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2007年4月の記事

2007/04/30

Re: WindowsMobile機で「親指シフト入力」を行うスクリプト「oyayubiwm v1.00」が登場!(@雑記/えもじならべあそび(相沢かえでの生産革新日記……ではなく日本語入力反省記))他1件

親指シフトはどんどん広がっていきます。
http://d.hatena.ne.jp/maple_magician/20070430/1177871386

「ctrlswapmini」ほかでおなじみの「フルパワー全開」さんから、WindowsMobile5用の親指シフトエミュレータが登場した模様です。

これはすごいですね。やっぱりみんなが欲しいと願っているといつか誰かが作ってくれるというのは驚くべきことです。作ってくれた人に感謝!

Intel iMacでteslaが動きました。(@映画フェイス)
http://eigaface.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/intel_imactesla_9cfd.html

例によって何だかわからん状態です。手順の通りにやるだけです。

(中略)

また手順通りやってsystem/library/StartupItemsフォルダを見たところStartupParameters.plist、 Tesla、Tesla.kextとなっていて、これでいいのだろうと再起動してteslaの環境設定を設定し直していたりしたら何となくteslaが動いたのです。よかった。ホントによかったと思いました。

これでIntel iMac 20inch 2.16GHz Intel Core 2 Duoは無事にteslaが動いて親指シフトで使えて、役立たずの横になった塗り壁状態から脱することが出来ました。

良かったですね。

親指シフトを使うためのプログラムを作ってくれる人がいれば、人柱覚悟で(?)何とか動くように何度も確かめながら試してみる人もいます。

もちろん、こんな苦労は誰もしたくないのは当然です。でも、やってしまうのです(笑)。親指シフトはヒューマンインターフェースという大事な部分に関する基礎的な技術なのだから、使うハードやソフトが変わっても維持していきたいというのが当然なのです。

ハードやソフトが変わっても何の苦労もなしにそのまま親指シフトが使えるようになるには、多大な努力と社会全体の発想の転換が必要なのだと思います。もちろん、そう言っているだけで周りが変わる訳ではないので、何らかのアクションを起こす必要があります。

苦労して親指シフトが使えるようになったことをブログで書くこともこうした一つのアクションで、社会に対して働きかけているのだと思います。書いてくれた人に感謝!

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2007/04/28

Re: 早速「年収10倍アップ勉強法」(@ぺんぎん草-はてな出張所)他4件

ベストセラーに親指シフトが載っていると関心も高まってくるようです。
http://d.hatena.ne.jp/penguins/20070427

なので親指シフトに挑戦

(中略)

ホームポジションから少しづつ練習しなくちゃ。昔fjfjとか練習したなぁ、、懐かしい。

親指シフトにようこそ!何でも今までやっていたことを変えるのは勇気もいるし、最初は成果がなかなか上がらないので、「変えたのは失敗か」と思うかもしれません。でも、ある程度進んだ時点で振り返ってみると「やって良かった」と思うことでしょう。

親指シフトを試した人たちの意見を聞くと、毎分100字ぐらいコンスタントに打てるようになってくると、楽になったという実感が出てくるようです。それまで、少しの間の辛抱ですが頑張ってください。

『無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法』(@「ビジネス・ブック・マラソン」 バックナンバーズ)
http://blog.goo.ne.jp/eliesbook/e/14d9b4cb53778f4c34a2edb63b01cf65

プロ野球選手のフォーム改造のような困難さはありますが、親指シフトを使ってキーボード入力速度を倍増するやり方などは、ぜひ試してみたいところです。

親指シフトに変えることとプロ野球選手のフォーム改造のどちらが難しいか分かりませんが、プロでなくても親指シフトに変えることは意味があることだと思います。それに、親指シフトは「使いやすいように設計されている」ものなのですから、きちんとした練習をすれば覚えることもそんなに困難ではないのです。

無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法(@30億円を5年で貯めるブログ)
http://3b5y.seesaa.net/article/40048525.html

たとえば親指シフトによるキーボード入力、耳からの学習(Audibleなど)は、あまり深く考えたことがなかったので、調べてみようと思う。

調べるだけでなくぜひ使ってください(笑)。

親指シフトを使ってもらうようにするのは大変です。理屈で分かってもらうことは何とかできても(それだけでも大変ではあるのですが・・・)、実際に使ってもらうようになるためには、それ以上の努力が必要なのです。

アマゾン1位著者とお会いしてきました!(@マインドマップ的読書感想文)
http://smoothfoxxx.livedoor.biz/archives/50963167.html

これからの展開として、最優先なのが、書きかけの本を書き上げること(詳細はマル秘で(汗))

(中略)

特に、ムギさんの原稿を仕上げる作業スピードは半端なく速いらしいようで。
これも親指シフトのおかげかもしれませぬ(汗)。

そうなのです。でも、親指シフトを使っている私の作業スピードはそんなに速くないですし、年収も10倍になっていません(笑)。

親指シフトの速さはいろいろな場で証明されています。だから、考えがどんどんまとまる人にとっては、文字入力が考えの邪魔にならないようになります。それだけではなく、「快適に使える」ということもあります。これは、速さともある程度関係しているものですが、これはなかなか証明がしにくいものです。私にとっては、これだけ少数派になっても粘り強く使い続けている人がいて、使い続けられるようにコミュニティー全体で努力が続いているという事実自体が親指シフトの良さの証明だと思っています。

勝間和代『無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法』(@気になる情報)
http://agha.jugem.jp/?eid=331

勝間式勉強法五種の神器:無線LAN内蔵ノートパソコン、MP3(MD)プレーヤー、速読術、親指シフト、マインドマップ

どれも納得のいくものです。このうち、一番長く使い続けられるのは何でしょう。5年後に検証してみましょう。

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2007/04/21

Re: 親指デビュー (@華麗なる電脳生活)他5件

親指シフトを始めた方がいます。親指シフトを使う環境は人によりさまざまです。
http://kareden.blog100.fc2.com/blog-entry-17.html

数年来気になっていた親指シフト。ついに今週から導入しました。

(中略)

気長に練習したいと思います。

おめでとうございます!親指シフトコミュニティーにようこそ。

困ったこと、分からないことがあったらお知らせ下さい。親指シフトのコミュニティーは新しいユーザーを歓迎します。

MacBook+intel+Tiger+Tesla(@不二草紙)
http://fuji-san.txt-nifty.com/osusume/2007/04/macbookinteltig_d595.html

そう、私は親指シフトでしか文字入力ができない社会的弱者(笑)なんですよ。で、今まではTESLAやOyayubiDriverという素晴らしい救世主さまのおかげで、全く問題なくOSXを楽しませていただいていたんですが、そのTESLAさまが残念ながらTigerに対応していないのです。これはもう本当に致命的です。仕方ない、ローマ字入力に切り替えようかとも思ったのですが、なにしろ作業効率が格段に下がり、1分150〜 200文字打てたのが、なんと100字以下になってしまう。

これは大変です。親指シフトユーザーが社会的弱者かどうかは議論の余地がありそうですが(笑)、これまで救世主がついていたことを考えると、ラッキーな方なのではないでしょうか。

でも、OSが変わったことで、その救世主にも見放されてしまうのかもしれないというのは、「神も仏もない」世の中なのでしょうか。

mixiやブログや2ちゃんや、いろんなところで救済策が紹介されているんですけど、私はこちらの記事を参考にさせていただきました。あせらず慎重に、書かれてあるとおりにやってみましたら、(当たり前ですが)見事親指シフトが使えるようになりました!わ〜い!皆さんありがとうございました。素晴らしい。

やっぱり、神様はいるんですね。いや、ほんとに素晴らしい。親指シフトのコミュニティーの力はこういうところに発揮されるのです。困った時のともこそ本当の友という言葉もあります。

それでも、いつもいつもひやひやしながら親指シフトを使い続けるというのは何とかならないでしょうかね。草の根的な助け合いの精神も重要ですが、仕事として親指シフトを支えていくという体制があるとずいぶん違うんでしょうけど。

寝たきり新参マイペース(@はげしく学び はげしく遊ぶ(石川康宏研究室))
http://walumono.typepad.jp/blog/2007/04/post_9df7.html

研究室では,ヘルプデスクM鹿さんが,はげしく新ノートと格闘していた。なにせ「親指シフト」である。若い人たちは「見たこともない」。

若い人もぜひ親指シフトを知ってもらえたら良いですね。親指シフトの良さを説明するのはとても難しいのですが、良さを語る人がいなければ、この伝統もなくなってしまいます。だから、親指シフトについて語り、書いて欲しいのです。

執筆環境、ちょっとだけ変更(@一日一歩~青橋由高の特別でない毎日~)
http://aohashi.livedoor.biz/archives/50735035.html

「親指シフト+ATOK+秀丸」環境で充分に快適です。

この組み合わせで、どこが快適さを生み出しているのでしょうか。それとも、全部の組み合わせの妙なのでしょうか。いずれにしても、親指シフトが快適な環境に寄与しているということは間違いなさそうです。

おやゆび(@W-VOGEL)
http://w-vogel.seesaa.net/article/39492868.html

本格的に日本語入力するために、テープ起こし関係の会社では親指シフトのキーボードが一般的だそうです。ローマ字入力よりも数段速いそうな。理屈を聞いた だけでも、そもそもローマ字入力って効率悪いし、しかもかな入力よりも覚えるキーと使う範囲が少なくてすごく使いやすそう。

実際の職場で親指シフトがどのように使われているかは知りませんが、もしここに書かれているようだとすると、頼もしいものがあります。興味がありましたら、関係のウェブサイトや掲示板、ブログをご覧いただくとよく分かると思います。

この方のように親指シフトに興味をもたれた方が、実際に使うようになるために何が必要なのか、親指シフトのユーザーは考えないといけません。

堂守こと平明GのPC(@天音堂ギャラリー堂守フォト amanedo-domori)
http://amanedo.exblog.jp/1799415

キーボードは愛用している日本語入力の親指シフトのを使うつもり。

この方がパソコンを買い換えた時の様子です。パソコンが新しくなって性能も良くなっても、使い慣れた親指シフトが変わってしまえば、仕事の効率はずっと下がってしまいます。だから、キーボードのようなインターフェースは使いやすいものから変えないのが正解なのです。

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2007/04/20

Re: 無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法(@パパのネットで副収入 ブログ)

親指シフトで年収10倍?
http://ameblo.jp/gensan/entry-10031239812.html

●勝間式勉強法5種の神器

(中略)

親指シフト

これは、経済評論家で会計士の勝間和代さん(ブログはhttp://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/private/)の出された本「無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法」についてです。

親指シフトのことが書いてあれば、どんなものでも書いてあっても買ってしまいそうな私なので、「年収10倍」となれば買わずにいられるか(笑)ということで買ってきました。

親指シフトについては、「ノートパソコンを用意する」「速読術で成果を五倍速く出す」「MP3(MD)プレーヤーで『耳』を活用する」「マインドマップで、頭の中を整理しながらノートをとる」と並んで「キーボード入力速度を倍増する」という見出しのもとに説明されています。

4ページにわたって親指シフトのことが書かれています。実際に使っているのだから、他人に対しても説得力があります。

親指シフトだけで年収が10倍になるんだったらみんな親指シフトに飛びつくでしょうが、そうは問屋がおろさない。でも、この本がきっかけで親指シフトに興味を持ち、使う人が出てくればうれしいですね。そうしたユーザーが増えることが、今のユーザーの利益にもなるんですから。

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2007/04/19

Re: 親指シフトの火を消さないために。(@Weblog 61℃)他1件

親指シフトがなくなるとはどういうことなのでしょうか。
http://61degc.seesaa.net/article/39313768.html

私が一番恐れているのは、親指シフトが物理的に使えなくなってしまうことです。Nicola や Tron の専用キーボードはあってもなくても私自身はどちらでも構いませんが、JISキーボードで親指シフトをエミュレートする環境がなくなってしまうことだけは避けたいのです。エミュレータが対応していないからOSを乗り換えられない —— そんな悲しい事態が二度と起きないことを願って…。だから、今はこう言います。親指シフトの火は消さない!

私がここに書き散らかした結果として、

* 親指シフトユーザが増えた。
* 親指シフトを使い続けようと思い直した。

これが私にとっての「是」です。配列は親指シフトであれば何でも構いません。

私が考え、感じていることも似ています。私は「専用キーボード(きちんとした親指シフトキーが付いていること)がなくなってしまうのは困る」というのも言いたいのですが(笑)。

結局、問題は「親指シフトとは何か?」という哲学的(笑)問題なのかもしれません。

上記の文章を書いた141Fさんは、小梅という新しい配列を提唱されています。それでも、「配列は親指シフトであれば何でも構いません。」と述べています。

私は、何度かこのブログや他の場所で、親指シフトの本質は何かということを述べています。それは、「親指シフトキーと他のキーの同時打鍵により、人間の生理にあった自然な形で、一つのキーを3つに活用できること」と「文字の使用頻度や正書法の原則などに合わせて柔軟に文字の配列を決めること」です。

実は後者は、親指シフトでなくてもできることではあります。ですから、絞っていけば親指シフトの原理は前者だけなのかもしれません。親指シフトが使えなくなるというのは、この原理が使えなくなることになります。

141Fさんが、配列は何でも良いというのは、親指シフトの考え方からすれば間違ってはいない訳です。もちろん、配列は使いやすいものである方が良いのは当然ですし、親指シフトを採用することにより、使いやすいものにできる余地が増しているのも確かです。

親指シフトが文字入力の可能性を大きく広げたのは確かでしょう。TRONやM式でも、「親指との同時打鍵」は使われています。つまり、この原則こそが、真に本質的なものなのです。

だから、親指シフトの可能性を広げるような試みは141Fさんがおっしゃるような意味においてすべて「是」となります。例えば、日本語以外での応用もその一つとなります。

もちろん、可能性だけで親指シフトが広がると思うなどというのはまったく甘く、リアル世界を変えるにはそれなりの仕掛けや覚悟がいります。そうだとしても、最初からいろいろある可能性を切り落として「これだけしか認めない」という態度が生産的でないのは明らかでしょう。親指シフトの火を消さないためにも、フィールドは広く持っていることが必要なのです。

で、あなたは親指シフトを愛していますか?

もちろんです!

ブログを始めた理由(@とりあえず月配列とかのブログ)
http://ameblo.jp/ujiro/entry-10031187017.html

私がブログを始めた当初、配列関係のネタで語り合う場は2ちゃんねるの他にはあまりなかったような気がするんです。

(中略)

あと、「親指シフトウォッチ」のぎっちょんさんもとっくにブログを書かれていましたね。

宣伝ありがとうございます(笑)。

私がこのブログを始めた理由は、一番最初の記事http://thumb-shift.txt-nifty.com/contents/2004/07/post.htmlに書いてある通りです。

私のブログがあることで、どれだけ親指シフトに対する世間の関心が高まったかは分かりませんが、私の側からすれば、親指シフトの考え方を普及させたいという気持ちはずっと一貫しています。

現実の世界が簡単に変わると思うほど私はナイーブではないですが、それでも、何らかのアクションを起こさない限り、親指シフトのコミュニティーの強化はできないし、親指シフトの復権もあり得ないのは確かなのです。

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2007/04/16

Re: 新しいKB611を入手(@ICOの秘密)他2件

親指シフト専用キーボードKB611の話題です。
http://www.icofit.net/wordpress/?p=289

KB611はMac OS Xでも、BootCampで立ち上げたWindows XP Professionalでも、ほとんど問題なく使うことができますが、Parallels Desctopで立ち上げたWindows XP Professionalでは期待した動きをしません。

KB611はいくつかある親指シフトキーボードの中でも、ワープロ専用機OASYSの操作性をなるべく再現するように作られています。もちろんウィンドウズパソコン用です。

それがソフトウェア(とPS/2-USBの変換アダプター)を介するとマッキントッシュでも使うことができるようになるようです。私は技術的な詳細は分かりませんが、このようなことをやってしまう人がいることには驚くばかりです。

残念ながら、親指シフトの専用キーボードは少数なので、細かいところで自分の好みに合ったものを見つけることが難しいこともあります。技術的な仕様で他のハードとの組み合わせが制約されることもあります。

そうしたことを越えて、何とか親指シフトを使える環境を広げようとしているのが親指シフトのコミュニティーなのです。この力を高めることが大切なのです。

Macで親指シフト専用キーボード13(@”なすこじ”のジオログ)
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/nasukoji_7/view/20070414/1176538976

いつもの事ですが、予想は間違っていました。

この方も、KB611をマッキントッシュで使うためにいろいろな実験を続けています。親指シフトのコミュニティーはこのように人たちで支えられているのです。

くっ、くっ、くっ・・・買ってしまった、待望の「親指シフトキーボードKB611」・・・(@賢いパソコン・インターネットの使い方とは・・・)
http://intellectualpclife.seesaa.net/article/38363908.html

富士通 USB親指シフトキーボード(コンパクト) FKB8579-661EVやKB211とか以前に買って使ったことがあるが、イマイチキータッチが固いのでKB611じゃないと駄目だと思っていた。

ただ親指シフトだというだけでなく、自分が使う道具としてキーボードを考えた時に、使いやすいものを選べるようになっていればうれしい訳です。

KB611でマッキントッシュを使いたいという気持ちがユーザーを動かしていろいろな工夫で実現しているというのは大変うれしいことであり、親指シフトの魅力を端的に表しているのです。

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2007/04/14

Re: PowerBook140(@【ブログ版】ウチノコ通信 2)他6件

昔のもので今でも使えるものは何でしょうか。
http://meiza.blog3.fc2.com/blog-entry-2845.html

『親指シフト懐かし~』
『唐沢がやってた『三行革命』ってあったねぇ…』
『大学ではMosaic使ってましたよ。』
『メールはemacs』
『インターネットできますって豪語したら内定貰えた。』
『mnewsってあったよな!?』

…なんて昔のIT環境について与太話をしていたら、
『オレ、むかぁしのMac持ってる』
というのが出てきましたよ!

(中略)

PowerBook140!!!!

これらの中で今でも「実用的に使えている」のはどれでしょうか。

親指シフトは今でもメジャーなOS(ウィンドウズ、マッキントッシュ、リナックス)で実用的に使える環境が維持されています。親指シフトが発表されて、使えるようになったのはもう四半世紀前のことです。もしかしたら、上に出ているものの中で親指シフトが一番古いかもしれません。

それでも、基本的な設計の変更なしに今でも使われています。それは、親指シフトが文字の入力というコンピューターを使う上での基本的な技術に関するものであり、ハードやソフトの変更にもかかわらず、覚えたことが使えるからです。もちろん、優れたものでなければ使われなくなってしまうので、今でも多くの人が使い続けていることは良さの一つの証拠であるとも言えます。実際に使えるようにするためには、ソフトを作ったりする必要はありますが、これまではさまざまな人たちの努力で実用的に使えるようになっていました。

考えてみれば、これはすごいことではないでしょうか。

掃除をしたり(@膝ブラック)
http://hizablack.hyottoko.sub.jp/?eid=635505

近頃私、親指シフト、という入力方式に自分のタイピングを切替えまして。今、文字を打つスピードがものすごく遅くなっております。これだけ打つのも一苦労。

実用的に使えるようになっているからこそ、この方のように新たに親指シフトを使おうとする人もいる訳です。最初は大変かもしれませんが、必ず良さが分かるようになると思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。

パソコンの入力方法について(@山都屋にゃん太郎のノート)
http://plaza.rakuten.co.jp/yamatoya55/diary/200704140000/

NICORA(ニコラ)配列という入力方法がある。昔、親指シフトといわれていたものである。ローマ字入力より打鍵回数が少ないので入力が速いと言われて1年ほど使ってみた。実はこのブログも全てニコラ配列で作成してきた。

この配列を今週でやめることにした。理由は、年のせいか、あまり上手くならなかったことだ。

これは残念でした。親指シフトはもちろん万人にとって万能という訳ではありませんから、合わない人もいるかもしれません。

なお、親指シフトを使うのに年はあまり関係がないと思いますよ。これからでも、少し使い続ければ良さが分かると思うんですが(と未練がましいですが・・・)。

ローマ字入力に戻されて、「親指シフトの方が良かった」と感じたら、いつでも戻ってきてください(笑)。親指シフトが楽になるような使い方もお教えできるかと思います。

見参(@30OVER ○○インストラクターの毎日)
http://lm314v21.blog.shinobi.jp/Entry/144/

何気なく打ってみたのですが"タイプウェル国語かな かたかな"で自身2位の記録を出しました。

親指シフトで。

何気なく打ってこれなので、まだ伸びる可能性があるということですね、きっと。

おめでとうございます!私自身はあまりタイピングゲームはやらないので、どの位の記録がすごいのか分かりませんが、いずれにしても、親指シフトを使うことで、速く文字入力ができる(これは「楽にできる」ということと密接に関連しています)のは良いことです。

親指シフトも他の技術と同じように、それなりに練習すれば上達します。おそらく親指シフトの良いところは、上達のための練習が楽(使いやすいように設計されているから)なのと、上達の上限が高いことなのではないかと考えます。

お久しぶりです(@深夜のシマネコBlog)
http://www.journalism.jp/t-akagi/2007/04/post_201.html

で、それはそうと、どうにせよ親指シフトができるキーボードがないわけにもいかないじゃないですか。ローマ字打ちでは原稿を書きたくないですし。

やはり、親指シフトを使っているとこのように感じる方が多いですね。この方はマッキントッシュを使っているようで、親指シフトに適したキーボードを探すのに苦労をされたようです。

疲れたら、休みましょう。あなたにとって「オアシス」とは?(@かなり北の[高校・英語・教育])
http://blogs.yahoo.co.jp/tokuse1/48483031.htm

私はPC全盛の前は、OASYSを愛用していました。
今でも日本語入力は「親指シフト」が最高と思っています。

自宅では「親指シフトキーボード」を使って入力しています。

ローマ字入力は正直くどい。親指シフトになれると、楽で仕方がありません。

やっぱりそうですよね。ローマ字入力が「くどい」というのは、初めて目にした表現ですが、言われてみると確かにそのような気もします。

これは、一つには入力の際の打鍵数が多くなってしまうことがあります。平均してみると、親指シフトに比べて、ローマ字入力は1.7倍くらいに打鍵数が増えると言われています。

もう一つには、画面の表示があります。ローマ字入力では、例えば「か」を入力するのに、まず「k」を打鍵します。このとき、画面には「k」が現れます。その後、「a」を入力すると「k」が「か」に変わります。これは結構目まぐるしい感じがあり、眼も疲れるような気がします。

「楽で仕方がありません。」というのは実感なのでしょう。私もそう思います。

ドロノキにも新芽が出始めました。(@やまもと・たくゼミの日記)
http://d.hatena.ne.jp/takuzemi/20070413

授業方針の説明、文献探索ガイダンスの予定、三四郎文学散歩の日程、輪読の担当の決定、そしてゼミ生諸君の自己紹介という流れでした。プロジェクターと親指シフトのノートパソコンも今年は大いに活用しようと思っています。

ノートパソコンはキーボードが固定されているため、親指シフトを使うことは結構面倒です。専用キーボードを付けたノートパソコンも販売されていますが、機種は本当に限られます。それでも、この方のように活用されるというのはうれしいですね。親指シフトの良さがもっと知られるようになれば、他の機種でも親指シフトが使えるようになるかもしれないのですが、そこまで行くためにはもっと親指シフトのコミュニティーとしての力がないとだめですね。

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2007/04/12

Re: モノマガジンでμTRONキーボードと親指シフトノートPCが出てた(@後悔と開き直りを繰り返す、そんな君には反省が無い。)

また、親指シフトキーボードが活字メディアに出ました。
http://mimiradi.blog81.fc2.com/blog-entry-27.html

持ち運ぶノートPCだからこそキーボードにこだわる、として全面防滴と親指シフト。
特に後者の場合「これだから選んだ」だろうけど、今回はじめてこれを知って親指シフトとの「思いがけない再会」になった人もいるかもしれない。

私もこの雑誌を買って読みました。確かに、これが「思いがけない再会」になり、親指シフト復活のきっかけになるとうれしいですね。それだけでなく、「親指シフトはワープロ時代のもの」と思っていた人や、「親指シフトなんて初めて見た」と言う人が親指シフトに興味を持ってもらえると良いですね。

最初の興味が次につながるようにすることが大事で、そのためにも親指シフトについての情報が手に入るようになっていることは必須です。親指シフトユーザーが作っているサイトやブログ、掲示板はそうしたことのために欠かせないものです。

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2007/04/08

Re: Intel iMac用の親指シフトキーボード・ドライバを切望します。(@映画フェイス)他3件

新しいハードウェアやソフトウェア環境での親指シフトは何かと苦労があります。
http://eigaface.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/intel_imac_2460.html

インターネットではIntelのMacBookやMac miniでのtesla導入の成功例があるのでIntel iMacでも大丈夫だろうと思っていました。

それでteslaは手順さえ守れば出来ると思っていたがどうにも親指シフトになりません。そういえばXcodeを使った時によくわからんアラートは出ていました。
そんなわけでIntel iMacではどうやっても親指シフトになりません。よく考えてみればインターネットでのIntel iMacでの成功例がないからやっぱりダメなようです。

ううむ、これは面倒ですね。確かに、Intel iMac以外では次にあげるような手順で成功しているようですが、iMacではないようですね。

MacBookでTeslaが動く!(@Miscellanium of Keisuke Kamimura)
http://kk.cocolog-nifty.com/misc/2006/05/macbooktesla_a9ff.html

MacBookの購入を検討中の全国の親指シフト・ユーザーの皆さん、朗報です。自分でソースからビルドすればMacBookでもTeslaが動きます。

インテルマックで親指シフト(@エストレージャ・デ・マル 海の星)
http://ameblo.jp/cahierdusud/entry-10012957251.html

今まではテスラというソフトで親指シフト入力をしていたのだが、インテルマックでは使えなくなるという噂だった。ATOK の文語モードと文語版テスラで快適な日本語古文入力を享受していたので、困ったぞと思っていたのだが、なんとインテルマックでもテスラで親指シフトができることが発見された。朗報である。

IntelMacで親指シフト(@現実2.0)
http://d.hatena.ne.jp/free-bee/20070318/1174191529

一番の問題は、IntelMacで親指シフトができるか(具体的にはTeslaが動作するか)という点であった。

結論から言うと、あっさりと動いた。

このように、なかなか一筋縄ではいかないようです。親指シフトを使う人は、いろんな困難があってもなんとかして(人に聞く、ネットを探す、プログラムを特注する、昔の環境から変えない(笑)・・・)使い続けようとします。

こうした試みに関しては、情報交換もいろいろな場でされています。日本語入力コンソーシアムの掲示板、mixi、個人が持っている掲示板やブログがあります。

技術的なことは詳しくないので、間違っていたら訂正してほしいのですが、親指シフトを使えるようにするためのプログラムというのはそんなに難しいものなのでしょうか。また、OSがそれほど大規模でないアップデートをしたぐらいで、あるいは、同じOSなのにハードが違うと使えなくなるようなものなのでしょうか。

私の推測は、キーボードのように本当に物理的なインターフェースの制御というのは結構デリケートなところがあるのではないかというものです。人により操作の速度ややり方も違うものを何とか吸収してコンピューターに伝えるということが面倒なのかもしれません。

技術的な面は別にしても、キーボードによる文字入力といった基本的な操作についてユーザーに大きな負担を強いるようなことになるのは、いかがなものかと思います。

そうは言っても、これまで何とか使い続けられるようになってきたという事実はあり、だとすれば、これからも親指シフトユーザーの熱意と応援があれば、ハードやソフトの変化にもついて行けるのではないのかと私は楽観しています。

いずれにしても、標記ブログ記事にあるように、

親指シフトが使えない20インチ Intel iMacなんて、タダの横向きな塗り壁です。こまったものです。

ということにならないように、親指シフトユーザーもぜひ声を上げ続け、応援もしていかなければいけないと思っています。

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Re: 親指ルール(@MY 備忘録 on the NET)

親指が特別なのはそれなりの意味があるからです。
http://d.hatena.ne.jp/ssawai/20070407/1175952718

Rule of Thumb のこと。英語のドキュメント文章を読んでいて「なんだっけ??」と思っていた。親指を使うっていう意味なのだから、、、もしかしたら『グッジョブ (*^ー゚)b 』的な意味なのかと思ったのだが、チガウ。

(中略)

うーん、、なるほど。指で判断するという意味で「親指ルール」なのか。熟練の技というヤツですな。

ちなみに「小指ルール」や「人差し指ルール」もあるのか?..と思って調べてみたけれど、さすがにそれは無いらしい(見つけた人は是非教えてくださいな)。あと、親指シフト(Shift of Thumb?)との関係はナイと思う。ご安心を。

しかし、アレこそ Rule of Thumb 的なところから発生したものなのかもしれない。

親指シフトはキーボード入力の方法です(笑)、という当然の突っ込みは置いといて・・・。親指シフトの英訳も私はthumb-shiftと言っていますが、正しいかどうかは分かりません。

上記の記事で分かるのは、人間の手指における親指の持つ特別な地位です。親指は他の指と共同して仕事をすることが自然にできるという意味で、他の指とは大きな違いがあります。だから、いろいろな言葉でも親指だけを特別扱いしているのかもしれません。

英語でも、上記のrule of thumbの他、thumbs up, thumbs down などの表現もあります。

興味がありましたら、拙サイトにある、アラビア語への親指シフトの応用http://homepage3.nifty.com/gicchon/sub14g.htmにあるプレゼンテーション(英語版)
http://homepage3.nifty.com/gicchon/arabic-presentation(e).ppt
の4, 8, 11ページをご覧下さい(笑)。

親指シフトの本質は、このような親指の持つ特別な機能をフルに活用することにより他の指も活躍できるようにする(親指シフトを使うことで同じキーが3つに活用できる)ことにあります。

それに加えて、コンピューターの発達により可能になったソフト的制御の利用です。

これらは、日本語だけではなく他の言語でも応用の可能性があります。親指シフトは機械的(タイプライター的といっても良いでしょう)制御の時代には考えられなかった、ヒューマンインターフェースの新たな方法を生み出す豊かな基盤なのです。

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2007/04/04

Re: 親指シフト(@紙屋めもろぐ)他2件

親指シフトに興味のある人大歓迎!
http://d.hatena.ne.jp/k_wizard/20070402/1175507721

キー配列覚えるだけで死にそうです。覚える価値があるのかは謎です。

いや、そんなに難しくないですよ。文字の配置を見て、頭で考えると「一つのキーを三つに活用するなんて・・・」と思われるかもしれませんが、使い始めると(特に、きちんとした練習をすると)その良さが「体で感じられる」ようになる、という人が多いのです。だから覚える価値もあるんです(笑)。頭ではなくて体でどうぞ。

まあそのうち。

まあ、そんなこと言わずに今すぐどうぞ(笑)。

入力デバイス(@愛弟子くんの日記)
http://ameblo.jp/big-bag/entry-10029631535.html

やっぱり「慣れ」って大きいものだなーと思います。

キーボードにしても、親指シフトキーボードとか使えませんし。

日本語文字入力には便利だとわかっていても使えない。

私の適応力が低すぎるのかもしれませんが…。

確かに、ヒューマンインターフェースの部分は慣れているかどうかで使う人の使い心地は大きく変わります。だから、親指シフトキーボードのような、あまり触る機会もないようなものはそれだけでハンデがあることになります。親指シフトを広げようと思えば、何とか目の前にすぐにはないものの良さを説明しなければならないという、大変難しい作業を強いられることになります。

ただ、潜在的なユーザーに対しては親切にというセールスマンの鉄則(笑)を使うとすれば、この方には「適応力の問題ではありませんよ。親指シフトは使いやすいように作られているんです。だから、他の方法よりも実は壁は低いんです。」と言うことになります。これは単なるセールストークではないことは、親指シフトユーザーなら分かってもらえると思います。

これは便利だ(@中国語を使いたい--効率的学習法を求めて)
http://shira.txt-nifty.com/shira_blog/2007/03/20070331_2935.html

先日親指シフトキーボードと相性が悪いと書きましたが、今日は調子よく使えています。

これは良かったですね。中国語の入力と親指シフトキーボードのどこが相性が悪いのか分かりませんが、ともあれほっとされたことでしょう。

それで少し悪のり(?)ですが、中国語も親指シフトで入力するのはどうでしょう。単に親指シフトキーボードを使うというだけでなく、「親指シフトの考え方で中国語も入力する」のです。

残念ながら、これは今のところ実現できていません。でも、基本的な考え方は、このブログの右の「ケーススタディー(日本語以外)」の中国語http://homepage3.nifty.com/gicchon/sub149.htmのところをご覧になってください。

これをご覧になると分かりますが、富士通の菅野さんが考えた「親指シフトを使った中国語入力」は特許がとられています。しかし、特許による保護期間(出願から20年)をすでに過ぎています。ですから、この技術を実装しても特許上の問題はありません。どなたかトライしてみませんか?

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他のところでも書いたのですが、最近、いくつかの活字メディアに親指シフトのことが書かれていました。以下、要約です。

週刊アスキー4月3日号 147ページ
編集者 佐藤建さんの記事で親指シフトキーボード(KB231)の写真も出ています。
ビスタとJapanistについてです。

同 4月10日号 155ページ
上記記事の続きで、ビスタでJapanistを使った時の問題が書かれています。

YOMIURI PC 5月号 156~161ページ
誰が日本語を作ったか vol.5 ワープロ専用機の栄枯盛衰
159ページには親指シフトキーボードの写真もあり、「今でも熱狂的なファンが多い『親指シフトキーボード』。『親指左』『親指右』のキーが特徴的だ(富士通提供)」と説明がついています。
本文では、約30行にわたり解説が出ています。最後は、「この時代に富士通のワープロに慣れた人には今でもファンが多く、現在でも、親指シフトをパソコンのキーボードで再現するエミュレーターが出回っているほどである。」と締めくくられています。パソコン用の専用キーボードが今でも売られていることも書いて欲しかったですね。
他にNECのM式キーボードも写真付きで解説があります。こちらは本文は8行でした。

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