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2005年1月の記事

2005/01/31

Re: 俺の勘違いだったのか…@NICOLA。(@雑記/えもじならべあそび…というか、飛鳥(カナ配列)試用中の日記。)

飛鳥配列を試している方の親指シフト論です。当ブログでとり上げたブログについてもコメントが書かれています。
http://d.hatena.ne.jp/maple_magician/20050130

 しかし、以前は「移行日記etc」がほとんど無かったような気がするNICOLAですが、最近は過程に関する記述が多くなってきたようですね。

 こういった「習熟過程の記録」は、他のどんなに良くできた教科書よりも参考になるだけに、拝見していて大変参考になることが多いです。

まさしくその通りです。特に親指シフトのような「使いやすさ」という、なかなか定量的な比較になじまないものを薦める時には、実際に使った人の体験談が一番の説得材料です。これはある意味でブランド製品の販売戦略と似ているのではないかなと思っているんですが、どうでしょうか。ロゴの付いたバッグや、エンブレム付きの自動車、店の名前が大書されている包装紙など、みんなユーザーをセールスマンにしています。親指シフトは文章を見ただけでは分からないのがつらいところです。ユーザーが声を上げるのを応援するしかないですね。

自称セールスマンの私にとって、もっと参考になるのが実は「親指シフトをやろうと思わない、あるいはやろうと思ったがやらなかった(あるいはできなかった)」人の記録です。これはある商社に勤めていた人に聞いた話ですが、セールスが失敗に終わった時はlost sales reportというのを必ず作るのだそうです。どういう商品をどういう売り込み方をして、どんな問題点を指摘され、どのように解決した(あるいは、できなかったか)をきちんと記録することにより、失敗の原因を明らかにし、次の機会には改善するというプロセスが回るようになっています。この話を聞いた時、とても感心しました。親指シフトに限らず、仕事のやり方として大事なことだなと思ったものです。

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2005/01/30

Re: 親指シフト入力・まとめ(@ねずみのぶろぐ)

ねずみさんの親指シフト練習も10日間をすぎ、とりあえず特別な練習期間は終わりです。
http://nezumi-blog.seesaa.net/article/1769531.html

まずはじめに「今後」。親指シフト入力をするための「特別な練習」は一先ず終わり。あとはこのまま使用を続ける。

といううれしい言葉。

ポンっとたたけばポンっと1音(文字)でる感覚は結構心地よい。 ローマ字入力で「あいうえお」と「かきくけこ」を入力するときの感覚違い。「あいうえお」を入力するときの心地良さが親指シフト入力にはある(主観的)。

主観的でもこういう気持ちって大切なものだと思っています。私も、前に書いたように、ローマ字入力でいやなのは、ローマ字が一瞬現れ、次にひらがなに変わるという目まぐるしさです。

どんな理由であれ、親指シフトを試して使い続けようという人が出たのはうれしい限りです。これからも、親指シフトでどんどん記事を書いてください。時々は親指シフトについても書いてくれると最高!ですよ。

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2005/01/29

Re:親指シフト(@一日一歩~青橋由高の特別でない毎日~)他1件

親指シフトを練習している青橋さんは、新しい小説を親指シフトで書けるぐらいまでに慣れてきたようです。
http://blog.livedoor.jp/aohashi_yutaka/archives/13156460.html

久しぶりに親指シフトの打鍵速度を測定してみました。 結果は……110~140文字/分ってとこですか。 前回はよくて100ちょいだったので、かなり速くなってます。実感でもわかりました。 でも、標準というか目標値が150らしいので、まだまだですね。

親指シフトが早いかどうかという議論が日本語入力コンソーシアムの掲示板
http://nicola.sunicom.co.jp/info4.html
でもひとしきりありました。時々は的外れな意見や度を越した物言いなどもあって、なんだかなあという気持ちで、横目で見ていました。

どんなことでも議論をする場合は、土俵を決めるという作業をしておかないと、不毛な議論に陥りがちです。短兵急な結論への誘導、根拠のない決めつけ等、見苦しい限りです。

親指シフトは早いか?という議論に対しては、私は次のように考えています。

キーボードによる入力に関して事前のバイアスがない(特定の入力方式による練習をしたことがない)人に対して、同じような条件(練習時間など)で練習をした場合、実用的な水準(青橋さんの言っている150文字/分程度以上がそれに当たると考えられます)まで到達するのに短期間で済む。反対に、同じ時間の練習ではより多くの文字が入力できるようになる。

この根拠は
http://nicola.sunicom.co.jp/spec/demand.htm
の図3ですが、いずれにせよ、「親指シフトは早いか?」という単純な質問の奥にあるものもきちんとみる必要があります。

Nicola掲示板でもう一つ気になったことが、「打鍵が早い」と「入力が早い」の混同です。ローマ字入力は、「打鍵が早くても入力は遅い」のです。キーボードによる入力の最終目的が、「できあがった文章」にあるとすれば、それに到達するのに簡単な方法をとるのは合理的な人間のやることです。英文の入力でも、人指し指だけを使って目にもとまらぬ速さで打鍵する人はたくさんいます。でも、それは良い方法でしょうか。打鍵の速さと入力の速さの混同の裏にはこうした問題があるのです。

なお、親指シフトでとても早く入力できる人はもちろんいます。例えば、
http://www.marchingkids.net/hamakaze/f5/score.htm
は、入力速度日本一になったはまかぜさんのスコアですが、誤りを差し引いても1分間に250文字以上、入力しています。打鍵数はもちろんそれより多くなります。

だからといって文体が変わるわけでもないので、読まれる方には全然関係ないですね(^^; 厳密に言えば多少は変わるんでしょうけども。

どんな入力方法を使って文章を書いたかは最終生産物である文章を見ただけでは分かりません。だからこそ、各人が使いやすい方法を選べば良いのです。親指シフトを使いたい人がきわめて大きな困難を経なければならない状況だけは何とかならないのかというのが、私を含む親指シフトユーザーの気持ちだと思います。

ねずみさんの親指シフトへの挑戦は8日目になりました。
http://nezumi-blog.seesaa.net/article/1740420.html

PowerBookの親指シフトキーボード版なんて、絶対でないんだろうなぁ。

親指シフト化して使っている人は結構いるようですね。
http://www.katoh-masafumi.com/oyayubi/index.html

親指シフトユーザーは、いつでもどこでもどんな条件でも使いたいと思っているのです。

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2005/01/25

Re: 職場でも親指シフト(@Passing Pictures)

かれんさんは、職場を移られてパソコンの環境も変わり、親指シフトを実現するのに苦労されています。
http://shonan.or.tv/karen/archives/000180.html

今日はこっそり「親指ひゅんQ」をインストール。

こっそりやっていることをこのブログで採り上げちゃっても良いかなと思いますが、まだそんなに見ている人もいないでしょうからお許しを。

自宅での環境と違い、移動しながらや出先、勤務先などでパソコンを使わなければいけない、それも文字入力をたくさんしなければならない、という時はみんなと違うことをやっているというだけで、ずいぶん苦労しなくてはなりません。

本当は自分の慣れたキーボードを持ち歩き、どんな環境でもそれをささっと接続して、必要なソフトもUSBメモリーに入れておいてささっとつないで、「はい、親指シフト環境出来上がり」、仕事もささっと片づけて、元通りにしてささっと撤収!なんてできるとかっこいいなと思うんですけど。料理人が「包丁一本さらしに巻いて」というのと同じようにね。

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Re: 親指シフト入力・5日目(@ねずみのぶろぐ)他2件

前の記事で紹介したねずみさんは、親指シフト練習の様子をブログに書いてくれています。
http://nezumi-blog.seesaa.net/article/1701208.html

「ら」「ほ」がどうも打ちにくい。 ちょっと急いで入力しようとするとローマ字入力のキーを打ったりしている。

他の入力方法から移行する場合はこうしたことはどうしても起こります。あわてず楽しく練習をしてください。引き続きのレポート楽しみに待っています!

ねずみさんの4日目のレポートには次のような感想も述べています。
http://nezumi-blog.seesaa.net/article/1690353.html

なんか1打鍵1文字入力って心地いい。

ローマ字入力をしている時にいやだなと思うことの一つに、例えば「か」を入力しようとする時、画面に一度アルファベット「k」が現れ、次に「a」を押すと、それが「か」に変わるという、画面の忙しさがあります。これが親指シフトなら(JISかなでもそうですが)最初から「か」が出てきます。もちろん、その後、かな漢字変換をすれば画面も変わる忙しさはある訳ですが、一段階でもそうしたことが減るのはほっとします。

ねずみさんの心地よさがどのようなことに起因するかは分かりませんが、こうした気持ちの問題もきちんと評価することが必要だと思います。

親指シフトの練習も佳境に入っているforestpenさんは次のように言っています。
http://forestpen.exblog.jp/1577383

親指シフトはローマ字入力より楽に入力できるし、文章を直感で入力できるのが何より楽しい。

このような「数字に表れない」ものこそが、これからの時代には重視されるものではないかと思っています。ブランド品の良さを語るのと相通じるものがあるような気がします。

使った人しか分からない気持ちを語ったものは大変貴重です。親指シフトのセールスマンの私としては、販促資料の一つとして大切に使わせてもらうことによって、親指シフトに興味を示している人
http://d.hatena.ne.jp/nejire-neko/comment?date=20050124#c

時間が許せば、「親指シフト入力」の習得にトリカカリタイ。

を説得する材料にもなるのだと考えています。

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2005/01/20

Re: 親指シフト入力に挑戦。(@ねずみのぶろぐ)

ねずみさんも親指シフト入力に挑戦しています。
http://nezumi-blog.seesaa.net/article/1646971.html

練習すること数時間、キー配列はだいたい覚えた。

数時間の練習でキー配列をだいたい覚えたというのはかなり早い人ではないでしょうか。とはいえ、実際に快適にタッチタイプができるまでは焦らず楽しくやってほしいですね。

本ブログでは、親指シフトに挑戦している人は積極的に取り上げていきます。トラックバックをすることで、こちらを見てもらい、他にも挑戦している人がいる人がいることを知ってほしいと思うからです。仲間は多い方が良いですからね。できたら、上達の程度や感じたことなどもご自身のブログやこちらのブログのコメントなどで書いてもらえるとありがたいですね。もし、ご自身のブログの記事にしたらトラックバックもよろしくお願いですよ!

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2005/01/16

Re: キーボード練習再開(@Nicola との無謀な戦い)

tonogusaさんは親指シフトの練習を再開したようです。
http://www.doblog.com/weblog/myblog/2545/898757#898757

親指シフト専用KBで入力練習。テキストは、fujitsuの「親指シフトキーボード入門」 久しぶりなので、指が疲れる。毎日15分は、やりたいところ。

専用キーボードで練習するのは良いですね。親指シフトの長所・短所ともに一番よく分かるからです。

親指シフトの練習を始める時、このようにできる(あるいは、やろうと思う)方は多くないのかもしれません。親指シフトがものにならなかった時には専用キーボードへの投資が無駄になってしまうからです。このことが親指シフトへのハードルを高くしているとしたら、それを低くすることを考えないといけません。

私が最近言っているのは、押し入れ(かどうか分かりませんが)に眠っているOASYSを親指シフトの練習用に活用できないかということです。ワープロ専用機は、文書作成のためにはまだまだ使えるところがありますが、インターネットを活用したり、多くの人と共同で作業をするためにはもう力不足となっています。でも、キーボードによる入力という基本的技能(OSやアプリケーションに関係なく)を学ぶには十分な機能を持っています、というより、パソコンより優れているところもあります。OASYSに付属しているキーボード入力練習用のソフトはとても良くできていて、これだけでも力の入れ方が違うなと思ったものです。

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2005/01/15

Re: Macを見に行っているどころではない(@雑記、日記、運の尽き。)他1件

親指シフトユーザーに悲劇が襲いました。
http://d.hatena.ne.jp/monoikos/20050112#p1

突如前触れもなく私のキーボードが壊れたのである。

大鳥香弥さんは、パソコンを新しくしても以前から使っていた親指シフトキーボードを使い続けていますが、設定などで難しいところがあるようです。
http://blog.goo.ne.jp/otorikaya/e/3fa8e2df370096f43fb35fbac9d0d11f

まずキーボードでつまずきました。元々使っていたのが親指シフトキーボードなんですが、これは是非このまま使いたいと思い、付いてきた新品キーボードと取り替えました。一応使えるんですが、細かい設定がうまくいきません。 まあいいや。とりあえずこのまま使いましょう。

親指シフトユーザーが使い続けるために直面する困難は様々です。まあ、みんなが使わないものを使おうというのですから確信犯のようなもので、自己責任で解決しなきゃダメじゃないかという理屈もあるのかもしれません。とはいえ、困った時に何らかの意味で助けになってくれるようなところがあるとないとでは大違い。

こうした解決の方法はいろいろで、お金持ちだったら金で解決、ということになるのかもしれません。親指シフトの場合はコミュニティーの力が大事だと思われます。掲示板やブログ、ユーザーのホームページなどで情報がえられる可能性があることは大変な安心感ですが、それだけでなく、親指シフトが良いと認め、使い続けるというユーザーが他にもいると知ることも大事です。

このブログもそうした精神で作っていこうと思っています。

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Re: 親指シフト(@GNOと株の日々)

新しい親指シフトノートパソコンを買うことに決めた人をまた発見!
http://gno-kabu.cocolog-nifty.com/agatte/2005/01/post_10.html

普通の人は買わないな・・・ ブワッハハ!!(▼▽▼)人(▼▽▼)ブワッハハ!!

いやいや買うことに決めた人も結構いますよ。このブログでも何人か紹介しています。

買ったらレポートよろしくお願いいたします!

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2005/01/10

Re: “親指シフター”親の悩み(@NAGIの小箱)他2件

NAGIさんの娘さんは父親に対抗して親指シフトに挑戦しています。NAGIさんは親として悩むところもあるようです。
http://nagibox.air-nifty.com/nagi/2005/01/nicola2.html

親指シフトでキーを覚えることについては、なんだかイバラの道を歩ませるようで、正直、親として・・・なところもある。

この方も親として悩んでいます。
子供のキーボードをどうするか。(@パソコンは「親指シフト」)
http://oyayubi.cocolog-nifty.com/oyayubi/2004/07/post.html

私自身はどんな場面でも困ることはないのだが、困ったのは子供。 自宅では親指シフトで使っているのだが、ブラインドタッチはできないレベル。で、キーの位置を覚えていないので、他では「親指ひゅんQ」などのソフトを使うこともできないわけだ。で、ローマ字にしてもいいんじゃないと言っているのだが、自宅で使うのはどうしても、「親指」。ローマ字にする気は無いらしい。それはそれでいいのだが、なんか、親は悩むんだな~。

私のところも子どもたちがどの方法で入力するかは悩みがあります。とはいっても、家にあるパソコンはすべて親指シフトになってしまっているので、仕方なく(?)親指シフトで入力しているようです。別に教えた訳ではないのですが、覚えたようです。ただし、小学生4年生の息子は学校でローマ字入力を習っているようで、親指シフトキーボードでどうしたら良いか困っているようです。親指シフトキーボードでもローマ字入力に変えるのは簡単なんですが、あえて教えないようにしています(笑)。

子どもが学校で、みんなと違った方法で入力しようとするときにどんな困難に直面するか、いじめに合わないようにするにはどうすれば良いか(おおげさか)など、親として考えることはいろいろあります。こうしたことについても、親同士が意見交換を気軽にできるようになれば良いなと思います。そのためにも、親は断固として親指シフトを使い続ける(いや原理主義じゃないんですけどね)必要があります。

ただ、小学校で教えようとすると理論だけではなく実践的な問題をどのように解決するかという難しい問題があります。
小学校に親指シフト……堂々巡り?(@親指シフトの部屋)
http://oyayubishift.cocolog-nifty.com/oyayubishiftnoheya/2004/12/post.html

だれが指導するの?学校の先生がまず親指シフトをマスターしてなきゃ。それともインストラクター派遣?だれが金出す?

う~ん,鶏が先か卵が先か? 悩ましいところですぅ・・・

なし崩し的に今あるやり方がそのまま踏襲されてしまうというのが一番まずい(だが、そうなってしまう可能性が一番高い)のだとすれば、声を上げるようにするのが最初かもしれません。それさえもどのようにすれば良いのか、なかなか見当がつかないのがつらいところです。

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Re: 親指シフト→nicola(@** びぃちゅう>あっぷ **)

ここにも、親指シフトを試している人を発見しました。
http://d.hatena.ne.jp/mezzobeat/20050109#1105250313

だけれども思考をいったんローマ字に変換するという作業が、回路の少ない私の頭ではスムースに入力することができないため、昨日から「nicola」というキーボード配列にしました。 (中略) しかしまだ馴れていないのか、むずかしい!!

ローマ字入力をする時に、頭の中で、ひらがな→ローマ字という変換(例えば、「か」→「ka」)をしているかどうかは議論のあるところのようで、ローマ字入力に慣れている人は、そんなことは考えもせずに指が勝手に動いていく、と言う人が多いようです。そうであっても、指の動きは平均的に見て、親指シフトに比べればずっと多いので、長い間の入力では疲労の面でもかなり差が出てくる可能性があります。

そんな理屈はともかく、mezzobeatさんのように親指シフトを試している人がいるという事実は親指シフトコミュニティーにとっては心強いものがあります。本ブログの少し前の記事を見てもらえれば、そうした人が他にもいるということが分かります。習い事は何でもそうですが、親指シフトの練習も最初のうちはなかなか成果が上がらず、いらいらすることも多いようです。でも、そのような経験をしているのが一人ではないと知ることは、とても励みになることなのではないかと思います。ですから、親指シフトに変えようとしている人は、ぜひ経過を発表してほしいなと思っています。親指シフト習いはじめのもどかしさを乗り越えたところで見えてくる世界を自分の言葉で(そして親指シフトで!)語ってもらいたいのです。

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2005/01/08

Re: 親指シフト、快適になってきた(@杜・ForestPen)他1件

forestpenさんの親指シフトへの挑戦も?か月となり、快適に使えるレベルまで進んだようです。
http://forestpen.exblog.jp/1505957/

やっと分速100打鍵のレベルに到達した。

もう私は打鍵数や文字数を図る親指シフトの練習は長い間していないので、どの程度の速さか分かりませんが、数値はともあれ、快適に使えるようになればあとはスピードはついてくる、と思っています。ぜひこのまま続けて親指シフトを使い続けることと、実際に変えたことの記録を公開してもらえると良いなと思っています。

青橋由高さん(この前は名前を間違えてしまいすみませんでした)も親指シフトに挑戦しており、結構進んできています。
http://blog.livedoor.jp/aohashi_yutaka/archives/11873121.html

親指シフトは、ゆっくりと馴染んできたところです。取り敢えず、「このキーはどこだっけ?」というケースはほとんどなくなりました。あとはスピードを上げて、ミスを減らすことですね。

ここまで来るとタッチタイプの良さが実感できるようになったのではないかと思います。あとは上達は早いと思います。

このブログの前の記事のコメントにあったさいさんも今ちょうどつらいところのようです。でも、ある程度のところまでいけばあとは自然と指が覚えてくれるという感覚が出てきます。そうすれば、もう後戻りはないというのが私の観察です。

親指シフトに替えた人に、その経過をなるべく詳しく書いてもらいたいのはやまやまなんですが、問題は、最初の慣れないうちは打つのがとても遅く、特に、ローマ字入力などでかなり早くタイプすることができる人は、もどかしい思いをされてしまうことです。たくさん書いてもらいたくても、これまでの入力方法でやってしまうとせっかくの練習の効果を減らしてしまうことになりかねません。

だから、親指シフトに替えようと努力している人にはあまりプレッシャーをかけない方が良いのかもしれません。親指シフトに十分慣れて、快適さが分かれば、どんどん書きたいことが文字にしたくなると信じています。とても楽しみにしています。あ、これもプレッシャーになってしまうか。

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2005/01/01

Re: キーボード(@TEA・茶・おちゃー 冷めてしまった)他1件

親指シフトに興味を持たれた方がいます。
http://blog.goo.ne.jp/misa001_2004/e/58f2f945b404cdf532e43cafaaa66b5a

最近、親指シフトキーボードというものに興味がわいた。 どんなものかなと、ネットでしらべると日本語が入力しやすいとか、興味がひかれることが書いてあった。

そうそうそうなんですよ、ぜひ使ってみませんか? みんなでサポートしますよ。以下のブログの記事のように始めた人もいます。早い者勝ち(!)です。

ローマ字から親指へ(@NAGIの小箱)
http://nagibox.air-nifty.com/nagi/2004/12/post_15.html

やじ馬の小2の娘も、自分もやりたいと言って練習し始め、強烈なライバル登場。

20年も続けたローマ字から、新たにキーを覚え直すのは大変だと思う。きっとイライラすることもあるだろう。でも、これから日本語の文章をまだまだ打ち続けるのだし、長い目で見たら、ぜったいに転向してよかったと思えるはずだ。

キーボード入力を習うこと自体が初めて(だと思う)の娘さんが、合理的なやり方を練習することは、ご本人のためにも素晴らしいことだと思います。これから使う期間が長ければ長いほど、また、これまでに覚えた入力方法のしばりが少なければ少ないほど、親指シフトを覚えるコストは少なく、ベネフィットは多くなります。娘さんが親指シフトを使い続けられるような環境をなくさないことは大人の役目です。親指シフトで恩恵を受けている大人のユーザーは声を上げていく必要があります。

ローマ字入力(その他の入力方法でも同じですが)である程度快適に仕事ができていた人が親指シフトに変えるのは一番コストがかかり、ベネフィットが感じられるまでには時間がかかります。これから先どのくらい使うかも大事なポイントですが、個人的には「明日からキーボード入力をしないことが確実だったら親指シフトにするのをやめた方が良い(笑)」という言い方が良いのではないかと思っています。いずれにせよ、セールスマンの相手としては一番の難物です(笑)。

それでも、攻略方法がないかといえばそんなことはありません。コスト・ベネフィットのある程度明確な見通しがつけば、合理的に自主的な判断ができます。一度決めたことを守ろうという頑固さ(いや、忍耐強さ)も期待できます。それだからこそ、納得ができるような判断を助けるような材料が必要です。セールスマン用語では販促資料ですね。これは必ずしも数値的なものである必要はありません。使いやすさのような数値化できにくいものだったら、実際に使用したユーザーの声でも十分な材料です。

いわゆるブランド物の販売戦略は「ユーザーをセールスマンにする」ことではないかと思います。ロゴのついたバッグを町中で持ち歩く人ほど有力な宣伝はありません。親指シフトもこの戦略を使えれば使用が広がり、親指シフトを使える環境の消滅を気にすることもなくなります。だから親指シフトユーザーは声を上げてほしいのです。

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