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2008年7月の記事

2008/07/23

Re: キーボード配列にJIS化の動き?(@秋沙のココログ既知ログ)

キーボード配列のJIS規格化の動きがあります。親指シフトはどうなるのか?
http://akisa.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/jis_82f5.html

mixiの親指シフトフォーラムと日本語入力コンソーシアムで話題に出ていました。
この動きに関して、どういう意図でJIS化が行われようとしているのか不明ですね。

これはきわめて最近分かったことで、キーボード配列をJIS規格化しようとする動きがあるようです。これと親指シフトあるいはNICOLAとの関係はいま一つ不明なのですが、いずれにしても親指シフトユーザーは無関心ではいられないと思います。

早速、mixi、OYAYUBI-FAN BBS、拙掲示板にも情報を流しておきました。よろしかったらご覧ください。

mixi
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=33371494&comment_count=0&comm_id=9499
OYAYUBI-FAN BBS
http://www.oyayubi.org/bbs/read.php?FID=7&TID=84
親指シフトを世界へ!掲示板
http://8316.teacup.com/gicchon/bbs

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2008/07/21

Re: 親指シフトキーボード Rboard Pro for PCをWindows Vistaで使う(@知らぬい)

親指シフトキーボードを使い続ける。
http://d.hatena.ne.jp/shiranui/20080720/p1

Rboard Pro for PCは、DOS/V機用の親指シフトキーボードです。

(中略)

私は発売後すぐに秋葉原のLaox ザ・コンピュータ館で定価の4万9800円で買いました。

シリアルナンバーは0063。二桁の番号です。

既に製造は中止されており、製造元であるリュウドのドライバーは、Windows XPまでの物しかなく、Vista用ドライバーの予定がない旨の回答がユーザーにありました。そして、このXP用のドライバーはVistaで使えないことがユーザーの報告で知られています。

そのため、親指シフトユーザーの中には、Rboard Proが使えないならWindows Vistaに移行しない、又はXPが使えなくなるときがRboard Proの寿命だと考える人がいらっしゃいます。

(中略)

しかし、Rboard ProはフラッシュROMの書き換えで、ハードウェア的にキーボードの配列をユーザーが変更できるという特長があります。

(中略)

これでVista機で親指入力できています。

(中略)

高価だったRboard ProをVista機でも使えることには十分に意義があると考えています。

Rboard Pro for PCはRboard Pro for Macとともに、親指シフトユーザーの間でとても評判が良いキーボードでした。私も「親指シフトキーボードのフェラーリ」と言ったことがあります。フェラーリは乗ったことがないですが、上記二つのキーボードは長らく使っていました。

使っていたRboard Pro for PCを見たらシリアル番号は141と何と三桁になっていました(笑)。残念ながら、故障してしまったため(それも、サポート終了後間もなくという、マーフィーの法則のようなタイミングで)、それ以降は別のキーボードを使っています。

もし、そのキーボードが故障していなかったら今頃どうなっているかを考えてみました。今使っているパソコンのOSはVistaです。その前使っていたパソコンから乗り換えたときに、Vista機にしたのですが、もし、Rboard Pro for PCが故障していなかったら、その時点でどうするか大いに迷ったことでしょう。キーボードをとるかOSをとるか、それが問題だ(笑)。

しかし、上記の引用を見ると、VistaでもRboard Pro for PCを使うことは可能なようです。Rboard Pro for PCの仕様を見ると、OSはWindows3.1の頃から使えましたから(Windows3.1っていつごろ出たんだろう)、その頃から現在のVistaまで途切れることなく使えたことになります。

昔から使っているキーボードを、変化するハードウェアやOSの環境に対応できるようにするための努力は、キーボードが高価だったからだけではありません。ユーザーとのインターフェースという、時がたっても基本的な使い勝手の良し悪しが変化しないものを維持しようとすることが意味のあることだからなのです。逆に言えば、そのような将来への見通しがあったからこそ、発売時の高い価格も正当化できたと考えるのが妥当です。

親指シフトの歴史は、ユーザーをはじめとする親指シフトコミュニティーのこうした努力の歴史だと言えます。OSやハードウェアが新しくなっても、それへの対応策を常に考え出す力があったことはうれしいことです。そして、最近になっても新しい親指シフトキーボードや親指シフトキーボード付きのノートパソコンが登場し続けることは、親指シフトという環境を支えるベースが十分に広いということを示しているのです。

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2008/07/09

Re: Linux 搭載 Netbook で親指シフトはいかが?(@キーボード配列についてのあれこれ)

新しい親指シフト対応ハードウェア?
http://d.hatena.ne.jp/tree3yama/20080708/1215528933

Linux 標準となっている日本語入力システム scim-anthy は親指シフト (NICOLAかな入力) が標準サポートなので、Linux 搭載の Netbook が販売されるようになると、親指シフトを標準で使えるようになる事でしょう。

追加のソフトをインストールせずに使えるようになると、親指シフトをすすめやすくなりますね。

ああ、こういうノートパソコンができるといいですね。それもできたら専用の親指シフトキーボードがついたものが。

親指シフトを使いたいと思う人が増えるのだったら、親指シフト以外の多様性に対応できるようになっていないといけないですね。OSしかり、パソコンのフォーマットしかりです。

だから、どのような形でも親指シフトが使えるようなものが増えることは大変うれしいことです。

ここで、臨時ニュース!

製造終了になってからながらく経っていた、USB接続のフルサイズ親指シフトキーボードが復活します。これまでのFMV-KB231の後継機種という位置づけのようです。詳細はまだ分かりませんが、とにかく選択肢が増えることはうれしいことです。

http://www.saccess.co.jp/shop/product.php?P=FMV-KB232
http://www.fujitsu-webmart.com/pc/ui054?WEB_STYLE=FMV-KB232

*****
本ブログは本日で開設して満4年が経過しました。これまでの結果を数字で表すと以下の通りです。

記事数・・・388
コメント数・・・921
トラックバック数・・・131
アクセス数(2006年5月18日以降)・・・87992

それなりに何とか続けられたのは、親指シフトのことをブログに書く人が絶えなかったためです。私のブログが親指シフトの普及にどの程度寄与しているかは分かりませんが、これからも親指シフトのことを書いてくれる人がなくならないことを願っています。これからもよろしくお願いいたします。

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2008/07/07

Re: 理系のための口頭発表術(@20代ビジネスマン成長日記)他1件

親指シフトを語る良き言葉。
http://blog.livedoor.jp/mdvsfhdsf/archives/759314.html

てか親指シフトいいっすわ笑

親指シフトキー(@Thanks for our partnership)
http://blog.livedoor.jp/empowering_coach040804/archives/51422214.html

親指シフトキーすごい!

ああ、こういうシンプルな表現いいですね。親指シフトの良さは、たくさんの言葉を使って論理的に説明することもできます。一方で、ここにあげたような大変率直な直感的表現もできます。人に勧めるときには、この両方とも必要なのだと思います。

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Re: 道具-親指遍歴(@zapple tea)

使いやすさのことを考えていたのは親指シフトだけではなかった。
http://zapple.jugem.jp/?eid=390

未だに親指シフター?と聞かれるが今でも使っている。特にキーボードの中央にある「変換」「無変換」キーは日本語を入力するには便利なものだと思ってい る。かつて、つまり昔はワード・プロセッサー専用機のJISカナでもこの二つのキーはスペースキーの下に並んで置かれているものが結構あった。漢字変換や ひらがな確定に便利だったからだろうしこの方が利にかなったいたと思う。

日本語ワープロ専用機全盛の頃は、各メーカーが競ってユーザーにとり使いやすいものを考えていたと思います。日本語をキーボードからコンピューターに入力するという、それまでに無かった技術をどのように使いやすいものにするかを、必死になって模索していたのではないでしょうか。

ここに書かれている、変換・無変換キーの配置についてもそのことが言えます。親指シフトを使っていないワープロでも、変換・無変換キーはキーボードの中央にあり、両手の親指で操作していたものが結構あったのは、その通りです。

かな漢字変換という技術を前提とすれば、変換・無変換キーを押す頻度はそれなりに増えます。最近の日本語入力プログラムの進歩、特に自動変換や予測変換といった技術により変換・無変換キーの出番は少なくなっているかもしれませんが、それでも完全になくすことはできません。

親指は、機敏で細かい動作は不得意ですが、疲れにくく、また他の指と同時あるいは単独で使えます。中央に位置した変換・無変換キーは、こうした親指の特徴を十分に活用しているといえます。その証拠に、現在広く使われているキーボードでは中央にスペースキーがあるものがほとんどですが、これはスペースを入力することと変換キーとして動作させている場合が多いようです。この場合、後者として使われることの方が回数としては多いかもしれません。

変換・無変換キーがキーボードの中央にあるという事実で、もう一つ大事なことは、無変換キーが独立して存在していて、かつ、変換キーの反対側の手の親指で動作するようになっていることです。実際にかな漢字変換をすると、変換キーを押す回数が多すぎて戻したいと思うことは結構あるような気がします。このような場合に、動作を戻すキーが使いやすい位置にあり、かつ、変換キーと対称な位置にあることは人間工学的に理に適ったものだと思います。現在使われているような大きなスペースキーを変換キーとして使い、無変換キーはずっと左に押しやられたり、ひどい場合は複数のキーのコンビネーションで実現するというのは使いにくいと考えます。

いずれにしても、日本語ワープロ専用機の時代に考えられていたことがパソコン時代になって多く失われてしまったような気がします。親指シフトはそれでも残っています。使いやすいヒューマンインターフェースのデザインというコンピューターを使う者すべてにとっての財産を簡単に捨ててしまうことは大きな損失なのです。

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2008/07/05

Re: 親指シフト(@虎命BONZのひとりごと)

親指シフトは10年間でどれだけ進歩したのだろうか。
http://tolucky-bonz.jugem.jp/?eid=606

指定されたイベントは、
もう10年も前のことなので、
その当時の資料作成は、もっぱらワープロ。

・・・で、10年ぶりに引っ張り出したのが、

(中略)

懐かしのフロッピーディスクさん達です(^~^;

当時愛用していたワープロは、富士通のOASYS。
しかも、富士通限定でしか役にたたない、
「親指シフト」のキーボードでした

10年前に日本語ワープロ専用機で作成したファイルをまだ使えたのは良かったですね。このようなファイルを今でも使おうとすると、いくつかの方法があります。

第一は、昔使っていた機械を引っ張りだしてきて使うものです。印刷ができれば、それを元に新しいファイルを作ることも可能でしょうし、通信機能やファイル変換機能(例えばMS-DOS形式のテキストファイルにするなど)があれば、文書の使い回しもできます。

第二は、ワープロ専用機で作ったファイルが使えるようなパソコンのプログラムを使うことです。例えば、パソコンのワープロプログラムのOASYSは、専用機で作成したファイルをフロッピィディスクドライブで使えるようになっています。

第三は、第二と似ていますが、パソコン上で動作するファイル変換プログラムを使うことです。

ワープロ専用機のOASYSは日本語ワープロ専用機というジャンルではそれなりに売れていたし、ユーザーベースもかなりありました。だから、そうしたユーザーが持っている文書資産をなるべく無駄にしないようにということで、上記の第二、第三の方法はそれなりに整備されているようです。

さて、上記の引用で「富士通限定でしか役にたたない、『親指シフト』」という表現があります。これは、確かに日本語ワープロ専用機の時代ではほぼ間違いないものでした。すなわち、少数の例外を除けば、「親指シフトを使う」=「富士通のOASYSを使う」ということだったわけです。

パソコン時代になって、親指シフトは忘れ去られたかのように思われています。確かにパソコンユーザーの中で使っている人の割合はきわめて少数でしょう。しかし、親指シフトが使えるという可能性からすると、実はパソコン専用機の時代よりも広がっているのです。これは、私が常に言ってきたことです。OSで見れば、ウィンドウズ、マッキントッシュ、リナックスで親指シフトを実用的に使える環境ができます。携帯電話などでは、外付けのキーボードで親指シフトを使えるようになっています。

つまり、親指シフトを使いたいと思う人にとっては、昔とは比較にならないくらい良い時代になったと言えるのです。それを利用するかどうかは、使う人の考え方なのです。

 

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