Re: 入力スタイルに拘りましょ(NICOLA絶対推薦)(@じょーもん隠れ里)
どのようなきっかけで親指シフトに変えて、その結果はどうだったか。
http://blog.goo.ne.jp/jomon-dokusyo/e/703c72804fe421c9d23bd1f84c03c355
以前の私は、もと英文タイピスト(ふる~い)でしたから、ローマ字入力に違和感も不便も感じていませんでした。そのまま、一生をローマ字入力で過ごすと確信していました。
それが、何のご縁か、二年前に要約筆記なんてものに出会い、要約筆記者として活動していく為に、よりよい入力方法を探している内、NICOLAに出会いました。
なるほど、こういうことで親指シフトと出会うこともあるんですね。親指シフトはワープロ専用機の時代から使っている、という人も多い中で、このように新たに始められる人がいるということは心強い限りです。
でも、始めた最初は大変だったようです。
最初は泣きそうになりましたよ。考えなくても音に指が反射して打てるレベルで入力していたのに簡単な「おはよう」位が、もどかしいくらいに打てないんです。
(中略)
入力練習ソフトは退屈なのでネットゲームのチャットで 練習したんですけどね。おしゃべりな私がいきなり寡黙になった、「機嫌でも悪いのか」と心配されても説明するのに入力するのが、追いつかない~~。
これは大変ですね。特に、これまでの入力方法でスムーズに入力できていた人ほど、親指シフトの良さが実感できる(単に頭で理解するだけでなく)ようになるまでには、それなりの時間とそれなりの忍耐が必要になります。
私は、親指シフトに出会うまではローマ字入力でタッチタイプはできていたと思いますが、それほど集中的に文章を入力するということはありませんでした。速さもそれほどではなかったと思います。一方、親指シフトにしてから、ある程度の練習をした後に、割合まとまった量の文章を入力する機会がありました。これで親指シフトは実用的な速度で使えるようになりました。だから、親指シフトへの導入はかなりスムーズだったといえるかもしれません。
親指シフトの良さが本当に分かったのは、親指シフトを使えない状況で入力をしなければならない時のもどかしさでした。ローマ字入力でもタッチタイプはできますが、手が考えることに追いついていかないような感じで、楽しくありません。
このように実際に使って比べて見れば良し悪しは分かるのですが、それをみんなに試してもらうこともできません。だから、せめてそのような経験がある人の声を集めて紹介しているのです。
そんな日々を過ごして、入力が程々スムーズになってきたときに、ふと気がつきました。
といった率直な気持ちの表現が良さを知ってもらうためには必要なのだと考えています。
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コメント
はじめまして。あの記事にトラックバック付くとは思ってもいませんでした。(笑)親指シフター侮れず。
ローマ字入力から親指シフト入力に移行するときに、『どの辺が特に大変だったか』を、実際に経験した者として、これから移行を考えている人向けに書き込みさせてもらいます。
ズバリ、句読点の位置です。『、』も『。』も使用頻度めちゃくちゃ高いです。それが指が動く方向が逆なんですから(NICOLAは↑、ローマ字↓)頭で判っていても、指が言うことを聞いてくれません。
『ひゅんQ』→『FKB8579-611EV』→『親指モバイルノートFMV-830MG/S』という順に、ハード的にも「のめり込み度」重症化を辿ったので、それに伴い入力能力は『ローマ字も親指シフトも満足に使えない状態』→『逆に親指シフトでしか入力できない状態』→『どちらも問題なく入力できる状態』という風になりました。
公共の場に設置してあるPC端末を使用するとき等、やはりローマ字入力せざるを得ない状況があります。いつも「ひゅんQ」を持ち歩いていませんので、ローマ字入力が出来なくなった時は「ヤバイ」と思ったのですが、入力のとき意識してローマ字で考えるようにしましたら、なんと入力できるんですね。
これはアルファベットを指に叩き込んだ「もとタイピスト」スキルが有効に働くからなのか、ローマ字入力者にも言えることなのかは、不明です。
その時にも、一番困るのが句読点です。句読点はローマ字で考えられません~。空白位置、タブ位置、@マーク、後退取り消しキー位置などは、もともと機種によって動くものなので、自分の愛機以外を使うときに感じるストレス程度の違和感しかないですね。(タブはあんまり動かないか?)
長々と駄文失礼いたしました。
投稿: じょーもん | 2006/03/31 09:10
じょーもんさん
>親指シフター侮れず。
ふふふ、親指シフトのことを書いたらこのブログからトラックバックが行く危険はとても高いのです。これこそ親指シフトを使う一番の問題?
句読点が間違いやすいのは確かに分かる気がします。文字の入力の場合は親指シフトとローマ字入力ではまったく違うので頭の切り替えができるような気がします。ところが句読点になると、ふっと緊張が切れて「はて、どっちだったかな?」と指が迷ってしまうような感覚があります。このあたりはまったく個人の感覚なので、本当にそうなのかどうか分かりません。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2006/04/01 00:39