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2008年8月の記事

2008/08/15

Re: 祝・FMV-KB232発売(@たやましんやのたやましんや的生活)

親指シフトは投資の対象として有望か。
http://d.hatena.ne.jp/tayashin/20080815/p9

左親指・右親指は同時打鍵をする関係で、しっかりした親指シフトキーボードを使う方がダンゼン効率がいいんです。

かつて、FMV-KB231というキーボードがあり、これを愛用していたのですけれども、諸般の事情により使えなくなってしまいました。そこでもう1台買おうと思ったところ、あえなく生産中止になっていたことが判明し、肩を落としていたわけですね。

そこに粋な新製品KMV-KB232が発売になることがわかって、小躍りしております。

確かに親指シフトの専用キーボードの使いよさは、実際に使ってみないと分からないところがあります。

私もこれまでワープロ専用機のキーボードから、さまざまなメーカーの親指シフト専用キーボード、そしてエミュレーションで親指シフトに使えそうな普通のJISかなキーボードを使ってきました。その経験からはやはり専用キーボードは使い心地が良いし、効率も良いようです。ですから、気に入ったキーボードが使えなくなるのは大変痛いわけで、私もRboard Pro for PCが壊れて使えなくなり、修理もできないとなったときはがっくりしました。

それでも、他のキーボードを調達したりして今でも親指シフトを楽しく使えるようになっています。上記の引用にあるように、新たに専用キーボードが出てくるということはとてもうれしいことだとも思っています。親指シフトを使える環境が少しでも長く維持されることだからですし、選択の幅が広がるからです。

今度は2台くらい買っておかないと。投機目的に別に5台くらい買っておこうかしら(やや嘘)。

親指シフトキーボードが使えなくなる可能性を考えたときに、今あるキーボードを何台か確保しておこうというのは一つの考え方です。このような話は、これまでも聞いたことがあります。特に作家のような文章のプロの方が多いようです。今後値上がりするかどうかは知りませんが(笑)。

しかし、「親指シフトに対する投資」と考えたときに、今あるハードウェアを確保しておくというのは投資戦略として最良なのかというと、そうでもないんじゃないかというのが私の考えです。

親指シフトへの投資が紙屑と化してしまうは、将来、親指シフトが使える環境がなくなってしまうときです。この場合は、予備のキーボードを何百台持っていても、粗大ゴミとなるだけです。だから、投資家としては「親指シフトが将来にわたって使える環境を社会的に維持する」ことを最大の目標にするべきなのだと思います。これは個人の努力だけではできないことなのは明らかで、そのためにも社会に対して親指シフトの良さを訴え、理解を求めることが必要なのです。

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