Re: iMacG5(@不二草紙 本日のおススメ)他2件
新しいiMac G5にWindows用のUSBキーボードをつないで親指シフト入力をしている人がいます。
http://fuji-san.txt-nifty.com/osusume/2004/10/imacg5.html
おととい書いたように、私は親指シフターなので、富士通の小型親指シフト専用キーボードをつなぎました。マウスはワコムのタブレット兼用のものを左側に。私は右手に筆記用具、左手にマウスです。
この方は、親指シフトを練習し始めて2日目にはタッチタイプができました。
http://fuji-san.txt-nifty.com/osusume/2004/10/nicola.html
私が初めて買ったワープロは富士通のオアシス(普通のJISキーボード)でした。しかし、1週間でローマ字入力という不思議な技の習得が不可能だと悟り、それを売っぱらって同型の親指シフトモデルを買ってしまいました。どうしても、日本語を一度頭の中でローマ字変換するという過程が許せなかったのです。さあそして、親指シフト入力はどうだったでしょう。うん!これだ!全然自然!ほぼ二日でブラインドタッチできるようになりました。
そして今、Windows用のキーボードをMacにつなげて親指シフト入力ができるようにしてくれた人たちに感謝しています。
私はMac使いですが、同じようにMacで親指シフトという方が結構いらっしゃるようで、ボランティアでいろいろなソフトを作ってくれています。今こうしてpismoで打てるのも、また、Windows用の富士通の親指シフト専用キーボードがMacで使えるのも、そういう方々のおかげです。感謝。感謝。
こうした親指シフトコミュニティーの力がある限り、親指シフトがなくなることはありません。
岡林秀明さんは、
城繁幸『内側から見た富士通 「成果主義」の崩壊』光文社
を読んで、OASYS関係の記述を引用し、またご自身の執筆環境についても述べておられます。
http://miruyomu.cocolog-nifty.com/blog/2004/10/post_5.html
筆者は富士通のワープロ・OASYSの発売以来の愛好者なので、富士通製品には愛着がある。 ワープロも何台買い換えたかわからないが、いまでも単行本のような長い文章を書くときはOASYS(70DP)のお世話になっている。こと入力という点では独特の「親指シフトキーボード」が抜群の威力を発揮するからだ(もっとも互換性の問題はある。筆者もOASYSで打って、テキストデータに変換、やはり富士通のDESKPOWER上で、ワードに変換し、メールで依頼先へ送るという、めんどくさいことをしている)。
さすがは文章のプロだけあって、気合を入れて仕事をする時の道具選びは妥協を許さないものだと思います。その上で、ちょっと付け加えさせていただくと、ご存じかもしれませんが、パソコンにおいても親指シフトは使用可能ですし、ワードに親指シフトで入力することも可能です。ワープロ専用機は、確かに文章入力に特化した作業では抜群の生産性を発揮します。ただ、パソコンを使い、ワープロソフトもワードや一太郎を使っても親指シフト入力の部分は変えないという選択もあることもお知らせしたかったのです。既にご存じで、その様にしない理由がありましたら失礼ご容赦下さい。
親指シフトを使いたい人は、OSが何であろうが(Windows,Mac,Linux,..)、ハードが何であろうが(ワープロ専用機、デスクトップ、ノートブック、携帯電話、...)関係なく使いたいということに、日本語入力における親指シフトのしぶとさと健全さがあるのだと思います。文章のプロで親指シフトを使っている人にはぜひ魅力を語ってほしいと願っています。私が書くよりずっと説得的な文章ができるはずだと信じているからです。
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