Re: おかえり、パソコンくん(@芳香と真優子のネットトレード)
ぷれこさんは、パソコンを修理に出している間に、親指シフトをやめてしまおうかと真剣に悩みました。
http://blog.livedoor.jp/precolove/archives/6726754.html
親指シフトじゃなければ、もっと安かったり、デザインのカッコいいパソコンが使える。 親指シフトのノートなんて、もう、富士通も作ってくれない。 今、使ってるのは、親指シフト専門店を標榜し、オフィス用ノートに親指シフトキーボードを組み込んでくれるお店を見つけて買ったのだ。
その通りです。ただ問題はノートパソコンの場合で、デスクトップの場合はキーボードだけ取り替えれば良いのだから(高いですけどね)、あんまり気にはなりません。ノートパソコンの場合は結構大変で、確かに専用のキーボードが付いているのを見つけるのが難しいのはぷれこさんが書いている通りです。細かなことをいうと、親指シフトキーボードの組み込みは、富士通の企業向けパソコンのオプションなので、「もう、富士通も作ってくれない。」と言うのは事実ではありません。
なお、標準のキーボードを使ってエミュレーションで親指シフトを実現する方法はたくさんの人がやっています。例えば、
http://homepage3.nifty.com/oyayubishift/sakusaku/2_1.htm
http://homepage1.nifty.com/cura/oya/nicola_at_note.html
等が参考になると思います。
すっかり慣れて、考えずに書ける親指シフトキーボードは、 ものかきとしてはそう簡単に変えられないのだよね、これが。そういうちょっとした違いが、書きものには大きく響く。
いつもと違うというだけで、書くときのダメージ大きいのだ。しかも、あんまり疲れない。
だから、やっぱり捨てるに捨てられない。
このあたりの表現はさすがに「ものかき」の方の感覚ですね。使う道具についてはどうしても自分の慣れた使いやすいものを選ぶ、ということに関してはあくまで頑固です。
その後、ワープロからパソコンになり、OSがウインドウズ全盛になり、親指シフトを標準として開発されたワープロソフト・オアシスの苦戦が続いている。 富士通自体、親指シフトは諦めたらしい。 量販店になんか置いてありもしない。
親指シフトの死亡宣告はまだ早いと思います。確かに量販店にはそうそうありませんが(そういえば昨日、有楽町のビックカメラに行ったらUSBコンパクト親指シフトキーボードがありました!)、ユーザーが頑張ればまだまだ続けていけます。親指シフトユーザーのいろいろな奮闘ぶりは、私のブログやサイトをご覧いただければと思います。なお、ワープロソフトのオアシスが苦戦していることは親指シフトとは別の問題としてとらえる必要があります。この理由は、
http://thumb-shift.txt-nifty.com/contents/2004/09/re_nagi.html
にも書いてありますが、ワープロソフトの選択は最終製品の形に影響しますが、入力方法の選択は最終製品の形に影響を及ぼさないので、自分の好きなものを選べば良いからです。
使い続けること、良さを人に伝えること、これが快適な作業環境を守るためにやらなければならないことです。
こんなブログからトラックバックが行くとは思っていなかったかもしれませんが、これも親指シフトを使うことの「職業上の危険」と思ってあきらめてください(笑)。
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コメント
トラックバックありがとうございました。
まだ、諦めなくていいんですね、親指シフト。
直ってきたパソコンは快調です。
ハード自体に問題があるのに、
親指シフトに責任転嫁してしまったことは反省しています。
こんなに親指シフト愛好家がいると知り、安心しました。
こういう「職業上の危険」なら大歓迎です♪
投稿: ぷれこ | 2004/09/18 11:10
ぷれこさん、コメントありがとうございます。
>直ってきたパソコンは快調です。
良かったですね。パソコンのハード、ソフトも仕事をする上での大事なインフラですからね。
>こういう「職業上の危険」なら大歓迎です♪
では、みんなに広げましょう!(って言って問題ないかな)
トラックバックが怖くなってみんなが「親指シフト」って書かなくなったりしたら逆効果~。
投稿: 杉田伸樹(ぎっちょん) | 2004/09/18 22:41