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2008/02/29

Re: キー配列(@実務翻訳者の日常)

日本語以外での文字入力はどうなっているのか。
http://blogs.yahoo.co.jp/chitoron39/55067996.html

ところで、ハングルのキー配列は効率的な配列になっているのだろうか?

親指シフトキーボードのキー配列は、「よく使われる文字が、使いやすい位置に配列されています。ホームポジションのある真ん中の段だけで約63%、上の段と合わせると約90%の日本語が打てるようになっています。」と説明されていて、入力効率を追求した結果、JISかな配列とも異なるキー配列になっている。

ハングルのキー配列はというと、使用頻度とはあまり関係ないようにも見えるし、一応、考慮はされているようにも見えるし、よくわからない。

ハングルの入力方法はいくつかあるようですが、一番ポピュラーな2ボルと呼ばれる方式では、基本的には初めの子音、母音、終わりの子音(ない場合もある)それぞれにキーが割り当てられていて順に入力していくという方法のようです。ある意味で、日本語のローマ字かな変換のようなもののようです。

ハングルの文字数は、大変多いのでこのような方法がとられたのでしょう。文字の構成要素を順に入力して、それらを組み合わせて文字を構成していくというのは、コンピューターになって初めて可能になったもので、機械式のタイプライターだったら、不可能ではないにしても大変面倒なものだったと思います。

しかし、現行の方法でもいくつか改良の余地はありそうです。実は親指シフトを使ってハングル入力を合理的にする方法が特許として認められています。実装まではされていない(また、特許なので勝手にやることはできません)ので、具体的な評価まではできませんが、一つの可能性として面白いものだと思います。

興味がありましたら、拙サイトのページ「ケーススタディー(ハングル)」
http://homepage3.nifty.com/gicchon/sub147.htm
をご覧いただけたらと思います。

実は、ハングル以外の外国語でも親指シフトを使ったらどうかというのは面白いテーマです。興味がありましたら、このブログの右サイドバーにある「ケーススタディー(日本語以外)」のリンクをご覧ください。

どなたか、これを実装する人はいませんか?ハングルは特許があるのでダメですが、アラビア語、フィンランド語、ヒンディー語は別に特許をとっているわけではないし、中国語は特許の保護期間がすでに経過してしまっているので、問題なく使えるはずです。IT大国で名を売るチャンスですよ(笑)。

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コメント

つい最近、KB611を入手しました。
といっても会社での話。
誰かが使っていたらしい611が廃棄されようとしていたので、拾ってきて自席のPCに繋げたということなんですけどね。
真っ当な親指シフトキーボードを使っていたのはもうずいぶんと昔のことで、その後はJIS(ローマ字)で、最近はJapanistのエミュレーションを使っていました。
そのせいか、真っ当な親指シフトキーボードを使うのに少し四苦八苦してます。(変換・無変換のつもりでついシフトキーを押してしまう…)。
昔のリズムを取り戻すのはまだもう少しかかるかな…。

投稿: A2Z | 2008/03/10 14:05

A2Zさん

出張していて返事が遅れました。

KB611は特にOASYSを使う人には評価が高いようですね。キーのアサインだけでなく、キーのタッチにうるさい人も評価しているようです。

すぐに昔の記憶を取り戻し、馴れると私は予想しています。

投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2008/03/15 22:52

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