Re: チャンスは無限にある(@よしよし、それでいい)
親指シフトの活用法は?
http://qtarospice.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-e030.html
一見不遇と見えることこそ じつは大チャンス。
親指シフトがいいなら それの外国語版を考えてみてはどうかなかな。
うーむ、二つの文の関係がいま一つ不明ですが・・・。
親指シフトを日本語以外でも使ったらというのは、私の好きなテーマです。実装はどれもされていませんが、理論的な可能性としては面白いものがあります。
親指シフトは、親指と他の指との同時打鍵という考え方を新しく導入したことで、文字の入力に関する人間とコンピューターのインターフェースについてのイノベーションの可能性を大きく広げました。これを日本語に使うことだけに閉じ込めておくのは惜しいものです。
興味がありましたら、このブログの右側のリンク「ケーススタディー(日本語以外)」をご覧ください。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
すでに10ヶ国語も検討されてるんですね。
すごいなあ。
2バイトコード言語はすべて親指シフト可能性
ありということか。。
投稿: Qタロー | 2008/11/30 08:23
Qタロー様
いらっしゃいませ。
親指シフトでの日本語以外の入力については、まだ理論モデル段階です。なお、私自身が考えたのはタイ語、アラビア語、フィンランド語、ヒンディー語で、その他は別の人が考えたものです。
また、2バイトコードでないものもあります。親指シフトが有効かどうかは、それよりも書記システムや正書法がどのようなものか、また音韻規則と書記システムの関係がどのようになっているかに依存すると考えた方がよろしいようです。
いずれにせよ、こうしたことを考えるのは面白いもので、皆さんも参加してほしいなと思っています。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2008/11/30 17:09
親指シフトは日本生まれで、ローマ字入力に比べて
早く打てるのが利点ですよね。
今の入力方法より同時打鍵で入力が早くなる
言語なら適応できるわけですね。
タイ語~ヒンディー語はローマ字入力のような感じで打ってるんですかね?
投稿: Qタロー | 2008/11/30 22:37
Qタロー様
どのような言語で親指シフトを使うと効率的かというのは、いろいろな要素がからみます。また、今のところ実装がされているわけではないので、使ってみての実感というのも試せないわけです。
日本語以外でどのような入力方法なのかは、網羅的に調べてみたわけではないのであくまで印象論として言えば、いくつかのタイプに分かれるようです。
これは、そもそもの書記システムがどうであるかによるところが大きいです。
タイ語、ヒンディー語は書記システムは似ています。ラテンアルファベットとも、子音と母音を分けて書くという点で似ています。ただ、文字や記号の数が多い(ただし、大文字小文字の区別はない)ので、使いやすいところに文字を配置することができなくなっています。
アラビア語もラテンアルファベットと似ています。ただし、母音記号を省略するといったことがあるところが違っています。これも文字や記号の数が多いのが問題です。
フィンランド語は、文字は基本的にラテンアルファベット+αなんですが、音韻規則と書記システムの対応で長母音や長子音を同じ文字の連続で表示することになっていて、これはそのまま入力してはあまり使い勝手が良くないと思われます。
その他、中国語やハングルなどでも書記システムの特徴をどのようにキーボード入力に写すかという面倒な問題があります。
とりあえず、こんなところでよろしいでしょうか。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2008/12/02 00:05
ありがとうございました。
投稿: Qタロー | 2008/12/02 18:57