Re: 「確定」動作は必要か、または有用か。(@FKB8579-661EV親指シフトで日本語にこだわる)
こんなブログがあったんですね。これまで見逃してきました。
http://spaces.msn.com/members/okeydoke/Blog/cns!1pTk-8y-rkErwnDpusZG-zlA!138.entry
今から考えるとワープロというのは良くできていたと思う。
これはかな漢字変換で変換結果を確定させるための動作が必要かどうかについての議論です。私もパソコンでは確定のためにEnterキーを押さなければならない時はうんざりします。なるべくそのようにならないためにやっているのが、(1)「空白」キーが変換とならないように設定する、(2)かなだけで良い時は「無変換」キーを活用する、の二つです。他にもいろいろな技があるのかもしれませんが、どなたか詳しい方教えてください。
引用したブログでは(作者は田中英雄さんという方のようです)は昨年の12月から親指シフトに関して精力的な書き込みがされています。なぜか、私がこれまで使ってきた検索エンジンでは見つからず、最近になって偶然見つけました。
リンク集(公開ブックマーク)
http://pub.bookmark.ne.jp/okeydoke/
も、かなり膨大です。
あまり知られたくなかったのかもしれませんが、親指シフトについてこんなに書いていたことに感激して、トラックバックさせてもらいました。これからもぜひ親指シフトについて書き込みを続けてほしいとお願いしておきます。
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コメント
わたしは、USBコンパクト(661)を使っていますが、ソフトウェア環境はどうも少数派のようです(^_^;)
ATOK+親指ひゅんQ+秀キャップス
秀キャップスに英字・かなの切り替えを任せます。
ATOKの設定では、正に無変換の設定にミソがあって全文確定にしています。
その結果、確定のために Enter を使うことはありません。
わたしは、【無変換】【英数1回】USB【無変換でかなに戻す】コンパクト【変換】を【無変換で確定】使っていますが、【変換】【無変換で確定】
と打っていますね。
皆さん、確定は Enter を使用しているのでしょうか?
それとも、自動確定の利用なのかな?
わたしの使い方は、どちらかというと初期のオアシス100の文節変換に対応した使い方だと言えます。
最近ではATOKの変換能力を活かしていないので、もっと長い文章を入れてから変換するべきだと思ってはいるのですが、指のクセというのはそうそう簡単には直らないです。
それと、【ん】の右隣の【取消】【後退】を全く使わないので(右上角のBSを使用)取消が遅いのがわたしの使い方の欠点です。
投稿: 酔うぞ | 2005/07/30 20:19
ちょくちょくあちこちで書いている話ですが、私の場合はEnterが「人差し指ホーム段+薬指上段」の同時打鍵で入るので悩む必要がほとんどありません。Qwertyで言うところの W+F もしくは O+J です。
投稿: 鈴見咲君高 | 2005/07/31 03:32
私は…書くべき事がまとまっているときには「変換操作後はそのまま文字を書き続け」て、書くべき事が続かなくなった時点で「Enterキーを叩く」という感じです。
姫踊子草の設定では「シフトキー+文字キーで英字シフトモードに入り、確定まで英字モードが続く」というものがあり、これもかなり便利に使っています(先頭一文字は英大文字に限定されますが、慣れてしまうと手放せない機能です)。
運指動画の時にはかなり焦っていて文章が続かず、結果としてEnterキーを叩きまくっていましたが、実際にはそれほど叩いていないかも…という気がしています。
むしろ、Enterキーを叩く替わりに記号キーなどを押して、前の文章を確定させてしまう場合が多いのかも。
上の例ですと、
かくべきことがつづかなくなったじてんで【変換】「【変換】【シフト】E【シフト離す】nter【確定】きーをたたく」【変換】というかんじです。【変換】【確定】
という操作方法を採っています(実際にはもう少し【変換】【確定・Enter】が増えることがあります)。
変換キーを押しても変換されない文字・記号があることを前提に【変換】キーを乱打するので(富士通親指シフトの「区切りキーしかなかった試作機時代」と同じ状態ですね^^;)、意図せず変換されてしまうと焦りますね…
だらだらと長ったらしい文章を書いてしまう理由は、この辺にあるのかもしれません^^;。
投稿: かえで(yfi) | 2005/07/31 14:32
酔うぞさん、かえで(yfi)さん
それぞれの例文を普通に入力した時にどんなやり方になるかを試してみました。
わたしは【無変換】、【英数】【Shift+CapsLock】USB【無変換】コンパクトを【変換】つかっていますが【変換】、そふとうぇあかんきょうは【変換】どうも【無変換】しょうすうはのようです。【変換】【Enterで確定】
かくべきことが【変換】つづかなくなったじてんで【変換】「【英数】【シフト】E【シフト離す】nter【無変換】きーをたたく【変換】」という【無変換】かんじです。【変換】【Enterで確定】
Japanistの設定で、【無変換】で英数モードからかなモードへ移行するようにしてあります。
最後の【Enterで確定】は、次に文章を続けて入力する場合には省略できるので、実は【Enterで確定】を使う機会はそんなに多くないのかもしれません。
わたくしのやり方で特殊かなと思うのは、読点の前で変換ないし無変換キーを押すことです。実はこの癖は今はじめて気がついたのですが、句点の場合は、句点の入力の後なので、外から見ると一貫していないように見えます。
使っている本人の気持ちからすると、句点の場合はそこで文章が切れることがはっきりしているので句点を入力してから変換ないし無変換キーを押しても良いのですが、読点は次に続く文章の内容や長さなどを考えて入れるか入れないかを判断するので、変換動作をさせた後でやる方が自然なのです。
ふと思ったのは、かえでさんのプロジェクトDで、こうしたことも調べてみたらどうかなということです。もしかしたら、ソフトやハードの会社は使い勝手を調べるためにやっているのかもしれませんけど。
鈴見咲君高さん
親指以外の複数の指の同時打鍵も文字入力ではなく、こうした使い方だったら有効なのかもしれないですね。情報ありがとうございました。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2005/07/31 16:04
私、動作環境がFMV-DCにしているせいか、ワープロ専用機とほぼ同等の入力環境が実現出来ています。したがってEnterキーを押すのは改行するときだけです。
いままで、こんなこと考えたこともなかったのですが、職場のPC使うときはやたらEnterキー押してたこと思い出しました。
個人的には、めんどくさいのでEnterキーで確定なんていらないって思ってます。
投稿: GAN☆ | 2005/08/01 16:20
"FKB8579-661EV親指シフトで日本語にこだわる"のハンドルネーム"okeydoke"です。私のサイトに対する初めてのコメントです。一応原稿を書くごとにGoogleに登録しているのですが、トラックバックもコメントもない孤立した状態でしたので、登録されていませんでした。コメントがあってびっくりです。
私と親指シフトとの出会いはワープロ機OASYSでしたが、一時中断してWin 98を求めて大阪日本橋の富士通コーナーで親指シフトキーボードはもう生産していないと言われてしかたなく、JISキーボードの富士通のノートパソコンを使い始めた不幸な始まりでした。その後、ノートパソコンに"FMV-KB211"を繋いだり、RBord Proを買ったり、そして現行の"FKB8579-661EV"に至りました。
「確定」動作についてですが、ワープロ機OASYSには「確定」という意識はなかったように思います。カーソルの移動とともに「確定」するように設計されていたようですね。入力からすぐ編集作業に移行する時も「確定」しなければ「未確定」文字列が消失することもなかったように思います。「確定時の機能キーを有効にする」によく似た機能をユーザーに意識させないで処理されていたのでしょうか。ただし「文節変換」読みも編集も「上書きモード」という設定やがてはオプション扱いになりました。また「無変換」キーの設定が良くできていて、現行のJapanist 2003でも「ひんしゅく」「顰蹙」「ヒンシュク」を「確定」させずに柔軟に操作することができます。「無変換」キーが意味を持つという表現がありました。
投稿: okeydoke | 2005/08/01 17:21
GAN☆さん
問題はEnterキーがアプリケーションで何らかのコマンドの実行を意味する場合は、望んでいない結果を生んでしまうことがあることです。だから変換の確定のつもりでEnterキーを押しても、書きかけの文章がアップロードされたりということがあります。
Enterキーと実行キーがきちんと分けられていれば、そうしたことを避けることも可能になります。他のところで話が出ていた取消キーとBSキーの違いと似たところがあるような気がします。
いずれにしても「Enterキーで確定」は、いろいろな意味で日本語入力の使い勝手を損なっているのかもしれません。こうしたこともきちんと検証が必要ですね。
okeydokeさん
早速のコメントありがとうございます。そちらのブログはtechnoratiで見つけたのですが、他の検索では見ないですね。Googleに登録しているのに、ヒットしないというのはMSに対する意趣返し?
冗談はともかく、検索エンジンもそれぞれ得意不得意があるようで、一つだけを信じていては危ないのかもしれません。私のサイトのリンク集
http://homepage3.nifty.com/gicchon/sub15.htm
でも、親指シフトの検索をいくつかやっていますので、ご覧下さい。
ともあれ、拙ブログからもリンクができましたので、ご覧になってコメントされる方もこれから出てくるのではないかと期待しています。これからもどんどん書き続けてください。
Rboard ProやKB211は私も買いました。前者は残念ながらサポート終了後に壊れてしまい、修理不能で今は使われていませんが、後者は子どものパソコンにつないでいます。またKB661はオフィスで使っています。何だかokeydokeさんの傾向と似ていますね(笑)。KB661は家でも使っていたのですが、キータッチが少し硬めだったのでKB231に最近替えて使っています。
「確定」についてはこの記事への他の方のコメントも役に立ちます。かな漢字変換を考える場合はどうしても避けて通れない問題ですが、昔のワープロはそういうことも良く考えられていたんですね。
「無変換」キーが意味を持つ、というのも良いですね。これはきちんと検証しないといけないのですが、ワープロ専用機はOASYSに限らず、多くの機種で両方の親指に変換・無変換を割り当てていて、無変換にもきちんと役割を与えてあったのではないかと思います。こうした知恵も捨てられてしまうのではないかと心配です。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2005/08/01 22:41
>問題はEnterキーがアプリケーションで何らかのコマンドの実行を意味する場合は、
>望んでいない結果を生んでしまうことがあることです。
PCの日本語操作キーで、Enter と Space が「確定」「変換」に使われていますが、もちろん本来の意味での「改行」「空白」と兼用しています。
やはり「変換」「確定」は独立したキーに割り当てるべき機能ですが、わたしの記憶では必ずしも独立していないシステムもあります。
つまり、変換キーが実は Space になっている、といった例ですね。
Japanist は使ったことが無いのですが、ATOKを使用し続けている大きな理由がキーの機能をかなり細かく設定できることで、さらにIMEのON/OFF(日本語・英数字の切り替え)についても考慮しないといけないわけで、けっこう面倒なことをやっているのです。
もう一つ、やはりオアシスはPCでは無かった。というのが大きくて、PCに付ける親指シフトキーボードは日本語入力以外の場面ではPC用のキーボードでないと困ります。
まぁここらはわたしが考えている、日本語キーボード(ローカル言語用キーボード)とコンソール(オペレーション)用キーボードが同時に接続できるようになればすべて解決すると言っても良いのですがね。
投稿: 酔うぞ | 2005/08/01 23:55
酔うぞさん
スペースを変換にしていることと、無変換を無くしてしまっているのは109キーボードの最も醜悪なところだと思っています。確定をしないで空白を入れようとしてスペースを押すと変換されてしまうのはとてもいらいらした覚えがあります。ここでもEnterキーで確定をしなくてはいけません。今はJapanistで(デフォルトの設定だったか自分で設定したのか覚えていないのですが)スペースには変換の機能がないので良い気分です。
日本語キーボードとコンソールの同時接続は面白い考えですね。英語の部分は必要最小限にしてと言うことでしょうかね。
ふと思ったのですが、神田さんが親指シフトキーボードの利点の一つとして「アルファベットは標準と同じ」と言っていて、私は実は納得がいかなかったのです。アルファベットだって使いやすいものにしたって良いので、別に取り立てて言うことなのかなと疑問に思っていました。酔うぞさんのコメントを見て、親指シフトキーボードの中にコンソール用キーボードが入っていると思えば良いのかなと思った次第です。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2005/08/03 23:28
いまさら何ですが(^_^;)
オアシスキーボード以来、親指シフトキーボードには「空白キー」が別にあるのですね。
(今まで、忘れていた)
その意味では、現行の日本語キーボードは親指シフト以外でも変換・無変換キーがあるのですが、ほとんどの方は(わたしも含めて)変換をスペースでやっているのでしょう。
しかしこういう話になると「日本語を入力するための便利な環境をユーザが設定する必要がある」という議論そのものが実に異様なことだと見えてきました。
もうちょっと常識的なところにまとまらないものでしょうか?
投稿: 酔うぞ | 2005/08/04 10:26
酔うぞさん
あ、少し言いすぎちゃったかな。でも、空白キーがそこにあるから使っちゃえ、というのは少々乱暴なのではないかと思った次第で・・・。
デフォルトとカスタマイズのどちらを取るかは具体の問題に則して判断するしかないのですね。理想的には「センスの良いデフォルトでカスタマイズもし易い」なんでしょうけど。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2005/08/05 07:44
いつも親指シフトに関する楽しい情報を閲覧させて頂いています。
わたしは「USB」と入力したい場合、「英数」キーやIMEをON/OFFすることなく、親指シフトキーボードでいう「ちしへ」、JISかなでいう「なとこ」で「USB」「usb「Usb」を単語登録しています。モード切替はせず、変換キーで候補を選択しています。MS-IMEでいうところのF8でしょうか。
他に漢字の同音異義語を少なくする工夫をわたしなりにしています。単語登録数は約28万件になっています。
投稿: 37IP-OPS | 2005/08/05 08:57
37IP-OPSさん、コメントありがとうございます。
私は自分で単語登録はせずに、もっぱらJapanistの入力予測に頼っています。これは単に怠けているだけか。
英語の単語を単語登録して使う場合、候補を選択するという動作が入ることによるロスが生じると思いますが、これと英数モードに切り換えるというロスのどちらを取るかということになります。日本語の文章の中にたまに出てくる英単語でしたら、単語登録もあり得る方法だと思います。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2005/08/06 06:53