« Re: 親指自慢(@Eat the book-日々是アル・レオン的人生) | トップページ | Re: 打鍵感の良さをどうやってはかればいいのだろう(@月は空き地でいっぱい) »

2005/05/05

Re: パソコンを早くする一方法(@ さすらいの新人編集者日記)

本の編集者の方が親指シフトについて書いています。
http://plaza.rakuten.co.jp/bestsellers/diary/200504180000/

多くの人が使っているローマ字入力にくらべて、打鍵数が約2分の1になるので、スピードが単純比較で2倍になるらしい。

えーと、ここまで言うと少し言い過ぎかなと思います。詳しくは、日本語入力コンソーシアムにある「親指シフトって何処がいいの?」や「徹底比較 親指シフト入力」にある資料を見ていただければと思います。よろしければ、拙サイトもご覧下さい。

親指シフトは速い!というのは間違っていません。しかし、それよりは「使っていて楽」という方がその技術の本質を表しているようです。使っていて楽しい、疲れない、だから早く打っても体も気持ちもついていける、そういうものだと思います。使い心地というのは数値化がとても難しいものなので、速さのようなものを代理指標として使うのは致し方ないところではありますが、それだけに頼ってしまうとやや本質を外れてしまう気がします。

いずれにしても、作家やジャーナリストのように多くの文章を作成する方に親指シフトの支持者が多いのは事実です。これだけでも親指シフトの持つ意味が分かると思います。私は親指シフトの「笑うせえるすまん」を自称していますが、文章のプロではありません。文章のプロの方々がもっと親指シフトの良さを書いてくれることを期待しています。

|

« Re: 親指自慢(@Eat the book-日々是アル・レオン的人生) | トップページ | Re: 打鍵感の良さをどうやってはかればいいのだろう(@月は空き地でいっぱい) »

コメント

ぎっちょんさんが親指シフトについて「楽に打てる」と繰り返して発言しているのは、意外と今までの親指シフトの歴史では無かったに等しいことかな?と感じています。

はっきり言えば「親指シフト」=「速く打てる」→「ワープロコンテストに勝てる」と強調されていました。

こんなコトを押し売りされたら「そこまで速くなる必要はない」と言われてしまうのも無理ないですね。
実際に言われたこともあります。

つまり意外と「楽に日本語が入力できる」は強調されてなかったように思います。

FAフォーラムにちょっと書きましたが、コンパクトUSBの足の下に5ミリ厚のゴムを貼ってみました。
その結果、使い勝手が良くなったように感じます。
つまり、最初に親指シフト(NICOLA)配置はあるのだけど、使いやすいということだとキーボードとしての進化の余地はまだあるように思います。

その意味では真っ平らなノートPCのキーボードは相当ユーザに我慢を強いている、と思います。

投稿: 酔うぞ | 2005/05/05 15:45

酔うぞさん

スピードを強調するのも楽さを強調するのも、一長一短です。速さについては、数字という分かりやすい指標で比較可能なので、わりあい簡単な説明ができます。その代償として、抽象化が行き過ぎて物事を単純化しすぎる傾向があります。タイピングソフトによるスピード競争はその一例かと思います。

一方、楽さの比較は記事でも言ったように、客観的にすることがとても難しく、お前はそう思うかもしれないが、俺はそうとは思わないぞ、という反論に対抗するのはなかなか骨が折れます。

セールスマンとしては、利点を正確に、かつ余すところなくお客さんに伝えることが必要なので、いろんな角度からのアプローチを試みるしかないなと思っています。

特に使い心地のような数値化しにくいものに関しては、文章での表現の巧拙が出ると思いますので、その点で私は文章のプロの方の力を借りたいのです。こうした方々は社会的な影響力も大きいことも一つの理由です。

キーボードの物理的形状については、改良の余地はたくさんあると思います。必ずしも今のような平べったいものでなくても、TRONのようなものや、各種のエルゴノミックキーボードなどでも良いと思います。ただ、親指シフトの話とキーボードの形の話を同時にすると、ややこしいので、私としては親指シフトだけに集中しているところです。これらすべてを考えられる力のある人がいれば、それはそれで良いと思います。

投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2005/05/05 16:48

杉田伸樹(ぎっちょん)さん はじめまして。まあく です。

自在工房あおやまの親指化キットが
ShopUのウエブページに登場です。ご参考まで
http://www.vshopu.com/kboya.html

ShopUの記事は今回も
詳細な写真とていねいな説明で
好感が持てます(^^)

投稿: まあく | 2005/05/21 21:35

まあくさん

あおやまさんの親指化キットはいろいろなところでとり上げられていますね。特にShopUでは販売もするということで力の入り方が分かります。

投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2005/05/22 12:01

親指シフトは楽です。

楽なので、結果として入力が速くなると思っています。
って、最初からそう思っています。
特にたくさん入力したときの疲労度が桁違いです。

最近はいろんな計測装置があるから、筋肉の疲労とか、脳の疲労を計測して、調べることは可能かもしれませんね。

追伸
酔うぞさん、おひさです。ちょっと前から名字がくっついてますが、中身は同じです(笑)。

投稿: 丹後ちまき | 2005/06/11 11:17

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Re: パソコンを早くする一方法(@ さすらいの新人編集者日記):

» 親指化キット装着(^o^) [親指シフトの部屋]
この写真を見る 「自在工房あおやま」さんの親指化キット。 装着してみました。なか [続きを読む]

受信: 2005/05/07 15:59

« Re: 親指自慢(@Eat the book-日々是アル・レオン的人生) | トップページ | Re: 打鍵感の良さをどうやってはかればいいのだろう(@月は空き地でいっぱい) »