Re: 親指シフター(@かいものろぐII)
ここにも親指シフターがいました。
http://aktsh.seesaa.net/article/2375880.html
でも結局の所、親指シフターには滅多にお目にかかりません。トキやイリオモテヤマネコみたいに、個体数が一定数を下回ってしまった種の動物はひたすら絶滅に向かっていくという話を聞いた事がありますが、悲しい事に親指シフターも同様の運命を迎えるのかもしれません。
そんなことはありません!少なくともこのブログの中では親指シフトのシェアはほとんど100%です(笑)。・・・って、そんなこと自慢するんじゃない。
親指シフトが生まれて約四半世紀、その間、ハードもソフトも大変な進歩をしてきました。一方、親指シフトの基本的な考え方は変わっていません。このことは、文字をキーボードを使って入力するという技術が普遍的なものであることを示しているとともに、親指シフトの基本的な考え方の健全さと頑健さを明らかにしています。
これだけ親指シフトのシェアが減っても(ところで実際の数字はどのくらいなんでしょうか?)、引き続き使い続ける努力がされている(専用キーボード、エミュレーションソフト、日本語入力コンソーシアムのような団体、ユーザーのウェブサイトやブログ等々)ことの意味を重く考えるべきかと思います。そしてユーザー(かつてのユーザーを含む)が声を上げる時には、必ずと言っていいほどポジティブな評価をしています。これは大変なことではないでしょうか。
文字入力のやり方は個人により使いやすさが変わります。一方、文章や文書ファイルといった最終成果物には直接の影響はありません。だから、個人が使いやすい環境を作ることは合理的な選択です。
親指シフトを使いたい人が、使えないようにされていることがないようにすることがこれからの知価社会の生産性を高めるのに重要な手段となり得るのです。
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コメント
わざわざ発掘して頂きありがとうございます(笑)。
私自身は親指シフトの便利さは骨の髄まで分かってるし、親指シフトで書く方が全然快適だと思っているのですが、周りの人間にいちいち説明するのがめんどくさいので、啓蒙活動しなくなってから久しくなっていました。
これからは、これはと言う人がいたらこちらを紹介させて頂きたいと思います。今後もよろしくお願いします。
投稿: くあい | 2005/04/17 20:43
くあいさん
発掘が遅くなりました(笑)。このブログのスタイルを見てお分かりの通り、声を出している人を見つけることが私の仕事の第一歩になります。親指シフトのことを書けば、即、啓蒙活動!となってしまうように、私としてはいつも親指シフトのユーザーを探しています。
もし、お近くにユーザーを見つけましたら宣伝をよろしくお願いします。できたら、ブログで親指シフトのことを書いてくれるように、そして当ブログにトラックバックしてくれるように言ってください。・・・ずいぶん、たくさん厚かましく頼んじゃったな。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2005/04/17 21:02