Re: ポメラの新製品は、物書きがターゲットだそうだ(@telecom89)他1件
親指シフトの実現が難しい状況とは。
http://kuribayashi.way-nifty.com/blog/2009/11/post-55c5.html
さらにもう1つ。クローズドのシステムだから、親指シフト化は無理でしょう。「親指何とか」というソフトで、対応できたらいいのにね。
MacでUSキーボードで親指シフトはできない...のか?(@トキメかなくっちゃヤなんだもん!)
http://pinkysweetymomo.blog73.fc2.com/blog-entry-31.html
MacなのにJISキーボードなんて考えられない! と見た目を優先してしまい、
親指シフト化が難しいという切ない事態が発生しています。
どちらも親指シフトにすることが不可能ないしは困難な状況のようです。前者ではキーボードが固定であると同時に、ソフト的にも変更が効かないので親指シフトにすることは絶望的なようです。後者では、ノートパソコンでキーボードを簡単には取り替えることができない状況です。
これは現在デスクトップパソコンで親指シフトを実現しようとする際の状況とは大きく異なります。
まずキーボードというハードウェアについては、容易に交換ができます。専用キーボードや、そうでないにしても親指シフトをやりやすいキーボードを選べます。
またソフトウェアが開発されれば、親指シフトを使えるようになります。実際、ウィンドウズでもマッキントッシュでもリナックスでもそうしたソフトウェアは存在しています。
ここであげたような親指シフトが実現しにくい環境をどのようにしたら変えられるのか、現在は解決方法はないと言って良いでしょう。これを変えるためには、親指シフトがもう少し社会的な力を持たないと無理なのです。
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コメント
デスクトップPCが一番使用する人が多いと思われるオフィスでの使用ですら、ノートPCに代わりつつあります。
一方、ノートPCのキーポード周辺は各メーカでけっこうバラバラになってきていて、かつ見た目重視が優先されてきています。
単体キーボードですら、スカルプチャー(曲面型)のキーボードが減って、ノートPCのキーボードを取り外したような、真っ平らなものが増えています。
わたしには、この方向性がキーボードーを使いやすくしているとはちょっと思えないのです。
今の方向は「キーボードの使いやすさは評価外になりつつある」のだろうと思っています。
例えば、学校のコンピュータ授業がノートPC化される可能性はかなり高いのですが、そういう環境で訓練されてきた新社会人はデスクトップPCを使用すること自体が「専門的な訓練を要する仕事」と捉えることになるでしょう。
まして、キーボードは使いやすい物を選ぶ、といったことも「特殊なこと」になるでしょう。
その中の親指シフトだから、これは苦戦になりますね。
全体の流れとして「日本語をドンドン書くためにもっと楽な環境にしましょうよ」という提案が通らないようなことではダメだろうと思うのですがねぇ。
投稿: 酔うぞ | 2009/11/27 08:30
今日はあまり論争になりそうにない(笑)。
ノートPCがオフィスで増えてきている理由も分かる気がします。それ一つさえ持ってくればすぐに仕事を始められるし、ネットワークは無線LAN、場合によったら電源だってバッテリーで済ませることができます。デスクトップだったらこうはいきません。電源を確保し、配線をしてモニター、マウスとキーボードを本体につないで、LANもどこかから持ってきて・・・。リプレースする時は当然、周辺機器も一緒ですから、上記作業を反対にやり直さなければならない。使い始めてからの使い勝手なんて我が儘言う奴は許さん!
とまあ、こういう具合かなと思います。
私が夢想しているのは、現在のpower supplyと同様な形でcomputing power supplyが供給され、それにヒューマン・インターフェースさえつなげば良いというインフラが整備されることです。web2.0(最近あまり聞かなくなったな)の考えでは、データやプログラムはどこにあっても良いんだから、computing powerも今の発電所の様な形で作り出せば良いわけです。それでもヒューマン・インターフェースは人から離れられないわけだから個人について回るわけです。こうした形になれば改めてヒューマン・インターフェースの重要性が認識されるのではないかと思うんですが、まあ、Dream on!と言われるだけでしょうね(笑)。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2009/11/27 18:52