Re: 親指ルール(@MY 備忘録 on the NET)
親指が特別なのはそれなりの意味があるからです。
http://d.hatena.ne.jp/ssawai/20070407/1175952718
Rule of Thumb のこと。英語のドキュメント文章を読んでいて「なんだっけ??」と思っていた。親指を使うっていう意味なのだから、、、もしかしたら『グッジョブ (*^ー゚)b 』的な意味なのかと思ったのだが、チガウ。
(中略)
うーん、、なるほど。指で判断するという意味で「親指ルール」なのか。熟練の技というヤツですな。
ちなみに「小指ルール」や「人差し指ルール」もあるのか?..と思って調べてみたけれど、さすがにそれは無いらしい(見つけた人は是非教えてくださいな)。あと、親指シフト(Shift of Thumb?)との関係はナイと思う。ご安心を。
しかし、アレこそ Rule of Thumb 的なところから発生したものなのかもしれない。
親指シフトはキーボード入力の方法です(笑)、という当然の突っ込みは置いといて・・・。親指シフトの英訳も私はthumb-shiftと言っていますが、正しいかどうかは分かりません。
上記の記事で分かるのは、人間の手指における親指の持つ特別な地位です。親指は他の指と共同して仕事をすることが自然にできるという意味で、他の指とは大きな違いがあります。だから、いろいろな言葉でも親指だけを特別扱いしているのかもしれません。
英語でも、上記のrule of thumbの他、thumbs up, thumbs down などの表現もあります。
興味がありましたら、拙サイトにある、アラビア語への親指シフトの応用http://homepage3.nifty.com/gicchon/sub14g.htmにあるプレゼンテーション(英語版)
http://homepage3.nifty.com/gicchon/arabic-presentation(e).ppt
の4, 8, 11ページをご覧下さい(笑)。
親指シフトの本質は、このような親指の持つ特別な機能をフルに活用することにより他の指も活躍できるようにする(親指シフトを使うことで同じキーが3つに活用できる)ことにあります。
それに加えて、コンピューターの発達により可能になったソフト的制御の利用です。
これらは、日本語だけではなく他の言語でも応用の可能性があります。親指シフトは機械的(タイプライター的といっても良いでしょう)制御の時代には考えられなかった、ヒューマンインターフェースの新たな方法を生み出す豊かな基盤なのです。
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コメント
やはり突っ込まれてしまいましたか..(苦笑)
親指シフトは thumb-shift なのですね。失礼しました!
投稿: ssawai@英語苦手 | 2007/04/08 12:52
ssawai@英語苦手さん
さっそくのレスありがとうございます。
親指シフトの英訳に関しては決まったものがある訳ではありません。「シフト」というのが日本語としても適切な用語であるかどうかという議論もあり得ます。でも、あまりかまわず使って良いかと思います。thumb-shiftというのは簡潔なので私は好きですが。
いずれにしても、親指が持つ機能に着目するのは自然なことなのだと思います。
これからもよろしくお願いいたします。機会がありましたら親指シフトもよろしく(笑)。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2007/04/08 14:01