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2005年3月の記事

2005/03/28

Re: 中国語入力方法を考える。(@台湾的生活新聞)他1件

台湾在住の針目さんの中国語入力方法についての報告です。
http://zhenyan.cocolog-nifty.com/twlog/2005/03/post_5.html

はっきり言って、入力方法をマスターすることは非常に時間がかかる。

中国語は漢字だけで書かれるため、キーボードとの相性は良くないようです。いろいろな入力方法があるようですが、どれもマスターするのにかなりの努力が必要なようです。

中国語の入力に親指シフトキーボードを使ったらどうかという試みがあります。理論的モデルだけですが、いくつかの考え方が提示されています。詳しくは拙サイトのケーススタディー(中国語)をご覧いただけたらと思います。基本的には中国語の音声をもとにしたものです。

その他の言語でも、ハングルタイ語ベトナム語イ語ビルマ語などに応用ができそうです。

ローマンアルファベット以外の文字を使う言語にとっては英語用のキーボードは必ずしも使い勝手の良いものではありません。それぞれの言語の伝統と規則をもとにした使いやすい入力方法を考えることが真の意味でIT(情報技術)を味方にすることなのではないでしょうか。

かな打ち!さんからのリンクで見つけたブログ記事についてでした。かな打ち!さん、ありがとうございます。

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2005/03/27

Re: 親指シフトのノートPC(@風の探検隊)

阿施光南さんも親指シフトのノートPCを買ったそうです。
http://mach.air-nifty.com/kazetan/2005/03/post_27.html

最近は若い親指シフトユーザーも増えているそうだ。

これは頼もしい話です。どういう風の吹き回し、いやいや、どんな理由で選んでいるのか、使っての感想、困ったことはないか、等々聞いてみたいですね。

私がワープロを選んだ時、「最新ワープロ大百科」での古瀬幸弘さんの記事を見て、とても分かり易く親指シフトの良さを説明されていたのを思い出します。こういう体験をしている人は結構多いようです。

これからパソコンを選ぼうという人、そして日本語の入力方法について問題意識をもっている人にそのような目安になるような良い情報源があると良いですね。微力ながらも役に立つようなサイトを作っていきたいと考えています。

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2005/03/26

Re: ■いよいよ発売!(@もう日本語入力に悩まない!_M式入力と脳力開発)他1件

NECのワープロに使われていたM式キーボードを普通のキーボードで実現するためのソフトがもうすぐ発売されるそうです。
http://m-keyboard.cocolog-nifty.com/mkeyboard/2005/03/post_7.html

3月31日に発売となる五十音M式入力ソフトです。

M式はNECの森田正典さんが考案された日本語入力の方式で、ローマ字入力をベースにしています。また、エルゴノミクスを考慮した専用キーボードも一時販売されていました。

基本的な考え方は右手で子音、左手で母音を入力するというものです。日本語の子音は14個ですので、右手の3段でカバーできます。左手のホームポジションに母音を配置するのは、Dvorak配列と似たところがあります。

さらに、専用のM式キーボードでは、親指で操作する子音シフトキー、母音シフトキーを使って、子音、母音をそれぞれ拡張したものの入力を容易にしています。

すなわち、親指で操作するキーを導入することにより、他の指で操作するキーを2倍に活用できるようになっています。これは親指シフトと同じ思想です。

普通のキーボードのホームポジションの中指をシフトキーのように使う「月」配列でも、中指の代わりに親指シフトキーを使うようにすることはできるようです。
月配列を親指シフト化
http://ujiro.ameblo.jp/entry-a3f4e34ab37aa83c7310bdb4d3460e8f.html

ふと、実は今やってる4シフトの月配列はそのまますぐに親指シフト化できる!なんていう全くもって余計なことに気付いてしまったw。

この二つの入力方法は、ローマ字入力ベースかかな入力ベースかという基本的な考え方はまったく異なっています。それにもかかわらず、「親指で操作するキーを導入することにより他の指で操作するキーを少なくとも2倍に活用する」ということは共通しています。

さらに他の入力方法の例をあげれば、「飛鳥」も基本的には親指シフトですが、配列がNicola配列と異なるというのが一番の違いです。

こうしたことを見ると、「親指シフト」の基本的考え方はその他の入力方法でも生かされているのではないかという仮説を立てたくなります。

私は前に、親指シフトの考え方は
3*3*5*2=90
という式であらわせるのではないかと思ったことがあります。
http://homepage3.nifty.com/gicchon/sub144.htm
の一番下のリンク(パワーポイントのプレゼンテーション)の3枚目のスライドにあります。

つまり、3(一つのキーを親指シフトキーで3倍に活用)*3(ホーム列とその上下段)*5(片手で各列の操作できるキーの数)*2(両手)という訳で、これが両手のすべての指を使って快適にタッチタイプできる実用的な目安なのではないかということです。

最初にあげたブログの別の記事
http://m-keyboard.cocolog-nifty.com/mkeyboard/2005/03/post_10.html
では、「三段五列」という表現で、これが「片手でスムーズに入力できる限界キー数」であると述べています。これを拡張するのが親指シフトなのではないかというのが私の考えです。

ここにあげた3つの方式のように表向きは違う入力方法でも、「親指シフトの基本的考え方」は最大公約数的に含まれており、このことは親指シフトの有用性の一つの証拠ではないかというのが私の仮説なのです。

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2005/03/21

Re: USBキーボード(@不用心日月抄)他2件

LewさんはUSB親指シフトキーボードKB231を買いましたが、少し問題があるようです。
http://kesamaru.cocolog-nifty.com/buyoujin/2005/03/usb.html

なんとこのキーボード、ドライバをインストールして使うのではなくJapanistなりOAKなりの専用IMEで駆動するような感じになっていたのだ。大ショック! これではATOKも使えないし、MacMiniで使用するなんてとんでもなく不可能だ。

USB親指シフトキーボード(コンパクト)KB661をMacMini等で使っている人はいます。
http://ayati.cocolog-nifty.com/blog/2005/02/mac_mini_2.html
http://smatsu.air-nifty.com/lbyd/2005/03/post_1.html

正確にはきちんと確認しないといけないのでしょうが、KB661とKB231は同じような動きをしているはずなので、可能性がまったくないとは言えないのではないでしょうか。どなたか詳しい方のヘルプたのみます。

ATOKについても親指ひゅんを使って使用可能(キーボードについては不明)という報告があちこちにあったと思います(ちょっと手元にないのでこれもどなたかヘルプ!)。

ということで、お蔵入りさせる前にもう一度KB231にチャンスをやってください。

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2005/03/20

Re: 親指シフトでの正しい打鍵法について中間集計(@とりあえず月配列とかのブログ)

「月」配列を使っているUジローさんが、打鍵のリズムについて尋ねたところいろいろな人から答がありました。
http://ujiro.ameblo.jp/entry-1c5426d79b90c986c27e0d11c902123f.html

先日来、親指シフトでの親指同時打鍵のやり方がよく分からずに悩んでいる、という記事(「清く正しく美しい親指シフトの打ち方???」、「親指シフトの正しい打鍵法ってどうやるんだぁっ!!!」)を書いたところ、Rayさん(飛鳥配列)、鈴見咲君高さん(姫踊子草配列)、yfiさん(飛鳥配列)が、皆様の場合の打鍵方法とアドバイスを寄せて下さいました。皆様、ありがとうございます!

いずれの方も同時打鍵を行う配列を常用している方々で、NICOLAの方がいらっしゃらないのが、よく考えると、大変、面白いところですが、引き続き、このネタについては、ご意見をお待ちしておりますので、NICOLA使いの方々もアドバイスを頂けると嬉しいです!

私がNicola代表というわけではないのですが、まずは私の感覚を書くとすれば、おそらく「1拍で1打」だろうと思います。これは上記の方々と同じです。英文タイプなどの場合は、頻出の続き文字、例えばtheなどを打つ場合はそれをひとかたまりにしてさっと打つという感じがあるのですが、日本語の場合はどうもそこまではいっていないような気がします。これが親指シフトあるいはNicola配列のせいなのか、あるいは単に私の入力速度がそれほど速くないからなのか、あるいはその他の要因なのか分かりませんが、いずれにせよ、主観的には、あまり速度が変化せずに一定のリズムで打鍵しているような気がします。なお、このリズムはシフトがあるかないかに関係ないようにも思えます。つまり、親指シフトによる速度のロスはあまり感じていません。

親指シフトを使い続けていると、普通こうしたことは考えたこともなく、それほど自然に手になじんでいるということなのかもしれません。でもたまにはこうしたことも考えてみると面白いかもしれませんね。良い題を出してくれたUジローさんに感謝します。

ところで、日本語以外で考えた場合、文字と打鍵のリズムの関係はさまざまで、「1打鍵で1文字」という親指シフトが日本語でとてもうまく実現している原則を実現することは難しい場合が多いようです。例えば、拙サイトにあるベトナム語の理論モデルhttp://homepage3.nifty.com/gicchon/sub148.htmにおいては、1回の打鍵で複数の文字が入力されることもあるような仕様になっています。これはつづりよりも発音の規則を重視したためです。

発音 - つづり - キー入力の関係は考え出すと複雑なものがあります。日本語においてさえ、拗音、促音をどのように取り扱うかなど悩ましい問題があるような気がします。

まあ、あまり気にせず気楽に文章を作れるという目的さえ達成できれば良いんだと思うんですけどね。

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2005/03/19

Re: 3/14日記(@日記)他2件

bop-gunさんの経験です。
http://blog.livedoor.jp/bopgun/archives/16449046.html

思い立って、macのクラシック環境で動く親指シフトのソフト"NICKEY"をインストールする。10数年ぶりの親指シフト、指が全くおぼえておらず、愕然とする。思い出してくれば、その入力の速さに快感を感じるようになってくるのだろうけど。

記憶と現実の違いは大きいのでしょうか。それでも、親指シフトでの入力の快感を覚えておられるのはすごいですね。

松浦晋也さんの親指シフト練習の結果です。
http://smatsu.air-nifty.com/lbyd/2005/03/post_4.html

練習の結果、キーがどこにあるかで迷うことは無くなった。入力はまだローマ字のほうが速い。

どちらが楽かなどもレポートお願いします。

親指シフトを試したことのある方の感想です。
http://d.hatena.ne.jp/motomachi24/20050314#p1

Dovorak配列を覚えようかと思ってます。以前、合理的と評判の親指シフトを試してみて、それがまったくのデタラメ*1であることが解ったという経験があるのでそれほど期待はしていないのですが、話の種に良いかなと。

議論を吹っ掛けるつもりは全くないのですが、どのようなところが問題だったのでしょうか。もう少し具体的に教えていただけると助かります。しがないセールスマン(笑)にとっては、不満が残っている方の思いも無視よりは次のアクションへの材料になりますので。

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2005/03/12

Re: トラックバック企画 文字入力のこと(@駆り立てるのは野心と欲望、横たわるのは犬と豚)他1件

やぎさんのトラックバック企画は文字入力に関してです。
http://www.doblog.com/weblog/myblog/20259/1100405#1100405

皆さんの文字入力環境教えてください。

1.入力方式は?
当然、親指シフトです。タッチタイプも当然です。

2.日本語入力システムは?
Japanistです。

3.キーボードは何を使ってますか?
USB接続のコンパクト親指シフトキーボードです。

このトラックバック企画のもとになった記事は以下の通りです。

TB:文字入力のこと やぎの場合
http://www.doblog.com/weblog/myblog/20259/1108382#1108382

家族や友人に「カナで打ってる」と言ったら馬鹿にされたとかで。 それだけで僕を無能呼ばわりしたり。

これはひどい。何でこんな考え方になるのでしょうか。日本語入力の技術は自分が一番使いやすいものを選べば良いので、他人からとやかく言われる筋合いはまったくありません。しかも、それがあまり根拠のないことに基づくものだったらなおさらです。

ところで、やぎさんは以下のように言っています。

「こんにちは」と入力したいとき、かな入力ですと 「こんにちは」の5文字。 対してローマ字は 「konnnitiha」の10文字。 極めれば圧倒的にかなのほうが早い!ように思えます。

この考え方には大きな欠陥があります。
実際に文字を入力する時、ローマ字はほぼホームポジションの位置とその周辺で用が足りるのに対し
カナだと数字が割り当てられている一番上の段にまで指を伸ばす必要があります。
この時間ロスたるや相当のものです。

結局どちらがどうという事はないのではないかと、やぎは感じています。

どの入力方法が良いのかを数量的に示すことは大変難しい問題です。特にきちんとした方法論に基づいた比較となると数は限られます。

親指シフトを含めた比較で私が良く使うのは以下のものです。

(1)打鍵数
http://nicola.sunicom.co.jp/thumb4_1.html
では、ローマ字入力は親指シフトに比べて1.77倍となっています。

(2)速度と覚えやすさ
http://nicola.sunicom.co.jp/spec/demand.htmの図3では、同じ時間だけ練習した後では親指シフト、JISかな、ローマ字の順で早く入力できるようになっています。

(3)指の動き
拙サイトの
http://homepage3.nifty.com/gicchon/sub18.htm
http://homepage3.nifty.com/gicchon/sub19.htm
http://homepage3.nifty.com/gicchon/sub20.htm
では、それぞれの入力方法でどのくらい指を動かさなければならないかを、粗々ですがしています。それによれば、JISかなやローマ字では親指シフトの2倍以上、指を動かす必要があります。

こうした証拠を見て判断していただければと思います。

最後にうれしい言葉。

今年中に「親指シフト」を習得したいから。

今年中と言わず、是非今すぐどうぞ(笑)。親指シフトコミュニティーは求められればいつでも助けに行きますよ。

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2005/03/08

Re: ローマ字入力ができない身体に・・・。(@ねずみのぶろぐ)他1件

親指シフトを練習してきたねずみさんの体験です。
http://nezumi-blog.seesaa.net/article/2239632.html

今日、久しぶりにローマ字入力のパソコンにさわったら、日本語入力で指が動かなくなっていた。 いやぁ~、驚いた。

同様に、親指シフトを練習してきた青橋さんです。
ローマ字は遠くになりにけり
http://blog.livedoor.jp/aohashi_yutaka/archives/15722081.html

今日、ちょっとだけローマ字入力する必要があったので久々にやったんですが……あれれ、すっかり指が忘れてる(^^;

恐るべし親指シフトの呪縛?
親指シフトを売り込もうとするセールスマンがこんなこと言っちゃいけないかな。

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2005/03/06

Re: 親指シフトに関する私のスタンス(@戦艦ひよこまる)他3件

hiyoko-maruさんの親指シフトに対する考え方です。
http://blog.goo.ne.jp/hiyoko-maru/e/b09be6c25c19a1f8117127e24b4c6321

わたしは親指シフトユーザーです。頑固な親指シフトユーザーです。困難を乗り越えて、なんとか親指シフトを使いたいユーザーです。

しかし、自ら望まない人に押しつける気はまったくない。ましてや親指シフト以外の「劣等性」について語る気もない。

親指シフトは、疲れない、自然な日本語入力のできる、素晴らしいシステムである。それは事実だ。それは大声で言ってもいい。ぜひ普及してほしいと思う。そのための運動なら参加する。

ただ、親指シフト以外では、いい文章が書けないとか、思考能力に差が出るとか、ローマ字しか知らない人は気の毒だとか、そういう話にはまったくついていけない。

まったくその通りです。日本語入力の技術の特性は、最終成果物である文章の質に直接関係がないことです。だからこそ、自分の使いやすいやり方でやれば良いのであって、人に押しつけたりすることはまったく筋違いです。もちろん、自分が良いと思うものについてその良さを宣伝しようというのは自然なことであり、そのことと押しつけとは異なるものです。宣伝ぐらいで他の人の行動を変えられるぐらいだったら、みんな苦労はしないでしょう。

しかしながら、親指シフトを使おうとする人はいろいろな障害を越える必要があります。技術的、経済的、社会的、その他あります。私が望んでいるのは、親指シフトを使いたい人が少数派であるというだけで過大な負担を強いられることがないようにしてほしいことなのです。この負担を減らすのには、一番その恩恵を受けている現行の親指シフトユーザーの力が必要なのだと考えています。

Uジローさんの考える親指シフト繁栄を阻む3大障害です。
http://ujiro.ameblo.jp/entry-ad46bb58c3cd368ae2a2940756dc69d6.html

1.キーボードが合わない 2.親指シフトを実現するソフトウェア環境が整っていない 3.ノートPCの普及

詳細は元の文章を見てください。ここで言われていることは基本的に当たっていると思います。ただし、一つ気がついたのは、こうした困難の多く(全部ではない)は、技術的なもので、ある意味では解決可能なものだということです。親指シフトという基本的考え方についての問題点は1.にあげられている「親指との同時打鍵に慣れない」位かなと思われます。これにしても、多くの人が親指シフトを使い、その良さを認めていることからすれば、まったく初めての人でも乗り越えられない壁ではありません。むしろ、親指シフトを使ったことのない人からすれば、これから先、この技術が使えなくなってしまうという心配の方が大きいのではないのでしょうか。

以上のような点は、親指人口を増やす上では致命的な障害になる上に、既存の親指ユーザーには解決のしようのない話である。

確かに、これらの問題は解決しなければならないものです。とはいえ、「致命的」というのはセールスマンの私からは言えないものです。また、ユーザーはこれらの問題を直接解決できないのは確かですが、親指シフトコミュニティーの一員として声を上げて力を作っていくことはできるのではないでしょうか。親指シフトがこれだけ少数派になっても使い続け語り続けるユーザーがいることの意味を私は重く考えます。

松浦晋也さんはMacOSXで親指シフトを使えることが分かったので専用キーボードを買いました。
http://smatsu.air-nifty.com/lbyd/2005/03/post_1.html

しかし私は親指シフトに乗り換えなかった。その未来が不透明だったためだ。キーボードという基本的な入力デバイスを富士通一社に握られるのもイヤだったし、そもそもMacに接続するのも面倒だった。 が、私は親指シフトへの興味を持ち続けた。考える速度で書くことへの憧れがあったからだ。

これで分かるように、現行の親指シフトユーザーが、とにかく使える道を探し出して、使い続けること、そしてそのことを外に向けて発信していくことにより、親指シフトの技術は保たれているのです。

しおんさんも使い続けています。
http://tactics.jugem.jp/?eid=64

さらに、新しい親指シフトノートPCが、2004/12/13で発売されてますよ。

もうそろそろ買い替えの時期かもしれないですね。

使い続けることの重要性が分かります。

***
hiyoko-maruさんの記事の中にトラックバックの使い方のことが書かれています。私のこれまでのブログの経験からすると、トラックバックをする時は相手の記事へのリンクを付けてもらった方が良いと思います。トラックバックをもらった方からすると、自分の記事がトラックバック元の記事の中でどのように使われているか気になるからです。ブログによっては、記事へのリンクがないトラックバックはお断りというところもあるようです。

ブログはまだ新しいメディアですから、使う方も経験の蓄積がまだありません。楽しくうまく使えるようになれば道具としての良さが光ってくると思います。

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2005/03/04

Re: 雪降るかもね(@aya-maniacsニッキ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜゚・*)

女優・声優の石津彩さんのお父様の話です。
http://ayakkumakuma.way-nifty.com/ayamaniacs/2005/03/post_1.html

うちのダディ嵐(本名)がついに! パソコンデビューいたしました。 今まで使ってた骨董品のようなでかい ワープロ(しかも親指シフト)とは別れを告げたのです。 パパは小説家ですので、まずは原稿を書ける 状況にならなければ話にならないということで、 こないだ呼び出されてワードのやり方を教えに行ってきました。

親指シフトはそのまま使っておられるのでしょうか。もし、そうでなければ、例えばhttp://nicola.sunicom.co.jp/http://homepage1.nifty.com/cura/oya/を教えて差し上げてください。きっと喜ばれます。

小説家など文筆業の方には親指シフト愛好者が多くいます。これも大きな競争力の源泉だけと思っています。

親指シフトに関しての最近の記事としては、遠藤諭さんの先見日記などが良いですね。

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2005/03/03

Re: ローマ字入力って大切?(@New のりくんの日記&関西温泉情報)他3件

子どものパソコン入力環境のことはこれまで何回もとり上げてきました。書く度にもどかしい思いをして、何とかならないか、何をすれば良いか、悩みはつきません。

小学校一年生ののりくんのブログです。
http://blog2.fc2.com/norikun/blog-entry-35.html

早いのはかな入力なんだけどね。小学校ではどう教えているだろう。

かな打ち!によると、小学校でどのように入力を教えるかは決まった方針はないようです。
http://typing.cocolog-nifty.com/blog/2005/02/post.html

パソコンの文字入力をどうするかというと。 ○小学校4年生でローマ字入力を習ってから、ローマ字入力を教える。 ○小学校3年生の総合的な学習の時間でローマ字を教えて、ローマ字入力を教える。 ○ローマ字の表を与えて小学校3年生あるいはそれ以前からローマ字入力を教える。

それ以前の学年ではどうしているかといえば
○かな漢字変換プログラムの「クリックパレット」等でマウスでクリックして入力させる。
○かな入力でやらせる。
○パソコンで文字入力は教えない、あるいは「禁止」。

campさんの観察です。
http://camp.ameblo.jp/entry-670a925ca74d341274277ae770831430.html

 その入力には、ローマ字が必要となる。ローマ字そのものを知らない子どもにとっては、お手上げ状態となる。よくキーボードを見ると平仮名が書いてあるのに気づく。自然のなり行きで子どもは、かな入力をする。もし、そこに大人がいるとなぜかローマ字入力を勧めるようだ。それは至って簡単、自分がそれをしているからだ、キーの少なさからかこれが一番と思っている。  それを押しつけられた子どもはたまらない、日本語で作文を書かなきゃいけないのに思考回路にまず、日本語をローマ字に変換しなければいけないから、二重苦と相成るのであった。

NAGIさんの娘さんは、家で親指シフトを教えてもらっているのに、学校ではできずに困っています。
http://nagibox.air-nifty.com/nagi/2005/02/nicola.html

すると、キーボード練習ができない、とSOSが。タイピング練習がゲーム風にできるようになっているらしいのだが、ローマ字とカナをの選択で「カナ」を選んだのに文字がでないというのだ。見ると、ATOKスマイルの設定が「ローマ字」になっていた。それは「カナ」に変えてやったのだが、だが、画面上に指遣いの案内がでるのは当然JISカナ。親指シフトではない。

「“き”のところなのに、“の”になってる」と、娘はすごく悲しそうな顔をしている。

現実世界の問題にどのように対応するかはとても重い課題です。大人だったら自分の考えで良いものを選べば良いし、その責任は自分で取るしかありません。子どもはそうはいきません。大人より長い時間を自分で生きていけるように力を付けていく必要があります。

日本語の文字入力に限らず、教育は「個人の能力を伸ばす」という面と「社会の規範に合わせる」という面の両方があります。どちらが欠けても、社会の将来は維持できません。

日本語入力において親指シフトは一番優れたものの一つであることを私は信じています。それは、ITを使うために日本語の文章を作成するという、おそらくこれから長い間なくなることがないであろう技術に関するものです。だから、使いやすいものを選ぶ必要があるのです。

入力技術で大事なのはタッチタイプです。少しの努力でこれほど将来役に立つ技術はありません。だから、使いやすく楽な方法を選びましょう。確かに、ローマ字入力でもJISかな入力でもタッチタイプはできます。本気で練習すれば速さだってそこそこはいきます。でも、楽さは明らかに違います。覚えるのも親指シフトの方が速いのです。

でも、社会の状況は言うだけでは改善しません。現にあるものの優位というのはとても大きいのです。だから何かの行動が必要です。私も子どもにはローマ字入力への切り換え方法を教えません(笑)。

セールスマンを自称している私の仕事は、教育現場及び教育行政向けのセールスパンフの作成ですかね。

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