト用に流用する方法が開発されており、それを使っ て親指シフト入力をしている人も多くいます。既に述べた通り、親指シフトを実現するには専用キーボードが一番良いと私は信じていますし、コストだって親指シフトを使えるようになることで取り返せると思います。

なるべく簡単、手軽、安価に親指シフトを試したいというのだったら、JISキーボードを使って親指シフトをやってみるというのも手かもしれませんが、それがあまり快適でなかった場合は、もしかしたら、それは使っているキーボードのためかもしれません。私がお願い したいのは、完全に性能が発揮できない状態で使って良くなかったからといって、親指シフトという考え方が間違っていると言ってほしくないのです。」

これだと少しハードルを高くしているのではないかという気もしますが、私の基本的なスタンスとしてはより長期的に見て親指シフトに対する理解を高めることに力を振り向けたいのです。このようなやり方が親指シフトコミュニティーとして望ましいものかどうかは分かりません。ただ、私の率直な気持ちは、キーボードの選択という問題で親指シフトに対する評価を落とすようなことはしてほしくない、ということなのです。

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2009/12/19

Re: Baidu Typeと親指シフト (@アニすじ)

コンピューターを使う作業で親指シフトをどのように位置づけるか。
http://anisuzi.blog81.fc2.com/blog-entry-65.html

Baidu Typeで親指シフト入力を行うことは、今のところ全くできないようです。

Googleに続いてBaidu (百度) も日本語入力プログラムを発表しました。私自身はGoogleもBiaduも検索ではしょっちゅう利用していますが、両方とも日本語入力プログラムは使ったことがありません。

今のところ両者とも正式に親指シフト入力をサポートしていませんし、ユーザーによるさまざまな実験でもうまくいったりだめだったりと結果は両方のようです。そんなわけで、今のところ様子見といったところで、正式対応されるのを期待しています。

立て続けに日本語入力プログラムの話題が出てきたこともあり、私はコンピューターを使った作業の中で日本語入力や親指シフトをどのように位置づけるべきかについて考えてみました。

技術的に複雑なシステムを見通しよく効率的に運用しようとする場合、何らかの構造化ないしモデル化をすることがあります。

例えば、コンピューターにおける通信機能を理解するために、必要な技術を階層構造にしたOSI参照モデルhttp://ja.wikipedia.org/wiki/OSI%E5%8F%82%E7%85%A7%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%ABというものがあります。

これは、各層間のインターフェースを定義することで、層間の互換性を維持することを目的としています。これがあると層内ではさまざまな技術が競争することで技術革新が促される効果が期待できます。

OSI参照モデルでは、コンピューターが持つべき通信機能を次の7層に分けています。

第7層 - アプリケーション層
第6層 - プレゼンテーション層
第5層 - セッション層
第4層 - トランスポート層
第3層 - ネットワーク層
第2層 - データリンク層
第1層 - 物理層

ここで気づくのは、下部にある層ほどインフラ的要素が強くなることです。

通信技術の実際の運用では、必ずしもこの構造に沿ったものになっているわけではないようですが、このように層別構造の概念を導入したことで、技術の開発は層の上下とのインターフェースの適合性だけ確保すれば良いので容易になることが期待されます。

これを真似して私は、コンピューターで文字入力が必要とされる作業(文字入力が必要ない作業とはどのようなものでしょう)について、それがどのような構造になっているかについて以下のようなモデルを考えました。

第3層 アプリケーション
第2層 文字入力
第1層 OS

これはほぼ妥当なものとして受け入れ可能なのではないかと思います。その上で、文字入力に関しては次のような2層分割を考えました。

第2上層 漢字かなまじり文作成
第2下層 キー入力

このようにした場合、各層での技術や製品の例をあげると次のようになります。

第3層 ワード、一太郎、エクセル、ブラウザ・・・
第2層 Japanist、MS-IME、ATOK、Scim-Anthy・・・
第1層 ウィンドウズ、マッキントッシュ、リナックス・・・

親指シフト自体はこの構造化では第2下層に属するものでしょう。いわゆる親指シフトのエミュレーターはこの層の技術です。Google日本語入力やJapanist、携帯電話入力での予測変換自体は第2上層の技術です。

すでに述べたようにこうした構造化の良いところは、各層間のインターフェースの整合性だけを確保しておけば、技術的改良は一つの層の中だけで考えればよいことです。技術のユーザー側から見れば、一つの層での優れた技術を使いたいと思えば、それは上下層にあるどの技術とも組み合わせ可能なことです。

だから、親指シフトが良いと考えるユーザーは、どのアプリケーション、どのOSでも親指シフトを使いたいのは道理に適っています。

親指シフトの歴史は、上記のような意味で親指シフトが使えるところを拡大してきた歴史なのではないでしょうか。専用日本語ワープロの世界は第1層から第3層までそれぞれ一つずつを選んで選択の余地がありませんでした。それが今では、一つのOSでは親指シフトを実現する仕組みができていれば、事実上すべてのアプリケーションで親指シフトが使えます。使えるOSが増えてきて、事実上すべてのパソコンで親指シフトは使用可能であることもこれまで何回も言ってきました。

日本語入力の問題を上記のような枠組みで考えると見通しが良くなると私は考えます。そのことは日本語入力への関心、そして親指シフトへの評価を高めるものだと私は信じています。

さて、上記を述べた上で、もう一つ考えたことがあります。Google日本語入力のトップページhttp://www.google.com/intl/ja/ime/には以下のような画像があります。

Macwin これを見ると、ウィンドウズとマッキントッシュの違い(ウィンドウのデザインなど)を除くと、同じものになっています。つまり、Google日本語入力を使うユーザーはOSにかかわりなく文字入力では同じインターフェースで仕事をすることになるわけです。

こうした例は他にもあげることができます。ジャストシステムは日本語入力プログラムのATOKをウィンドウズだけでなくマッキントッシュ、リナックスでも提供しています。基本的にはどのOSでも同じ日本語入力のインターフェースを使うことができるわけです。これは日本語入力という技術を提供する会社としての見識だと思います。親指シフトを正式にサポートしてくれればもっと良いんですけどね(笑)。

そういう意味では、日本語入力の問題は実はOS等よりも重要な問題で、インフラ的要素が強いと言えるのではないでしょうか。だから、私の考えた構造でも、実は文字入力はOSの下に置いた方が適切なのかもしれません。

私の考えたモデルが現実をうまく反映しているかどうかはよく分かりません。でも、こうしたことを考えるきっかけを作ってくれたという意味でGoogleやBaiduには感謝します。

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2009/12/11

Re: ローマ字入力(@altocicadaの独り言ち・・・ 《私と書いて「わし」と読みます》)

文字入力と言語の構造、思考の構造
http://d.hatena.ne.jp/altocicada/20091209/1260370181

ローマ字入力に対する不満に関して、

・頭の中で一旦仮名にしたものを、再びローマ字に分解するのが無駄。

てのがあるけど、自分ではそんなこと経験したことはないし、実際に普段付き合う人間の口からも、そのようなことは聞いたことがない。なので、この議論は怪しい。

・・・・・・というのは、よく聞く話で、自分ももちろんこのように考えていたわけだが、

・では、ローマ字入力をしている時に、ローマ字で考えているかといえば、それは違う

のだ、ということに気づいた。

キーボードによる文字入力の成果物は文字の集合としての文章です。文章は論理的な構造だけでなく、その言語に特有の表記システムという構造に制約されます。

頭の中で考えたことが最終的に文章になるまでの過程が実際どのようなものであるのかは脳科学などの分野で研究されているのだと思いますが、実のところどうなのかについて決定的なモデルというのは難しいのではないかというのが私の素人考えです。

その中で言語の表記システムと入力システムの関係だけをとってもさまざまな可能性があるのではないのかなと私は考えています。表記システムの考え方は言語によりさまざまですから、使いやすい入力システムというのもいろいろな考え方があり得るのではないでしょうか。

上記引用にある、ローマ字入力の際に頭の中でローマ字への分解をしているかという議論も、そうした考え方の多様性やモデル化の難しさというのを反映しているのだと思います。

私はこのブログやさまざまなところで親指シフトについて書いてきましたし、いくつかの言語について親指シフトを応用した入力方法の試案を考えてきました。こうした中で、言語の構造と入力方法をどのように関連づけるのかについても、いくつかアネクドタルな例について考えたことがあります。

以下にそうした例を掲げます。いずれも結論めいたものがあるわけではないので、議論のネタとして考えてください。

1. スペイン語のñ(エニェ、nの上にティルダがついたもの)には独立のキーは必要か

私の記憶では、スペイン政府はキーボードの規格を決めるに当たってñが独立のキーであるとの項目を入れようとして、他の国からの大きな反発を受けたということがありました。最終的な決着がどうだったか知らないのですが、現在普通に使われているスペイン語配列では、ñは独立した地位を与えられているようです。

私がスペイン政府の議論でおかしいなと思うのは、chやll, rrについて同じ議論がされなかったことです。これらの文字の組み合わせは、そんなに昔ではない時期まで、スペイン語では一つの文字として扱われていました。少し古いスペイン語の辞書では、chやllが一つの項目として、aやbと同様の扱いを受けています。

だとしたらこれらについてもñと同様に独立のキー位置を与えるという議論があっても良いはずではないでしょうか。すなわち、一つの音素を表す文字には一つのキー位置を与えるという原則を貫くのだったらそうした議論があるべきなのです。

2. 日本語の表記がローマ字だったら「かな」入力は有効かという思考実験

日本語の表記がローマ字だったら(つまり、かなや漢字がない)、キーボードのキーには現在使われているJISキーボードや親指シフトキーボードのような「かな」を書くことはできません。

しかし、現在通用している日本語表記において、かなをローマ字にするルールは(訓令式やヘボン式といった違いを除けば)一意に決まっているので、「かな」入力をすればローマ字表記がディスプレーに現れるというやり方もできるはずです。つまり、現行のローマ字かな変換の逆をするわけです。

こうすれば、ローマ字を入力するのにアルファベットをいちいち打鍵しなくたって、1.7倍(笑)の速度で日本語(ローマ字表記の)が入力できるわけです。

この入力方法は自然で合理的でしょうか。

3. フィンランド語の重母音、重子音

フィンランド語の表記では、同じ母音を続けると長母音を表すことになっています。同じ子音を続けると日本語の促音と同様の音を表すことになっています。

フィンランド語の入力方法は「一文字一打鍵」となっているので、重母音や重子音では同じキーを続けて二回打つ必要があります。

ここで考えたのは、もしフィンランド語の表記で重母音や重子音が別の文字で書かれるようだったらどうなのかということです。例えばaaの代わりにā (aの上に横棒)としたり、あるいはもっと端的にまったく別の文字を使うことにしてしまうということです。

ここでキーボード入力において、こうした文字に独立したキーをアサインできたら、この新しい表記システムにおいても「一文字一打鍵」の原則が維持できます。

私はこれに注目して、こうした重母音、重子音を親指シフトを利用してワンタッチで入力できる方法を考えました。これにより、打鍵数の節約や同じキーの連打という使いにくい指の動きの削減を図りました。

問題はこれが現行の表記システムの中で自然なものかということです。一打鍵で2文字 (aaとかkk) がディスプレーに現れることは違和感を生むのではないかという疑いです。

一方で、音韻的に見ると一つの音素に一打鍵が対応しているわけで、その意味では「しゃべるリズムに同期している」ということも言えるのではないかという気がしています。

この方法は使いやすいのでしょうか。

これらは、思考の構造と入力方法の関係を考える面白い材料になるのではないかと思います。何らかの結論を出すには至りませんが、こうしたことを考えるきっかけには親指シフトという技術があったのです。

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2009/12/05

Re: Googleが日本語入力!?(@おくまの部屋(本館))他9件

親指シフトユーザーの反応は速い。
http://okuma-room.cocolog-nifty.com/okuma/2009/12/google-abfc.html

さて、親指シフトは使えるかな?

ダメ。親指ヒュンQは機能しない。

Googleが新しい日本語入力ソフトウェアを12月3日に発表しました。

思いどおりの日本語入力 - Google 日本語入力
http://googlejapan.blogspot.com/2009/12/google_03.html

私の知る限り、このようなものが出てくるということは聞いたことがなかったので突然現れたという感じです。これはおそらくみんな感じているようです。

日本語入力といえば親指シフト(笑)ということで、このことを考えずにいられないのが親指シフトユーザーです。さっそく、いろいろな方が試してその結果をブログに書いています。以下の引用はそれらの一部ですが、今のところ、使えるというのと使えないという結果が混ざっているようです。以下、順不同で引用のみです。

グーグルがやりおった。(@チームバラエティーなblog)
http://baranaheya.blog66.fc2.com/blog-entry-1167.html

親指シフト入力も可だったので、普通に使いこなすことができる。

Google日本語入力 β版(@Noriyukiのblog)
http://noriyuki.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/google-e507.html

メインマシンでも親指シフトキーボード使ってなかったら使うんだけど(^^)

Googleが日本語入力ソフト発表!(@作る人(つくるんちゅ)日記)
http://making.ti-da.net/e2598072.html

残念ながら、僕は親指シフト派なので、メインでは使えないけど、沖縄の人にお勧めです。

Google 日本語入力 がリリースされました(@good days bad days)
http://blog.toming.jp/2009/12/google.html

Macで親指シフト入力を実現するTESLAとの組み合わせでも、いまのところ問題はでていません。

Google日本語入力を使ってみました(@ネットショップ開業講座!ヤフオクからショップ運営まで全部解説します)
http://ameblo.jp/tomiilife/entry-10403523685.html

私の場合は、親指シフト入力をエミュレートしている関係で、うまく動作してくれませんでした。

google日本語入力を試してみた?(@月猫ツーリスト 高速移動テレポート店)
http://d.hatena.ne.jp/Lunacat/20091204/1259947964

う~ん,親指シフト入力がデフォルトの私の場合,「かな」キーで変換できるようにしないと困るんだよなぁ.あと,Teslaのキー配列定義をいじらないと,数字の入力がもしかして困難?.ちょっと面倒な状態ですねぇ…….

12月 4日(金)〜NHK生活ほっとモーニング出演(@勝間和代公式ブログ: 私的なことがらを記録しよう!!)
http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/private/2009/12/12-4-727a.html

おおーーーーー、親指シフト、Google日本語+親指ひゅんでも、できました。一度ブラウザを閉じて、親指ヒュンも閉じて、そして、どちらも立ち上げ直したら、ばっちりです。

技術的に親指シフトが使えるかどうかを判断する能力は私にはありません。ただ、少し思ったのは、コンピューターを使う作業の中で文字入力の占める役割が重要であるにもかかわらず、その位置づけがあいまいなままになっているのではないかという疑問です。

コンピューターを使う場合、どのような作業をするにしてもおそらく文字入力という作業がないことは少ないと思います。そうだとすれば、どのような作業をする、どのようなアプリケーションを使う、どのようなOSで仕事をするということにかかわらず、同じ使い勝手で快適に使いたいということなのではないでしょうか。これは実際には実現されていないと思います。

この新しいGoogle日本語入力はウィンドウズ、マッキントッシュで使えるようで、リナックス用も開発中とのことです。これらが同じような使い勝手になることを期待しますし、同じように親指シフトが使えるようになることを期待します。

私は何度も書いているのですが、親指シフトはOSの違いを越えて有効な技術であり、実際にどのOSでも使えるように進んできました。これまで親指シフトの歴史は使える環境を増やしてきた歴史とも言えます。Google日本語入力の考え方はこれと親和性があると言っていいでしょう。

Google日本語入力で親指シフトが使えるようにする方法は、おそらく誰かが考えてくれるでしょう(笑)。そのように願っています。

もちろん、願っているだけでは物事は進まないのも世間の道理です。何らかの行動を親指シフトコミュニティーでとることが大事なのです。

ということで、以下のGoogle日本語入力ヘルプを活用しましょう!

親指シフト入力への対応

http://www.google.com/support/forum/p/ime/thread?tid=37a72d64f8d058e1&hl=ja

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