Re: 初心者なのか?!(@KanKan's Diary)他5件
親指シフトの世代論?
http://yaplog.jp/kankan_diary/archive/111
親指シフトってナンダ
そんなの見たこともない若い世代には分かんない~。(笑)
見たことがなければぜひこのブログをご覧下さい(笑)。若い方で使っているのもいますよ。本当のことをいうと若い人こそ使ってほしいんですけどね。だって、これから長い人生をキーボードを使って文字の入力をしていかなければいけないんですから。老い先短い(失礼!えっ、お前がそうじゃないかって?どうも失礼しました。)人よりも「より良い入力方法」を選ぶインセンティブはあるはずです。
カナタイプや和文タイプも使ってみた(@重箱の隅でごろごろごまめかな)
http://den8den8.exblog.jp/2949265
日本語入力では、アメリカのようにタイプライターが普及しているという踏襲理由もないから、もっと自由に考えられてよかったはずだ。確かに、アイウエオの 50音配列のキーが絶対にいいのだと、強力に主張する向きもあって、実際にその後のワープロなどでも盛んに喧伝されたが、これも結局は消えてしまった。そ のほか、親指シフトとか、森田式とか…。
親指シフトはまだ消えていませんよ!それから森田式(M式)もです。
でも、最初の文章はとても的を射ています。1980年代から始まったワープロ専用機の時代は日本語入力についてどのメーカーもあるいは学会も真剣に研究をしていました。それは、電子的(あるいはソフトウェア的と言っても良い)制御が可能になり、タイプライターのような機械的制御から自由になったため、創造力をフルに働かせた努力の結果だったのです。
親指シフトはこのような方向性の上に作られたものなのです。
ソフトウェア的制御をキーボードというハードウェアに具体化させたもので、いろいろな意味での使い勝手が考えられています。
パソコンキーボードの打鍵がピアノチックになってきた。(@ねずみのぶろぐ)
http://nezumi-blog.seesaa.net/article/8595476.html
最近、気が付いたらパソコンのキーボード入力がピアノ打鍵っぽくなていた。
手首を浮かせて、手の重みで打鍵しているよ。我ながら笑える。なんて非効率なんだろう。
これも、今年からはじめた「親指シフト入力」という1打鍵1文字のかな入力のせいかもしれない。
上からポンポン叩くのが心地いい。パソコンキーボード入力としては間違えているな。
親指シフトはキーボードというハードウェアで実現されていますから、自然と使い勝手には他の要素も関係してきます。それに合わせて使い方も変わってくるのは自然なことです。
上記のようなキーボードの打ち方が良いのかどうか、にわかには判断できかねますが、一般的に親指シフトを使う人は、ホームポジションをきちんと守り、そこからの指あるいは手の動きを指自身が記憶する(指に記憶の能力がある訳ではないですが、使っている本人からするとそんな気がするのです)ということに気をつけている人が多いような気がします。
だから、どちらかというと、ここに書いてあるように手首はキーボードの上に浮かせて、自由な動きをさせたいということなのかもしれません。
これと関係あるかもしれませんが、キーのタッチも柔らかいものを好む人が多いような気がします。私もそう感じています。
こうした問題は個人的な好みがかなりある部分ではないかと思います。だから、いろいろなものが出てくるのがいいのかもしれません。
07 月、花、ACT、そして Dvorak(@鍵盤録::Lo Studio delle Tastiere)
http://d.hatena.ne.jp/tastiera/20051027/p1
以前ギターを引いていて、クラシックギター的な奏法だと、親指をそらすので、少し痛んだことがある。その痛みと少し似ている。
こうした点はもっときちんとした研究が必要な分野かもしれません。キーボードを使った文字入力が普通の作業となるにつれて、こうした作業環境の問題はもっと注目して考える必要があると思います。
親指シフトに関して言えば、ユーザーはよく「入力が楽」ということを言います。確かに私もそう思います。ただ、それ以上の科学的方法論に基づいた検証はどの程度されているのか知りません。これはおそらくそれなりのリソースを使ってやらなければいけないものだと思われます。
ローマ字とかな打ち(@益体なし日記とFräulein)
http://fox.hokkai.net/~hachikun/sb2/log/eid58.html
あのキーボードは昔、少しだけ使ってたが確かに早いし楽なのだ。
(中略)
そう。まさしくOASYSキーボードこそ「打鍵そのものを楽にする事により速度をあげミスパンチを減らす」事に着目しこれに特化した「覚えやすい爆速キーボード」だったからだ。
こうした感覚をきちんと検証できれば、人には勧めやすくなります。先ほど述べた通り、きちんとした方法論に基づいた検証はそれなりのリソースをかけないとできないと思いますので、私はそれに代わるものとして、なるべく多くのユーザーの感想を集めて紹介しています。これは一つのセールス手法(笑)です。
「自分探し」の旅に出て帰ってくるな。 (@フリーライターYの 読み・書き・そろばん)
http://blog.goo.ne.jp/charneko/e/feea2af60d46ee74137412439cf3d5f1
ところで私は、親指シフトキーボードをMacにつないで使っています。日本に何人いるかなぁ(寂)
いやいや、結構いますよ。よろしかったらこのブログの記事をご覧下さい(笑)。だから寂しがることはまったくありません。さらに言えば、文字の入力はすぐれて個人的なものですから、他人が何を使おうが関係ありません。もちろん、困った時の相談相手がいた方がずっと気が楽ですが、それも越えられない壁ではありません。世界で一人になっても・・・というつもりはありませんが、自分が楽なものを使うのがこの場合は吉です。
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コメント
トラックバックありがとうございます。
親指シフト歴22年、もういまさらローマ字入力っていうわけにもいかないので、一生つきあうつもりでおります。
投稿: ライターY | 2005/10/31 01:40
昔から携帯機器大好きの方に入るのだろうと思うのですが、実は本人はあまり自覚がありません。
ただ、ヘンなのをかなり買っているようです(オヒオヒ)
乾電池駆動のオアシスLight なんてものあったわけですが、ノートパソコンが登場してからそこそこ流行モノを買ってます(^_^;)
一番最近買ったのが、NECのタブレットPCでこれに親指シフトキーボードを付けて持ち歩いたこともあります。
しかし、最近はアノトペンになってしまいました。(^_^;)
結局ドンドン軽くなる方向にいったわけです。
ところがやはりノートPCは持って行きたいとか思うのですが、ノートPC的な我慢はしたくない、パワフルなPCが欲しい。でも軽くないとイヤ。
およそ収拾がつきません(^_^;)
こんなことなので、実はノートPCのキーボードが「使い物になるのかよ?」と思うわけです。
PDAとしてhttp://www.willcom-inc.com/ja/info/05102801.html
に期待しているのですが、ここらが形態入力機器としては限界かな?
あ、親指シフトに侵されてますね(^_^;)
投稿: 酔うぞ | 2005/10/31 11:10
ライターYさん、コメントありがとうございます。
ここまで来たらもう引き返せない・・・。でも、次の世代にも何とかというのが夢なんですが、難しいでしょうかね。
酔うぞさん、コメントありがとうございます。
携帯関係は私の一番苦手としているところで、というのも、あまり持ち歩いて仕事をするということの必要がないからかもしれません。要は出無精というだけかもしれませんが(^_^;)
ただ、出先でパソコンを使った仕事をしなくてはいけないという需要は当然かなりあるはずなので、その場合の入力環境の整備の考え方は、情報技術のインフラがどのように整備されるかということにもよるのだと思います。
前の記事に書いた「包丁、ではなくキーボード一本、さらしに巻いて」というのも妄想の世界では十分ありえると思っているのですが、さて。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2005/10/31 23:09
>「包丁、ではなくキーボード一本、さらしに巻いて」というのも妄想の世界では十分ありえると思っているのですが、さて。
これは多分現実的な解だと思いますね。
わたしの妄想のように文字変換をキーボード内でやってしまう、IME内蔵キーボードが出来ると実質的にOSの各国語バージョンが不要にはならないまでも、相当融通が利くと思います。
実際にCADなど技術用のソフトウェアでも「キーボードが分からない」といってオペレーションが出来ない外国人をよく見ます。
後、英語とフランス語、ドイツ語なども同じですね。
2バイト圏だと日本語・中国語・韓国(ハングル)などでしょうか?
ほとんどの問題がキーボードに集約されているわけですからね。
そうそう、ここで初めて知ったのですが富士通の親指シフトキーボードに二種類あるのですね。
ここらに問題の根本があるように思います。
投稿: 酔うぞ | 2005/11/02 10:02
酔うぞさん
問題は「キーボード」が物理的あるいは論理的にどこまでの仕事をするかということなのかもしれません。
論理的には辞書やIMEまで含めたものがキーボードであるとした方が、入力環境の可搬性から見てより良いインターフェースの考え方ができるような気がします。
物理的には酔うぞさんの言われるように、辞書やIMEまで含んだものにすることも十分考えられます。あるいは私が妄想しているように、辞書やIMEの部分をASP方式にできれば、物理的なキーボードは簡単なままで持ち歩く、というやり方になるのだと考えます。
一つ思い出すのが、リュウドのRboard Proシリーズで、これには書き換え可能なメモリーがあり、さまざまな設定を物理的なキーボードに記憶させておくことができるというものでした。酔うぞさんのはそれをもっと延長させたものなのだと思います。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2005/11/02 22:03
ほんとだ。まだ消えてないんですね。失礼。macユーザーのわたしの周辺では…ということで。
いやいや早く消えろといってるんじゃないんですよ。その逆で、もっと日本語入力装置はいろいろなものが自由に選べるようにしてほしいし、もっと研究されてほしいというのが真意です。
投稿: でんでんむし | 2006/04/30 07:07
でんでんむしさん、書き込みありがとうございます。
全然気にしてませんよ!というか、親指シフトユーザーが本当に少なくなっているのは事実だし、そのことは言われても仕方がないと思っています。
そのことよりは、でんでんむしさんがおっしゃる「日本語入力装置はいろいろなものが自由に選べるようにしてほしい」ということが大事なのは意見が一致しています。
これからもよろしくお願いいたします。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2006/04/30 09:08
こんにちは、初めてメールを致します。親指シフトビギナーです。親指ひゅんQをパソコンに取り込んでみたはいいものの、それからどうしたらいいのかまったく分からなく困ってます。説明書を読んでも、専門用語が多くて・・。親指シフトの環境整備をどうすすめたらいのか教えて頂けませんでしょうか。よろしくお願いします。
ちなみに使っているパソコンはバイオの2007年型ノートパソコンです。
投稿: みく | 2007/12/07 16:35
みくさん
返事が大幅に遅れてすみません。よんどころない事情でずっとネットが使えない状況でしたのでご容赦ください。
私自身は親指ひゅんQは使っていないので、実際にどうやるかについてきちんとした説明ができません。ここを見た方、どなたかフォローしていただきますと感謝します。
あるいは、日本語入力コンソーシアムのユーザーフォーラム
http://nicola.sunicom.co.jp/info4b.html
など、経験のある人がもう少しいるところで質問されると答えが返ってくる可能性が高いと思います。また、そのフォーラムの過去ログを見ると参考になることもあると思います。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2007/12/21 10:19