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2005年12月の記事

2005/12/29

Re: QWERTYキーボードよりも効率の良いキーボード?(@秋沙のココログ既知ログ)他3件

新しいキーボード(英語版)に関してのさまざまな意見です。
http://akisa.cocolog-nifty.com/blog/2005/12/qwerty_0a73.html

QWERTYキーボードはタイプライターから配列が来ていますから、機械的な制限のない今、もっと効率の良い配列があるはず。ということで、色々な挑戦がされていますが、なかなか普及させるのは難しいですね。

日本語入力でも、ローマ字入力が非効率なのは明らかですが、それ以外のカナ入力、親指シフト入力などが一般化しないのは、、文字を書く・入力するということに一般の人は興味が浅いんだろうか。。

これは英語のキーボードで新しい提案がされている(実際に発売されている)ものに対してのコメントです。もとの記事は
QWERTYに対する挑戦--キー配列を改良したキーボードが公開へ(2005/12/26 12:47)(CNET Japan)
です。

英語のキーボードでもこれまでいろいろな提案がされていますが、私の見るところ、それはDvorakのような文字配列の変更と、エルゴノミックキーボードのような物理的配置の変更が主なもののようです。それ以上のラディカル(根源的)な提案はメジャーなものではないように思われます(これは私の無知かもしれません)。

これに対して、親指シフトは「親指と他の指の同時打鍵」という新しい考え方を取り入れたことは大きな進歩です。これは日本語という英語用のキーボードでは間に合わせのものでは取り扱うのが難しい言葉を使うために、一から考えられたものです。

裏から見れば、英語の入力はタイプライターの時代にある程度完成されているため、それ以上の改善は上記に述べたようなものしか考えにくいということなのかもしれません。

親指シフトにせよ、M式にせよ、あるいはローマ字入力だって、タイプライター的発想から飛躍して、どうやったら日本語を合理的に入力できるかということを考え抜いて作られたもので、そこにはコンピューターという新たな道具をいかに使いやすくするかという真剣な努力があったのだと思います。特に「ソフト的制御」をうまく利用することが鍵となりました。まさしく「機械的制限」がなくなったことが日本語入力の技術を大きく進歩させたのです。

この成果をなくすことは社会的に大きな損失だと考えます。

新しい英語キーボードの記事を見て親指シフトのことを書いた人は他にもいました。

QWERTYに対する挑戦--キー配列を改良したキーボードが公開へ(@水色石の雑記帳)
http://d.hatena.ne.jp/mizuiro_isi/20051226#p2

その点、富士通の親指シフトは日本語的にこだわってました(僕は別に親指シフターではありませんでしたけど)。

新キー配列(@F-MEMO)
http://veirun.blogspot.com/2005/12/blog-post_113560520883557737.html

親指シフトみたいな配列が普及してほしいですよ。

日本人じゃないからね(@悪夢の叫び)
http://akumunosakebi.cocolog-nifty.com/blog/2005/12/post_4a25.html

親指シフトやTRONキーボードを知らなくても仕方ないですね。
まあ、親指シフトもTRONキーボードも普及してませんけど。

親指シフトを使っていなくても、キーボードを使いやすくしようという試みがあると親指シフトのことを思い浮かべる人がいるということは、ある意味で大変なことなのかもしれません。親指シフトの目指していたところを理解している人が(数が多くないが)いるというのは心強いものがあります。

この理解をさらに広げることが親指シフト普及の要になるのです。

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Re: パソコン物色中(@おーでぃお☆ぐるめ)他2件

親指シフトで困ることはどのようなことでしょう。
http://tanbajin.exblog.jp/2273422

親指シフトキーボードが動くパソコンで無いとダメですから、
選択範囲が狭いんです。

確かに親指シフトが買った時から使えるようになっているようになっているパソコンは皆無といっていいでしょう。でもワープロ専用機の時代を考えてみれば、親指シフトを使うなら富士通のワープロを買うしかなかった訳です。今は、いろいろ面倒はありますが、ウィンドウズでもマックでもリナックスでも実用的に使えるようになっています。だから、昔に比べればむしろ選択肢は広がっているとも言えるのです。

もちろん、そのためにかかる諸々のコストや面倒があることを無視している訳ではありません。ただ、基本的な可能性をいつも頭におく必要があるのです。

ということなので、ぜひ良いパソコンを見つけてHappy thumb-shift life!

0000000000……事件(@リヴァイアさん、日々のわざ)
http://ttchopper.blog.ocn.ne.jp/leviathan/2005/12/0000000000_6d80.html

愛用の親指シフトキーボードから、際限なく"0"が出力される。
なんなんだ。
ケーブルを抜き差ししても、リスタートしても、叩いても、殴ってもだめ。

(中略)

よかった。貴重な親指シフトキーボードを壊さずに済んで。

ふう、良かったですね。本当に親指シフトキーボードは貴重ですから。これからも大事にお使い下さい。殴ってはだめですよ(笑)。

でも一番良いのは、親指シフトキーボードがそんなに気をつかわなくても見つかり、使えるようになることなんですよね。

このためには普及がどうしても必要です。そのための努力が求められているのです。

コルクテープを貼って親指キーの高さと大きさを変えよう(@ローマ字入力でもなく、かな入力でもなく)
http://kouy.exblog.jp/2298531

通常のキーボードをエミュレーターを使用して親指シフトキーボード化する場合、パッドなどを貼って親指キーを高くすると入力しやすくなることは知られています。

(中略)

あなたのキーボードにも親指担当のキーにコルクテープを貼ってみませんか?、親指シフターに限らず、すべての方におすすめの方法です。

これはなかなか良いですね。親指の持つ機能をきちんと考えてみることから使いやすい環境を整えるための努力が始まります。

親指シフトだけでなく、文字の入力においてどのようなやり方が適しているかについて真剣な議論をすることは、社会全体にとって利益のあることではないでしょうか。

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2005/12/27

Re: 「最適化」された NICOLA?(@鍵盤録 :: Lo Studio delle Tastiere)

親指シフトは何に最適なのか。
http://d.hatena.ne.jp/tastiera/20051226/p1

いわゆる富士通の「親指シフト」について、「日本語入力に最適化された」などの形容が加わる例をよく見かけるけど、「最適」ってレトリック? それとも、本当に「いちばん」適した、という意味?

このような議論の時に大事なのは「目的が何か」と「どのような制約があるか」です。数学などで「最適化問題」と言えば、形式的には「これこれの制約条件の下でこれこれの目的関数を最大化(あるいは最小化)する」というものになります。

だから、目的関数の定義のし方によって答が異なるのは当然です。

キーボードの選び方だって、極端なことを言えば「今一番使われているやり方(おそらくローマ字入力)からの移行コストが最も少ない」という目的をとれば、答は明らかです。

親指シフトが最適解となるような制約条件と目的関数は「キーボードによる入力をこれから覚えるという条件で、覚えるコストと使用コスト(使いにくさ)のミックスを最小にする」だと考えます。これはローマ字入力、JISかな入力、親指シフトの比較ではすでに結論が出ていると考えられます。

もちろん、これをもって親指シフトがどのような状況でも最適であるということはできません。繰り返して言えば、最適化の定義をきちんとしなければ、論証に耐える議論はできないのは当然なのです。

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Re: over you 出会いは続く(@TVCMで伸びる企業)他1件

まだまだあきらめる必要はありません。
http://blog.livedoor.jp/softmedia/archives/50301354.html

ブログを7月から打つようになってJISボードをポチポチ打つ。私は富士通の親指シフトという速く打つためだけに開発されたボードで打ち始めたので、JISボードはシロウト同然。これも頭がくるくる回る1つかな。

もしご存じなければですが、親指シフトはパソコンでも使えることをお伝えしたいと思います。やり方はいろいろですので、よろしかったらこのブログのコメントでも、日本語入力コンソーシアムユーザーフォーラムでも、お使いの環境(ハードやOS)などを書いていただければ、お答えできる人がいると思いますので、ぜひどうぞ。

なお、親指シフトを「速く打つためだけに開発された」というのは、やや誤解を招く表現ではないかと考えます。私の考えは、親指シフトだと快適に打てる、だから速く打っても体や気持ちがついていける、というものです。親指シフトは速く打てます。ただ、それが第一の目的であるとは言わない方が良い気がしています。

親指シフトを使っている人は、さまざまな困難にも負けずに使い続けたいと考えるものなので、困っている人がいたら助けたいという気持ちがあるような気がします。絶滅寸前とか言われても使い続ける仲間がいれば少しでも長く使えると思っているからです。

とうとう壊れてしまった(@一日一言(ココローグ))
http://kaivicx.way-nifty.com/kailog/2005/12/strongstrong_2732.html

調子の悪かった俺の親指シフトキーボード、通称『オクリオオカミ』。とうとう本格的に壊れてしまった。

(中略)

で、最後には仕方なく、富士通ウェブマートで新しいキーボードとついでにワープロソフト『OASYS』の新バージョン注文した。細かいのは省くがキーボードが13,000円、OASYSが17,000円。メチャクチャ痛い出費だ。だいたい高過ぎる。キーボードなんて安いJISなら499円で売っているってのに・・・。

これは災難です。親指シフト専用キーボードは結構高価(でも、普通のキーボードでもかなり高いものもありますけど)ですので、新しく買い換えるのは大変です。

キーボードが高いだけではありません。親指シフトを使えるようにするためにソフトをインストールしなければならなかったり、いろいろな設定もしなくてはいけません。さらに、いつか消えてなくなってしまうのではないかという恐れとも戦わないといけません。

それでも使い続けたいというのはどういうことでしょう。親指シフトを使ったことがない人には分からない気持ちです。

大事なことは親指シフトが作られて四半世紀、まがりなりにも実用的に使える環境が維持されてきているという事実です。新しいOSが出てくれば誰かがソフトを作る。USBが標準のインターフェースとなればそれに合わせた新しいキーボードやアダプターが出てくる。この事実の持つ重みこそが親指シフトの強さなのです。

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2005/12/26

Re: 親指シフトリング(@quinta essentia)

リングとはどういうものでしょうか。
http://d.hatena.ne.jp/quintia/20051226#1135552203

親指シフト使いのリングを作ってはみたものの、「リング」の概念とはマッチしないわな。

リングの概念というのがどのようなものか分からないのですが、どうやら一つのテーマに沿ったブログを集めたもののようです。単なるリンク集みたいですが、それ以上の機能があるのでしょうか。ちょっと気になります。とりあえず親指シフトのことを気にかけてくれている人が作ったものなので、私も登録をしてみることにします。

ブログもそうですが、インターネットのツールはいろいろ新しいものが出てきて楽しみです。特に仲間を集めるために役立つものは良いですね。私のブログは私以外の親指シフトユーザーがなければ成り立ちませんし、そうしたユーザーを何らかの意味で結びつけることを目的としているからです。

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2005/12/24

Re: Me奮戦記・2(@森からの手紙)他1件

親指シフトキーボードは非親指シフトユーザーからはどう見えるか。
http://plaza.rakuten.co.jp/utanokimori/diary/200512070000/

「ヘンなキーがいっぱいある…」というのが第一印象。
わたしは親指シフト使いなので、キーボードがちょっと…普通の人と違うんです(^^;)妹に以前、「なんでそんなに余計なキーがあるの?」と訊かれたことも。

確かにこう見えるかもしれません。視覚的に異なった印象を受けるのは当然ですが、そのことがマイナスの評価にならないようにするための考え方が必要です。親指シフトが事実上の標準になって、今使われている「普通の」キーボードが「何で必要なキーがないの?」と言われるようになることが一番かもしれませんが(笑)、まあ夢は夢としておいた方が良いでしょう。

ただし、「親指シフトは普通に使われているものと違うからITにおける標準化を妨げ、全体的な効率を下げている」といった、まったく間違った言い方には断固反論する必要があるのは当然です。

『ぶっかけめしの午後』椎名誠(@rumble::place)
http://rumble.cocolog-nifty.com/rp/2005/12/post_2b92.html

そのなかの「おわれゆく親指族」は富士通がワープロのオアシスで出していた親指シフトと言われる特殊なキーボードについて書かれてあった。なんと椎名誠もワープロでは親指シフトを使っていたということなのだ。ビックリだねぇ。

そんなに驚かないでください(笑)。作家の方は親指シフトのユーザーが多いことで知られています。そのことをいろいろなところで書いたり、普及活動をされている方もいます。

こうした活動がもっと広がり、例えば普通のオフィスでも使用が広がるようになったら、日本のITも変わると思っているんですが、どうでしょうか。

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2005/12/22

Re: 11/22(火) (@できごとメモ)他8件

親指シフトのさまざまです。
http://elbat.exblog.jp/2789896

今日からNICOLA(親指シフト)の練習をはじめました。

(中略)

現在20打鍵/分ぐらいという、ものすごいおそさですが・・・。

大丈夫ですよ。ゆっくりでも正確に覚えていれば自然にスピードは上がっていきます。練習の参考にしているものも評判の良いもののようです。すこし進んだらレポートよろしくお願いします。

『かな入力』で、何故に馬鹿にされるのよ?(@茶飲み話)
http://blog.so-net.ne.jp/terara/2005-12-08

…日本語入力の際に、ローマ字だろうが、親指シフトだろうが、かな入力だろうが…
「慣れてしまえば、どれだって速いし、好きなので良いじゃないか。」
と、思っています。

(中略)

…日本語入力の基本的な操作も知らんヒトに、馬鹿にされる筋合いは無いのじゃないか?

日本語入力の選択に関しての基本的な考え方は賛成です。また、後半ももっともな話です。なんてったって文字の入力はコンピューターを使うのに基本的な技術だからです。

ただし、親指シフトのセールスマンとしては、ローマ字入力やJISかな入力に比べて親指シフトが優れた方式であることは言っておかなくてはなりません。優れたものを社会的に選ぶことは社会にとって利益があることであることを指摘しておきます。親指シフトの優位は、これまでのこのブログや他のところでも書いているので、ここでは省略いたします。

小さなダイヤモンド(@某OAインストラクターの日々)
http://blogs.dion.ne.jp/v_2/archives/2487979.html

わたしは親指シフトで各タイピングソフトを打っているわけですが、孫策さんはもちろんJISかなで打っている筈です。

ミスが多いにしても、打鍵数的には私を上回っています。

JISかなに限界を感じた私としては、JISかなで私より打鍵数が多い人はなんかすごいと思ってしまいます。

親指シフトが優れているとしても、他の方式で集中的な練習をしたら、親指シフトより速く打つことは可能でしょう。親指シフトを使っている人は、数が少ないということもありますが、一般的にこうしたタイピングコンテスト的なものに対する興味が少ないように見えます。ワープロ専用機の頃はコンテストなどでは親指シフトユーザーが上位を占めていたということからすると奇妙な気もするのですが、おそらく現在の親指シフトユーザーは「速さ」よりは「快適さ」にプライオリティーを置いているからかもしれません。私もそういう気持ちであり、他人に勧める時はそう言っています。でも、たまには親指シフトユーザーでしっかり練習して、こうしたコンテストで良いスコアを出す人がいても良いなと思います。

つるつるりん(@mackの日常酒・飯・事にっき)
http://mack.cocolog-nifty.com/mack/2005/12/post_9a79.html

親指シフトのキーボードは「せ」と「け」のキーが隣り合っているのでちょっと打ち間違っただけなんですが、なんかビミョーに意味がある文章になっちゃって・・・
ああっ なんかせつない(悲)

はは、これは面白いですね。親指シフトは打ちやすいところのキーに使用頻度が高い文字があるので、打ち間違いでも意味のある文章ができやすい・・・なんてことは証明できないだろうな。

かな打の人(@nekoちゃんの大言壮語にして猫一匹)
http://nifyakarma.cocolog-nifty.com/karma/2005/12/__d251.html

初心者向けなのは「ローマ字入力」でしょ。
なにしろ、「使うキーが少ない、指を移動させる範囲が狭い」のですから。

これが「かな入力」ですと、ホームポジションに指を触れたまま、パームレストに掌をくっつけて、指だけ伸ばして打つというわけにはいきません。キーの位置をきちんと把握して、打鍵したら元の位置に手を戻さなくてはなりません。これはもう、熟練の技といってよいでしょう。

確かにJISかなでは一番上の数字キーのある段まで指を動かさないといけないので大変です。タッチタイプにはホームポジションの考え方は大事なのですが、最上段まで動いた指をホームポジションまで戻すのは確かに「熟練の技」かもしれません。

ただし、一点、反論させてもらうと、親指シフトではかなを入力するだけなら指は最上段に行きません。この点ではローマ字入力と変わりません。

さらに、文字の配置を合理化しているために、指の動きはローマ字入力より少なくなっています。詳しくは、私がやった簡単な計算をご覧下さい。
http://homepage3.nifty.com/gicchon/sub18.htm
http://homepage3.nifty.com/gicchon/sub19.htm
http://homepage3.nifty.com/gicchon/sub20.htm

親指ひゅんQ(@パソコンとカメラの日々)
http://tomoaki.cocolog-nifty.com/pc/2005/09/q_0961.html

これで、MacOS Xでも親指シフトが使えればいいのになあ。

USB接続の親指シフトキーボードを使えば、割合簡単にできるそうです。
http://tesla.sourceforge.jp/index.html
をご覧下さい。

QWERTY現象(@ガク爺の一日)
http://jimu.cocolog-nifty.com/gaku/2005/12/qwerty_91a9.html

日本語ワープロが普及しているころには,ローマ字入力を行なうと左右交互打鍵にならないため疲労が大きいとして,「親指シフト」や「DVORAK配列」を利用する人もいましたが,今は,どくらいいるのでしょうか。

親指シフトもDVORAKもまだまだしぶとく生き延びています。親指シフトの不幸の一つは、「富士通」の「ワープロ専用機」というフレームとあまりに結びつきすぎてしまったことにあるのではないかと思っています。

実は、親指シフトは(DVORAKだってそうですが)文字の入力をするという、コンピューターを使う時の基本的な技術なのです。だから、パソコンのようにメーカーもいろいろ、ハードもいろいろという時代になったら、一般に考えられているのとは逆に、その重要性は増しているのです。

ライターズ・ハイ(@佐々木譲のプッシュピン)
http://blogs.dion.ne.jp/sasakijo/archives/2442263.html

親指シフト入力のほうが断然速い。

これは以前に音声入力を試された時の印象です。最近試してみたら大分良くはなっているようです。でも、私は自分の考えていることは文字に定着させる技術としては、キーボードはずっと生き続けると思うし、それなら親指シフトも続いていくと思っています。

PS/2-USB変換ケーブル(@FKB8579-661EV親指シフトで日本語にこだわる)
http://spaces.msn.com/members/okeydoke/Blog/cns!1pTk-8y-rkErwnDpusZG-zlA!158.entry

また親指シフトキーボードユーザーはローマ字入力や日本語106キーボードのユーザーを否定していない。親指シフトかな入力の選択の自由を求めているだけだと思う。

その通りです。少なくとも、親指シフトを使うことに対して、間違った理由で反対することだけはやめてほしいものです。親指シフトを使わせろという要求が、とんでもないことであるかのように見られることは耐えられないのです。

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2005/12/21

Re: インターネット創世記(@nozawa22)他3件

さまざまな親指シフトに関する思い出を持っている人がいます。
http://nozawa22.cocolog-nifty.com/nozawa22/2005/12/post_904b.html

富士通オアシスの親指シフトで入力していた頃、秋葉原の電気街の店員に根掘り葉掘り聞いて、ようやく電話回線をワープロにつないだ。平成の4,5年かな。

私も通信を始めたのはOASYS 30AF3というワープロでした。モデムをつないで、いろいろな実験をしたことを思い出します。niftyのフォーラムとメールをオートパイロットのプログラムを使って見たり書いたりしていました。時代は変わりました。でも親指シフトを使っていることは変わりません。

シーナさん(@さて、今日は・・・。)
http://orangensaft.blog14.fc2.com/blog-entry-456.html

シーナさん今や珍しいOASISの親指シフトを使ってるんですねぇ。
知ってます?ワープロ創世記一世を風靡した富士通独特なキーボード配列。
懐かしい・・・。

作家で親指シフトを使っている人はたくさんいます。傍で見ている限りでは、結構情報交換などもされているようです。また、親指シフトのことをいろいろなところで書いたり宣伝したりしている人もいます。これはとてもありがたいことです。社会的影響力がある人がどんどん親指シフトの良さを世間に知らせてほしいと思っています。

でも、そのような場だけでなく、例えば普通のオフィスや教育の場で、普通に親指シフトが使われるようになったらすごいですね。今の状況ではそのようなことはなかなか考えられないのは残念です。

親指シフト(@短い日記)
http://hiro-nikki.seesaa.net/article/10542260.html

それで気になっていたのが、親指シフト。慣れれば入力がかなり速くなるらしい。

なので、エミュレータを使って、しばらく親指シフトで入力していた。しかし、かな変換に慣れたあとで親指シフトに慣れなかった。どうしてもかな変換の配列に指が動いてしまう。なんとなく親指シフトを憶えたが、結局親指シフトは諦めた。qwerty変換とかな変換は同居できるのだが。

親指シフトに慣れなかったのは残念ですね。これにはさまざまな理由が考えられますが、それまでに使っていたシステムでそこそこ快適に入力ができていたという場合は、特に難しいのかもしれません。

あと、ちょっと気になるのはエミュレーションを使っていたとのこと。確かに金銭的コストはかかりませんが、やはり専用に作られたキーボードとは違い、間に合わせになってしまうところはあります。本音を言うと、専用キーボードで試してほしかったなと思っています。でも、親指シフトのことを覚えていてくれたらいつかはまた使ってみようか、と思われる時があるかもしれません。それを期待しています。

懐かしいなぁ。。。(@まおの・・・クルル クルホーム)
http://diary.cururu.jp/maotree/30003100526

(オアシスっていう親指シフトのワープロもありました^^;)

昔はこういう光景が結構あったんですね。今は親指シフトのキーボードの実物を見ることさえ難しい状態です。

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Re: 万年筆とキーボード(@丁丁虫第二穴居地)他3件

親指シフトユーザーはキーボードの他の面でも結構こだわりがある?
http://spaces.msn.com/members/lovedzc/Blog/cns!1p_CESvg7zVR0O_7uhowCfJg!476.entry

キーボードは、配列が日本語に最適化された親指シフトを使っている。文章を書くのなら、パソコンにお金を投じるよりもキーボードにお金をかける(OSならWindowsなら2000がいい)。今使っているのは新潟のリュウド社がつくった4万円ぐらいの製品。キーの配列が合理的で、メカとしてのキータッチが軽いから、ディスプレイに現れる文字が脳のスクリーンと一体化したような感覚で次々と文字を定着していく。これなしでぼくの仕事と遊びはありえない。

ReudoのRboard Pro for PCでしょうか。これは本当に良いキーボードでした。私も使っていましたが、ソフトが秀逸なこと、作りがしっかりしていていること、キータッチが軽くて親指シフトにぴったりマッチしていること、高いものでしたが買って損したという気にはさせないものでした。残念ながら、サポート期間が終わってしまった後に壊れてしまったので、今は寂しく箱の中で寝ています。

こうしたこだわりも、キーボードが好きな人やキーボードでの入力の快適さが仕事や楽しみの質に影響する人にとっては大事なんでしょうね。

携帯電話用キーボード(@My favorite ケータイ・ライフ)
http://blog.livedoor.jp/suwaisoge_320/archives/50364402.html

私はとてもRbordに期待しました。
ところが、結論から言うは、それほどよくないのですね。

(中略)

ということで、結局、あきらめてしまいました。

せっかくの親指シフトキーボードだったのに残念でしたね。携帯電話用ということでの制約というのもあるのかもしれません。

私は、ノートパソコンも使わないし携帯電話でたくさんの文字を入力しなければいけないということもないので、家のデスクトップパソコンに専用キーボードをつないで親指シフトをしています。今のところはとりあえずそれだけのニーズしかないためです。

でも、いろいろな人のいろいろなニーズに応えられるように、親指シフトキーボードもいろいろあると良いんですが・・・。まあ、ユーザーがもっと増えないとなあ。

キーボードの試し打ち(@漢直ノート)
http://taffy632.blog24.fc2.com/blog-entry-186.html

店頭のキーボードも色々試し打ちしてきました。

キーの硬さ、幅、 以外にも打っていて、気になったのは、「変換キー」の位置です。

ほとんどのキーボードは、「M」の下に「変換キー」がきてるけど、「N」の下に変換がきてるキーボードを探して狙い打ちしてきました。
そもそも、Nの下に変換があるキーボードは少ないんだよね……。
「N」の下に変換キーがくると、親指が曲がらないので親指にかかる負担が少なく、親指シフトも楽に出来るようです。

おっしゃる通りです。どうしても、普通のキーボードを親指シフト化して使おうとすると無理をしてしまうところが出てきてしまうのはし方がないことです。といっても専用キーボードは比較的高価(といってもいわゆるエルゴノミックキーボードでも同じかそれ以上するのもあるんですけどね)なので、思い切った決断をするには、よほどその良さの理解が必要です。

実際に触れて見られる場所が少ないのも残念です。頑張って親指シフトをプロモートしてくれているショップもありますが、本当に数えるほどです。でも、とにかく親指シフトの良さを訴えていくしかないですね。

Natural Ergonomic Keyboard 4000購入(@空を想う力。/反転星blog)
http://blog.so-net.ne.jp/inverse/2005-12-11

その通り、今でも親指シフトで打ってます(だいぶ慣れました)。
が、純正親指シフトキーボードは所詮普通のキーボードなので、とってもキーが打ちにくいのです。
なので、以前から使っているマイクロソフトのNaturlキーボードを『Japanist 2003』というソフトを使って親指シフト配列に変えて使っていました。

こういうやり方もあるんですね。人により使いやすいものはそれぞれです。そのことを理解し、尊重できるようになればずいぶん生産性も上がるんだと思うんですけど。

前にも何回か書きましたが、みんなで仕事をする場合、同じアプリケーションを使わないと共通性のない成果品ができてしまい困ってしまいます。だから、例えばワープロソフトはワークグループで統一することが必要で、メンバーにはその使い方を覚えてもらわないといけません。

でも、キーボードや日本語入力プログラムはそうではありません。成果品にはその違いが現れないからです。違うのは、使いやすい道具を使わせるかどうかによる「知の生産性」なのです。

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2005/12/19

Re: アップルのiMac G5欲しい!(@深夜のシマネコBlog)他2件

私もほしい。
http://d.hatena.ne.jp/ClossOver/20051207/p1

iMac G5が当たったら、現在のOS9環境をOSX環境に移行(つか、OSXしか動かないし)、さらに入力環境をOyayubiDriverを使って完全な親指シフト環境にしたい。

はてなのプレゼントキャンペーンだそうです。マッキントッシュでも親指シフトを使いたい人はまだまだいます。

ん!(@GA-IN's Blog)
http://d.hatena.ne.jp/GA-IN/20051203

もし当たったならばガイン宅の内装をiMac G5が似合うようにテッテ的に改装します。ガインは初期型のPowerMac G4しか使ったことがないので、「G5速えーっ!速えーっ!」と叫びたいです。あと、もちろん親指シフトです。

マックに合わせて家の内装を変えてしまうのはいかがなものかと思いますが(あ、別にけしからんという訳ではなく、私には出来ないなというだけですから(^^)。)それでも、日本語入力は親指シフトというのは譲れないようです。これが親指シフトユーザーの気持ちです。

やっと設定が終わったPowerMac G5。(@ねずみのぶろぐ)
http://nezumi-blog.seesaa.net/article/10263823.html

手元に届いていたのに、いじれずおあずけ状態だったPowerMac G5の設定がやっと終わった。

(中略)

ちょっと時間がかかったな、親指シフト入力化・・・。

(中略)

うぅ~~~ん・・・。買いました、親指シフトキーポード。やっと先に進むことができます。

お疲れされでした。でもいいな、いいな。私も使ってみたい。使ってみた感触などぜひ教えてください。

iMac G5が当たった人がいたらぜひ親指シフトも試してください。

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2005/12/18

Re: 親指シフト命(@エーブック(A-BOOK)せどり古本市オークション日記)他2件

親指シフトは富士通に見捨てられたか。
http://abook.jugem.jp/?eid=82

親指シフトなしでは生きていけない私である。
ずっと親指シフトで来たから仕方ない。まさか富士通が親指シフトを見捨てるような時代が来るとは夢にも思わなかった。それでも私は親指シフトだ。

親指シフトは富士通が開発しました。でも今はその管理は「日本語入力コンソーシアム」が行っています。現在、残念ながら親指シフトを普及させようという活動はコンソーシアムにおいてもその他の場所においても、お世辞にも活発といえる状況ではないでしょう。

それでも上記の方のように、まだまだ多くの人が親指シフトを使い続けようとし、また親指シフトに興味を持って始めようとしている人もいます。それもさまざまな困難を乗り越えて。この事実は大切なものです。

キーボード(@羊羹屋のピーチク・パーチク)
http://blogs.yahoo.co.jp/rennoyoukan/20522277.html

そう思ったら今言った富士通の親指シフトは素晴らしい、富士通自体は親指シフトのライセンスを公開してますが、外のメーカーがついてこない、よそのメーカーの開発したものを使うのはメイッパイ抵抗があるのでしょう。理解できますがそんな問題?

親指シフトを開発した富士通にしろ、他のメーカーにしろ、その企業戦略について云々するのは私のような一ユーザーがやることの範疇には入らないでしょう。組織にはそれぞれの論理があります。

そうだとしても、親指シフトを使っている人は恩恵を受けているのは確かなのだから、そのコミュニティーとしての力を出さなければいけないのです。声を上げていかなければ、誰も動かせず、おそらく自然消滅への道を進むでしょう。親指シフトのユーザーは孤立していないということを、それぞれのユーザーが自覚することが大事なのです。

楽しい小説講座(@楽しい小説講座)
http://writing-s.txt-nifty.com/kouza/2005/12/1210_0675.html

小森先生は、「親指シフトキーボード」のヘビーユーザーで有名だから、たぶんその件かな。世の中では、ほぼ絶滅しかけている「親指シフトキーボード」だ が、作家さんに限れば、今でもかなりたくさん使っている人がいるみたい。田中先生も、たしか「親指シフト」の人ではなかったかしら。

こうした方々も、親指シフトのことをどんどん知らせてほしいと思います(もうやっていたら失礼)。そのこと自体が、「ほぼ絶滅」してはいないという事実を確認する意味を持つのです。そして、ユーザーコミュニティーで、親指シフトを使える環境を維持していくという意識の共有ができるのだと思います。

ユーザーが使い続けたいという意思をあらわさない限り、富士通にしろ他のメーカーにしろ親指シフトへの関心は示しません。その上で親指シフトというビジネスモデルが成り立つかどうかが判断されるのです。

*****
本業やら何やらで忙しくて更新がしばらくできませんでしたが、やっと時間ができました。この間にカウンターは20000を回っていました。改めて、ご覧いただいていることに感謝します。

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2005/12/04

Re: 雑。(@ほえのぐ)

中古マーケットにおける掘り出し物とは。
http://hoenaga.cocolog-nifty.com/hoenaga/2005/12/post_a043.html

稀に掘り出し物や、どう考えても売り主が価値を見誤ってることもあるので、そういうのをズバーンと掘り出すのもまた、プチトレジャーハントの楽しみがありますしねえ。

どんなものがあるかといえば、
新同の親指シフトキーボードとか。

うんうん、これはその通り。私もRboard Pro for PCの新品同様がひっそりどこかにあるのを見かけたら、ついふらふらと・・・。いかん、妄想はこのくらいにしないと。

キーボードという「もの」を見つけるのは難しくても、親指シフトという「考え方」はどこにでもあります。探そうと思えば、すぐ手に届くところにあります。でも、多くの人は気づいていません。

ということは、親指シフトのユーザーは他の人が気づかない掘り出し物を手にしているということになるのかな。それなら、人に教えない方が得策か。でも、良いものをみんなに知ってもらいたいのは自然な気持ち。そのことを大事にしたい。

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2005/12/03

Re: ソシューション花王(@社会人大学院生ままちの夢実現物語)

親指シフトは昔の話と考えられています。
http://blog.goo.ne.jp/mamachidream/e/f568b537f0417e6e674aa18ec587d9dd

「オアシス」分かりますか?ワープロなんですけど。親指シフト これで今やってみなさいと言われてもきっと指は覚えてないでしょうね。ローマ字変換じゃないんですよ。かなでもない。
特殊な配置だったんで。

親指シフトの経験が昔あるのだとしたら、もしかしたら、思い出すのは速いかもしれません。やってみないと分かりません。親指シフトは使いやすいものなので、一度覚えれば少しのきっかけで昔の栄光(?)が取り戻せるかもしれません。

むしろ、親指シフトへの復帰を押しとどめているのは、少数派であることの不利とそれに伴う心理的壁なのかもしれません。これがなくなれば(と簡単に言いますが、現実社会は厳しいのです)親指シフトへの復活は案外簡単なのかもしれません。

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2005/12/02

Re: scim-anthyで親指シフト。(@shrykの雑記帳(今日も元気だ。ビールがうまい))

ここでも親指シフトが。
http://d.hatena.ne.jp/shryk/20051130/p1

先に結果から。
Debian/Sargeなマシンにscim-anthyをインストールして、親指シフトで日本語入力できるようになった。
ここに至るまでの経過はおいおい書いていくつもり。

この話題は、もしかしたら親指シフト on Linux向けなのかもしれませんが、そちらがなかなか進まないので、とりあえずこちらに載せておくことにします。

Debian/Sargeが何を意味するのか知らないのですが、ディストリビューションの一つでしょうか。いずれにしても、親指シフトを動かせるプラットフォームが増えているのはうれしいことです。

経過報告を楽しみにしています!

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