Re: 万年筆とキーボード(@丁丁虫第二穴居地)他3件
親指シフトユーザーはキーボードの他の面でも結構こだわりがある?
http://spaces.msn.com/members/lovedzc/Blog/cns!1p_CESvg7zVR0O_7uhowCfJg!476.entry
キーボードは、配列が日本語に最適化された親指シフトを使っている。文章を書くのなら、パソコンにお金を投じるよりもキーボードにお金をかける(OSならWindowsなら2000がいい)。今使っているのは新潟のリュウド社がつくった4万円ぐらいの製品。キーの配列が合理的で、メカとしてのキータッチが軽いから、ディスプレイに現れる文字が脳のスクリーンと一体化したような感覚で次々と文字を定着していく。これなしでぼくの仕事と遊びはありえない。
ReudoのRboard Pro for PCでしょうか。これは本当に良いキーボードでした。私も使っていましたが、ソフトが秀逸なこと、作りがしっかりしていていること、キータッチが軽くて親指シフトにぴったりマッチしていること、高いものでしたが買って損したという気にはさせないものでした。残念ながら、サポート期間が終わってしまった後に壊れてしまったので、今は寂しく箱の中で寝ています。
こうしたこだわりも、キーボードが好きな人やキーボードでの入力の快適さが仕事や楽しみの質に影響する人にとっては大事なんでしょうね。
携帯電話用キーボード(@My favorite ケータイ・ライフ)
http://blog.livedoor.jp/suwaisoge_320/archives/50364402.html
私はとてもRbordに期待しました。
ところが、結論から言うは、それほどよくないのですね。(中略)
ということで、結局、あきらめてしまいました。
せっかくの親指シフトキーボードだったのに残念でしたね。携帯電話用ということでの制約というのもあるのかもしれません。
私は、ノートパソコンも使わないし携帯電話でたくさんの文字を入力しなければいけないということもないので、家のデスクトップパソコンに専用キーボードをつないで親指シフトをしています。今のところはとりあえずそれだけのニーズしかないためです。
でも、いろいろな人のいろいろなニーズに応えられるように、親指シフトキーボードもいろいろあると良いんですが・・・。まあ、ユーザーがもっと増えないとなあ。
キーボードの試し打ち(@漢直ノート)
http://taffy632.blog24.fc2.com/blog-entry-186.html
店頭のキーボードも色々試し打ちしてきました。
キーの硬さ、幅、 以外にも打っていて、気になったのは、「変換キー」の位置です。
ほとんどのキーボードは、「M」の下に「変換キー」がきてるけど、「N」の下に変換がきてるキーボードを探して狙い打ちしてきました。
そもそも、Nの下に変換があるキーボードは少ないんだよね……。
「N」の下に変換キーがくると、親指が曲がらないので親指にかかる負担が少なく、親指シフトも楽に出来るようです。
おっしゃる通りです。どうしても、普通のキーボードを親指シフト化して使おうとすると無理をしてしまうところが出てきてしまうのはし方がないことです。といっても専用キーボードは比較的高価(といってもいわゆるエルゴノミックキーボードでも同じかそれ以上するのもあるんですけどね)なので、思い切った決断をするには、よほどその良さの理解が必要です。
実際に触れて見られる場所が少ないのも残念です。頑張って親指シフトをプロモートしてくれているショップもありますが、本当に数えるほどです。でも、とにかく親指シフトの良さを訴えていくしかないですね。
Natural Ergonomic Keyboard 4000購入(@空を想う力。/反転星blog)
http://blog.so-net.ne.jp/inverse/2005-12-11
その通り、今でも親指シフトで打ってます(だいぶ慣れました)。
が、純正親指シフトキーボードは所詮普通のキーボードなので、とってもキーが打ちにくいのです。
なので、以前から使っているマイクロソフトのNaturlキーボードを『Japanist 2003』というソフトを使って親指シフト配列に変えて使っていました。
こういうやり方もあるんですね。人により使いやすいものはそれぞれです。そのことを理解し、尊重できるようになればずいぶん生産性も上がるんだと思うんですけど。
前にも何回か書きましたが、みんなで仕事をする場合、同じアプリケーションを使わないと共通性のない成果品ができてしまい困ってしまいます。だから、例えばワープロソフトはワークグループで統一することが必要で、メンバーにはその使い方を覚えてもらわないといけません。
でも、キーボードや日本語入力プログラムはそうではありません。成果品にはその違いが現れないからです。違うのは、使いやすい道具を使わせるかどうかによる「知の生産性」なのです。
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コメント
トラバ頂きありがとうございます。
親指シフトキーボードだと、無変換キー(左親指キー)も打ちやすい所にあるのがとても良さそうで。
せっかくなのでお尋ねしたいのですが、親指シフトキーボードにある「親指右」「親指左」キーは、「変換キー」「無変換キー」とはそれぞれ独立して、別のキー割り合てをする事は出来るのでしょうか。
もしも割り合てられるなら、他配列を使っていても親指シフトキーボードを使って、「親指右キー」をバックスペース、「親指左キー」を確定キーなどと割り合てて入力出来たら、便利そうだなあと思ってたんです。
投稿: みのり | 2005/12/21 21:20
みのりさん
早速ありがとうございます。
無変換キーの重要さはあまり指摘されないんですが、例えば、変換キーを押しすぎてしまって少し元に戻したいとか、需要は結構あるのです。これが使いやすいかどうかは、生産性に大きく影響します。
同じことが「後退」キーについても言えて、オリジナルの親指シフトキーボードの位置(右手ホームポジション小指の一つ右)はとても良く考えられています。
親指シフトキーと変換・無変換キーの割り当てですが、詳しいことは知りませんが、現在販売されているUSB接続のものは、「右親指シフトと変換キー」「左親指シフトと無変換キー」は同じ信号をコンピューターに発するようです。だから、区別できません。PS/2接続のKB611は区別がされているそうです。
なぜ、USB接続のキーボードは区別ができないか理由は知らない(USBの規格の問題?)のですが、おっしゃられるように区別ができれば、もっといろいろな工夫が考えられるので面白いとは思います。
技術的なことは、どなたかこちらで答えていただけるか、あるいは日本語入力コンソーシアムのユーザー・フォーラムなどで質問すれば分かるかもしれません。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2005/12/21 22:31
丁寧にお教え頂きありがとうございます。
PS/2接続のKB611は区別されているんですね。としたら、もし買うとするならこちらのキーボードにしようかと思いました。
自分が親指シフトを普通のキーボードで使っていた時は、変換キーの変換機能と親指右機能がロールオーバーしてしまい、それで諦めた部分が多くて(私の打ち方のせいが大きいのですが)
キーボードの形状を見ても、親指シフトを使う時は、出来れば専用キーボードを使った方が本来の快適さに近づけるようですね。
投稿: みのり | 2005/12/23 19:31
みのりさん
親指シフトの本当の良さを知るにはKB611がやはり良いと言う人も結構います。私はそれほど厳格ではないし、KB611自体は使ったことがないので、確たることは言えません。ただ、KB611と良く似ているReudo社のRboard Pro for PCはとても快適で、キータッチ、ソフトなど良くできていました。
この辺りをどの程度求めるかは一概に言えないところなので、実際に使ったレポートがほしいですね。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2005/12/23 22:54