Re: 親指シフト(@虎命BONZのひとりごと)
親指シフトは10年間でどれだけ進歩したのだろうか。
http://tolucky-bonz.jugem.jp/?eid=606
指定されたイベントは、
もう10年も前のことなので、
その当時の資料作成は、もっぱらワープロ。・・・で、10年ぶりに引っ張り出したのが、
(中略)
懐かしのフロッピーディスクさん達です(^~^;
当時愛用していたワープロは、富士通のOASYS。
しかも、富士通限定でしか役にたたない、
「親指シフト」のキーボードでした
10年前に日本語ワープロ専用機で作成したファイルをまだ使えたのは良かったですね。このようなファイルを今でも使おうとすると、いくつかの方法があります。
第一は、昔使っていた機械を引っ張りだしてきて使うものです。印刷ができれば、それを元に新しいファイルを作ることも可能でしょうし、通信機能やファイル変換機能(例えばMS-DOS形式のテキストファイルにするなど)があれば、文書の使い回しもできます。
第二は、ワープロ専用機で作ったファイルが使えるようなパソコンのプログラムを使うことです。例えば、パソコンのワープロプログラムのOASYSは、専用機で作成したファイルをフロッピィディスクドライブで使えるようになっています。
第三は、第二と似ていますが、パソコン上で動作するファイル変換プログラムを使うことです。
ワープロ専用機のOASYSは日本語ワープロ専用機というジャンルではそれなりに売れていたし、ユーザーベースもかなりありました。だから、そうしたユーザーが持っている文書資産をなるべく無駄にしないようにということで、上記の第二、第三の方法はそれなりに整備されているようです。
さて、上記の引用で「富士通限定でしか役にたたない、『親指シフト』」という表現があります。これは、確かに日本語ワープロ専用機の時代ではほぼ間違いないものでした。すなわち、少数の例外を除けば、「親指シフトを使う」=「富士通のOASYSを使う」ということだったわけです。
パソコン時代になって、親指シフトは忘れ去られたかのように思われています。確かにパソコンユーザーの中で使っている人の割合はきわめて少数でしょう。しかし、親指シフトが使えるという可能性からすると、実はパソコン専用機の時代よりも広がっているのです。これは、私が常に言ってきたことです。OSで見れば、ウィンドウズ、マッキントッシュ、リナックスで親指シフトを実用的に使える環境ができます。携帯電話などでは、外付けのキーボードで親指シフトを使えるようになっています。
つまり、親指シフトを使いたいと思う人にとっては、昔とは比較にならないくらい良い時代になったと言えるのです。それを利用するかどうかは、使う人の考え方なのです。
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