Re: 親指シフトキーボード(@薫の拳)
漫画「薫の拳」の原作者の佐久間信さんも親指シフトキーボードを使い続けています。
http://blog.livedoor.jp/kaorunoken/archives/25245877.html
そんな訳で、出版社や編集者の主流が、ローマ字入力とワードになった
現在でも、未だにこの二つを使い続けています。ただ心配なのは、二つともマイナーな製品なので、いつか生産中止になっ
てしまうのではないか? と、いう事なんです。
そうならないように祈りながら、この文章も親指シフトキーボードで書いて
います。
ちょっと細かいことをいうと、ワープロソフトの選択と日本語入力方法の選択(キーボードの種類やIMEソフトなど)は、ほぼ独立なものと考えた方が良いです。例えば、私は親指シフトキーボードでJapanistを使っていますが、ワープロソフトはほとんどMS Wordです。もちろん、日本語入力はワープロソフトだけではなく、例えばこのブログを書くのにも使っている訳が、日本語入力の方法は私にとっては統一されています。
さて、親指シフトがなくならないようにするにはどうしたら良いでしょうか。個人として使い続けることはたしかに大事です。でも、使うためのハードやソフトがなくなるかどうかは、個人の力だけではどうにもならないところがあります。ある時、気がついてみたらなくなってしまったということだってあり得ます。
そうならないためには、現行ユーザーは声を上げる必要があります。もちろん、声を上げるだけではなく、ハードやソフトを購入するのが大事だということだって言えます。でも、まずは親指シフトの良さを分かってもらうようにすることが一番ではないでしょうか。そのことが親指シフトを試そうとする人を応援することになり、仲間を増やすことになります。
親指シフトのユーザーには文章のプロが多くいます。使いやすい道具を選ぶ目利きであることもプロの条件の一つだと思います。そうした人たちが、親指シフトのことを世の中に知らせてほしいのです。
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コメント
悲観されているのがちょっと気になったもので、blogのほうへ行ってみました。
そしたらついいつもの癖で、コメントが長文になってしまって大変でした(^^;
触発されて自分もちょっとした記事を書きました。
キーボードも大事だし、OASYSも大事だよってお話です。
今後ともよろしくですm(._.)m
投稿: GAN☆ | 2005/06/18 03:07
ご訪問ありがとうございます。
こちらのブログの、情報量の多さに驚いております。
これからもよろしくお願い致します。
投稿: 佐久間信 | 2005/06/18 06:55
GAN☆さん
ブログの記事が最近充実していますね。私も頑張らないといけないなと思っています。
他の方のブログにコメントしたり、トラックバックしたりするのも積極的にしていますね。これはブログというツールの使い方で最も効果的なもので、「共感を作り出す」ことには役に立ちます。今後もぜひよろしくお願いします。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2005/06/18 18:35
佐久間信さん
コメントありがとうございます。思いがけない記事にトラックバックが来た、という感じだったでしょうか?
このブログの記事は、基本的に他のブログの記事へのトラックバックで構成されています。だから情報量が多いというおほめの言葉は、このブログで言及された記事を書かれた方々とも共有すべきものだと思っています。
親指シフトユーザー(あるいはもっと広く言えば日本語入力の問題を重要と考えている人)のコミュニティーの力を強くすることが大事であると私は考えています。そのことが社会的にも意義のあることだと思っています。そのことをご理解いただき、引き続き親指シフトのことを語ってほしいのです。よろしくお願いします。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2005/06/18 18:44