Re: 「私はどの入力法を選択するべきか(or今の入力法を使い続けるべきか)」という点についての考察を試みる。(@雑記/えもじならべあそび(相沢かえでが飛鳥カナ配列ほかで綴る、無変換な日記) )他1件
お呼びがかかりましたので、出てきました。
http://d.hatena.ne.jp/maple_magician/20070128/1169987125
おそらく……ですが、ぎっちょんさんは「早まってはいけません!」という書き出しで言及されるだろうか……と、勝手に予想してみたりしました^^;。
もとになった記事は、このブログで前にもご紹介したことがあるムギさんのブログからです。
得意技であり、一番のボトルネックとは(@私的なことがらを記録しよう!!)
http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/private/2007/01/post_5667.html
頭で考えるスピードの方が、当然打つより早いので、とてももどかしい。親指シフトなので人よりかなり早いはずなのですが、それでも、しょせんノートパソコン、限界があり、とにかく、指と背中が常に疲れています。
かといって、運べないデスクトップでは使える時間が限られてしまうし。
そうすると、親指シフトキーボードのノートパソコンを買うか、あるいは、入力を親指シフトではなく、花+風のような、より、効率のいいものにしろ、ということなのでしょうか?
ううむ、これは難しいですね。私は親指シフトのセールスマンですが、コンサルタント業ではないので、詳しい情報が分からないと「早まってはいけません!」と言うのかどうかは自分でも分かりません。
この記事を拝見する限りでは、ノートパソコンは親指シフト専用キーボード付きではなく、エミュレーションを使っておられるようです。
私自身はノートパソコンのエミュレーションで親指シフトを使ったことがないので何とも判断できかねますが、一般的には、専用に作られたものの方が、ある意味で間に合わせで作られたものより使いやすいのは道理であると思われます。
いずれにしても、問題の所在と原因の切り分けは必要で、そのためには比較が必要になります。親指シフト専用キーボードが付いたノートパソコンが事実上1種類しかないこと、また、実際に手にとって使い勝手を試せるところも事実上、世界に1ヶ所しかないというのは大きなハンデであることは確かです。
文字入力も何かをする時の道具にすぎませんから、他の要因との関係で何を優先するかということだと思います。セールスマンとしては「親指シフトは変えないでください」と言いたい訳ですが(笑) 。
なお、最近、親指シフト周辺では、
http://www.vshopu.com/f_FKB66PUoya/index.html
が話題になっているようです。これなら、親指シフトも捨てずに携帯性も失われない・・・なんて、やっぱり私はセールスマンか(笑)。
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かえで(yfi)さんの記事の中で、
はてなブックマーク - 親指シフトブックマーク(@ぎっちょん)
に言及されており感謝します。このブックマークは、ブログのネタ帳のつもりで作ったのですが、最近、ブログ記事作成が全然進まないので、溜まるばかりになっています。それでも、他の方がご覧いただけることは大変うれしいのです。
最近、記事が書けないのは、
ケーススタディー(アラビア語)
http://homepage3.nifty.com/gicchon/sub14f.htm
にずいぶん時間を取られてしまっていたためです。基本設計だけでも、いろいろ考えなければならないことが多かったのと、まとめて文章化するのが難しかったためです。
まあ、アラブの金持ちがお金をポンと出してくれるようなことは無いでしょうけど(笑)。
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コメント
トラバ頂きありがとうございます!
実際問題として、親指シフトを長くやってこられた方から「こういう発言」が出ること自体が稀だと思いますので、記事(?)を書くべきかどうか&どういう方向性で書くかという点では、かなり悩みました……丸一日かけて「色々な可能性」について検討してみたつもりでいましたが、結局整理しきれずに投稿してしまったというのが正直なところです。
学習コストを圧縮するためには、入力技術をそのまま使える「親指シフトノート」の導入が最も有効ですね。
http://www.kanshin.com/keyword/1082610
上記のキーワード【日本語電子タイプライタ「OASYS」】を書いていて再確認したのですが、やはり親指シフトは「キーボードとセットで使うのが最も親指シフトらしい」気がします。
ほかの要素は多くが「OASYSから現行機器へ」と受け継がれていますから、技術的な整合性は良いはずですし。
その他の入力方法に関しては……「ただ入力速度を上げるだけでよい」というのであれば、練習法さえ選べば何とかなると思われます。
一方で、「持続的な入力スピード」を確保する必要があることを併せると、自身にとって「ストレスや疲れを感じず、自然に打鍵できる」方法を選択するほうが有用かと。
ただし、入力法を変更してしまうと「数ヶ月~1年ぐらいは面倒が付きまとう」可能性がありますし、一発で「親指シフトよりも指や肩に負担がかかりにくい」入力法を探し当てられるかどうかは誰にもわかりませんし……ムギさんのように「独立後」という状態を考慮すると、入力法の変更自体が重いコスト負担としてのしかかってくる可能性があります。
それと、「入力法を持続するための環境整備コスト」も重要になりそうです……この点は親指シフト以外のマイナーな方法を選択すると、あとからだいぶ苦労させられるかもしれません。
最終的には「コスト対ベネフィット比」のバランスを見たうえで、「何を変更し、何を残すか」について検討いただくより他にはないですね……。
入力法の問題は「文字情報を用いた表現を行ううえでの基礎」ですから、特にこれから表現活動の場を広げられるであろうムギさんにとってはとても重要な問題だと思います。
何らかの「よりベターな結論」にたどり着いて頂ける様に、かげながら応援させていただきたいところです。
「誰にでも普遍的に適用できるルール」があればいいのですが、それがないという点が入力法のややこしさなのかもしれませんね。
いずれにせよ、今後の更なる活躍を期待したいですね!
何かお手伝いできると良いのですが、今のところ何もできそうにはありませんし……うーん。
投稿: かえで(yfi) | 2007/01/29 00:42
実際の場面で何が最適かという問いは、当然「求めるものが何か」がきちんと定義されていなければいけない訳です。
コンサルティングは「解決の方法を提示する」というよりは(これだったら知識を持っていれば誰でもできる)、「何を求めているか」を相手が納得して決めてもらうというプロセスが肝なのだと思います。もちろん、その背後には「何をやれば何ができるか」についての知識や経験がなければなりません。
ということで、私がコンサルタントではなく、セールスマンに留まっている理由でした(笑)。あ、もちろん、優秀なセールスマンは優秀なコンサルタントであるのも事実ですけどね。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2007/01/30 07:46
……肝心なところをすっかり失念して「書いたままトラバしていた」ということに、ようやく気づきました。
前提条件がハッキリしていない案件に口を出すべきではなかった……と反省しきりです。
今読み返すと、(そもそも始めに書いた記事からして)いかにも「何かに焦っていたとしか思えない」ような書き方をしていました……まずは「もう一度落ち着いて考える」ところに立ち戻ってみたいと思います。
今回はお騒がせしてしまい、大変申し訳ありませんでした。
#過去を思い出してみるに、私は似たようなことを周期的にやらかしているような……orz
投稿: かえで(yfi) | 2007/01/31 11:44
かえで(yfi)さん
そんなに気にすることはないと思いますよ。親切とお節介は紙一重ですし、前提条件だって最初から全部はっきりしていたらそれこそコンサルティングの醍醐味はなくなってしまいますから。
まあ、こういう話はとにかくどこかに取っかかりを見つけて、話をつないでいくことが大事で、私のブログの記事の精神もまったく同じです。誰かが親指シフトのことを書いている、それに対して何らかのコメントを私が付ける、またそれに(場合によっては)反響がある、という気持ちの連鎖が必要なのだと思っています。
そういう意味で何かを始めないといけないのは確かで、かえで(yfi)さんには始めてもらったことに感謝しています。
最近、私のブログの記事の数が減っている(つまり、最初に始めることをさぼっている)のは私自身も忸怩たる思いなのですが、いかんせん、アラビア語という泥沼に足を突っ込んでしまったのでしょうがないと観念しています。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2007/01/31 22:15