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2006年7月の記事

2006/07/31

Re: マーキュリーCを見ていたら、パソコンが、、、(@連敗爆進王の競馬放浪記)他5件

競馬と親指シフトは関係あるか?
http://kaz-yama.cocolog-nifty.com/keiba/2006/07/post_5045.html

我が家のパソコンがレース中に故障発生しました(T_T)

(中略)

仕方がないので、最近使ってなかった古いノートパソコンを出してきました。
OSはWindows98、そしてキーボードが、、、

オアシスキーボードです(^^;
親指シフトって知ってますか?

久しぶりの親指シフトに苦戦中です(*_*)

ということであまり関係はないようです(笑)。それでも、私の予想では親指シフトの感覚を取り戻すのは割合簡単なことかもしれません。修理に出したパソコンが早く帰ってくることを願っていますが、戻ってくるまでにすっかり親指シフトになれてしまって今度はそれから離れられない・・・なんてことが起こるかもしれませんよ。そうなってしまったら最後、今度は直ってきたパソコンで親指シフトが使えるようにセットアップして・・・という気になりませんかね?

パソコン復旧(@島田明宏Web事務所【日記】)
http://akishimada.exblog.jp/4184747

4~5日前からだったと思うが、パソコンで作業をしていると、電源を入れたり切ったりするときに聞こえるような「ピピピ」とか「カチッ、カチッ、カチッ」 という音がして、それが突如大きくなったと思ったらフリーズし、強制終了しなければならない……ということが数度あった。

(中略)

が、ともかく、これから忙しくなったときに(パソコンの調子が悪くなるときって、使用頻度が上 がる忙しいときだし)修理に出さなきゃいけない状況になったりしたら困るので、とりあえずリカバリ(再セットアップ)をすることにした。

(中略)

そして、昨日、火曜日。ワープロソフト「オアシス」のインストールと親指シフトキーボードの設定や、メールソフトのアドレス帳入力、インターネットエク スプローラーの「お気に入り」の入れなおしなど(取材準備の下調べのためのサイトや、辞書・地図など仕事で使うものが結構あるんですよネ)を、業務連絡を しながら、なんとか夜までに終わらせた。

この方は競馬関係の記事を書かれる方のようです。いや、別に競馬と親指シフトの関係を調査している訳じゃないんですけどね(笑)。

パソコンを修理に出すに至る前にリカバリができたのは良かったですね。でも、時間がかかるのは悩みの種です。親指シフトを使おうとすると、残念ながら標準的な手順の他にやらなければいけないことも増えて面倒なのも確かです。

本当は親指シフトを選択することがそれほど特別なことでなく、標準的なセットアップだけでできるようになっているなら良いんですけど、今の普及率でそれを望むのは難しいでしょう。

それでも親指シフトを使いたい人はいるということが重要なのだと思います。

日頃のメールの内容は?(@落果狼藉)
http://oniwaban.seesaa.net/article/21034881.html

ところが、この会社のキーボードはJIS配列ではなく、親指シフト。
覚えるのに相当、苦労した…が、覚えるとJIS配列よりも高速で、文章を打てるのだ。
便利であった。

何年もキーパンチャーをしていたおかげで、JISも親指シフトも、ブラインドタッチ。
今でも親指シフトを使えと言われれば、数週間で勘を取り戻せるかも知れない。

親指シフトとJIS配列と両方を使ったことのある人の貴重な意見です。この文章から拝見すると、今でも親指シフトのことを便利だと思っているが、使う機会がない、でも、使う機会があれば少しの練習で勘を取り戻すことができると思っている、という様子のようです。

だとすれば、あとは親指シフトを実際に使えるような環境を用意すれば良いだけなのでしょう。昔のワープロ専用機OASYSのように、JIS配列と親指シフトが同じ条件で販売されているという状況ではありませんが、それなりの努力とコストをかければ親指シフトは今でも使えます。思い立ったらぜひどうぞ。

掲示板で(@今日の食肉組合)
http://star.ap.teacup.com/shokuniku/198.html

以前に書きましたが、親指シフトのキーボードの関係で、長文は家で書いた方が早いのです

この方は、仕事場では親指シフトを使う環境がないため、長文を書く必要があるときには家にある親指シフトキーボードを使って書くようです。

本当は仕事場でも親指シフトが使えるようになると良いんですけど、組織としての対応となると、個人で決めるという訳にもいかないのも確かです。

でも、こんなことで生産性が落ちているとするとそれは組織のマネジメントとしては問題なのではないかな?とも考えてしまいます。いずれにしてもリアルの世界の問題は難しいものがあります。

コメント集成(34)(@大スキ! 広末涼子さん&『ビーチボーイズ』)
http://hirosueryoukosan.at.webry.info/200607/article_66.html

私は古くは富士通のオアシスで親指シフト入力の達人でした。(^o^)ローマ字入力の数倍早く打てます。ただ親指シフトキーボードが必要なため、どこでもオアシスを使うというわけにいきません。そのため泣く泣くローマ入力に変えました。

達人の技を使えなくしていることは社会的な損失なのではないでしょうか。こうした点に気がつくことこそ、これからの知識社会での競争力の源泉なのではないでしょうか。

親指シフトを使うためにはそれなりの努力とコストを必要としていることは事実です。その壁を低くできれば得られるものは大きいものがあると思うのがどうでしょう。

資格マニア(@弁理士の日々)
http://blog.goo.ne.jp/bongore789/e/b28515a9362d5366e35a53ca16f3a96f

私は1984年、「これからはキーボード入力の時代だ」と思い、パーソナルワープロを購入しました。入力方式について比較検討した結果、親指シフト入力が優れているとの結論に達し、富士通のワープロを選定しました。

ワープロの普及の初期にはこうしたことが良く話題になったものです。日本語入力に対する関心も高かったのだと思います。だから、比較検討するための資料もたくさんありました。私もそうした資料を検討した結果、親指シフトのワープロを選んだのでした。

親指シフトという考え方をきちんと知ってもらう、そのためには、ユーザーが使い続けて良さを知らせ続ける必要があるのです。

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Re: 修行中。(@あずまやの徒然日記)他8件

親指シフトを「修行」している人です。
http://azumaya0sia.blog38.fc2.com/blog-entry-165.html

ただ今絶賛修行中です。

親指シフトってご存知ですか?

(中略)

文筆家や出版業界では親指シフトがスタンダードだ……

といわれたらやってみたくなってですね。

思い立ったが吉日で、早速始められたようです。「親指シフトがスタンダードだ」というところまでいっているのか知りませんが、確かに文章を作成するプロの間では親指シフトを使っている人が多いのは事実のようです。

もちろん、他人が親指シフトを使っているからといって自分が使わなければいけないという理由はありませんし、その反対も成り立ちます。だから、親指シフトを使うかどうかは優れて個人的な選択といえます。

本来は親指シフト用のキーボードを買わなきゃならないんですが、 ノートパソコンなんで、普通のQWERTYキーボードを親指シフトとして使えるエミュレータをダウンロードしてきて、練習しはじめました。

はやく習得して「ストレスフリーの快感」を味わってみたい……

親指シフトはキーボードが少し特殊な形なので、普通のキーボードで親指シフトをやろうとすると工夫が必要になります。とくにノートパソコンのようにキーボードが固定されていて換えられないとなると、専用キーボードとは少し違った使い勝手にならざるを得ません。

専用キーボードに移るには、コストがかかります。この問題をどうするかはなかなか難しいのですが、私の個人的な意見は、「できるなら専用キーボードを使ってほしい」というものです。ノートパソコンのようにそのようにすることがほとんど不可能な場合があることも承知の上です。

以下は、最近になって専用キーボードが買われた方の感想です。

親指シフトキーボード FKB8579-661EV をゲット!(@ELECTRIC DOC.)
http://e-doc.no-ip.com/blog/PermaLink,guid,ebbb162d-9a7e-48bd-bbc2-9a1f76cc18e1.aspx

これまでは、親指シフトエミュレータとふつうのPCキーボードを使って親指シフト入力をしていました。しかし、やはり専用の親指シフトキーボードを体験してみたいという思いを断ちきれず、「富士通 USB親指シフトキーボード(コンパクト) FKB8579-661EV」を、ついに買ってしまいました!!

写真でわかるように、左右の親指シフトキーが少し高くなっており、親指シフト入力はとても快適です。ファンクションキーやデリートキーがない変態配列なのが少し気になりますが、とても満足しています。

久しぶりの純正!USB親指シフトコンパクト(@うずら眼 - uzuraman's eye)
http://uzuraman.cocolog-nifty.com/eye/2006/07/usb_2447.html

僕はNICOLA(親指シフト)ユーザなんです。でもMacユーザだし、おまけにPowerBook190cs以来ずっとノート一筋なので、キーボードは本体付属のものしか使えず、選べなかったんです。

だから親指シフトとして使うにはエミュレータソフトのお世話になっていたわけです。

(中略)

今回入手した富士通のUSB親指シフトキーボード(コンパクト)FKB8579-661EVはテンキーもなく、非常にコンパクトなキーボードです。

(中略)

なんだか久々に伸び伸びと打鍵を楽しむことができてうれしいです。やっぱり買ってよかったなぁ。

ノートパソコンのようにエミュレーションでやらざるを得ない(それでも、親指シフトの方が使いやすいと言っている人がたくさんいます)場合もあります。専用キーボードを使うのは金銭的にもコストがかかるし、ましてやこれまで親指シフトを使ったことがない人にすれば、なぜそんなことをしなければいけないか分からない。

でも、親指シフトを使ってみようと思った方(そのように思ってくれただけでも、親指シフトのコミュニティーとしては大歓迎です)にはぜひ専用キーボードのことを頭に置いておいてほしいのです。親指シフトの良さはやはり専用キーボードがないと分からないところがあります。エミュレーションであまり良い結果がでなかった場合には専用キーボードという選択も考えてください。もしエミュレーションでも良いと分かったら、次は専用キーボードを使ってください。きっと違った感想を持たれると思います。

TypeUから書いてみる(@月猫ツーリスト高速移動テレポート店)
http://d.hatena.ne.jp/Lunacat/20060722

親指シフトエミュレーターを入れるのは止めた方が良さそうです(@@;;)\(--;;)バキ.

確かにこの大きさだと親指シフトは難しいかもしれません。それでも、キーボードと聞くと「親指シフトは使えないか」とつい考えてしまうのが親指シフトユーザーの悲しいさが(笑)。

ご承知かもしれませんが、携帯電話にはすでに外付けキーボードで親指シフトを使えるようなキーボードが開発され発売されています。
http://www.reudo.co.jp/rboardk/product.html

親指シフトユーザーはしつこいのです(笑)。

さいあく(@徒然雑記)
http://rosegarden.blog5.fc2.com/blog-entry-197.html#pagetop

ラストスパートはノートか……

とりあえず、2台ともが親指シフトキーボードで良かったと、つくづく思う今日このごろ。

この方はノートパソコンかノートワープロで親指シフトを使っているようです。キーボードも専用のようです。やはり専用キーボードは良いのだ(笑)。

28%じゃ、(@ゼータガンダム見るなら、TV版1、2巻の後いきなり最終巻見る事)
http://blogs.yahoo.co.jp/rlhuy777/12446772.html

携帯だけで小説書くのも面白そうだけど、そんなものより親指シフトキーボードよこせ。

最近は携帯で小説を書く人もいるようですが、私などから見るとそんな大変なことを良くできるなという気持ちです。

この方もやはりキーボード、それも親指シフトがやはり良いのでしょうか。親指シフトのセールスマンとしての私はうれしいのですが、理由も聞きたいですね。

道具が変わると、結果も変わるのでしょうか。

キーボード文体とケータイ文体(@まんぷく::日記)
http://d.hatena.ne.jp/manpukuya/20060728

そういえばキーボードが同じでも、ローマ字入力と親指シフト入力では明らかに感覚が変わる。これもバイリンガルみたいで面白い。

手書きとキーボード(@My In Box)
http://smatake.way-nifty.com/my_in_box/2006/07/post_ba83.html

以前、ローマ字入力から親指シフトに切り替えたときに割と自覚できるくらいの変化があったのを覚えてる。

not an excuse.(@ramen's だらだらだいあり)
http://blog.goo.ne.jp/ramen0069/e/c9b429849d36551894d7825322a26c5b

親指シフトキーボードは日本語入力速度に定評があり、ワープロ乱戦期に他社を入れぬコンテストの優勝者を日本一と銘打っても間違いとは言えない結果があっ た。パソコンでなくワープロ専用機の安定度を加えれば、それこそ、今現在のいまだに、使用している作家がいると聞いても頷ける。

(中略)

今や随分遅くなって腱鞘炎になる可能性も消えたほどだが、やはりこのキーボードはエライ。何も考えないでどんどん打ってしまうのはコマッタことだと言った ら、ななさんが、「私も」多分速い「から」じゃないかと「思っていた」と言うので、その優しさ、ワケわからない文章のワケを考えてくれていたんだなと、あ りがたく、同時に自分に対して嗤うほかなく。

ワープロが出始めたころ、特に文筆業の方の間で「ワープロを使うことが作品の質を変えるか」という議論があったと聞きます。最近は、もうワープロやパソコンで文章を書くことが普通になってしまったから、あまり議論はされていないようです。

でも、使っている方の気持ちというのは他からは分からないもので、特に、作家のように文章に対して細心の注意を持って当たられる人たちにとっては、使う道具による影響もあるのかもしれません。

私のように文章のプロでない人間からすると、「どんな道具を使っても最終的に考えて判断するのは人間なんだから、別に道具が影響する訳ではない」と考えて、要するに楽に使えれば良いじゃないかと思うのですが、プロの見方は違うのかもしれません。

芥川賞を受賞した金原ひとみさんは、親指シフトのワープロからパソコンに替えて最初に書いた作品が受賞作の「蛇とピアス」だそうです。当初は思うように打てないもどかしさがあったそうです(受賞記念エッセイ「カッコ悪さから生まれる美しさ」)。そうしたことが作品に反映されているのかもしれません。

私は単純に、親指シフトは使いやすい道具でそれを使うことは良いことだと思っているし、人に勧めています。親指シフトを覚えて使えばきっと楽になる、ということで、どんな人にとっても良いことだと思っています。

親指シフトを覚えて、もし何かの理由で別の入力方法にしたとしても、損はしないかもしれません。もしかしたら文学賞をとれるかもしれないですからね(笑)。

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2006/07/18

Re: キー配置変更(@mumoshuの日記)他8件

親指シフトのユーザーはついに増えるか?
http://d.hatena.ne.jp/mumoshu/20060717/1153144316

親指シフトとかやってみようかな。

はい、ぜひ!やる気になれば、親指シフトコミュニティーでサポートしますよ。親指シフトを始めるのに何が問題かを具体的に教えていただければ、答えも出やすくなります。セールスマンとしての私の成績も上がります(笑)。

著名な親指シフター(@oyaoyaの空間 )
http://www.kanshin.com/keyword/979932

少数派といわれる親指シフターは、実はこの世にごまんといる、と思う。

(中略)

以下は、ホームページで紹介されている著名人。

(中略)

親指シフター(敬称略) ※1999年12月末調査

このあとに、長いリストが続いています。これだけの人を良く調べたものだと感心しました。もちろん、キーボードで日本語を入力している人は何百万人といるだろうから、このリストだけでは少数派ということの反論にはなりません。

ただ、結構有名で「あの人も!?」と思うような人もいるのには驚きました。こうした方がもう少し宣伝してくれると良いんですけどね。ギャラを払える訳ではないんですけどね(笑)。

字を書く(@ちよこれいとなお話)
http://chiyo-colate.cocolog-nifty.com/blog/2006/07/post_cdb9.html

パソコンの入力だって 一文字のために2回キーを叩かなきゃいけないし(親指シフトは早かったけど~^_^) ましてや単語毎に”変換” が必要だし。。  日本語、素敵な言葉だけど効率を考えたら・・不利だなぁ。。

確かに日本語をキーボードで入力するのは英語などに比べると不利なことは否めません。ただ、その不利を何とかして減らそうとして多くの人が研究をしてきました。かな漢字変換やローマ字かな変換、漢字直接入力等々、いろいろな技術が考えられてきました。

振り返ってみると、いろいろな制約があったからこそ、日本語入力という難しい山にアタックする人も多かったのかもしれません。

こうした努力はまだ続いていますが、何といっても、ワープロが出始めたころの進歩のスピードには敵わない気がします。

親指シフトもそうした努力の大きな遺産なのだと思います。これを維持していくことは社会的に意味があることなのです。

さらに、親指シフトを産んだ考え方は、他の言語での文字入力にも役に立つ可能性があります。これはまだ発掘されていない宝の山だと言えます。

ワードプロッセサー事始(@かさぶた日録)
http://blog.goo.ne.jp/kinosan1/e/14dd4096e1a696bf18fb31fba9244877

当時最も効率的といわれた「親指シフト」のキーボードであった。コンピューターに触るのは電算室の人間だけだったから、自分もキーボードを触るのもはじめ てであった。入ってきた機械にいきなり取り組んだ。マニュアルを見る以外、誰も教えてくれる人はいなかった。手当たり次第、文書をワードプロッセサーで 作った。取り組んでから一週間たち、二週目には普通に使えるようになった。

ワープロが導入されたころの光景が目に浮かぶようです。ワープロは文書を作成する必要がある人がみんな使いました。つまり、それまでコンピューターを使ったことがない人たちもワープロは使ったのです。だから、覚えやすい、使いやすいということはとても大事でした。文字入力は一番苦労があったところなのかもしれません。それでも、この方のように1~2週間で普通に使えるようになった場合が多かったようです。

ワープロ草創期の頃の熱気が感じられます。文字入力についても同じような熱意をみんなが持っていたのでしょう。

最初に選んだため、当社のワープロはパソコンに切り替わるまで、ずっと富士通製の「親指シフト」のワープロであった。

ということは、現在はパソコンになりキーボードも親指シフトではなくなったのでしょうか。そうだとしたら残念です。今からでも遅くはありません。パソコンに親指シフトキーボードを付けてください(笑)。

午前中は、HPの手直し・・・午後は、雑用!(@ 雪国の社労士こと 笹生 裕康 の・・・ 気まぐれ独り言!)
http://plaza.rakuten.co.jp/srsasao/diary/200607140000/

当事務所のHPを何となくながめていると、あちこちおかしい所が・・・

そもそも、20年前社会人になった時、ワープロ(オアシス)の親指シフトとか、やれ、DOSV機がどうだPCだのロータスがどうの????

さっぱり、チンプンカンプンでした。

どうやら、こちらの事務所のHPには既に親指シフトのことを書いてあるところは無いようです。残念!

ここに書かれている他のものの現況についてみれば、まず「DOSV機」については、事実上
Windowsパソコンが世間を圧倒している(あ、マッキントッシュやリナックス他のユーザーさん、石を投げないでください)状況でしょうし、ロータス(表計算の123でしょうか)は、ビジネスユースとしてはきわめて少数派になってしまったと思われます。

で、親指シフトですが、確かにこちらも少数派になっています。もしかしたら、ロータスよりもシェアは少ないかもしれません。それでも、使い続けているユーザーは、使える環境を整えるのに苦労したり、使えなくなってしまったらどうしようと不安に思ったりしながらも、喜んで使っているようです。そして、大事なことは、親指シフトを使うことにより他の人に迷惑をかけることはないのです。これがロータス123とは違うところです。今、共同で仕事をするような環境で123のファイルを他人に送ったら、おそらく「何これ?」と言われてしまうでしょう。これは良い悪いの問題ではなく、事実としてそうなってしまっているのです。

親指シフトで作ったワードのファイルを送ってこのようなことがあるでしょうか?文字入力の技術はこのような特性を持つものなのです。だから、使いたい人は親指シフトを使える限り使いたいし、実際に使い続けるのです。

非公開設定を解除しようとしたら、(@ゼータガンダム見るなら、TV版1、2巻の後いきなり最終巻見る事)
http://blogs.yahoo.co.jp/rlhuy777/12353681.html

関係ないけど、キーボードってでかい。
しかも親指シフトの方がつかいやすい。
いつになったら初期設計思想のキーボのままをやめるんだろ。
ま、仕事じゃないからいいけど。

リアルの世界を変えるのは大変な努力がいります。親指シフトの良さを分かっていただいているのはありがたいですが、それだけでは世の中を動かすことはできません。

でも、親指シフトの良さを言い続けることは大事なことです。仕事でもその他でもコンピューターで文字の入力をしないことは考えられないからです。

現役なのさ^^(@にっこり桜ぶぅの独言♪)
http://blog.livedoor.jp/puyopuyo_no_chika921/archives/50696952.html

このワープロ、親指シフト。
ローマ字変換に慣れててもこのワープロに向かうと「親指シフト」になっちゃうっていう同僚もいるッスよ^^
私は「親指シフト」→「かな変換」→「ローマ字変換」という道を辿ってきまスた。
このワープロを打つ時も、今はローマ字変換。
ローマ字変換仕様のままにしておくと『誰だ!ローマ字変換で打つのは良いけど、ちゃんと親指シフト仕様に直しておきなさい』と叱られる(w_-; ウゥ・・

やっぱり親指シフトは使えれば使いたい、という人が結構いるんですね。親指シフトの良さというのは、例えば数字などで示そうと思うと努力がいるものなのですが(といっても、他の方法の方が良いという証拠だってある訳ではないのですけどね)、こうした挿話的な事実にこそ、実は真実があるのかもしれません。

「使いやすさ」というものは指標化がしにくいものです。世の中にはそうした数字がないと客観的な比較はできないという人も多くいます。挙げ句の果てには、実際に使われている数こそが優秀さの指標だと、循環論法をする人も多くいます。

もちろん、数値化できる指標を求める努力は必要です。でも、使われている指標が果たして適当なものであるかは常に吟味しないといけません。そして、数値化しにくいものがあると認めることも大切なことなのです。

バンニャ~イ♪(@サイテー1号の日記)
http://d.hatena.ne.jp/SAITEI-1GO/20060706/1152153758

あ~楽だ 親指シフト

このように、何気なくブログに書いてしまうことも、親指シフトという技術の持つ特性、そして優秀さの現れなのです。

打ち上げ+検定(@Every Day high School)
http://sit0830.blog68.fc2.com/blog-entry-26.html

これ単純に計算すると190字/分。
ウソじゃありません。この秘密は、

親指シフト

元の記事の方が視覚的インパクトは大きいのですが(笑)、ここでは内容だけに絞ることにします。

前に書いたことと少し違うかもしれませんが、このように親指シフトでも数値的な比較が意味を持つこともあるのです。

実は親指シフトを勧める主要な武器が、入力スピードだったのです。これは間違ってはいません。でも、ここだけに絞って議論をしてしまうと、やれ「そんなに速く入力をする必要がない」だの「入力スピードを競うサイトで親指シフトの上位者がいない」といった瑣末な議論に巻き込まれやすいのです。

親指シフトは使いやすい、だから使っていても楽だし、楽だからスピードも速くなる、覚えも早い、といった議論のし方が必要で、他人を説得するためには、それに合わせた論拠を揃える必要があるのです。

***
久しぶりの更新になってしまいました。ココログの調子もメンテナンス以降、良いようですのでまとめて書きました。

取り上げる可能性のあるブログの記事は、はてなブックマーク
http://b.hatena.ne.jp/gicchon/
にどんどん貯め込んでいるのですが、実際に記事にするにはエネルギーが必要です。

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2006/07/09

Re: デビュー(@食べて、笑って、愛して、いのち)他4件

ブログデビューの記事に親指シフトのことを書いている人がいます。
http://blog.goo.ne.jp/kurio_2006/e/808e060b52f3a628e38ca0a19df4a8e8

富士通のワープロで、親指シフト使って、かなり早く打てたのよん。

ブログ最初の記事に親指シフトのことを書いている(もちろん、その他のこともたくさん書いています)というのは、いまだに親指シフトの記憶が残っていて、しかも評価は良い方なのだと思われます。親指シフトのセールスマンとしては、うれしい限りですが、できればこれからも機会があれば親指シフトを使うことも考えてください。

親指シフトキーボード入手。(@―Snownotes,Blog)
http://www.snownotes.jp/archives/2006/07/post_328.php

去年の8月から言っていたのですが、ついに念願かなって、富士通KB-211親指シフトキーボードを入手。

新品ですよー。20世紀に作られた逸品。

ついに私もセールス成功(笑)。いや、この方に個人的にはそんなにまめにセールスをした訳じゃないんですけど。ところで、「20世紀に作られた逸品」というのは確かに当たっているかもしれませんが、もちろん21世紀でも通用します!

使いながらの感想としましては、早くキー配列が覚えられそうです。

実際に使った人のこういう感想は貴重です。親指シフトは使いやすさを目指しているため、使うことが楽しくだから覚えるのも楽だ、ということが言えるのかもしれません。続報を楽しみにしています。

少数派もしくは異端(@黄土高原だより)
http://www.melma.com/backnumber_17010_2416071/

  少数派のMacintoshに、異端の親指シフトのキーボードを
  つなごうというのですから、
  これはなかなか、たいへん。

(中略)

いま、これを打っているのは、Windowsのノートです。
  一般の、キーボードなんですけど、
  富士通の「Japanist2003」という、IME (文字入力ソフト)を使って、
  親指シフトのキー配列に変えて、使っています。
  専用キーボードのものも、発売されていますが、
  選べる機種は、ひじょうに少ない。

(中略)

  パソコンにかぎらず、私はどうも、多数派に縁がないようです。
  しなくてもいいはずの、苦労を強いられる。

親指シフトは確かに少数派です。ですから、おっしゃられる通り、かなりの苦労を強いられることになります。もちろん、親指シフトを選ぶのは個人の自由だから、勝手に苦労したい人が苦労すれば良いだけじゃないか、という言い方もあるかもしれません。

私も親指シフトを選んで、それなりの苦労をして使い続けています。それだけでなく、親指シフトを普及させようという、周りから見ればほとんど勝ち目が無いようなことまでやっています。

私自身はただ面白おかしくやっているつもり(そうでもなければ、こんな辛気臭いことやらないですよ)です。ただ、いくらかの義侠心(?)があるとすれば、「大事なことを多数vs少数で決めてほしくない」という気持ちかもしれません。コンピューターを使った文字入力の技術はこれからの社会の大事なインフラです。良いものを選ぶことは社会的な責任なのです。

7月8日(土)(@ホームシアター日記+α)
http://blogs.yahoo.co.jp/hamitiko/11407403.html

親指シフトにしてから、英文字の入力に結構神経を使う。日本語・英数変換を切り替えるのが面倒で、「A」を「えー」で出すようにしているが、英文字3つともなると面倒だ。

なるほど、こういうこともあるんですね。日本語入力プログラムの設定などを試してみるといいかもしれません。ちなみに、私はJapanist2003を使っていますが、日本語から英数への変更は「英数」キーを押すだけですし、英数から日本語に戻る時は「無変換」キーで戻れます。これはJapanistの機能でできます。

この方は、要約筆記をされているようですので、時間的にかなり制約がきついことがあり、少しでも気になるところはなくしたいということなのかもしれません。

せっかく親指シフトにしたのだから、うまく解決されることを願っています。

聴覚障害学生援助の試み(8)(@PARK OPENBAAR)
http://fritid66.cocolog-nifty.com/blog/2006/07/post_a415.html

今のところ、学生の発言の提示のスピードという点で、私がタイプして、画面に示し、彼が発言するときには、自分でタイプするという方式を予定している。私 は親指シフトを使用しているので、かなり高速にタイプすることができるので、たぶん、学生の発言を彼が追うことは、かなりできるのではないかと考えてい る。

この方は大学の先生で、聴覚障害の方が授業を受けるということで、さまざまな工夫をされています。親指シフトの良いところはいろいろあると思いますが、この方のように、高速にタイプできるという具体的なメリットが実際に活かされていることは、親指シフトのセールスマンとしてとてもありがたいものがあります。もちろん、親指シフトだけで解決しなければならない問題をすべて解決できる訳ではないですが、それでも何がしかの貢献ができたことはうれしいものです。

これからの世の中はこうした「うれしい気持ちの連鎖」が大事になってくるのではないでしょうか。親指シフトもそうしたつながりの環の一部になれたらと思います。

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2006/07/03

Re: 神戸に似合う女(@佐武寛の夢風船)他3件

これも親指シフトではありません(ちょっとしつこいかな)。
http://moon.ap.teacup.com/yumetouge/52.html

ケータイの親指シフトが
忙しく動いている

親指シフトという言葉の間違った使い方を探すことは私の仕事ではないし(笑)、間違って使われるにしても、昔聞いた言葉として頭に残っていたのがでてきたのだとすれば、忘れられてしまうよりも良いのかもしれません。

ところで、携帯でのキーボード入力に関しては、新製品を目敏く見つけた人がいます。

リュウドからFOMA M1000用 携帯Bluetoothモバイルキーボード発売へ(@秋沙のココログ既知ログ)
http://akisa.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/foma_m1000_blue_2d4b.html

しかし、Bluetooth対応の携帯キーボードの発売はうれしいですね、Bluetoothに対応した各種携帯端末で利用できる可能性が広がりました。

今後、親指シフトモデル(と、かな入力モデル)が出るのを期待したいところです。

【alt】親指もぜひ(@おるたなぱぁむ)
http://blog.livedoor.jp/altpalm/archives/50529582.html

Bluetoothで汎用&「親指シフト」ならもう,すぐに買っちゃいますよ,私。

このように、いままでキーボードでの入力ができなかったFOMA携帯でも何とかキーボードを使えるようにする技術が出てくると、すぐに「親指シフトがほしい!」という人が現れてくるのはどうしてでしょう。やっぱりみんな親指シフトが好きなんだ(笑)。

まじめな話、文字の入力の技術はいつでも同じものを使いたいというのは、そんなに不思議なことではありません。だから、親指シフトを使いたい人はどこでも使いたいのです。本当なら、携帯とかパソコンとか面倒なものはどっかにおいていっても、キーボードだけは持って歩きたいぐらいの気持ちかもしれません。

ほげげ(@メニスカス再び)
http://d.hatena.ne.jp/clock9/20060625/1151207831

PDA/ハンドヘルドPCにこそ親指シフトを搭載すべきだと思う.

このように考える人もいます。技術的に可能かどうかは分かりません。この方は親指シフトユーザーではないようですが、親指シフトユーザーはやっぱり、どこでも親指シフトを使いたいのです。

***
実は、私も携帯電話用の親指シフトキーボードを買っています。今まで必要とはあまり思っていなかったのですが、ちょっとしたきっかけで購入しました。まだ、あまり使い込んではいないのですが、少しずつ試していきたいと思っています。

***
このブログの6月の統計です。

記事の数 2 本年計 65 (65.0%)
アクセス数 1316 本年計 13793 (76.6%)
コメント数 2 本年計 186
トラックバック数 0 本年計 15

( )内は今年の目標に対する割合です。

記事の本数が減るとアクセス数もぐっと減ってしまいます。なかなか時間がとれないのですが、今月はもう少し頑張らなければ。

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