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親指シフト専用キーボードが一つ生産中止のようです。
http://noporu.at.webry.info/200812/article_3.html
ぼくが今使っている親指シフトキーボードは富士通のFKB8579-661EVっていうやつだが、これがどうやら生産中止になったらしい。
12月12日現在でここだとあと43台しかない。しかも「後継商品の予定はありません」って。キーボードが壊れたらどうしようっていう不安より、富士通に切り捨てられつつあるんじゃないかという悲しみの方がはるかに大きい。
このキーボードは私も二つ持っていて子供用のパソコンとリナックスを入れたパソコンにつなげて使っています。これが製造中止になり、全部売れてしまったら、壊れても同じもので取り替えることはできなくなります。
これは残念なことですが、1ユーザーとしてできることはあまりないのも事実です。せめて、後継機種が出るようにと望むよりないのですが、そのためにも親指シフトを使う人が減らないようにできる限り宣伝に務めたいと思います。
前から思っているんだが、ATOKあたりに親指シフトエミュレーション機能をつけられないものか。MS-IMEとの差別化もはかれるし、日本語にたいする強いこだわりをアピールできるし、いいアイデアだと思う。
(中略)
親指シフトのパテントで商売すれば、親指シフトの権利者は儲かって幸せ(このへんの権利関係はよく知らないしろくに調べてないから適当に書いてます)。
私もなぜATOKに親指シフトエミュレーション機能をつけられないのか理解できません。親指シフトを導入することとATOKの持つかな漢字変換等の機能はある意味で独立だと思うのです。実際、多くの人が親指ひゅんQのようなエミュレーションプログラムを使って親指シフトを実現しながら、日本語入力としてはATOKを使っているからです。
ATOKの側にどのような「大人の事情」があるのか私は知りませんが、もし親指シフトを使うことがATOKの機能とぶつかると思っているのなら、ぜひ認識を改めてほしいと思っています。日本語入力を楽にしたいという根本的な思いは両者に共通しているはずです。
なお親指シフトは特許による保護期間はすでに経過してしまっています。だから、使いたい人は特許に触れる心配なしに使えるはずです。さらに、親指シフトに関する権利関係は富士通から日本語入力コンソーシアムに大分前に移管されているいますので、そういう意味では、親指シフトのパテントで誰かが儲かるということにはなりません。反対に普及のための障害はなくなっていると言っていいでしょう。
FKB8579-661EVは生産終息品目に。(@雑記/えもじならべあそび(相沢かえでの無変換な水木土日記))
http://d.hatena.ne.jp/maple_magician/20081214
正直、「後継機なしの完全生産終了」になる……という最悪のシナリオにさえならなければ、それでよいです、ええ。
その通りで、とにかく後継機種が何とか出るように祈るしかない(ユーザーとしてメーカーに圧力をかけるほどの力はない)のが実情です。
ああ、何ができるんだろう。
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コメント
それこそ(もともとタッチタイプ用の配列であるだけに)NICOLAかなの刻印をプリントせずに「かな刻印レスの親指シフトキーボード」で攻めてもらおうという手もアリだと思う……のですが、NICOLAフォーラムにおける反応を拝見する限り、そういう商品はNICOLAユーザさんから望まれていないッぽいですし……むむむ。
コンパクトKBの後継機種としては、「クォリティも価格も据え置き」を狙うのは難しいのかも……というのが、個人的な感触です。
FMV-KB232にそろえる形で(コンパクトKBの試作機と同等の)USBコンパクトキーボードが出てくれればよいのですが、NICOLAフォーラムから漏れ聞こえてくる(FMV-KB232の)小ロット化生産状況から推測すると、コストパフォーマンスに優れたキーボードを望むのは難しいのかもしれません。
現実的な路線としては、価格が上がることを覚悟の上で「Libertouchラインのテンキーレスモデル」を要望するなど、小ロットでも十分に回せるような高付加価値モデルを期待するほうがよいのかも……などと考え始めていたりします。
いずれにせよ、入門用としてのキーボードが生産終了となるのは痛いんですよね……後継機が早期に出て来ることを期待したいところです。
投稿: かえで(yfi) | 2008/12/16 00:43
大中小→中小
今後は中型の「FMV-KB232」を基本に考えて下さい。
以前の様な「変換」「無変換」のキーがあるタイプは
今後、生産予定はありません。
生産中止になった小型のコンパクトタイプも
「変換」「無変換」のキーがないタイプとして
今後、販売する予定です。
(私が決めました)
大型のOASYS専用キーの付いた
「FMV-KB613」は現行型が最終予定です。
*****
エミュレーションに関しては
「大人の事情」があります。
投稿: 門松一里 | 2008/12/16 01:02
かえで(yfi)さん、門松一里さん
あまり根拠はないのですが、今後しばらく(例えば5年くらいのタームで)、613と232というラインアップでしのいでいくのかなという気がします。232は231よりは小さくなっているので、門松さんの書き方を真似れば、大中小→大(中小の間)、ということかもしれません。
このいい加減な予想を覆して「小」が別の形で復活してくれればうれしいのですが・・・。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2008/12/16 22:56