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2007年5月の記事

2007/05/14

Re: Fedora Core 6 用のオアシス配列設定用パッケージ(@キーボード配列についてのあれこれ)他2件

親指シフトのコミュニティーの力が分かります。
http://d.hatena.ne.jp/tree3yama/20070513/1179067686

これは何?

106日本語キーボートで、NICOLA 配列の「ん」の隣に、「後退」キーを持ってくる為の設定を Fodora Core 6 の設定ツールで設定できるようにする為の RPM パッケージです。

(中略)

これは何?

"NICOLA-F style Backspaces" オプションを選んだとき、scim-anthy で、親指シフト入力方式を選ぶと「、」の位置が変わってしまうので、"NICOLA-F style Backspaces" 用に定義しなおした親指シフト配列の定義ファイルです。

この引用だけでは分かりにくいのですが、Linuxのディストリビューションの一つであるFedora Core 6ではSCIM-Anthyという日本語入力プログラムがデフォールトでインストールされ、それで親指シフト入力を使えるように設定することが簡単にできます。

残念ながら、それだけではNICOLA配列の「ん」の隣に「後退」キーがないので、一部のユーザー(実は私もそうなのですが)が、「何とかなりませんか?」と言っているのに対応して、それを実現するための手段を考えてくれたのです。

こんなことをやってくれる人が現れるのも親指シフトのコミュニティーの強さです。

W-ZERO3[es]で親指シフトを導入する手順、折りたたみUSBキーボードを力技で親指シフトキーボードに変える小ネタ。(@雑記/えもじならべあそび(相沢かえでの生産革新日記……ではなく日本語入力反省記))
http://d.hatena.ne.jp/maple_magician/20070513/1178994856

「FILCO パピヨン」キーボードを使う場合の注意点。

(中略)

* em1key+oyayubiwm+親指化改造済みパピヨンで、左シフト(ShopUさんによる改造で、左スペースがAltと等価になっている)が効かないという話が。故障ではなくてem1keyに通らないということ。

(中略)

em1keyらしい解決法があった。

同じくNICOLAフォーラムにて、作者さんが解決策を提示していらした。

こちらはWindows Mobile用に外付けキーボードを使って親指シフトを使えるようにしたプログラムについてです。外付けキーボードとして「FILCOパピヨン」というキーボード(これ自身、もともと親指シフトを使うことを想定したものではないのですが、ハードを少し改造して親指シフトが使用可能になったものです)を使う時に少し問題があったのを、やはり解決する人が現れたのです。

これも親指シフトコミュニティーの力です。

親指シフトのコミュニティ・ラーニング(@私的なことがらを記録しよう!!)
http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/private/2007/05/post_45ec.html

かえでさんという、私よりもかなりヘビーな親指シフトユーザーさんが、私が悩んでいた、同時打鍵のタイミングズレについて、エミュレーターの親指ひゅんに指示する数値について、なんと、指標となる数値を入れてくれているではないですか。

この記事の名前にある通り、親指シフトはそのコミュニティーでのラーニングプロセスで支えられています。それは技術的な問題解決の方法だったり、効果的な練習方法に関する意見交換だったり、あるいは、職場環境が親指シフトを導入しにくいところだった時にどのように説得したら良いかという智恵だったり、はたまた、単なる雑談だったり(笑)する訳ですが、いずれにせよ、コミュニティーでの支えがあることで親指シフトが使える環境は維持されているのです。

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2007/05/08

Re: 親指シフトについてのまとめ(@私的なことがらを記録しよう!!)

やっぱりベストセラーの威力は大きい。親指シフトユーザーは感謝。
http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/private/2007/05/post_8015.html

勉強本で親指シフトを取り扱って以来、意外と親指シフトについて、反響が大きいので、まとめておきます。

いや、ありがとうございます。親指シフトが活字に出るのはパソコン関係で時々という状況だったので、久々に一般向けの本でこのように取り上げられたことは大きな励みになります。本ブログへのアクセスも勝間さんの書名の検索経由のものが増えています。

親指シフトコミュニティーはこの好機を逃さず、新しいユーザーの獲得と社会的認知の向上を目指しましょう。

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