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2009/05/23

Re: ひさびさにニコラを利用中(@落伍弟子のブログ)

体が覚えている親指シフト
http://ymiwa.exblog.jp/10943967/

わたしはもともとOASYSユーザだったので,親指シフトキーに体が慣れてしまっている。

しかし,Windows2000に変えてからニコラを止めてしまった。どうも英文字との混在文章が書きにくかったから。

(中略)

それで,久々に使ってみたんだけど,体がキー配列を覚えていることにびっくり。

どの位の期間、親指シフトを使っていなかったのかは分かりませんがWindows2000ということからすると、大分前なのかもしれません。そんなに間が空いていても、ふたたび使おうとすると体が覚えていたことは驚くべきなのはその通りだと思います。

これが親指シフトだけに限った話なのか、あるいは、この方だけの特別の事情があるのか、例えば親指シフトを覚えるためにかなりの努力をして使えるようになり、さらに親指シフトもかなり集中的に使ったことがあるからなのか、等は分かりません。

もし、それが親指シフトに限ったことで、そうした体験が多くの人に共通のものであるとすれば、その原因は親指シフトに備わった本質的な使いやすさのためかもしれません。それを厳密に確かめる術はありませんが、こうした経験をしている人がかなりいる(私が見る限り)ということは、少なくとも日本語入力において親指シフトが占めていた場所の大きさを示しているのだと思います。

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コメント

トラックバックありがとうございます。
このコメントもニコラを使って書いてます。パソコン通信は,ずっとOASYSの通信機能を使っていました。だってチャットしやすいし。
 Office97ころからローマ字入力になりました。ですから,10年くらい親指シフトは使ってないのに,なぜか使えるのです。ニコラ配列ってキーボードの刻面を見て使えないでしょう?でも普通に使えるのには,本人の方が驚いてます。
 私にはローマ字入力を(持ってないけど)刻印の無いHHKはできないと思います。だけど,なぜかニコラはぜんぜん苦にならないのです。
 自転車の乗り方は体が忘れないといいますが,それと同じなんでしょうね。

投稿: 落伍弟子 | 2009/05/24 02:34

落伍弟子さん、いらっしゃいませ。

親指シフトは基本的にキーボードの刻面を見ずに使うタッチタイプを前提にしているのだと思います。もちろん、ローマ字入力やJISかな入力でもタッチタイプができないわけではないですが、そもそもの設計思想としてタッチタイプを意識している度合いは親指シフトが一番高いのだと思います。

自転車との比較は当たっていますね。「体で覚える」というのは今時あまりはやらないのかもしれませんが、どんな時代でもそのような技術はありますね。

投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2009/05/24 08:59

親指シフトには「速い」というメリットがあります。文章作成速度です。でも、それ以上に「ストレスが少なく自然体で打てる」というメリットの方が大きいと自分では思っています。FMV-S8380/Sがでましたね。うー、また欲望が。

投稿: 空気をすうように | 2009/06/04 20:55

空気をすうようにさん
出張に行っていて返事が遅くなりました。
「ストレスが少なく自然体で打てる」というのはまさしくその通りです。ただ、これはセールストークにはなりにくいのが困ったところです。「速い」のも自然に打てるから、ということなのだと思います。

投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2009/06/10 22:42

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