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2006/01/09

Re: つぶれてなかったパッセル(@でもしか薬剤師)他3件

親指シフトとインターネットの関係はどのようになっているのでしょうか。
http://blog.so-net.ne.jp/iikagenn/2006-01-08-1

最初に買ったのが富士通のワープロだったことに端を発している。特売で買ったそれは、今は死滅したに等しい「親指シフト機」だったのだ。
そこから、呪縛が始まる。
その後、4~5年に一度、新しいワープロを購入したが(壊れたわけではない。機能が良くなると買い換えずにはいられなくてだ。ちなみに、全部、今でも生きていて、使えなくはない)全部、それ。
「親指シフト機」だったのだ。
で、最後に買ったのは、1998年の年末で、当時、W98が出ていて、相当迷ったのだが、結局、キーボードの慣れの差で、富士通のネットできるワープロを買ってしまったのだった。
それで、5年、ネットしていた。

私もインターネットの接続はしていませんが、ワープロ(OASYS 30AF3)でパソコン通信をやっていました。ワープロといっても中身はパソコンと似ていますので、最初から通信をやることを意識して作ってあれば、パソコン通信やインターネットだってできないことはありません。

もちろん、今となってはワープロ専用機でインターネット接続をすることはパソコンでやるより手間がかかり、コストだってかかると思います。だいいち、ワープロ専用機は新しい機種が出ていないので、インターネットのいろいろな新しい技術を取り入れることは不可能に近いものがあります。

親指シフトはもちろんパソコンでも使えるようになりました。インターネットのような技術革新のスピードが速い世界でも、親指シフトの基本的考え方を変える必要はなかったのです。さらに、パソコン通信時代にユーザーがニフティーのフォーラムなどで議論をしたのと同じようにインターネット上でも親指シフトのユーザーが議論を続けています。

もちろん、議論の量は親指シフトユーザーの絶対数を反映してそれほど多くありませんが、一方で、ネット接続の条件さえ整えば親指シフト情報へのアクセスは容易になっています。だから、親指シフトユーザーはパソコン時代になって少数派になったとしても、昔より恵まれている状況にいるのかもしれません。これは負け惜しみではありません(笑)。

富士通FMV-KB211(酔どれ雀の二枚舌)
http://blog.goo.ne.jp/mozu-12/e/9a81ccdf4ec962b0f4ad28025cfecc9c

ワープロに(別にワープロでなくてもいいけれど)日本語の長文をぶち込む必要があるときには、やっぱりこの親指シフトキーボードを選択してしまいます。
指や手にかかる負担はもちろんのこと、精神的にもとっても楽に日本語入力が可能です。

 これぞ親指シフトユーザーの率直な気持ちです。親指シフトを使いたいというのは実は単純なことで、「楽をしたい」ということなのです。ただ、この気持ちを他人(特に親指シフトを使っていない人)に伝えることはとても難しいのです。

でも、このように親指シフトのことを書いてくれる人がどんどん出てくることが理解してもらうための第一歩なのです。

フロム新潟(@kasindouの日記)
http://d.hatena.ne.jp/kasindou/20051230

微妙に打ちにくい他人のパソコンのキーボード。
ていうか普段が親指シフトの俺!

これだけでも、分かる人には分かります。分からない人も「これ何?」と思うことで親指シフトに興味を持ってくれるかもしれません。ひょっとしたらトラックバックをたどって、このブログまで来て読んでくれるかもしれません。どんなきっかけでも役に立つと思っています。

ぶっかけめしの午後ー椎名誠(@AirCraft-model, Books and Others)
http://cazitto.moe-nifty.com/aircraftmodel/2005/12/post_9771.html

この中で「親指シフト」が出てくるんだけど、あれってワープロで使われていた方式だったんだね。

椎名誠さんのことについては、前にもこのブログで取り上げました。こうした有名な方が親指シフトを使っていることを書いてくれるのはとてもありがたいことです。大事なのは、そのことを親指シフトの普及という次のステップにどのようにつなげていけるかというだと思います。微力ながらでも、このブログを続けていくことが役に立つことを願っています。

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コメント

トラックバックありがとうございます。
私が使用している(今も、ワープロとしては現役で使用中)機種はOASYSLX-9500SDです。
ちなみに、ネット接続もしようと思えば出来ます。
ただ、ブログ内でも書いたように、テレホが使えなくなって定量制の料金になってしまったので、もう実際はネットはしませんが。
親指シフトそのものは好きですし、いまも、結局は両方を使用仕分けているのですが、職場で困る、親指シフト機はセールにならない、取り寄せをお願いすると家電屋さんに嫌な顔をされる、とか、やはり不利な点は否めません。
でも、私も、親指シフトを捨てる気はないです。
今は、ワープロがゲンキなので、そっちをつかってますが、いずれは専用キーボードを備えたOASYSのソフトが入った機械も、欲しいと思っています。


投稿: ミィシャ | 2006/01/10 00:18

ミイシャさん

>親指シフトを捨てる気はないです。

心強い言葉です。親指シフトを使っている仲間としては、親指シフトを使って良かった、と言ってくれる人が多いほどうれしいものです。

親指シフトを使っている人の現在の一番の心配は「なくなってしまうこと」だと思うので、決してなくならない、なくしてはいけないということを訴えて、世の中の理解を得られるようにしないといけないと思っています。

なお、パソコンでの親指シフトも、使ってしまえばそれほど大変なことではない、とも言えます。ちなみに、私は今、Linuxで親指シフトを試していますが、Linuxに関する技術的知識はほとんどなくても、何とか実用的に使えるところまでは来ています。ウィンドウズだったら、もっと簡単だと思います。ですから、パソコンを使うようになった時も親指シフトのことをお忘れなくお願いいたします。

投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2006/01/10 22:04

TBいただきありがとうございます。
私はワープロからPCにチェンジしたとき、一時ローマ字変換で使っておりましたが、フリーソフトの「親Q」の存在を知ってから、再び親指シフトに戻って参りました。

ただ、親指シフトに適した配列のキーボードを探しているうちに、キーボードの蒐集そのものにハマってしまい、ミイラ取りがミイラになってしまった現在です。

ちなみにこのコメントはHappy Hacking Keyboard Lite2の日本語配列で「親Q」を使い、親指シフト入力で打っています。このキーボードはわりと親指シフト向きですね。
他にも英語配列のキーボードでも濁点を後に入れる方法で入力したりしています。その気になれば何とかなるものですね。

ただ、IMEにATOKを使っている以上、専用のキーボードといえども完全ではありません。そのため、(趣味を兼ねて)まだこれからも、色んなキーボードを物色し続けるような気がしています。

コメントと重複したTBは削除いたしました。コメントやTBを削除するのは初めてだったので、ちょっとドキドキいたしました。

いまや絶滅危惧種になりつつある、親指シフター同士として、これからもよろしくお願い申しあげます。

投稿: もず | 2006/01/10 22:31

もずさん

コメントとトラックバックの削除、ご面倒をかけました。

親指シフトユーザーはキーボードにうるさい人も多いのかもしれません。確かに「快適なタイピング」という面では同じですから。

絶滅危惧種であっても、使っている人にとってはオンリーワンのものです。反対に、個人が持っている共感が広がりにくいものであり、このことに親指シフトの難しさがあると思っています。

投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2006/01/10 22:48

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