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2009年8月の記事

2009/08/20

Re: 332話)親指シフト(@続・黄土高原レポート)

25年にわたり親指シフトを使っている方です。
http://blog.goo.ne.jp/takamik316/e/a4b7d3428e6d2b23a0493aca09df8815

私がはじめてキーボードにふれたのは1984年で、もう四半世紀がたちます。富士通のワープロ専用機で、キー ボードは親指シフトと呼ばれるもの。その後、パソコンになって、Macintosh、Windows、何台も何台もつかってきましたが、キーボードだけ は、いろんなソフトの助けを借りて、親指シフトでとおしています。

私が親指シフトのワープロを使い始めたのが1988年ですからそれよりずっと先輩ということになります。この間、具体的にどのようなパソコンでどのようなやり方で親指シフトを実現されてきたかはこれだけでは分かりませんが、大変なことだと思います。

この方の経験から親指シフトに関しては二つの重要なことが言えるのではないかと私は考えます。

一つは、親指シフトを使いたい人はハードやOSの環境がどのように変わろうとも何とかして親指シフトの環境を維持しようと思うほど、親指シフトに対して愛着がある。

もう一つは、親指シフトは衰退、絶滅に向かっているとときどき言われますが、実態はそうではなく、発明されてから常に使える環境が維持されてきているということです。私は常々指摘していますが、今や主要なOSでは親指シフトが使えるのです。これは事実として大事なことであると同時に、親指シフトを使えるようにしたいというユーザーをはじめとするコミュニティーの力のあらわれなどです。

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