Re: キーボードの反乱(@Nevertheless)他1件
親指シフトを使う理由は。
http://blog.livedoor.jp/ichinose0083/archives/50621820.html
数日前に「親指シフト」などというキーボードの入力方式があるという情報を得まして、しかもそれが一流作家愛用という歌い文句で紹介されていたものですから、ついつい宣伝に負けて試してみようかとインストールしてみたのですよ。追加ドライバを。
結局ドライバは機能せず、親指シフトも体験せずじまいで「いいさ、思考を現出するための方法、媒体は何だって構わないのさ」という僻みを発揮して諦めたわけですが、まさかその影響が……?
親指シフトが使えなかったのは残念です。うまく機能しなかった理由はこれだけでは分かりませんが、もしもう一度トライされるのでしたら詳しいデータ(ハードやソフトに関する情報)とともに質問してください。日本語入力コンソーシアムには掲示板http://nicola.sunicom.co.jp/info4.htmlもありますので、一度覗かれてはいかがでしょう。
ところで上記の引用には面白い部分があります。
思考を現出するための方法、媒体は何だって構わないのさ
これはまさしくその通りです。文章を読む人にとって大事なのは最終的な結果であって、
それがどのように作られたかは関係ありません。また、知る方法もありません。例えば、私のブログの文章が親指シフトキーボードで書かれたかローマ字入力で書かれたかは、私のブログを見ている人には分かりません(まあ、これで親指シフトではないとはなかなか考えにくいのは事実ですが)。それどころか、私が本当にキーボードを使っているのかさえも知ることはできません。もしかしたらゴーストライターが書いているかもしれません(まあ、こんな文章を書くためのゴーストライターがいるとは思えませんが)。
ところが、文章を作る人にとってはその方法こそが問題なのです。使いやすい、快適なものを用意することがどれだけ知的生産性を向上させるかということなのです。
親指シフトが文章を生産する人の間で高い支持を得ているのはこのような理由だからです。
親指シフト最優先!(@現実2.0)
http://d.hatena.ne.jp/free-bee/20061018#1161178922
情報の教員がローマ字入力する際に小さな声で「イ、ン、ター、ネッ、ト、は」などとブツブツつぶやきながら入力している姿は、かなり恥ずかしい。
いや、そんなことはないですよ。もっと良いのは、実習で使われているパソコンも親指シフトにしてしまうこと!こうすれば、文字入力もスムーズにスピードも速く、みんなのリスペクトを受けること間違いなし!?
今、親指シフト入力システムは風前の灯といった現状である。
いつの日か親指シフトの灯が消えてしまったら、僕はブログを書くことをやめてしまうことになるだろう。
まだまだ親指シフトはしぶとく使われています。これは驚くべきことです。ブログを書き続けられるようにぜひご自分でも使い、他の人にも勧めてください。そのことが親指シフトの灯を消さないための一番の方法なのです。
ところで、こちらの方のブログの名称の「2.0」に反応してしまいました。
http://thumb-shift.txt-nifty.com/contents/2006/05/re_200605012nds_88ef.html
にも書いたのですが、私は親指シフトこそがWeb2.0なのではないかという仮説(笑)を提唱しています。
宣伝のためのプレゼン(笑)を作ってみましたのでご覧下さい。
パワーポイントのファイル
OpenOffice2.0のファイル(使えるプラットフォームが広いと言う意味ではこちらの方がWeb2.0的)
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
izaの方へのコメントありがとうございます。
親指シフトの良さを書いてくれるこういうブログがあることをとても喜ばしく思います。
私のブログにも親指シフトのカテゴリを作ろうと考えていましたので、あなたのここのブログとぜひ相互リンクをお願いしたいと思います。
web2.0の恩恵を感じます。
今後ともよろしくお願い致します。
投稿: 鉄瓶 | 2006/10/23 04:22
鉄瓶さん、コメントとトラックバックありがとうございます。
親指シフトはとにかく知られることが大事だと思っています。いろいろな人が「親指シフトは良い!」と書いてくれているのですが、それがまとまった力にならないのが歯がゆい気持ちです。
一人一人が親指シフトについて書けることはそんなにありません。せいぜい、ブログの1~2回の記事分ぐらいにしかならないのだと思います。だから、親指シフトの記事だけでまとまったものはなかなか作るのは難しいのだと思います。
この壁を乗り越えるために考えたのが、私のブログで使っている「他の人が親指シフトについて書いている記事にトラックバックし、私のコメントを付け加える」というやり方です。
ありがたいことに親指シフトについてブログで書く人はそこそこいます。ブログの検索をすると、2~3日に一つぐらいの記事はあります。だから、私が記事にするネタも切れないということになります。今は親指シフトを使っていない人でも、親指シフトを懐かしく思い「あれは良かった」と書く人が多いことも、良さの証明だと思います。
多くの人の考えることをうまく使うというのもWeb2.0的手法のようですから、そういう意味でも親指シフトはWeb2.0だ(笑)ということになります。
鉄瓶さんのブログへのリンクをリンク集に加えておきました。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2006/10/23 21:49