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2006年9月の記事

2006/09/26

Re: 美味しいシュークリーム(@いろいろ日記)他1件

親指シフトについて興味を持っている人が現れました。
http://blog.goo.ne.jp/iroironikki/e/515471e774916d71e0f2f774bebf2223

ところで今日のライターさんは、パソコンのキーボードが普通と違って「親指シフト」というやり方で文字を打つそうです。どんなのかな。

はいはい、お安いご用です。

日本語入力コンソーシアム
http://nicola.sunicom.co.jp/
親指シフト(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A6%AA%E6%8C%87%E3%82%B7%E3%83%95%E3%83%88
親指シフト(NICOLA)をパソコンで使おう
http://homepage1.nifty.com/cura/oya/
FM WORLD(個人): 親指シフトキーボードをお使いになる方へ
http://www.fmworld.net/annc/oshift/index.html#oshift01
などに説明があります。

使っている人の感想などは、今ご覧になっているブログにたくさんあります(宣伝で恐縮です)。

外国にいても親指シフトのことを書いている人もいます。

アメリカでできる仕事(@抱腹絶倒!NY育児日記)
http://blog.goo.ne.jp/aluchu-ny/e/c716c732f9b334bcf71d406c8dac4c96

特殊技能は富士通Oasysの親指シフトのキーボードを使えること。

この方はアメリカ、ニューヨーク在住の方です。親指シフトのキーボードを見つけるのも大変かと思いますし、親指シフトを使える人への需要がニューヨークでそんなにあるとは思えません。それでも親指シフトのことをブログに書いているのは、印象に残っているためでしょうか。それほど親指シフトは忘れられないものなのでしょうか。

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2006/09/24

Re: 予想以上の親指シフト入力環境(@ICOの秘密)

またまた親指シフトはやってくれました。
http://www.icofit.net/wordpress/?p=238

MacBook Pro + FMV-KB611(富士通製 FMVシリーズ用親指シフトキーボード) + Mac OS X (Tiger) + カスタマイズドライバによる入力環境を試していますが、予想以上に快適な入力環境となっています。

うーむ、これはすごい。FMV-KB611はウィンドウズ向けの親指シフト専用キーボードです。私は使ったことはないのですが、キー入力のタッチなどとても良いと定評のあるものです。一方、MacBook Proはご承知の通り、最新のマッキントッシュでMacOSとウィンドウズが使えます。でも、FMV-KB611はパソコンとの接続がPS/2なのでそのままではUSBにはつなげません。

でも、USBとPS/2の変換をするハードウェアを使い、さらにキーボードドライバーも有償で作成してもらってFMV-KB611での親指シフトを使用可能にしてしまいました。

日本語入力コンソーシアムの掲示板にもそのことが書かれています。
http://nicola.sunicom.co.jp/cgi/wf_hard/wf_h_forum.plx?no=465&reno=461&oya=461&mode=msgview&page=0
この最後にある、

しかし、こんなに短期間でMacでの親指シフト入力の方法がいろいろと試され、その結果次々と実現されているというのはすごいことだと思います。

と言うのはまったく同感で、親指シフトを使う人たちの執念を感じますし、ユーザーをそのような気にさせてしまうのが親指シフトの威力だと思っています。

 

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2006/09/19

Re: PC本体を買う。(@「遊びをせんとや…(弍)」)他3件

ハードウェア等の環境が変わると親指シフトのユーザーはどのような影響を受けるのでしょうか。
http://blogs.dion.ne.jp/ike590/archives/4156186.html

しばらく前から、PCが突然、真っ暗になり、電源の長押しで強制終了しな
いと再起動しなくなりました。

(中略)

今まで、事情があって、98を使っていましたが、XPへ切り替えもし、
入力も、慣れた親指シフトキーでないので、時間が掛かります。

これは災難ですね。パソコンも機械ですから、寿命もあるし、当たり外れもあるかもしれません。だから、いつかはこの方のように買い換えることが必要となることも頭に置いておかないといけません。故障はしなくても、相対的な性能が落ちたために新しいパソコンが欲しくなるというのもありそうなことです。

そうした買い換えの時に、これまでの親指シフトという入力環境を捨てなければいけないとなると困ったことになります。この方も早速困っているようです。でも、新しいパソコンは次にあげるようなうれしい驚きもあったようです。

キーボード、スピーカー、マウスがついて\39,800でした。安いのがあると聞いていましたが、驚きでした。

今まで使っていた富士通のDESKPOWERは28万円以上していましたから。

親指シフトが富士通のパソコンでないと使えないと思っているのでしたら、もう一度チェックしてみてください。これまで使っていたキーボードや日本語入力のプログラムもそのまま使えるかもしれません(ソフトのライセンスについては要確認)。

まったく新しく親指シフトキーボードと日本語入力ソフト(例えばJapanist)を購入しても良いでしょう。それでも、新しいパソコンとあわせても28万円などにはなりません。現在販売されている親指シフトキーボードには「サポートは富士通のFMVシリーズだけ」というものもありますが、事実上、物理的に接続できれば問題はない様です。

いかがでしょうか。もう一度、親指シフトにチャンスを与えてみてはくれませんか。

Macが(@cattivo annex)
http://plaza.rakuten.co.jp/manatsu/diary/200609130000#comment

いよいよMacから卒業の時期かも。

(中略)

次はいよいよFMVだな。こーなったら、親指シフトにしてしまえ!

↑この一行について来れる人は素晴らしい!(笑)

いくらでもついていけますよ!というか、これについて議論をし始めると小一時間(笑)どころか、延々とやってしまいそうなので、簡単にします。

上記の通り、親指シフトを使うのにFMVにする必要はありません。ウィンドウズにする必要もなく、マックやリナックスで親指シフトを使っている人も結構いるのです。いや、別にFMVを買うことに反対している訳ではないですけどね(笑)。

昔とった杵づか(@Cooper's Chronicle)
http://coopertown.exblog.jp/4149235

仕事で使っていたのが富士通の親指シフトだった関係で、自宅のノートも親指シフトにエミュレートして使っていた(画像)のですが、ここしばらくすっかりiMacのローマ字入力に慣れてしまったものだから、親指シフトがぎこちないったらありゃしない。

この通りで、文字入力というインターフェースを変えることはユーザーにとって大変なことなのです。もちろん、例えば親指シフトとローマ字入力を環境により使い分けている人もいます。私も、親指シフトを使えない環境ではローマ字入力をしています。でも、理想的には文字入力の様な大事なヒューマン・インターフェースは一貫したものを使いたいというのも事実です。

2006年9月12日(火) 何故かメールが(@一日一言〈ココローグ〉)
http://kaivicx.way-nifty.com/kailog/2006/09/post_10c6.html

このPCももう寿命も近いはず、そろそろ新しいPCを購入することも視野に入れないといけない。買うならもちろん富士通製。じゃないと、一番重要なワープロソフト『OASYS』や『親指シフトキーボード』を安心感を持って使うことが出来ない。少なくとも同じ会社の製品なら文句は幾らだって言うことが出来る。

確かにこうすれば一番心配は少ないですね。ただ、細かいことを言うと、文句を言える最低限の組み合わせとしては、以下の様なものも考えられます。

・ウィンドウズパソコン(どのメーカーのものでも良いが、きちんとサポートされること)
・USB接続コンパクト親指シフトキーボードFKB8579-661EV(これはFMV以外のパソコンもサポートされています)
・日本語入力ソフトJapanist

これでしたら、何か問題があった時に、どこかに文句を言うことはできます。ただし、言う相手はパソコン本体、キーボード、日本語入力ソフトでそれぞれ違いますから、ちょっと面倒かもしれません。

でも、親指シフトを使うためのバリアーは少し低くなるかもしれません。特に金銭的なコストは下げられることが期待できます。

こうした情報が知られていないことも親指シフトへのバリアーが高くなることの原因かもしれません。もっと努力しないといけないですね。

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2006/09/15

Re: 心境の変化?(@これって、どうよ?)

親指シフトをあきらめないで!
http://ameblo.jp/preco/entry-10017067620.html

親指シフトなんちゅう特殊なキーボード使っちゃっているので。

(中略)

決めました。
もう親指シフトはあと一台でさよならです。
普通のキーボードに慣れていって仕事でも親指シフトは使わないよーにするのです。
パソコン自体、親指シフト仕様は特注だから高いしさ。
すぐに手に入らないしさ。今回はホント懲りました。何度も修理したのに結局3年しかもたなかったし。
もう限界だわ。

この度は、大変なご迷惑をおかけしました。親指シフトに成り代わりお詫び申し上げます(笑)。

でも、本当に親指シフトが原因だったのでしょうか。確かにキーボードは普通のものに比べれば高い(と言っても、例えばエルゴノミックキーボード等ではもっと高いものもあります)ですし、ソフトのセットアップも少し面倒です。

キーボード以外で見れば、パソコン自体は実はどこのメーカーのものでも事実上問題ありません。いろいろなソフトもそのまま使えます。

だから、親指シフトを使うために余分にかかる費用は専用キーボードとソフトウェアだけなのです。これだって、フリーソフトのエミュレーションを使えば、専用キーボードでなくても親指シフトにすることができます(私はあまり勧めませんが)。

キーボードを入手するのが大変なのも確かです。でも、親指シフトに理解があるアクセスhttp://www.saccess.co.jp/oasys/oshift.htmlやShopUhttp://www.vshopu.com/kboya.htmlといったショップの通信販売も利用できます。これらのショップはいろいろな質問にも答えてくれます。

親指シフトを使うために必要なコストや手間はほとんどが一時的なものです。これに対して親指シフトを使うことによる利益(使いやすさ、入力のスピード・・・)はずっと続きます。さて、これでも親指シフトをあきらめられるでしょうか?

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2006/09/11

Re: 親指シフト/日本語入力(@遍界より)

世界のどこでも親指シフト。
http://blogs.yahoo.co.jp/ryusuehiro/1084755.html

親指シフトってご存知ですか?私は数日前まで知らなかった。

(中略)

雑談でその話をしたら、『親指シフト』のことを教えてくれた。親指シフトを利用すると、「脳みそと指が連結している」かのようにスムーズに入力できるらしい。Wikipediaには、「指がしゃべる」感覚とある。

親指シフトを使う人はよくこのような感覚で使いやすさを表現します。感覚というのは大変主観的なものですから、信じてもらえるのは難しいのです。入力の速さや習得の容易さだったら割合数値化しやすいのですが、厳密な比較をするにはコントロールされた環境での実験が必要です。

日本語入力コンソーシアムのホームページにある
http://nicola.sunicom.co.jp/spec/demand.htm
の図3はそうした実験の例です。

手前味噌ですが、入力方法を比較するための簡易な指標を試作したこともあります。
http://homepage3.nifty.com/gicchon/sub18.htm
http://homepage3.nifty.com/gicchon/sub19.htm
http://homepage3.nifty.com/gicchon/sub20.htm

でも、実際に使っている人の「使いやすい!」という感覚の表現も大切だと思っています。

でも、何もツールがない……。そして、現実問題として英語入力できないのはやっぱり不便そうだ。

文章から察するに外国にいることが多いようです。確かに専用キーボード(本当に親指シフトの良さを体験したいのでしたらお薦めします)は外国では入手はほとんど不可能です。でも、普通のキーボードを親指シフト化するエミュレーションソフトもありますので、何とか使おうとすればできるかもしれません。なお、「英語入力できない」ですが、「英文を入力することができない」という意味でしたら、親指シフトでも当然英文の入力はできることを指摘しておきます。というか、どのような日本語入力プログラムでも起動させなければ英文入力モードになりますよね。

でも日本に戻ったら触ってみたい。

お待ちしています!

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2006/09/10

Re: のらみみみにかにくち(@14ちゃんねるのブログ)他1件

親指シフトを試す人はどんどん増えている?
http://blog.livedoor.jp/homeworkguest/archives/50006942.html

今日親指シフトを勉強しはじめました。

これは9月9日の記事です。おめでとうございます!

9月8日の記録(@親指シフトへの道)
http://blog.goo.ne.jp/oyayubigogo/e/a7a34dd4183aad13b31f349b671d5b3f

【本日の記録】

47文字/分

この方は9月4日から親指シフトの練習をされています。毎日の記録が書かれています。

上記お二人のバックグラウンドは分かりませんが、まだまだ親指シフトに興味を持って始めようとする人がいることは心強いものがあります。使った感想などぜひ書いてもらえるとありがたく思います。

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2006/09/05

Re: 写真ニュース06/09/05 [「FLIGHT TO EUROPE」|「シャッター&ラブ -10人の女性写真家たち-」] (@Photo News & Gallery, Anthropology)

親指シフトと日本語入力プログラム、ワープロソフトとの関係です。
http://okphex.exblog.jp/4236308

今日初めて、「一太郎」のお試しバージョンを入れてみました。日本語での文書作成に大きな力を発揮するであろうことは分かるのですが、僕自身が、ままだ操 作になれていないので、今ひとつ操作し切れていない…。ATOKを使用しながら、親指シフトは使えないんでしょうかね~。

これまで親指シフトを使って日本語入力をしているようですが、詳しい環境が分からないので推測をまじえてコメントします。

もし、これまで例えばJapanistを使って親指シフトを実現していたのなら、一太郎でもJapanistを使って親指シフトで入力をすることができます。

一太郎をインストールすると、日本語入力であるATOKも自動的にインストールされて、しかも一太郎を使う時はATOKを使うように奨励されます。しかし、Japanistを使って一太郎で親指シフトによる文字入力を行うことも可能です。日本語入力プログラムの選択をし直せば良いだけです。もしATOKを使う特別の理由がなければ、これが一番問題が起こりにくいでしょう。日本語入力というインターフェースを変える必要がないからです。

もしATOKを使いたいのでしたら親指ひゅんQといった親指シフトエミュレーションプログラムを使うこともできます。日本語入力コンソーシアムのページhttp://nicola.sunicom.co.jp/info3.htmlからインストールできます。

つまり、親指シフトによる入力は日本語入力プログラムやワープロソフトの選択には影響されないということです。これは親指シフトという技術の特性です。

長年の習性なので、急にローマ字入力になると、使いにくくてしょうがないです…。

少しの手間で、長年使い慣れた、そして使いやすい親指シフトというインターフェースを使い続けることができるのです。どうぞお試し下さい。疑問がありましたら具体的な状況を書いて例えば、日本語入力コンソーシアムの掲示板http://nicola.sunicom.co.jp/info4.html等で質問してください。

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2006/09/04

Re: 手書きとキーボード(@七星庵-シチセイアン)

親指シフトユーザーの声を聞きたいのでしたら・・・
http://plaza.rakuten.co.jp/sichisei/diary/200609040000

かつてワープロのころには親指シフトというものが流行ったそうな
もっとも日本語を入力できるのに適したシステム
思考回路を止めること無くスムーズに入力できるとかで作家を中心に人気だったそうです。

はい、その通りです。親指シフトユーザーのリストとしては以下のようなものがあります。

日本語入力コンソーシアム 親指な人たち
http://nicola.sunicom.co.jp/link4.html
okeydokeさんの公開Bookまーく
http://pub.bookmark.ne.jp/okeydoke/の「親指シフト」
親指シフト・キーボードを普及させる会
http://www.oyayubi-user.gr.jp/

やってる方います?
よかったら意見を聞かせてちょ

親指シフトユーザーの意見だったら、まとまって見られるところがありますよ。え、どこだって?ほら、今見てるじゃないですか。このブログの隅から隅まで見れば親指シフトユーザーの気持ちは分かりますよ。あ、そんなに暇じゃないって。これは失礼いたしました(笑)。

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Re: 富士通自身 親指シフトをあきらめた(@nozawa22)

親指シフトは捨てられてしまっているのでしょうか。
http://nozawa22.cocolog-nifty.com/nozawa22/2006/09/__b918.html

二三年は親指シフトで大満足だった。

(中略)

富士通は負けた。親指シフトをあきらめて、撤退を決めたのだった。

OASYSで親指シフトを覚えて(買う前から親指シフトの練習をされていた!)満足されていたのに、その後パソコンに移った時の富士通の対応について述べています。

私自身は富士通とは、一顧客という関係以上ではないので、別に弁護する必要もないし怒る訳でもありません。ただ、一つだけ言うとすれば、富士通における親指シフトの位置はずっと後退していますが、完全撤退はしていません。専用キーボードも作っていますし、特注ですが親指シフトのノートパソコンも作っています。親指シフトを使えるようなソフトも販売しています。

商品開発は経営判断ですから、さまざまな要因に影響を受けます。親指シフトに関する状況がこのようになっているのも外からいろいろ言ってもしょうがない事情もあるのだと思います。

一つ言えることは、親指シフトは既に富士通だけのものではなくなっていることです。日本語入力コンソーシアムhttp://nicola.sunicom.co.jp/ができた時(1989年)が一つの区切りです。この時点で、親指シフトは富士通より広いベースで支えるべきであると考えたのでしょう。

これは一つの考え方で、その後の推移を見るに必ずしも予想通りにならなかった訳ですが、私は基本的には正しい方向性だと思います。たくさんの企業がこぞって参加するということではないですが、親指シフトを実用的に使える環境は多くの人の努力で維持されています。その意味で親指シフトはコミュニティーに支えられているといえるでしょう。

私のワープロは親指シフトだが、パソコンはそんなものはない。キーボードだけは親指シフトにすればいい、そう思っていたから、アルファベットに切り替えが遅れてしまった。未だに親指シフトで覚えて、遅れた分が、どこかで影響している。

上記の通りで、パソコンでも親指シフトキーボードは使えます。だから、今からでもぜひ親指シフトに戻ってこられるのです。

失敗といえるかわからないが、パソコンに入る前、例にもれず、ワープロを始めた。それも富士通のオアシスがいい、と思った。

親指シフトを覚えたことは失敗ではないと確信しています。今でも多くの人が(使えるようにするのにそれなりの努力は必要だとしても)、親指シフトを使って快適にパソコンを使っています。ワープロ専用機がなくなっても親指シフトは使い続けられているのです。

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2006/09/03

Re: 親指シフト(@ただの懐古癖)他1件

20年前に親指シフトを練習した人の思い出です。今はどのように思っているのでしょう。
http://eiichi-a.blogzine.jp/kaiko/2006/09/post_9256.html

20年近くも前になるだろうか。

アスキー製の親指シフトのキーボードを買って、練習したことがあった。

ローマ字入力に慣れたこともあって、最初は苦労したが、けっこう快適な使い心地になった。

日本語の入力法としては優れたものではなかったろうか。

このような感想は、親指シフトを経験した人の標準的なものではないでしょうか。「快適な使い心地」というのも率直だし、日本語の入力方法として優れているとの評価も一致しています。

私にとって重要なのは次の一言です。

今でもキーボードが売られているのであれば再チャレンジしたい気持ちはある。

はい、ここでセールスマンの出番です(笑)。もちろん、キーボードは売られていますし、専用キーボードが付いたノートパソコンもあります。ウィンドウズだけでなく、マックやリナックスでも何とか実用的に使える環境が維持されています。

ということで、再チャレンジはいかがでしょうか。お手伝いしたくてうずうずしている人たちがたくさんいますよ(笑)。

とりあえず、日本語入力コンソーシアム
http://nicola.sunicom.co.jp/
親指シフト(NICOLA)をパソコンで使おう!
http://homepage1.nifty.com/cura/oya/
をお薦めします。

オアシス (OASYS)(@にんペディア)
http://blog.goo.ne.jp/museong/e/e686c71c04c4b56e89b0a587bb65347f

親指シフトというものはとてもよく出来ています。

(中略)

ローマ字入力よりタイプ数が少なく、JIS配列より数段早く入力できる親指シフトは日本語入力システムとしてかなり完成されたものであったと思います。

これも親指シフトユーザーの共通の認識です。現在使っていなくても親指シフトのことを書くと、ほぼ間違いなくポジティブな評価になるのはそれなりの理由があるものと考えて良いでしょう。

結局、丸二日である程度早く打てるようになったのかな。

(中略)

さくさく文章を連ねることができる。入力が楽なのです。
話している、って感覚で入力ができるって感じでしょうか。

丸二日というのは、とても早い上達です。でも、普通にやってもあまり日数をかけずに覚えることができます。使いやすいものは覚えるのも簡単なのです。そして、親指シフトはその使いやすさがいつまでも持続するのです。

ところで、今はどのようになっているのでしょう。

今も部屋の押入れにはまだ動くオアシスLX3000があります。
3台目でもう10年位前に買った機械です。
 
(中略)

とりあえず大事に取っておこう。

使いやすいオアシスを実際に使う機会があることを望みます。ただ、文章作成以外の作業をするとなると、やはりパソコンの世話にならざるを得ません。このことは分かっておられるようです。

だとすれば、解決方法は明らかで、「パソコンでも親指シフトを使う」で、これしかありません(笑)。

親指シフトはハードやソフトが変わっても生き延びてきました。それは親指シフトがキーボードによる文字入力という基本的な技術にかかわるものであり、その優秀さがユーザーにより実際に試されているからなのです。

 

 

 

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2006/09/01

Re: ちほう作家の支え(@流れる雲を友に : 斎藤純)

親指シフトを使うことはパソコンを使う場合の制約となるのか。
http://rainyman.cocolog-nifty.com/kumo/2006/09/post_c883.html

ぼくのパソコンは富士通のFMV C/40L+親指シフトキーボードだ。ワープロ時代から親指シフトで覚えたため、もう変更はきかない。これがぼくのパソコンライフのネックになっているのだが。

ワープロ時代からと書いてありますから、かなり以前からキーボードを使った文章作成をしていたと推測されます。ワープロ専用機からパソコンになっても親指シフトを使い続けています。これは素晴らしいことです。

ただ、親指シフトを使うことがパソコンライフのネックになっているというのはどういうことでしょうか。確かに専用キーボードの選択肢は少ないですし、ノートパソコンでは事実上、機種が限られてしまう状態です。

でも、それ以外ならパソコンを使うに当たっては大きな障害にはなりません。どのようなアプリケーションでも使えます。ハードウェアのメーカーも事実上どこでも大丈夫です。マッキントッシュやリナックスといったウィンドウズ以外のOSでも、何とか実用的に使える状態が維持されています。

親指シフトを使うことはパソコンを使って仕事をするのに「原理的には」制約とはなりません。成果物の仕上がりに影響が及ぶ訳でもありません。ただ、実際上いくらかの困難があるだけです(これが大変な時も多いんですけど)。これが親指シフトという技術の性質なのです。

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このブログの8月の統計です。

記事の数 14 本年計 84 (84.0%)
アクセス数 1904 本年計 17303 (96.1%)
コメント数 16 本年計 217
トラックバック数 6 本年計 21

( )内は今年の目標に対する割合です。

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