Re: 俺の勘違いだったのか…@NICOLA。(@雑記/えもじならべあそび…というか、飛鳥(カナ配列)試用中の日記。)
飛鳥配列を試している方の親指シフト論です。当ブログでとり上げたブログについてもコメントが書かれています。
http://d.hatena.ne.jp/maple_magician/20050130
しかし、以前は「移行日記etc」がほとんど無かったような気がするNICOLAですが、最近は過程に関する記述が多くなってきたようですね。こういった「習熟過程の記録」は、他のどんなに良くできた教科書よりも参考になるだけに、拝見していて大変参考になることが多いです。
まさしくその通りです。特に親指シフトのような「使いやすさ」という、なかなか定量的な比較になじまないものを薦める時には、実際に使った人の体験談が一番の説得材料です。これはある意味でブランド製品の販売戦略と似ているのではないかなと思っているんですが、どうでしょうか。ロゴの付いたバッグや、エンブレム付きの自動車、店の名前が大書されている包装紙など、みんなユーザーをセールスマンにしています。親指シフトは文章を見ただけでは分からないのがつらいところです。ユーザーが声を上げるのを応援するしかないですね。
自称セールスマンの私にとって、もっと参考になるのが実は「親指シフトをやろうと思わない、あるいはやろうと思ったがやらなかった(あるいはできなかった)」人の記録です。これはある商社に勤めていた人に聞いた話ですが、セールスが失敗に終わった時はlost sales reportというのを必ず作るのだそうです。どういう商品をどういう売り込み方をして、どんな問題点を指摘され、どのように解決した(あるいは、できなかったか)をきちんと記録することにより、失敗の原因を明らかにし、次の機会には改善するというプロセスが回るようになっています。この話を聞いた時、とても感心しました。親指シフトに限らず、仕事のやり方として大事なことだなと思ったものです。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント