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2008年1月の記事

2008/01/27

Re: 親指シフトキーボードパソコンをもっとつくって! (@世界って不思議で面白い事がいっぱい!)他5件

しばらく記事を書いていないうちにブックマーク が増えてきました。親指シフトのことを書いている人が増えているような気もして、うれしいのですが、このブログではなかなか記事が書けなくて申し訳ありません。今回は、簡単な紹介だけで失礼します。

http://tetsubin.iza.ne.jp/blog/entry/458097

親指シフトキーボードだけは切り捨てるなっていいたい。

まだまだ親指シフトキーボードは大丈夫なようですが、これもユーザーからの支持があってこそかと思います。プレッシャーと言っても良いかもしれません。ぜひ、続けてほしいですね。

マッキントッシュのパソコンだらけ(IT)(@おじさん新聞(不器用おじさんのとほほ日記))
http://blog.goo.ne.jp/tamadonfl/e/7d2ab10355f2ddafcb8440960b6aa04e

妻専用のノート型で富士通のwin98が入っていたのを、むりやり(兄が)XP入れて、親指シフトの外付けキーボードをつけて動くようにした物がある。

妻はワープロ専用機のオアシスの親指シフトでしか入力できないからだ。専用機は昨年夏、昇天した。

専用機が使えなくなっても親指シフトは使えるわけです。ワープロソフトだって、オアシスに限らずワードだって一太郎だって使えます。この方の奥様がどのようなパソコンの使い方をされているか分かりませんが、他の入力方法を使ってパソコンでできることは親指シフトを使ってもできます。ですから、専用機がなくなっても親指シフトは使われ続けているのです。

au携帯 - 携帯キーボード接続で快適に(@世はなべて三分の一)
http://alphonse-cocolog.cocolog-nifty.com/1of3/2008/01/au_bc66.html

ときどき携帯から長文メールを送りたいときがある。そんなときのために Shop U で買ったのが、リュウドの「au用親指シフトキーボード RBK-110CIIN」。

これは携帯電話につないで親指シフトを使えるようにできるキーボードです。これで分かる通り、親指シフトを使いたい人はどんなハードやOSでも使いたいということです。そうしたユーザーのわがままに応えるところも結構あって、エミュレーターを作ったり、親指シフト用のキーボードを作ったりしてくれる人たちもいます。こうした人たちやユーザーに支えられて親指シフトは存続しているのです。

良いものがスタンダードになるとは限らない。(@ぶるぅさんのブログ)
http://ameblo.jp/galaxy-blue/entry-10067971926.html

むかーしむかし、ワープロが出始めた頃、「富士通の親指シフト」という日本語入力キーボードはとってもよく出来てたの。(これ知ってる人少ないだろうなぁ。)

日本語入力するにはとても手指に負担が少ない方式で、良かったのよ。

でもスタンダードにはならなかった。

他のメーカーがそれを採用するわけにはいかなかったから。

親指シフトを知っている人は多いですよ!このブログで引用している記事を書いている人の間では100%の知名度です(笑)。

でも、ここで挙げられている「手指に負担が少ない方式で、良かった」というのは、正確な表現です。親指シフトユーザーの間では常識と言っていいでしょう。親指シフトというと「速さ」を思い浮かべる人が多いかもしれません。それも間違ってはいませんが、ユーザーの感覚にもっと近いのは「親指シフトだと楽に入力ができる。だから速く打てる。」ということなのだと思います。

なお、他のメーカーが採用しなかったというのは少し説明が必要かもしれません。ほんの少数ですが他のメーカーでも親指シフトを採用したところもあります。また、パソコン用の親指シフトキーボードをサードパーティーが販売したこともあります。富士通は、親指シフトを他のメーカーに使わせないと言ったことは一度もないとのことです。

Teslaその後。(@てくもば絵日記)
http://blogs.yahoo.co.jp/nobue243/53495915.html

とにかくTeslaのおかげで親指シフトできるのがうれし~。

この方はマッキントッシュにTeslaというソフトを入れて親指シフトを使えるようにしています。結構面倒な手順が必要なようですが、それでもここに書かれているような「親指シフトを使える喜び」が一番大事ということなのでしょう。こうしたユーザーと協力する人がいることが親指シフト存続の大事な要素です。

26日の日記(@ポジポジ家族)
http://plaza.rakuten.co.jp/motokiki/diary/200801260000/

今日、PHS(アドエス)用のBluetoothキーボードRBK-2000BTが届いた。年末に注文していたのだが在庫切れのため入荷待ちとなっていたものだ。
これにアドエスへ親指シフトが使えるようになる「em1key」をインストール。アドエスで親指シフト入力の環境が整った。

(中略)

やはり、親指シフト入力は快適である。
日本人にとって、親指シフトが普及していないのは不幸なことだ。なぜ広まらないのだろう。日本人の不思議。

この方は、前に述べた方とは別の携帯(PHS)で親指シフトを使うためのキーボードとソフトを揃えました。ここでも、親指シフトを使いたい人は、どんなハードやソフトの環境にもかかわらず使いたいということが分かります。

最後に書かれていることは確かにその通りです。不思議といえば不思議です。現実世界はもちろん、いろんな要素でものごとが決まりますから、親指シフトが良いというだけでは普及しないのは確かです。

でも、良さを知っている人が増えてくれば、次第に現実も変わってくるのではないかと私は楽観しています。そのためにも、一人でも良さを知ってもらいたくてこのブログを続けています。

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2008/01/18

Re: 親指シフト専用キーボード復活(@私的なことがらを記録しよう!!)他2件

親指シフト専用キーボードに関する話題です。
http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/private/2008/01/post_b94d.html

最近、ずっとレッツノートのキーボードのままで親指シフトをしていたのですが、読売ウィークリーの記事を読んで、久々に専用キーボードをつなげてみました。専用の方がずっと早く打てます。

前の記事でも引用した勝間和代さんです。勝間さんはノートパソコンは普通のキーボードがついているものを、エミュレーションソフトで親指シフトにして使っています。それでも、やはり専用キーボードを久々に使ってみると、使い心地はやはり違うようです。

専用キーボードは種類がごく少ないので、親指シフトであるということの他のことで自分に合ったものを選ぶことが難しい状態です。それでも、やはり親指シフトのことを考えて作られているものはそれなりの良さがあるということなのだと思います。

親指シフトのコンパクトキーボード。(@ふぁいんな字幕日記)
http://fine.txt-nifty.com/cap/2008/01/post_f926.html

とある方からいただいちゃいました(^_^)。

USB親指シフトキーボード(コンパクト)[FKB8579USB親指シフト]

A4サイズでとても軽いのが魅力のコンパクトな親指シフトキーボードです。
何年前だっけ、これが発売されたとき、ファンクションキーが独立してないとか、親指キーの高さが高いとかキータッチがちょっとかたいとか、ちょっと文句を言ってたのです。

これはこれは幸運ですね。私もこのコンパクトキーボードも使っています。ここで書かれているような不満もないこともないのですが、それでも親指シフトが使える、それも親指シフトを使うことを目的として作られたものを使えるというのは、大変にありがたいことです。

おおっ、結構打てるじゃないですか!
FMV-KB231とは大違いで、シフトミスはあまり起きません。最初は少し戸惑ったけどすぐに慣れました。

KB231も使っていますが、私の場合はあまりシフトミスは起きていないようです。もしかしたら、そんなに打鍵のスピードが速くないので、問題が起きていないのかもしれません。むしろ、コンパクトキーボードに比べると、ファンクションキーの問題や、キーのタッチなどから見て、使いやすいという感じもあります。

いずれにしても、少ない選択肢の中で選ばざるを得ないのは大変苦しいところですが、それでも親指シフトが使えるということのうれしさは他には代えられないということでしょうか。

「【親指シフトドライバの開発について 意見のお伺い】」(@Miscellanium of Keisuke Kamimura)
http://kk.cocolog-nifty.com/misc/2008/01/post_1a7c.html

トリニティーワークスというMacintoshのキーボード環境改善ツールばかり(でもないか?)作っている渋い会社があるのですが、そこが親指シフトドライバの開発をするかどうか検討したいので、ユーザの意見を聞かせてくれと言ってます。

これは良い知らせですね。親指シフトをビジネスとして成立させられることができるくらいに親指シフトを使う人が出てくると、本当に定着したということになるのでしょうね。私自身はマッキントッシュはもう使っていないので、このアンケートには参加はしませんが、もし、使われる方がいたら是非参加してほしいですね。

ところで、このアンケートの内容をみていたら、対応キーボードとしては、「現在入手可能なFKB8579-661EV用を優先的に検討」との説明がありました。現在、販売されている親指シフト専用キーボードはもう一つありますが、それはPS/2接続ですので、マッキントッシュに接続させるのは難しいということなのだと思います。

いずれにしても、こうした動きが出てきたのは歓迎すべきことでしょう。もっといえば、こうしたソフトを開発するのが大変になるほど、いろいろな親指シフトキーボードが出てくると良いんですけど。まずは最初の一歩ということだと思います。

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2008/01/14

Re: 読売ウィークリー(1/27号)、親指シフトへの熱き思い(@私的なことがらを記録しよう!!)

祝!親指シフト、メディア登場。
http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/private/2008/01/127_b652.html

読売ウィークリー1/27号のP94から、
親指シフト」への熱き思い
という記事があり、親指シフト好きの著述家が親指シフトへのこだわり、利点などを語っています。

親指シフトが一般メディアに(いや、パソコン関係のメディアでもそうですが)登場するのは本当にまれなことで、まずは慶賀すべきことです。私も早速、書店で2冊も買ってしまいました(笑)。

読売新聞系のメディアでは前にもYomiuri PCの2005年8月号で二階堂黎人さんのインタビュー記事を載せ、親指シフトのことを書いていたり、同じく2007年5月号でも「誰が日本語を作ったか」というシリーズのvol.5として「ワープロ専用機の栄枯盛衰」という記事があり、親指シフトについてもかなり詳しく説明がされています。親指シフトに理解のある記者や編集者がいるのでしょうか。

今回の記事も、ジェームズ三木さん、曽野綾子さん、勝間和代さんの写真入りで、2ページにわたり親指シフトについて書かれています。おなじみの「アクセス」の店長さんの話も載っています。

細かなことをいえば、例えばマッキントッシュでもリナックスでも親指シフトは使えるとか、日本語以外での応用の可能性もあるとか(笑)、もっと書いてほしかったこともありますが、まずは親指シフトがまだまだ元気だということが知られて良かったと思います。

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2008/01/03

Re: 困ったちゃんの話(@暫停使用)

親指シフトを使うことは困ったことなのだろうか。
http://d.hatena.ne.jp/riue/20071226/1198685290

新しくプロジェクトに参画した人が困ったちゃんだった。何に驚いたかって初日からいきなり自前の PC とキーボード(それも親指シフト)を持ち込む。プロジェクト全員 Word を使っているのに、頑として **敢えて名は秘す ** を使ってドキュメントを作成する。本人にしてみればそれがもっとも自分自身の生産性を高めるための道具立てなんだろうけど、結果として生み出されるドキュメントがそんなフォーマットなんじゃ、とても周りはやってられない。

**敢えて名は秘す **はおそらくワープロソフトのオアシスなのではないかと推測します。確かに、出来上がりのファイルフォーマットが違う文書を作られてしまっては、仕事に影響を及ぼすのは明らかで、この方のおっしゃることにはうなずけます。

しかし、ケチをつけるということではないのですが、親指シフトはそうなのでしょうか。おそらく今、親指シフトを使っているユーザーがワープロソフトとしてオアシスを使い続けているかというと、そんなことはありません。私も長年の親指シフトユーザーですが、オアシスはパソコンにインストールさえされていません。そうしたユーザーはたくさんいます。

確かに日本語ワープロ(専用機)の時代は親指シフトを使うということはオアシスを使うということとほぼ同じことでした。しかし、パソコン時代になって、親指シフトはどのようなアプリケーションにも使えるようになっています。それどころか、ウィンドウズだけでなく、マッキントッシュでもリナックスでも親指シフトを実用的に使える環境が維持されています。敢えていえば、ワードが使えないリナックスでも親指シフトは使えるのです。

親指シフトは日本語入力に関する技術です。それを使って得られる最終的な結果は、他の入力方法を使って得られるものと区別はできません。そうした意味で、ユーザーが使いやすい方法を選ぶのが大事なのです。

この方は同じ記事の中で次のようにも言っています。

でも私と彼が異なるのは、他人とは異なる道具を使っても、他人と同じモノが作れる(Eclipse で書いても Emacs で書いても Java のコードは Java のコードだ)ってところ。

まさしく、これと同じことが親指シフトについても言えるのです。

道具を選べないプログラマは、どうやって最高のパフォーマンスを出せばよいのだろう。

思い切り自戒を込めて: 他人の習慣が自分の習慣とは異なるからといって、それを非難するのはやめよう。その習慣は彼の必然なのだから。

にはまったく賛成です。親指シフトについても同様に考えてほしいというが親指シフトユーザーの切なる願いなのです。

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Re: その後の親指シフト状況(@夏のひこうき雲)その他3件

親指シフトを導入してからしばらく経った人の状況です。
http://d.hatena.ne.jp/summercontrail/20071225/sonoyubi

そのローマ字入力のときよりも、体感としては親指シフトで入力する方が速いですね。正確にいうと、早く入力し終わります。

この方はローマ字入力でもかなり早い入力をされていた方ですが、親指シフトの方が体感的に早く感じるということで、まずはおめでとうございます。

実際の数字が書いていないので、具体的にどの位なのか分からないのですが、私が推測するに、実際の数字もさることながら「速く感じる」ということに親指シフトの特徴がある気がします。おそらく「楽にタイプできる」という感覚ともつながるものではないかと思います。

親指シフトその後(@かめちゃんROOM)

http://yoshitomo-kamei.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_d222.html

さて親指シフトは順調です。自宅と職場でずっと練習しています。
いつのまにか言葉と指が自然に連動するようになりました。
ここまでいくとあとは数をこなすしかないでしょうね。

こころなしか文章にも少し影響しているような気もします。
指を頻繁に動かさなくてすむので、動きに余裕が出てきているようです。
文章を書くのが以前よりも楽しくなったのは事実です。

順調な親指シフトでの入力の上達、おめでとうございます。ここに書かれていることは、親指シフトの感覚的な良さをうまく表現しているように思います。「いつのまにか言葉と指が自然に連動」、「指を頻繁に動かさなくてすむので、動きに余裕がでてきている」というのは、親指シフトユーザーがしばしば感じていることではないでしょうか。

そして「文章を書くのが以前よりも楽しくなったのは事実です」、なんて良いことなんでしょう。文章を書くというのは自分の頭の中にあることを、文字として外に出すということです。この作業がスムーズにできるかどうかが大事な問題なのです。親指シフトが、文章づくりのプロセスを合理的にできるということを示すには、ユーザーのこのような言葉が十分な証明になるのです。

ふたたび親指シフト(@オカツラツー)
http://oh-katsu.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_f859.html

右手の親指キーを変換キーからスペースキーの位置に変更したらだいぶ打ちやすくなった。

これは良かったですね。専用キーボードでない場合は、親指シフトキーがどの程度使いやすいかによって使い勝手が変わってきます。いろいろ試して下さい。

親指シフトのキーボードが欲しいが今は売っていないようだ。いいと思うんだがな~。

親指シフト専用キーボードは現在パソコン用に2種類が販売されています。普通のパソコンショップ等では置いていませんが、通信販売で買うこともできます。よろしかったら試してみてください。

親指シフトは生きている(@パソコンは「親指シフト」)
http://oyayubi.cocolog-nifty.com/oyayubi/2007/12/post_12ae.html

その間に何があったか。親指シフトをすてました。
もちろん、私が捨てるわけがありません。娘がローマ字入力に「転向」してしまったのです。まっ、学校とか、社会的環境を考えれば仕方のないはなしです。

が、息子はまだ、親指シフトです。というか、家のパソコンは親指シフト専用キーボード。使わざるを得ないというところでしょうか。しかし、チャットなんかをしていると、息子のキー入力の速さに相手はほとんどびっくりするのだとか。で、「親指シフト」のことを説明するんだが、相手はほとんど理解もしてくれないという。

娘さんが親指シフトを使えないのは残念ですね。でも息子さんはまだ親指シフトで、しかもその効果を実際に感じている訳です。これはとてもうれしいことです。親指シフトのことを説明しても理解してもらえないのは本当に残念ですが、ぜひ、息子さんにはこれからも頑張って使い続けてほしいと思います。親指シフトのコミュニティーとしても親指シフトが使い続けられるように努力しないといけませんね。

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