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2007年11月の記事

2007/11/23

Re: HPの35周年記念(@なんでもアリ)他1件

親指シフトに匹敵するようなユーザーインターフェースとは。
http://sumeragi.cocolog-nifty.com/nandemo/2007/11/hp35_a15d.html

遠藤さん曰く、「私は、パソコンの日本語入力は「親指シフト」、携帯電話では「ポケベル打ち」、電卓は「逆ポーランド記法」である。たぶん、興味のない人は「なんのこっちゃ」というような話なのだが、どれも機械に意志を伝えるのに都合のよいやり方だと思っている。」

ここに出てくる「遠藤さん」というのは、当ブログで以前に書いた記事http://thumb-shift.txt-nifty.com/contents/2007/08/re_advanced_wze_3679.htmlに出てくるアスキーの遠藤諭さんのことです。

まさしく興味がない人がみれば「なんのこっちゃ」ということなのでしょうが、よくよく考えてみれば確かに機械に人間の意志をスムーズに伝えるという観点からは、とてもよく考えられたものだと言えます。

どれもが世間一般の評価からすれば「少数派」ではありますが、使う本人からすればそんなことは関係ありません。もちろん、少数派が「絶滅」になってしまえば使えるもの自体がなくなってしまうので、それは困りますが、いずれにしても、「使う本人が結果を出すのに一番適したものを使う」という原則を貫くことは重要だと思います。

実は私も、逆ポーランド記法の電卓(HP-41CV)を持っていたりするんですが、さすがに電卓自体の出番が最近はほとんどないので、触る機会もなくなっています。それでも、よく考えられたものだといつも感心しています。

私は、「パソコンの日本語入力は「親指シフト」、電卓は「逆ポーランド記法」である。」
(携帯は普通に打っているのです。すみません。)

私も携帯は普通の打ち方です。まあ、あまり携帯でメールすることはないので良いんですけど。

あ、そうだ、こういうのもあるんです。

au携帯用キーボードに親指シフトモデル?(@小さきものは楽しき哉)
http://blog.goo.ne.jp/shiro_niji/e/7a9b3a546e49e9fa5acf625a1c88970d

ちょっとしたきっかけでリュウドのRboard for keitaiのページを見ていたら、ビックリ。
au用携帯キーボードには親指シフトモデルがあるのですね。

そうですね、これはあまり知られていないかもしれません。

僕は元親指シフターではありましたが、いまさらというか、携帯で長文を速打ちする気にはなれないので、買いませんけど…いや、すごい驚きでした。

はい、私は現親指シフトシフターで、携帯で長文を打つことはないんですが、実はこの親指シフトキーボードを持っていたりします(笑)。

携帯で長い文章を書かなければいけないという状況にはないので、買ってあっても宝の持ち腐れということですが、いつかは使う日がくる・・・と信じています(笑)。

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2007/11/13

Re: 親指シフトキーボードは東プレより上だ!(@ローマ字入力でもなく、かな入力でもなく)

親指シフトキーボードの本質とはなんだろうか。
http://kouy.exblog.jp/6760111/

富士通 USB親指シフトキーボード(コンパクト) FKB8579-661EVは、親指シフトをするにはいいキーボードでした。

(中略)

実際に使ってみると、親指シフトをやるには、やはり親指シフトキーボードが最適だと思います。もし、私がこのまま親指シフト配列を使うとしたら、このキーボードを使いますね。機能キーの使いにくさはありますが、克服できないことは無いと思うし、文字入力がしやすいことの方が重要です。

このブログの作者のkouyさんは独自のキーボード配列を考案されています。基本的には、普通のキーボードを使って、中指や薬指との同時打鍵を利用するという方法をとっています。

そのkouyさんが親指シフトの専用キーボードを購入されて使ってみた感想が上記の引用です。もう少し詳しく書かれているのですが、私が本質的だと思うところを抜き出しました。

私が考える「親指シフトの本質」は突き詰めると「親指と他の指の同時打鍵を利用する」ということです。もちろん、例えば、頻度などを考慮した文字の配置なども重要なのですが、それよりも、人間の生理に合った親指と他の指の同時打鍵を利用することにより、無理なく、使いやすい場所に配置されている30のキーを90の文字に活用できるというのが、最も優れた点なのです。

そうだとすれば、親指との同時打鍵がやりやすいキーボードを使うことは大変重要なことなのです。それを実現するもっともやさしい方法はやはり専用キーボードなのです。

その上で、使いやすい文字の配置を考えたり、ソフト的制御を活用するといった工夫ができるのです。入力する言語だって、日本語でなく他の言語でも活用の可能性があることはこれまでも述べてきました。そのように、広い応用の可能性があるのも親指シフトが持つポテンシャルなのです。

専用キーボードの選択が限られている現状では、普通のキーボードを使って擬似的に親指シフトを実現することもやむを得ない選択でしょう。でも、親指シフトの本質的な良さを感じるには専用キーボードを使うことが一番だと考えます。

繰り返しますが、専用キーボードの選択が限られ、そのためにユーザーが負担しなければならないコストも大きくなっているのは大変残念です。そのことを差し引いても専用キーボードを使うことの意味は大きいのです。ここに引用したkouyさんの感想は、こうした考え方の一つの証拠であると私は考えています。

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