Re: 吉野の桜(@ちょっと寄っただけの この惑星 ( ほし ) で)
長く親指シフトを使っている人の日記です。
http://blog.goo.ne.jp/mainstar/d/20050414
今自宅では富士通OASYSの親指シフト、会社ではふつう(? )のローマ字入力なので、打つ時にストレスがかかる。20年もOASYSで打ってきたので、ついつい親指シフトになってしまう。
なんだかビデオのβとVHSみたいだな。
20年も親指シフトを使い続けているのはすごいですね。この間、ハードもソフトも大きく変わっているのに、入力方法は変わらないのはそれなりの意味があります。文字の入力方法はどのようなハードやソフトでも必要な基本的な技術だからです。
でも、最後の文には私は違和感を感じます。その理由は、以下の通りです。βとVHSは最終成果物であるビデオカセットに互換性がありません。ですから、どちらかを選べば、他のものは使えません。ところが親指シフトは最終成果物の文章や文書ファイルの形に直接の影響を与えません。つまり、親指シフトで入力したワードファイルとローマ字入力で作成したワードファイルは区別できません。だから、入力方法は自分に合ったものを使えば良いし、個人が選べる環境を整備することが利益にもなるのです。ですからβとVHSというアナロジーは適切なものではないのです。
この件については、OASYS生みの親の神田さんの雑誌のインタビュー記事
http://www.ykanda.jp/oya1.jpg
http://www.ykanda.jp/oya2.jpg
が参考になります。
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コメント
ですからβとVHSというアナロジーは適切なものではないのです。
→全くその通りです。失礼しました。
でもどうしてこんな便利な親指シフトが片隅に押しやられているんでしょうか。
投稿: 帰っても旅人 | 2005/04/15 14:25
帰っても旅人さん
>→全くその通りです。失礼しました。
いや、そんなに責めるようなつもりではなかったんです。少し言い方がきつかったようで、こちらこそ失礼しました。
親指シフトの「笑うせえるすまん」の私としては親指シフトを片隅から真ん中に出そうとしています。親指シフトのことを書いてもらえれば大変助かりますのでよろしくお願いいたします。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2005/04/16 00:01
「ビデオのβとVHS」の件についてですが、それらの最終成果物を仮に「モニタに映されるべき情報(映像と音声)」と考えますと、帰っても旅人さんが得た感触にぴたりとあう様に思います。
ご本人が認められた以上は、そうではない…様なのですが、少々引っかかるものがありましたので、ひとまずコメントさせていただきます。
親指シフトの便利さについては…「JISかなと同じく文字キーは4段使うが、そのうち一段には親指シフトキーが2個あるだけで、そこを打ち間違える心配がほぼ無い」とか、「濁点・半濁点を含めて全ての文字を1アクションで出せるから、余裕を持ってゆっくり打鍵できる」などと、親指シフトを知らない人が見てもピンと来る表現を採用されるのが一番良いのではないかと思います。
これらの説明を大幅に端折って「かなを3段で打つ配列だ」「1アクションで打鍵できるから高速打鍵できる」と表現してしまうのは、いささか乱暴なまとめ方ですし、何よりツッコミどころ満載になってしまいます…。
仮にこの理論が原因で、今までずっと「親指シフトの魅力を正しく伝えることができなかった」ということになりますと、これは非常に勿体ない話ではないでしょうか。
少なくとも、私は「親指シフトに首を突っ込む前は」そう思っていましたから、もしかすると他にも、同じ疑念を抱いて「食わず嫌いになっている」人がいるかもしれません。
ツッコミから新たな説明方法のヒントを得る…そんな方法論もありかな、と感じている次第です。
投稿: かえで(yfi) | 2005/04/17 23:37
かえで(yfi)さん
前半について
確かに最終成果物が「モニタに映されるべき情報(映像と音声)」とすれば、おっしゃる通りだと思います。ただ、その状況が成り立つのは例えばテレビ局のようなところで、一般の家庭にとってはビデオカセットの形が一番大事だったのではないかと思います。そして、家庭での普及率が結局は両規格の盛衰を決めたのではないかと思われます。
最終成果物がなんであるかというのは簡単なようで、実は見極めが難しいもので、特に将来それがどうなるかは技術等の動向によるところが大きいのです。
例えばワープロ専用機にしても、当初は最終成果物は「印刷された文書」だったと思います。この時代には、文書フロッピィの形式の互換性などはかまいませんでした。ワープロの使い勝手や値段などで売れ行きが決まりました。
ところが、文書ファイルがフロッピィやメールでやりとりされるようになり、一つの文書形式でみんなが共同作業をするようになると、文書ファイルの統一性が求められます。これを手っとり早く実現するのがアプリケーションソフトの統一です。アプリケーションソフトが異なると文書ファイルも異なるので、結局アプリケーションソフトは独占化していきます。もちろん、同じ形式の文書ファイルが異なったアプリケーションで作れれば良いのですがそうはなっていません。
親指シフトは最終結果に直接の影響を及ぼしません。原理的にはOSやアプリの違いにも関係ありません。ここに親指シフトの可能性があると思うのです。
後半については別の機会に。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2005/04/19 01:21
ちょっと突っ込んでみる。
なんでもかな入力を使っていると「誤字を見るとわかるから駄目」なんだそうで(^-^;
文書作成に使う「パソコン」は、実際には個人用ではありません、「共用パソコン」です。矛盾しています。
MS-IMEでQWERTY配列でローマ字入力がデフォルト。ATOKさえ使わせてもらえません。
投稿: shino | 2005/04/23 10:21
突っ込み返し(^-^
「誤字を見るとわかるから駄目」というのは、カナ入力特有の間違え方がある、といったことですか?ちょっと分かりにくいので教えてください。
「共用パソコン」は確かに変な言い方ですね。でもオフィスでも「一人一台」になりつつあるのではないでしょうか。それだから、私は親指シフト、というより「自分に合った多様な入力方法の選択」が意味を持つと思っています。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2005/04/23 12:55
前半部についてご回答いただきありがとうございます。こうなってくると、ハード・ソフトとかコンテンツ・媒体といった二分法で無理矢理切り分けてしまうこと自体が問題になってくるのかもしれませんね…ようやく気づきました。
これらは、どちらも片方だけでは役に立たないという点で共通している訳ですし。
後半部分につきましては、まだ答えをいただけなかったとしても構いませんです…といいますか、自分の中でも答えをきちんと見いだせていませんので、「誰か知っているなら答えて!」という意味合いもありました…すみませんです。
誤字検出精度については、ローマ字入力ですと「二重母音の片方が抜け落ちた」場合は、比較的見つけづらくなります。
最適→至適(Aが抜けている)とかいう場合は、変換や校正の時点でも見逃されがちです。
カナ系配列になると「うまく変換されない誤打の方が多く、誤りを見つけやすい」気もするのですが、これを欠点という人がいるというのは…微妙ですね。
何というか、こう「見つからなければいいじゃん」という風潮なのかもしれず、あまり良い傾向ではないようにも思います(言いはしないが気づいている、という人も多いでしょうし…)。
PCを「清書用端末」として使っている場所などでは、共用PCの環境はまだまだ多いと思います。
で、「共用PCにおける」現状での問題点は「ロマかなのモード切替方法が解りづらい」とかいう所が一番大きいのではないかと思います(たいていの人は、業務上必要な最小限度の操作しか知らないわけで…モードが変わっただけでもパニックに陥る場合があります)。
もっとも、個人ごとにPCもしくはアカウントがあれば、こういう面倒なことにはならないわけでして…この点はアカウント管理機能のないPCが、職場から駆逐されるまで、じっと待つのが正解なのかな…と感じています。
投稿: かえで(yfi) | 2005/04/23 22:36
後半について
自分が良いと信じるものを他人に勧めるのは何ら恥じることない行為ですが、それにはそれなりの責任が伴うわけです。ナイーブに感じたことを書くのも良いのですが、簡単に突っ込まれるようなものではいけないものも事実です。かといって、あまり細かく書きすぎて法律の文章のようになっても誰も読んでくれない・・・。難しいです。
「笑うせえるすまん」としては、セールスマンとしてのプロフェショナリズムを拠り所として行動するしかないなと思っています。指摘があれば考え直してより良いものにするという心がけは最低限必要とされると思っています。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2005/04/26 23:06
後半部についてもご返答いただきありがとうございます。
なんと言いますか、直接今の気持ちをここに書くことは憚られる気もしましたので…NICOLAのユーザーフォーラムに、下記のコメントを書かせていただきました。
http://nicola.sunicom.co.jp/cgi/wf_begin/wf_b_forum.plx?no=807&reno=805&oya=789&mode=msgview&page=0
何となく…ですが、心の中のもやが晴れそうな気がしてきました。
どうか、今後ともよろしくお願いいたします!
投稿: かえで(yfi) | 2005/04/27 11:44
かえで(yfi)さん
NICOLAのユーザーフォーラムも何だか荒れ気味で、せっかくのかえで(yfi)さんの発言も埋もれてしまいますね。でも、とにかく声を上げていくことが重要なのだと思っています。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2005/04/29 23:03
こんにちは。
勝手ながらこちらの記事を、私の方の記事にリンクさせていただきましたので、ご一報しておきます。
問題がありましたら、私の方のブログかメールにてお願いしたいと思います。
投稿: ピーちゃ♪ | 2005/06/08 13:09
ピーちゃ♪さん、トラックバックありがとうございます。
まったく問題なんかありません。どんどんとり上げてください。
また、いつの日か親指シフトを使うようになることを楽しみにしています。仕事で使う人がそこそこいるという程度までにユーザーベースが大きくなれば良いんですけどね。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2005/06/09 07:37
1984年に確か「OASYS100S」といった専用ワープロを買って以来の親指シフターです。さすがに全くバージョンアップされなくなったワープロソフトOASYSは使わないでWORDを使っていますが、日本語入力システムはJAPANISTを使っています。入力予測がすごく役に立つ様に思っているからです。ATOKにも同じような機能がありますが、そこまで使いやすくないとおもいます。親指シフトキーボードは全く少数派になってしまい、富士通代理店の人からも、「止めた方がいいですよ」といわれたことがあり、ハード選択の幅が狭くなるので一理ありますが、入力の楽さから、子供には勧めないが自分は死ぬまで使おう、などと考えています。是非これからも有益な情報を提供してください。
投稿: 小林明隆 | 2006/07/31 22:15
小林明隆さん、いらっしゃいませ。
OASYS100Sというと、本当に初期の頃のワープロですね。
WORDを使うのは、特に他の人と共同で仕事をする場合にはほとんどデフォルトとなっていますね。これは良いか悪いかではなく、事実としてそうなってしまっているのですから受け入れざるを得ないのでしょう。
JAPANISTの入力予測が良くできているというのは私も同感です。MS-IMEを使っていると、「何でこんなに打ち込まなくちゃいけないんだ」という気持ちになることもあります。ATOKでの入力予測は選択肢が少なすぎて使いにくい感じです。
しかし、「止めた方がいいですよ」ですか・・・。まあ、サポートの手間とか考えれば親指シフトでない方が良いのは企業原理からすればしょうがないかもしれません。でも、きちんとした情報を提示してほしいし、それなりの需要があるというのも理解してほしいところです。
子供に親指シフトを教えるかどうかは悩ましいところです。私の家にあるパソコンはみんな親指シフト仕様になってしまっています(笑)が、子供たちは親指シフトのもローマ字入力のもいます。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2006/07/31 22:45
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投稿: スーパーコピー 後払い 延滞 | 2021/07/04 08:03