Re: トラックバック企画 文字入力のこと(@駆り立てるのは野心と欲望、横たわるのは犬と豚)他1件
やぎさんのトラックバック企画は文字入力に関してです。
http://www.doblog.com/weblog/myblog/20259/1100405#1100405
皆さんの文字入力環境教えてください。
1.入力方式は?
当然、親指シフトです。タッチタイプも当然です。
2.日本語入力システムは?
Japanistです。
3.キーボードは何を使ってますか?
USB接続のコンパクト親指シフトキーボードです。
このトラックバック企画のもとになった記事は以下の通りです。
TB:文字入力のこと やぎの場合
http://www.doblog.com/weblog/myblog/20259/1108382#1108382
家族や友人に「カナで打ってる」と言ったら馬鹿にされたとかで。 それだけで僕を無能呼ばわりしたり。
これはひどい。何でこんな考え方になるのでしょうか。日本語入力の技術は自分が一番使いやすいものを選べば良いので、他人からとやかく言われる筋合いはまったくありません。しかも、それがあまり根拠のないことに基づくものだったらなおさらです。
ところで、やぎさんは以下のように言っています。
「こんにちは」と入力したいとき、かな入力ですと 「こんにちは」の5文字。 対してローマ字は 「konnnitiha」の10文字。 極めれば圧倒的にかなのほうが早い!ように思えます。この考え方には大きな欠陥があります。
実際に文字を入力する時、ローマ字はほぼホームポジションの位置とその周辺で用が足りるのに対し
カナだと数字が割り当てられている一番上の段にまで指を伸ばす必要があります。
この時間ロスたるや相当のものです。結局どちらがどうという事はないのではないかと、やぎは感じています。
どの入力方法が良いのかを数量的に示すことは大変難しい問題です。特にきちんとした方法論に基づいた比較となると数は限られます。
親指シフトを含めた比較で私が良く使うのは以下のものです。
(1)打鍵数
http://nicola.sunicom.co.jp/thumb4_1.html
では、ローマ字入力は親指シフトに比べて1.77倍となっています。
(2)速度と覚えやすさ
http://nicola.sunicom.co.jp/spec/demand.htmの図3では、同じ時間だけ練習した後では親指シフト、JISかな、ローマ字の順で早く入力できるようになっています。
(3)指の動き
拙サイトの
http://homepage3.nifty.com/gicchon/sub18.htm
http://homepage3.nifty.com/gicchon/sub19.htm
http://homepage3.nifty.com/gicchon/sub20.htm
では、それぞれの入力方法でどのくらい指を動かさなければならないかを、粗々ですがしています。それによれば、JISかなやローマ字では親指シフトの2倍以上、指を動かす必要があります。
こうした証拠を見て判断していただければと思います。
最後にうれしい言葉。
今年中に「親指シフト」を習得したいから。
今年中と言わず、是非今すぐどうぞ(笑)。親指シフトコミュニティーは求められればいつでも助けに行きますよ。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
なんかすごいですが(^_^;)
こんなことを始めました。
http://youzo.cocolog-nifty.com/ffa/cat2693672/index.html
なんだなんだと思われるでしょうが、最初が「USBコンパクトを使いたい」が動機ですから、一応親指シフト・ネタと言えるわけです。
投稿: 酔うぞ | 2005/03/12 10:02
企画参加及び親指シフトの良さを伝えていただきありがとうございます。
親指シフトキーボード購入しようと思っているのですが、よいものありますか?
投稿: やぎ32才 | 2005/03/12 12:06
酔うぞさん
これはすごいですね。できたら次はMac版も・・・などと妄想はどんどん膨らむ。
やぎ32才さん
良いものを企画してくれてありがとうございます。私のブログ経由でも何人かのかたがコメント・トラックバックしているようですから少しは貢献できたでしょうか。
親指シフトキーボードの購入については、個人的な好みもあったりするので、なかなか言いにくいのですが、今考えられるオプションでは以下のようなものでしょうか。
新品では、
(1)USB親指シフトキーボード(コンパクト)FKB8579-661EV
(2)親指シフトキーボード(USB) FMV-KB231
(3)親指シフトキーボードFMV-KB611
があります。
(1)(2)は、実はハード的にはJISかなキーボードと同じで、ソフト的に親指シフトを実現しています。ですから、親指シフトが覚えられなくてもJISキーボードとして使えます(おいおい)。
(3)はワープロソフトのOASYSを使うのに適したようなものとなっています。
パソコンという環境への適合性では(1)(2)が優れていると思われます。Windowsだけでなく、Macでもフリーソフトで親指シフトが可能となっています。親指シフトの醍醐味を味わいたいというのでしたら(3)が良いようです。
中古でしたら割合豊富にあるのが、 FMV-KB211です。例えば、ミリオンリース販売
http://www.mls-net.co.jp/top.htm
のヤフーオークションのところに出ています。
なお、普通の109キーボードをエミュレーションソフトで親指シフト化することも考えられます。この場合、「B」の下に空白キーと変換キーの境が来ることが望ましいです。どういう訳か、こうしたキーボードは安いのが多く、例えば
http://buffalo.melcoinc.co.jp/products/catalog/item/b/bkbu-j109lg/index.html
などはそれにあたります。ただ、こうしたキーボードは少しキータッチが硬くて、やや疲れる気がします。
いずれにせよ、親指シフトに関することだけでなく、キーのタッチ(親指シフトユーザーは一般的に柔らかいのが好きです)や大きさなど、自分の気に入ったものを選ばれると良いと思います。
できれば、実物をご自分で実際にご覧になることが良いのですが、なかなかそういう機会はありません。東京近辺にお住まいでしたら、富士通専門店アクセス
http://www.saccess.co.jp/
がおすすめです。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2005/03/12 14:19