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2004/12/25

Re: 会社のパソコン。(@食!)他3件

bunkasabaさんの会社ではみんなのパソコンが入れ替えになりました。
親指シフトユーザーにとっては大問題が。
http://tekkamaki.exblog.jp/1416917/

私にとって致命的なのは、「親指シフト」入力できないこと。 会社のパソコンも自宅のパソコンも、「親指ひゅん」というソフトウェアを入れている。「キーボードの刻印と違った文字がでる」パソコンになっている。 JISキーボードと親指シフトの効率の差は一目瞭然。キーストロークの数が圧倒的に違うのだ。

しかし、いろいろいじっていたら問題解決!
http://tekkamaki.exblog.jp/1420586

出来ないと思っていた親指シフトが出来てしまった。

まずはおめでとうございます。皆さんにも広めてくださいね。

のきばさんは、親指シフトでワープロソフトもオアシスを使っています。
http://plaza.rakuten.co.jp/sugata/diary/2004-12-22/

今、富士通の親指シフト・キーボードとオアシスを組み合わせて使っている人って、どれくらいいるのでしょうか。たぶんPC使用者の0.1%以下でしょうね。絶滅寸前です。

確かに比率的にはきわめて少ないと思います。でも絶滅寸前ではないですよ!

オアシスを使っているところへ、ワードをインストールして、親指シフトで両方を快適に使っている人はいませんか。まあ、いないでしょうね。

私は、ワープロソフトとしてはオアシスを使うことはもうめったになく、ほとんどはワードで仕事をしています。ご存じかもしれませんが、親指シフトはどのワープロソフトとも組み合わせることができます。また、IMEも基本的に選ぶことができます。

日本語入力の方法は、仕事の最終成果物である印刷物や文書ファイルからは判別できません。分かる人がいたら超能力の持ち主です。だから、日本語入力の方法は各人が好きな方法を選べば良いのです。知価社会における生産性は、それぞれの人がどれだけ自分の考えをスムーズに引き出せるかによる訳なので、日本語入力のようなヒューマンインターフェースは使う人が一番良いと思う方法を選ばせることが重要なのです。それを画一的に押しつけることは、競争力を低下させる原因です。

親指シフトユーザーは哀しむことなく自信を持って使い続けて良いのです。

この件については、本ブログの別の記事
http://thumb-shift.txt-nifty.com/contents/2004/10/re_.html
をご覧下さい。

ヒデボーさんは小学校で親指シフトを使うことの難しさを書いています。
http://oyayubishift.cocolog-nifty.com/oyayubishiftnoheya/2004/12/post.html

だれが指導するの?学校の先生がまず親指シフトをマスターしてなきゃ。それともインストラクター派遣?だれが金出す?

リアル世界の問題となると、理論的に考えるだけではすみません。あれやらこれやら、片づけなければならない問題が山積です。

教育の世界はかつては親指シフトユーザーが結構いたという話も聞いたことがあります。先生は文書を作ることが多く、そのために使いやすいものを選ぶことをしていたのだと思います。それが、学校全体でネットワークを構築し、全員がパソコンを使うようになると、学校全体で決まったものしか使えないようになってしまい、親指シフトはその過程でなくなってしまったのだと思います。

一度激減してしまったベースを取り戻すのは大変な努力が必要です。私が何かできる訳ではないですが、とりあえず教育業界向けのプレゼンでも作ってみたらどうかなと思います。

私は決して、

ガッコのセンセは頭が固くて保守的だ

ということはないと思っています。

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コメント

ぎっちょんさん

相変わらずパワフル全開ってとこですね。
「ガッコのセンセは頭が固くて保守的だ」
という認識は,目の前にそういう人が多いと
自然に実感してしまうのですよ。少なくとも
自分自身はそうなるまいと心がけていますがね(^_^;

ところで,年末の慌ただしい時期だというのに,
自宅のデスクトップが起動しないと息子が言いに
来て・・・見るとどうもHDDがダメみたい(T_T)
7年目の旧型だけど,買い換えるのはシャクなの
で,サブのHDDをメインにしてみようと・・・
ああ,これから年賀状印刷と思った矢先に。
明日の日曜は修理でつぶれそうですぅ。

投稿: ヒデボー | 2004/12/25 18:54

ヒデボーさん

パソコンの故障は災難ですね。お大事に(というのも変かな)。

教育現場に限らず、オフィスでもヒューマンインターフェースを画一的にしてしまうことがどれだけ無意味か、この意味が理解されない限りIT革命なんてインチキだと思っているんですけど。

ヒデボーさんのように頭の柔らかい人ばかりだったらいいんですけどね。でも、頭の固い人でも納得するような説明のし方を考えるのも親指シフトコミュニティーの仕事かもしれませんね。

投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2004/12/25 20:53

こんにちは。
トラックバックありがとうございました。
1985年にoasys lite kを購入してから、延々と親指シフトです・・・。今からローマ字入力はきついのですよね。
会社で支給されたパソコンは、セキュリティのために、
・管理者権限が無いとソフトがインストールできない
・ETHERの口以外は全部無効化されている
というものでしたが、実際はUSBポートがまだ生きていました。
親指ひゅんQは、インストールするタイプのソフトではないので、USBメモリからファイルを移動させて、起動させることで親指化できました。
インストールするタイプの親指化ソフトは難しいですね・・・。
↓こんなところにもニコラのことを書きました。
http://tekkamaki.com/blog/archives/2004/12/nicola.html

投稿: bunkasaba | 2004/12/25 21:56

bunkasabaさん、コメントありがとうございます。

親指シフトとセキュリティーは関係ない! と言ったって無駄なんでしょうけどね。

Japanistが入っていて、USBが生きていれば、専用キーボードをつないで快適に使えるんですけど、そう旨い話がいつもあるわけではなく・・・。

使いにくいユーザーインターフェースを押しつけることがどれだけ生産性を落としているか、実感してもらう必要がありますね。

投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2004/12/25 22:35

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