Re: 躓いたそのとき(@某OAインストラクターの日々)他2件
親指シフトは使えるでしょうか。使えないとすればどこに原因があるのか、あるいは、親指シフトを使うことは周りにどんな影響を及ぼすのか。
http://blogs.dion.ne.jp/v_2/archives/3178208.html
後、親指シフトを封印されているのが辛い。
これはタイピングのサイトのようです。親指シフトのユーザーは数が少ないということに加えて、早く打つ記録を作ることにあまり熱心でない気がします。もちろん、親指シフトが門前払いされているところもあるのかもしれません。
これは少し不思議なところがあります。ワープロ時代には、親指シフトのメリットとして早く打てるということが宣伝されていて(実際早いのは間違いない)、ワープロ検定等の結果についてもそのことをプレーアップしていました。
今、親指シフトのメリットとしては「楽に打てる」ということをいう人が多くなっています。私もその方向で宣伝をしています。これは正しい方向だと思いますが、一方で「使いやすさ」という見えにくいものを売り物にしなければいけないというハンディキャップを負うことになります。これは難しいことですが、結局は一番良いやり方だと考えています。
割合簡単に、親指シフトを使えるようにできる人もいます。
かそけし戯言・6(@北村 想 の ポピュリズム)
http://soh-hi.air-nifty.com/populism/2006/04/post_bb60.html
で、やっと机上のパソコンにオアシスをセットアップして、親指シフト・キーボードをインストールして、さてと、我が館長用パソコンはウイルス対策が出来ていない。
この方は職場での親指シフト導入にめでたく成功したようです。職場での導入は親指シフトユーザーにとって一番悩ましいところだと思います。システム部門に親指シフト導入をお願いしても、難しいといわれたり、「何それ?」と言われてしまうというのが常ではないでしょうか。
これを変えるのはとても大変です。もちろんシステム部門は最近問題になっているセキュリティーの問題なども考えなければならず、余計なものは入れたくないのはある程度は理解できます。それでも、使う人が使いやすいものを入れることは生産性にも良い影響があると思うんですがどうでしょうか。
こういう人ばかりとは思いませんが。
タイピング選手権!(@若輩経営者の経営log)
http://blog.livedoor.jp/hikick123/archives/50388532.html
ちなみにさらにタイピングに特化したマニアは特別なキー配列を使っています。うちでも「親指シフト」を使っている人が居ます。
やめて下さい。おかげでその後キーボードが使えません。。。
えー、それほど言わないでくださいよ。少し親指シフトを弁護させてもらうと、親指シフトは確かに特別なキー配列ですが、必ずしも「タイピングに特化したマニア」だけが使っているものではありません。文字の入力を多くする人にユーザーが多いのは事実ですが、それはそれなりのメリットがあるものです。そのメリットは、普通に文書を作成する人にとってもあるものだと思っています。
親指シフトは確かにJISかなとは異なっています。でも、ローマ字入力とは平和的に共存できます。だから、親指シフトを使いたい人がいたら、ぜひその声を聞いてほしいと思います。
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コメント
ははは。トラックバックを見て来ました。
トラックバックありがとうございます。
一応プロなので当然僕も「タイピングに特化したマニア」だけが使っている訳じゃ無い事も知ってるし、「親指ひゅんQ」等のアプリも知っているので共存できる事も知ってますが敢えてblogではそう書きました。
一人一人もちろんパソコンを与えているのでそちらでやって貰うのは構わないのですがPublicなPCで勝手に入れられると一般の事務員さんなどは触れなくなってしまうので。
まあ、何かの縁で見て貰えたので僕の記事も
親指シフト普及に多分一役買っていると言う事で
お許し下さい(笑)
投稿: 清水裕介 | 2006/04/10 23:56
北村想さんが親指シフターだと知って、とても感激です! 名古屋にいた頃は、プロジェクト・ナビの公演に通いつめてましたので。
劇作家では他に、つかこうへいさん自身(かその周囲の方)が親指シフトを使用されているようです。文筆業の方々に愛用されるところに、大量の文章を打つ、考えながら打つときの、親指シフトの使いやすさが表れていますよね。
投稿: NAGI | 2006/04/11 09:34
清水裕介さん
「親指シフト」と書いたら、どんなことでも普及に一役買わせてしまうのが私のブログの恐ろしさです(笑)。
ということで、悪のりついでに言うと、最近のUSB接続の親指シフトキーボードは、実は中身はJISキーボードです。だからJapanistのようなプログラムを使わないと、JISかなでの入力ができます。もちろん、キートップに書いてある文字(これは親指シフトになっている)とは違ったものがでてきますが、JISかなでタッチタイプができていれば問題ないでしょう。
だから、JISかなでもローマ字でも親指シフトでも、切り換え方をきちんと教えておけば、どれでも使えるということにはなります。これを売りにしてはいかがでしょうか(と、プロに指図してどうするんだ)。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2006/04/11 20:51
NAGIさん、しばらくぶりです。
え、そんなに偉い人だったんですか。これはちょっと調子に乗りすぎたかな。
確かに文筆業の人は親指シフトの人が多いですね。作家だけでなく、演劇関係の人もいますね。ちょっと考えただけでも、キャラメルボックスの加藤昌史さん
http://www.katoh-masafumi.com/oyayubi/index.html
http://blog.so-net.ne.jp/caramelbox-kato/
とか、脚本家の金春智子さん
http://www.madhouse.co.jp/column/fuunroku/vol1_konparu.html
とかがいます。
こうした方々は、それぞれ親指シフトの宣伝をしてくれていてありがたいと思っています。ただ、皆さん、ある意味で自営業なので、自分が親指シフトを使えればそれで良しとなってしまう感じもしています。
親指シフトが広がるには、例えば普通のオフィスでもある程度の割合の人が親指シフトを使うようになる、あるいは、少なくとも親指シフトを使いたい人がいる時に、そのことがそれほど奇異に見られず、組織としても対応してもらえるようになる、といった程度にまでなることが必要なのではないかと思っています。これがなかなか難しいんですけどね。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2006/04/11 21:05
ぎっちょんさん、お久しぶりです。
うれしさのあまり、思わず書き込みさせていただきました。
「自分が親指シフトを使えればそれで良しとなってしまう感じ」。たしかにそういうところがあるかもしれませんね。
親指シフトは特殊な人が使っている特別なもの、と囲い込まれてしまうと少し淋しい。使いやすい道具らしいよ、と、普通の職場や家庭でどんどん使われるようになっていく。その道筋として、例えば、想さんが館長!として親指シフトキーボードをつなぐことで、周囲のスタッフの方へと波及していったりするといいなあ、と思います。
投稿: NAGI | 2006/04/13 08:59
NAGIさん
館長さんになったなら、自分が使うだけでなく、「使いたいと思っている人がいたら使える環境を用意する」ことをしてほしいと思っています。こういうことに気を使うのがマネジメントの役目ではないかと、何だか今日は偉そうな言い方をしてしまいました。もちろん、使っているだけで宣伝になるということは否定しないのですけど。
>親指シフトは特殊な人が使っている特別なもの、と囲い込まれてしまうと少し淋しい。
というのはまったく同感です。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2006/04/13 22:56