Re: 魅力は打鍵速度にあらず(@総角)他3件
親指シフトの魅力はどこにあるのか。
http://agemaki.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-f164.html
いきなり信じたわけではないが、親指シフトの優位性はとても魅力的だった。
打鍵速度が速い、日本語入力の過半の文字は二段目のキーに割り振られている、後退キーが近い、思考を妨げにくい。
個人的な用途では打鍵速度の速さはさほど魅力ではなかったが、思考を妨げにくいというのは強烈な魅力だった。
親指シフトのメリットを打鍵速度ばかり挙げることが多いけれど、私にとって速度競争はどうでもよろしい。
極力ホームポジションを外さない、確定を意識させない、思考を妨げない、それらを手軽に実現する方法は他にはないのである。
しかし最近出ている某記事でも速度のことしか載っていないし、みんなベンチマークテストみたいに数値競争とか数値データでの評価とかが好きなのでしょうか。
親指シフトユーザーで同じように思っている人は多いのではないでしょうか。実際、文字の入力速度は親指シフトが速いのは確かですが、それ以上に使っていて、ここに書かれているように、思考を妨げない、ということを感じる人が多いようです。これは、これまでにこのブログで紹介した親指シフトユーザーの声からも分かります。
問題は、このような感覚的な優位性は他人に説明したり、あるいは納得して使ってもらうようにするのが大変困難なことです。工夫をすれば、説得的に説明することもできるのかもしれませんが、普通は「それは使う人の感覚でしょ。人それぞれだから、それが優位だということにはならないんじゃないの。」という意見に対しては、なかなか反論が難しいものです。
それでも、親指シフトユーザーの持っている感覚というのは大事だと思います。そして、そのことをいろいろな場で述べている人も多くいるのです。私のブログでは、なるべくそうした声を取り上げるようにしています。どれだけ効果的に説得できるかは自分では判断できませんが、こうしたことの積み上げがプラスに効くことを願っています。
少々うんちく(親指シフトについて)(@ドイツの片隅にて)
http://ponpon317.seesaa.net/article/110034723.html
始めてみると、打鍵数も少なくて、キーもあちこち飛ぶことなく(アルファベットのある下3段のキーボードと親指で50音のかなが全部入力できます)、快適に入力することができました。
(中略)
ということで、かれこれもう10年くらい、ずっと親指シフトを使っています。ソフトによっては親指シフトを想定していないがためにめんどくさい手間をかけないといけない場合もあるのですが、右腕が痛くなって書けなくなっては仕方がないし、明らかにローマ字より楽で速いので。
この方は、親指シフトで入力する場合は腕が痛くなることがないとおっしゃっています。体への影響は個人差が大きいので、あまり一般的なことを言うのは間違う可能性がありますので慎重にするべきですが、このように実際の体験を書かれているのは貴重な情報です。
また、前の方の段落で書かれていることは親指シフトの特徴の説明としてはとても分かりやすいものです。
親指シフトのことをブログなどで書く人は結構います。あえて書かなくたって良いのに書くのは、使いやすさを他人にも伝えたいという気持ちだと思います。これは親指シフトにとって大事なことです。
親指シフトのシールを貼ってみた。。。(@初歩からのSOHO日記)
http://soho.cclick.com/?eid=901781
学生時代に友人がこの親指シフトタイプのワープロを持っていて、その子が信じられないぐらいの早さでタイピングしていくんですよ。
もちろん、親指シフトを使えば早く文字入力ができます。これは間違いない事実だし、親指シフトの利点を説明するときにも役立つものです。ただ、これまでに書いた通り、それだけじゃないんだよ、というのもぜひ付け加えて説明し、理解してもらった方がより効果的なのだと思います。
亡霊(@頭脳警察犬)
http://west47.blog6.fc2.com/blog-entry-463.html
関連して書くが、親指シフトキーボードがなくなったらどうしょうと恐れ慄き、一生分を買い集めたひともいると聞く。
確かにこのようにすれば、その人にとっては親指シフトを使い続けることができるかもしれません。ただ、親指シフトが使える環境を維持していくことは個人のためだけでしょうか。もっと大事なのは、コンピューターで文字を入力するという作業において、親指シフトが使える環境を維持していく、つまり、今使っている人だけでなく、未来において使いたいと思う人がでたときに使えるような環境があることが必要なのではないでしょうか。
使いやすい文字入力の環境を維持していくことは個人のためだけでなく社会的に見て利益のあることです。それならば、そのための努力も個人レベルだけでなく社会レベルでなされるべきです。親指シフトのコミュニティーは社会に対してそれを納得させることが必要なのです。
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コメント
富士通のキーボード(FMV-KB232)を買いたいと思っている者です。
富士通の専門店アクセスで注文したら、携帯電話での注文できないと、メールの返信がありました。
何とかして買いたいので、携帯電話で注文を受け付ける所か、何か購入方法を教えて下さい。
投稿: 川上真三 | 2008/12/13 08:13
川上真三さん
どういう状況なのかちょっと分からないのですが・・・。
残念ながら親指シフトキーボードを売っているところは多くないですが、例えば普通の家電量販店で注文をしてみるというのはダメですか。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2008/12/13 09:12