Re: コーヒー・ビーン(@マラヤ通信)他6件
親指シフトは世界のどこでも。
http://blogs.yahoo.co.jp/otiani/31095598.html
ちょこっと写っているのは、富士通FMV-830MG/Sという愛用のノートパソコン。
親指シフトキーボードという特殊なキーボートが取り付けられています。
僕はこのキーボードでなければ、打つことができません。
その分、パソコンを選ぶことはできなくなりますけど、
僕にとってはなくてはならない相棒。
この方はマレーシア在住です。もちろん、マレーシアでこのノートパソコンは売っていないでしょうから、日本で買われたか、送ってもらったかだと思います。いずれにしても、親指シフトを選ぶかパソコンを選ぶかつらいところですが、きっぱり親指シフトを選んだというのはすごいところです。楽しいパソコンライフが送れるように応援しています。
生まれて初めて買ってもらったゲームハードはメガドラでした(@チラシの裏スーパーカスタムリミテッド)
http://d.hatena.ne.jp/sqeo/20060402#1143935553
わたくしsQeo、本日から、何を思ったか突如
親 指 シ フ ト
の練習を始めました。
(中略)
ちなみに専用キーボードなぞここフランスでは当然入手できるわきゃぁねぇので
親指シフトの世界へようこそ!
しかし外国にいて始めるというのも大変なことです。いや、日本に居たって、親指シフトキーボードの現物に触れる機会があるのはそんなに多くありません。残念ながら、ストックとして持っている店は多くないのです。
国外となると状況は当然、絶望的にならざるを得ないわけですが、そういう中でもトライされるということで、セールスマンとしてはうれしい話です。
私も海外で親指シフトキーボードを使っていて調子が悪くなり、結局、日本に帰って来るまで直すことはできずにいました。
こんなことがハンディキャップになるんですね。親指シフトが世界標準になれば・・・というほとんど夢のような気持ちですが、もちろん、現実は厳しいわけです。
でも、親指シフトキーに何か別の機能を担わせるといったことを考えてみたら面白いかなと、智恵を絞ってみたい気持ちもあります。
「変換できない!」(@mattakeのブログ)
http://angel.ap.teacup.com/mattake/55.html
親指シフトキーボードを使ってるせいか、ときどき変換が変になることあります。
これは問題ですね。でも、もしかしたら親指シフトキーボードのせいではないかもしれません。こういう時に解決するためのノウハウがたまっていないのが少数派のつらいところです。でも、きっと誰かが見ていて、何か反応があるかもしれません。少数派でいることは忍耐を要しますが、思いがけないところから助力があるかもしれないのも面白いものです。
さらばパソ通(@屋上暇人倶楽部)
http://roof.air-nifty.com/club/2006/04/post_b449.html
大学生の頃でワープロ(しかも親指シフト)で1200か2400bpsでつないでて
パソコン通信の終了については、前にも書きました。ワープロ専用機で通信をやっていた人も結構いたんですね。私も最初はワープロ専用機(これで親指シフトを覚えた)でやっていました。パソコン通信がなくなっても、日本語入力は親指シフトで続けています。
dynabook(@Old Boy)
http://blogs.sun.com/roller/page/spade?entry=dynabook
日本の IT 業界の HW で、長く続いているブランドは、というと、もし「ワープロ」が残っていれば、それだったのでしょうが、SW としては残っていても HW としては残っていない。強いて言えば、OASYS キーボードがありますが、これは「俗称」で製品名としては「親指シフトキーボード」です。
親指シフトはもちろん、ワープロ専用機のOASYSとともに生まれ育ってきました。そして、ワープロ専用機という製品のジャンルはなくなってしまいました。でも、親指シフトはしぶとく残っていて、使い続けられています。
最初にOASYSが商品化された時、このような状況、つまり、ワープロ専用機はなくなり、親指シフトは残るということは想定されていたのでしょうか。今となっては分かりません。ただ、親指シフトが生き残ってきたのには、いろいろな形で時代にあった使い方ができるように努力してきた人たちがいるのだと思います。
このブログで何度も書いていますが、親指シフトが生き残ってこれたのにはユーザーをはじめとする親指シフトのコミュニティーの力があったからなのです。こうした力が続く限りは親指シフトはなくならず、時代の要請にあった使われ方がされるのだと思います。
親指シフトがはやらない理由(@戯言)
http://quvota.net/twgt/nicky.cgi?DT=20060325B?Mode=CPREVIEW#cp20060325B
同じ一打鍵系のjisかなにシェアを奪われているから,ということに尽きるだろう.致命的な問題である気がする.
うーむ、これは難しい。そうではないような気もするし、そうである気もする。
実はこうした問いに対する答は、そんなに簡単なものではないのかもしれない。確かに現在、親指シフトのシェアはJISかなよりずっと少ないでしょう。ただ、使う人が両者を比べて選んでいるかというとそうではないような気もする。
もっと言うと、原因は全然別のところにあるかもしれない。それは、一つの尺度で見た優劣などとはまったく別の、ある意味では偶然のできごとの結果なのかもしれない。私自身は、まだこの問いに答えることは難しいと思っている。
親指シフトキーボードを購入する(@HOTEL NO HOOKER)
http://d.hatena.ne.jp/m_nakai/20060327#p1
魔が差したというか、遊び心で先週、FKB8579-661EVという、親指シフト専用のコンパクト・キーボードを購入する。
親指シフトのシェアが少ないことを説明するのが難しいのと同様に、この方のように、親指シフトを使ってみようと思う理由を説明することも難しいのです。
ただ、一つ事実としてあげられることがあるとすれば、親指シフトというものがあるということが知られなければ使ってみようという人も現れないわけです。ですから、ささやかながらでも、親指シフトを使っている人は何かそのことについて書いてほしいなと思っているのです。
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コメント
はじめまして、Quvotaと申します。言及ありがとうございました。
私のその発言ですが、タイトルにもある通り流行というものに関して考えているもので、数の差、標準方式として採用されているか否かの差が問題なのではないかな、という意図でのものです。なぜシェアを獲得できなかったかではなく、なぜこの先流行しないだろうか、ということに関する考えです。熟考の末出てきた結論ではなく、直感的なものなのですが。
歴史の浅い日本語ワープロではなく英文ワープロを考えた時、qwerty配列とdvorak配列の話になりますが、先発後発の問題や、どちらがより優れているかと言う議論とは関係なく、現時点でqwerty配列が圧倒的主流になっていると言う事実が、今後の地位の安泰を保証しているように感じます。それを日本語ワープロにもあてはめるのは強引かもしれませんが、同じようなことではないかと思うのです。もちろん、親指シフトやdvorak配列のユーザが消えることはないと確信しています。
投稿: Quvota | 2006/04/08 10:38
はじめまして。ボクもワープロのOASYSのときから親指シフトキーボードを使っています。
実は富士通で親指シフトキーボードを開発したのは、高校の先輩でした。
京都の御池で富士通の製品説明会に行ったとき、ご本人で出会ってはじめて知りました。神田さんという方で、NHK出版だったか「コンピューター」という本を出しておられます。
昔は、タウンズというコンピューターで親指使ってましたが、時代に乗り遅れそうなので、ローマ字入力を練習したこともあります。
しかしうまくいかずいやになりました。
今は、イーマシンで「661」という品番の親指シフトキーボードをジャパニスというソフトで使っています。
ローマ字入力とは比較にならないくらい速いです。
仲間がたくさんいて、うれしい限りです。
投稿: mattake | 2006/04/08 12:20
Quvotaさん
おそらく考えていることは私とあまり変わらないような気がします。
qwertyとDvorakに関しても、いろいろな説明があります。慣性効果や経路依存といった用語で説明することもあるし、それに反対する説もあります。私自身は、どちらかというと経路依存に近い考え方をしています。
理屈を考えるのはそれはそれで面白いのですが、運動論としてはとにかく何かを動かすことが大事なのだと感じています。これは私がセールスマンを名乗っているからかもしれません。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2006/04/08 12:26
mattakeさん
あの神田さんの後輩なのですか。親指シフトユーザーはみんな神田さんに感謝していると思います。
661とJapanistという設定はある意味で、親指シフトを使うのに一番しきいが低いやり方かもしれませんね。これで快適な環境が手に入れば安いものだと思います。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2006/04/08 12:36