Re: 親指自慢(@Eat the book-日々是アル・レオン的人生)
親指シフトユーザーの作家の本に書かれている文章について疑問に思っている人の記事です。
http://www.eatthebook.com/archives/20120811.html
本の最後に「親指シフト・キーボードを用いて執筆しました」とあり、未解決のままだった私の長年の疑問が息を吹き返した。「どうして親指シフターは、自分 が親指シフターであることを表明したがるのだろうか」と。キーボードの配列が現在のようになるその前からワープロやパソコンを触ってるんだよってことが言 いたいがため、音楽に置き換えれば、「あたし、あのバンドがメジャーに行く前のインディーズ時代から聴いててイイと思ってたんだ」と同義? 違うか。
親指シフトユーザーがすべてカミングアウトしていることはないと思われます。親指シフトユーザーであることを表明している理由はいろいろ考えられ、その分析は面白いかもしれませんが難しいものでもあります。それよりも特徴的なことは、親指シフトユーザー(かつてユーザーだった人も含め)が親指シフトのことを語る時は、ほとんどといって良いほどポジティブな評価をしていることです。使える条件さえ揃えば、他の入力方法を選ばずに親指シフトを選ぶ人が多いのではないかと思います。
同じ親指シフトユーザーとしてのひいき目で見れば「こんなに良いものを使っているんだ」ということを他人にも知ってほしいという気持ち、敢えて誤解を恐れずに言えば、ブランド品を使っていることを知ってほしいということなのかもしれません。
しかしながら、文字の入力方法というのはその性格上、それを使って作られたもの(文章)で区別することはできません。ルイ・ヴィトンのバッグを持って外を歩いたりするのとはそこが異なります。だから、自分から言うしかないのです。
なお、いま主流の入力方法であるローマ字入力もJISかなも親指シフトより前から使われていることを付け加えておきます。
かく言うわれらが井上夢人先生も親指シフターであるが。私も“宗旨変え”してみるか。
はい、ぜひどうぞ。セールスマンの私だけでなく、親指シフトの世界は様々な人により支えられています。インターネットでの情報交換も活発です。いつでもお役に立てることがありましたら言ってください。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント