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2005/11/17

Re: 眞鍋かをりさんの“KAWORI”の表記(?)と発音。(@さくら純のBlogです。)

発音とつづりと入力の難解な関係です。
http://june-sakura.at.webry.info/200511/article_40.html

眞鍋かをりさんの“KAWORI”の表記ですが、ヘボン式では“KAORI”です。
つまり“W”は必要ないのです。
確かに今のコンピューターで日本語を入力する際に、ほとんどの方が、ローマ字入力なので、確かにコンピューターで入力するときは『を』は“WO”です。
しかし、発音の都合上、正しくは、“KAORI”になります。

正書法(発音を文字にする場合の規則)は、当然、言葉により異なりますし、時代とともに変化していきます。一般に発音の変化の方が頻繁で、文字は一度できるとあまり変わらない性質があります。このため、文字と発音の関係はいつも安定的なものではなく、揺れを伴うものです。

これに加えて、コンピューターによる文字入力との関係を考えると問題はさらに複雑になります。発音の規則を生かすか、文字の規則を生かすか、言葉の実態に則して使いやすいものを選ぶことが合理的です。

コンピューターを使った文字の入力の最大の利点は、ソフトウェア的な制御が可能になったことです。タイプライター的な「1キー=1文字」の原則から自由になったことで、ローマ字かな入力やかな漢字変換といった技術が生まれ、日本語の入力環境は大きく変わりました。

親指シフトはこうした技術的変化を最大限に生かしたものなのです。

そう言えば、昔、富士通が入力が簡単な、『親指シフト』って言うキーボードを推奨したことがありました。
今はありませんが……。

今でもありますよ!よろしかったらこのブログの記事をお読み下さい(笑)。

パソコンをみんなが使うようになった時代は親指シフトを誰でも使える可能性が出てきた時代だと考えています。「今はありませんが」と言われないように、知ってもらうための努力が必要なのです。

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