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2006/07/18

Re: キー配置変更(@mumoshuの日記)他8件

親指シフトのユーザーはついに増えるか?
http://d.hatena.ne.jp/mumoshu/20060717/1153144316

親指シフトとかやってみようかな。

はい、ぜひ!やる気になれば、親指シフトコミュニティーでサポートしますよ。親指シフトを始めるのに何が問題かを具体的に教えていただければ、答えも出やすくなります。セールスマンとしての私の成績も上がります(笑)。

著名な親指シフター(@oyaoyaの空間 )
http://www.kanshin.com/keyword/979932

少数派といわれる親指シフターは、実はこの世にごまんといる、と思う。

(中略)

以下は、ホームページで紹介されている著名人。

(中略)

親指シフター(敬称略) ※1999年12月末調査

このあとに、長いリストが続いています。これだけの人を良く調べたものだと感心しました。もちろん、キーボードで日本語を入力している人は何百万人といるだろうから、このリストだけでは少数派ということの反論にはなりません。

ただ、結構有名で「あの人も!?」と思うような人もいるのには驚きました。こうした方がもう少し宣伝してくれると良いんですけどね。ギャラを払える訳ではないんですけどね(笑)。

字を書く(@ちよこれいとなお話)
http://chiyo-colate.cocolog-nifty.com/blog/2006/07/post_cdb9.html

パソコンの入力だって 一文字のために2回キーを叩かなきゃいけないし(親指シフトは早かったけど~^_^) ましてや単語毎に”変換” が必要だし。。  日本語、素敵な言葉だけど効率を考えたら・・不利だなぁ。。

確かに日本語をキーボードで入力するのは英語などに比べると不利なことは否めません。ただ、その不利を何とかして減らそうとして多くの人が研究をしてきました。かな漢字変換やローマ字かな変換、漢字直接入力等々、いろいろな技術が考えられてきました。

振り返ってみると、いろいろな制約があったからこそ、日本語入力という難しい山にアタックする人も多かったのかもしれません。

こうした努力はまだ続いていますが、何といっても、ワープロが出始めたころの進歩のスピードには敵わない気がします。

親指シフトもそうした努力の大きな遺産なのだと思います。これを維持していくことは社会的に意味があることなのです。

さらに、親指シフトを産んだ考え方は、他の言語での文字入力にも役に立つ可能性があります。これはまだ発掘されていない宝の山だと言えます。

ワードプロッセサー事始(@かさぶた日録)
http://blog.goo.ne.jp/kinosan1/e/14dd4096e1a696bf18fb31fba9244877

当時最も効率的といわれた「親指シフト」のキーボードであった。コンピューターに触るのは電算室の人間だけだったから、自分もキーボードを触るのもはじめ てであった。入ってきた機械にいきなり取り組んだ。マニュアルを見る以外、誰も教えてくれる人はいなかった。手当たり次第、文書をワードプロッセサーで 作った。取り組んでから一週間たち、二週目には普通に使えるようになった。

ワープロが導入されたころの光景が目に浮かぶようです。ワープロは文書を作成する必要がある人がみんな使いました。つまり、それまでコンピューターを使ったことがない人たちもワープロは使ったのです。だから、覚えやすい、使いやすいということはとても大事でした。文字入力は一番苦労があったところなのかもしれません。それでも、この方のように1~2週間で普通に使えるようになった場合が多かったようです。

ワープロ草創期の頃の熱気が感じられます。文字入力についても同じような熱意をみんなが持っていたのでしょう。

最初に選んだため、当社のワープロはパソコンに切り替わるまで、ずっと富士通製の「親指シフト」のワープロであった。

ということは、現在はパソコンになりキーボードも親指シフトではなくなったのでしょうか。そうだとしたら残念です。今からでも遅くはありません。パソコンに親指シフトキーボードを付けてください(笑)。

午前中は、HPの手直し・・・午後は、雑用!(@ 雪国の社労士こと 笹生 裕康 の・・・ 気まぐれ独り言!)
http://plaza.rakuten.co.jp/srsasao/diary/200607140000/

当事務所のHPを何となくながめていると、あちこちおかしい所が・・・

そもそも、20年前社会人になった時、ワープロ(オアシス)の親指シフトとか、やれ、DOSV機がどうだPCだのロータスがどうの????

さっぱり、チンプンカンプンでした。

どうやら、こちらの事務所のHPには既に親指シフトのことを書いてあるところは無いようです。残念!

ここに書かれている他のものの現況についてみれば、まず「DOSV機」については、事実上
Windowsパソコンが世間を圧倒している(あ、マッキントッシュやリナックス他のユーザーさん、石を投げないでください)状況でしょうし、ロータス(表計算の123でしょうか)は、ビジネスユースとしてはきわめて少数派になってしまったと思われます。

で、親指シフトですが、確かにこちらも少数派になっています。もしかしたら、ロータスよりもシェアは少ないかもしれません。それでも、使い続けているユーザーは、使える環境を整えるのに苦労したり、使えなくなってしまったらどうしようと不安に思ったりしながらも、喜んで使っているようです。そして、大事なことは、親指シフトを使うことにより他の人に迷惑をかけることはないのです。これがロータス123とは違うところです。今、共同で仕事をするような環境で123のファイルを他人に送ったら、おそらく「何これ?」と言われてしまうでしょう。これは良い悪いの問題ではなく、事実としてそうなってしまっているのです。

親指シフトで作ったワードのファイルを送ってこのようなことがあるでしょうか?文字入力の技術はこのような特性を持つものなのです。だから、使いたい人は親指シフトを使える限り使いたいし、実際に使い続けるのです。

非公開設定を解除しようとしたら、(@ゼータガンダム見るなら、TV版1、2巻の後いきなり最終巻見る事)
http://blogs.yahoo.co.jp/rlhuy777/12353681.html

関係ないけど、キーボードってでかい。
しかも親指シフトの方がつかいやすい。
いつになったら初期設計思想のキーボのままをやめるんだろ。
ま、仕事じゃないからいいけど。

リアルの世界を変えるのは大変な努力がいります。親指シフトの良さを分かっていただいているのはありがたいですが、それだけでは世の中を動かすことはできません。

でも、親指シフトの良さを言い続けることは大事なことです。仕事でもその他でもコンピューターで文字の入力をしないことは考えられないからです。

現役なのさ^^(@にっこり桜ぶぅの独言♪)
http://blog.livedoor.jp/puyopuyo_no_chika921/archives/50696952.html

このワープロ、親指シフト。
ローマ字変換に慣れててもこのワープロに向かうと「親指シフト」になっちゃうっていう同僚もいるッスよ^^
私は「親指シフト」→「かな変換」→「ローマ字変換」という道を辿ってきまスた。
このワープロを打つ時も、今はローマ字変換。
ローマ字変換仕様のままにしておくと『誰だ!ローマ字変換で打つのは良いけど、ちゃんと親指シフト仕様に直しておきなさい』と叱られる(w_-; ウゥ・・

やっぱり親指シフトは使えれば使いたい、という人が結構いるんですね。親指シフトの良さというのは、例えば数字などで示そうと思うと努力がいるものなのですが(といっても、他の方法の方が良いという証拠だってある訳ではないのですけどね)、こうした挿話的な事実にこそ、実は真実があるのかもしれません。

「使いやすさ」というものは指標化がしにくいものです。世の中にはそうした数字がないと客観的な比較はできないという人も多くいます。挙げ句の果てには、実際に使われている数こそが優秀さの指標だと、循環論法をする人も多くいます。

もちろん、数値化できる指標を求める努力は必要です。でも、使われている指標が果たして適当なものであるかは常に吟味しないといけません。そして、数値化しにくいものがあると認めることも大切なことなのです。

バンニャ~イ♪(@サイテー1号の日記)
http://d.hatena.ne.jp/SAITEI-1GO/20060706/1152153758

あ~楽だ 親指シフト

このように、何気なくブログに書いてしまうことも、親指シフトという技術の持つ特性、そして優秀さの現れなのです。

打ち上げ+検定(@Every Day high School)
http://sit0830.blog68.fc2.com/blog-entry-26.html

これ単純に計算すると190字/分。
ウソじゃありません。この秘密は、

親指シフト

元の記事の方が視覚的インパクトは大きいのですが(笑)、ここでは内容だけに絞ることにします。

前に書いたことと少し違うかもしれませんが、このように親指シフトでも数値的な比較が意味を持つこともあるのです。

実は親指シフトを勧める主要な武器が、入力スピードだったのです。これは間違ってはいません。でも、ここだけに絞って議論をしてしまうと、やれ「そんなに速く入力をする必要がない」だの「入力スピードを競うサイトで親指シフトの上位者がいない」といった瑣末な議論に巻き込まれやすいのです。

親指シフトは使いやすい、だから使っていても楽だし、楽だからスピードも速くなる、覚えも早い、といった議論のし方が必要で、他人を説得するためには、それに合わせた論拠を揃える必要があるのです。

***
久しぶりの更新になってしまいました。ココログの調子もメンテナンス以降、良いようですのでまとめて書きました。

取り上げる可能性のあるブログの記事は、はてなブックマーク
http://b.hatena.ne.jp/gicchon/
にどんどん貯め込んでいるのですが、実際に記事にするにはエネルギーが必要です。

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コメント

最近ATOKの設定を変えました。
何をどうしたのかというと、「変換キーを機能させなくした」

簡単に言えば、自動変換と句読点変換に依存するようにしました。

もっとも句読点のない情報の入力には手動変換をしないわけにいかないので、Shift+変換を変換キーにしています。

無変換キーは以前は全文確定にしていましたがこれも変換中は機能せずで半角英語から全角ひらがなに復帰する機能しかありません。

これで何がどう変わるかのか?と言うと、変換までの入力が長文になるのでATOKの能力を引っ張り出していることになって同音異字の変換が減ります。

そのために全体として正しい日本語に近づくようです。
絶対的な入力速度は落ちるような気がしますし、積極的な改行が出来ないので一行の文字長がダラダラと長くなりますが、html の文章(インターネットを利用する文章)ではこの方が都合がよいと考えています。

最初に思いついた時に「こんな方法が使えるのか?」と思ったのですが、意外なほど無理が無くてすぐに慣れてしまいました。

変換キーを何度も叩いて希望の文字を出す手法ではないので、希望の文字がでないときには「ATOKの頭がもっと良くならないか」と思ったり「もっと分かりやすい日本語を使うべきなのだな」なんて感じます。

結構面白いし、実用的といえると思います。
何しろATOKが解釈出来ないような変換はしないのですから間違えは減るのですよ。

投稿: 酔うぞ | 2006/07/19 14:40

酔うぞさん、久しぶりです。

このような設定はそれこそ人によってずいぶん感じ方が違うし、同じ人でも時間の経過とともに変わってくるというもののようです。

親指シフトユーザーはどちらかといえば、単文節でこまめに変換してというのを好む人が多いような気もしますが、もしかしたらキーボードの選択とは独立なのかもしれません。

ただ、私が感じているのは、かな漢字変換が100パーセント自動化できないし、するべきでもない(漢字を使うかどうか選ぶのはユーザーである)以上、「間違った(あるいは意に沿わない)変換をした時に修正がし易い」というのも一つの選択基準ではないかということです。それが一番やりやすかったのが単文節変換だったのかもしれません。

最近の日本語変換のプログラムの進歩がどの程度か分からないので、上記の観察が今でも通用するかどうかは自信がないのですが、全部自動化でまかなうという考え方には何となく違和感を感じています。

投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2006/07/19 22:40

杉田さん

    親指シフトユーザーはどちらかといえば、
    単文節でこまめに変換してというのを好む人が多い
    ような気もしますが、
    もしかしたらキーボードの選択とは独立なのかもしれません。

わたし自身もその通りでした。
8インチFDのオアシス100がでてきた当時にキヤノンのワープロとオアシスを比較してオアシスユーザーになりました。
当時の日本語入力では、本当に単文節変換しか実用にならず、漢字つまり単語とその後の助詞を無変換で分けて入力しないと誤変換になりました。

こんな操作は実際には無理で、年中後退・入力し直しするし第一キーの打鍵回数がやり直しが多いからすごいことになります。
わたしの場合、ローマ字入力よりも打鍵回数が明らかに減るという理由でオアシスを取りました。

その後、現在のIME当時はFEPと言った時代が来るのですが、やはり豊かな表現力といった観点からは漢字の入力とひらがなの入力を分けて、つまり変換キーと無変換キーを使い分ける方が有効であり、ワープロのOASYSのIMEに相当する能力がATOKなどが主張する長文一括変換などよりも実用的だといわれていたのは90年前後のNIFTY-Serveでチャットが盛んな頃の話でした。

もちろん長文一括変換はコンピュータの高速化も必須の条件でありますから、ようやく実用域になってきたというのが本当のところでしょう。
しかしやってみたら実用になったね。ということですね。

この文章を書いていて思い出したのが、「漢字とひらがなを分けて入力した」でして、親指シフトキーボードは反射的に出来ますから考えちゃい無いしいまででは連文節変換である程度どこで切ってもそれなりの変換はするから最初期のように誤変換で使い物にならないということありません。
しかし、こうして長文を入力するだけで変換が出来ないとかえって読みとしての文章がリズミカルであるかを考え考え入力するようになりました。
つまりはやはり変換のキー操作にちょっとは気をとられていた、ということのようです。

なかなか面白いものです。

投稿: 酔うぞ | 2006/07/20 01:54

酔うぞさん

返事が遅くなりました。本業が忙しく、また、ネットにアクセスできない環境にしばらくおりました。

長文一括変換の方が変換の効率や誤変換の少なさの面で有利であるというのも、確かにそうかもしれません。ここらは専門家の間での議論に任せたいと思います。

私が気になる点といえば、前にも述べた「漢字を使うかどうかの選択」の問題です。日本語の表記においては、漢字を使うかどうかは書き手の任意に委ねられている程度が高いと思われます。つまり、漢字を選択するかかなを選択するかについては正書法による制限は非常に緩いのです。

正書法といった社会的な制限だけでなく、同一の書き手でさえも、文書の内容や気分などで漢字を使うかどうかは変わってきます。例えば、漢字が続くと読みにくくなるような場合は、普通は漢字にするものでも敢えてかなにするといったこともされます。

だから、漢字を使うかどうかの選択は自動化することが非常に難しいのではないかと思います。

現在のかな漢字変換のプログラムはとても良くできていて、長文を一括変換しても、実用的なスピードで、だいたいは間違いなく、だいたい思った通りにしてくれます。それでも、「何がなんでも長文の自動的な一括変換」に私が一抹の疑問を持つのは上記のような選択のやりやすさに固執しているからかもしれません。

投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2006/07/30 22:41

ご無沙汰しております。コメントありがとうございました。ぎっちょンさんに発見されてホッとしています??
最近は関心空間に浸りッきりですが…。

もちろん少数派は自認しております。でもごまんといることも事実です、ということを知らない人に言いたいが為に書いたものです。

投稿: oyaoya | 2006/10/31 21:19

追伸

ブログの「158人の親指シフター」はOASYS専用機の頃の「ワープロファン」という富士通が出していた雑誌からの情報です。ずっと調べてため込んでいたものです。なるほとたくさんでもあり、また少数派の証みたいなものでもあります。

投稿: oyaoya | 2006/10/31 21:45

oyaoyaさん、久しぶりです。

関心空間も面白いところだと思いますが、いま一つ構造が分かりにくいのと、レスポンスが遅いので行きそびれています。

ところで、こちらに引用したページがなくなっていますがどうかしましたか?

投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2006/10/31 22:44

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